以前、味噌味のカップ麺対決を行いましたけど、今回はタンメン味のカップ麺を対戦形式で紹介していきましょう。
まずは、日清食品の「日清 濃くてうまいTANMEN」(左)。こちら、セブン&アイホールディングス限定で販売の商品で、主にセブンイレブン・イトーヨーカドーなどで買える商品になります。こちらをセブンイレブンでPB商品として販売している「野菜たくさんタンメン」(右)と食べ比べてみようかと。
今回は大きな違いが一つあります。左は日清食品が作っていますけれども、右はサンヨー食品が作っています。メーカーが違うので、大きく違ってきそうですね。
まずは、「野菜たくさんタンメン」から。
まず名前の通り野菜がたっぷり入っており、キャベツ・コーン・にんじん・きくらげが彩りを添えております。スープは若干甘めで、恐らく野菜から出ただしみたいなものの影響でしょう。塩味ゆえに甘みが引き立っているのでしょうね。麺に関しては細目ですがしゃきっとしたものになっています。ともすればシンプルでやや薄味ですが、タンメンをあまり美味しいものだと思うことが少なかった私には革新的な味でした。
そして、「日清 濃くてうまいTANMEN」。
こちらは麺もスープも全く違ったものに。麺に関してはガーリックの味わいがこれでもかと感じられ、スープもガーリックの味わいがガツンとやって来ます。タンメンのスープというよりもガーリックスープとも言える味になってますな。そこに合わさる具は、「野菜たっぷりタンメン」とは違い、薄っぺらく少量ながらも豚肉が入っています。これが味にアクセントとして機能しており、野菜の味を引き立ててくれます。なお、野菜はキャベツ・にんじん・きくらげだそうですが、キャベツメインだったかなと。
これは迷いますね。落ち着いた味という点なら、「野菜たっぷりタンメン」がオススメ。逆にエッジの利いた味という点なら、「濃くてうまいTANMEN」でしょう。野菜はどちらも多めですが、レタス1個分の食物繊維が採れるという点で、「野菜たっぷりタンメン」を推すことにしましょう。両方見掛けられる店なら、値段もそんなに高くない・量も多くはないので、両方買って食べて見てもいいかなと思います。