岐阜はアウェイ2連戦・・・いや天皇杯も含めれば、アウェイ3連戦になっています。
その初戦になった鹿児島ユナイテッドFCとの一戦は、3-2の逆転負け。しかも後味の悪い負け方をしているので、サポーターの不満も爆発していました。まぁ当然でしょうね。何せ今シーズン未だアウェイで勝ち無しですもの。この状況っていつ以来だろうなぁ・・・と思って調べたら、2019年以来だ。しかもその年は、J3に降格した年。何とも嫌な雰囲気を感じ取らずにはいられない。ちなみに、この年は第21節(7/6)まで勝ち無しとなっていました。10試合目か・・・。
リーグ戦の合間に行われた天皇杯2回戦は、湘南ベルマーレとレモンガススタジアムで戦い、2-0で敗戦。まぁ、残当(ニヤニヤ)。でも、この試合で結構試した部分もあるようで、その試した部分が、この試合に活かされたのかもしれません。本来ならターンオーバーに充てる試合なのに、天皇杯で出場した選手が何人かスタメン入りしているのは、そうなのでしょうね。
一方の長野は、アウェイでガイナーレ鳥取と戦い、2-0で敗戦。しゃあない、今年の鳥取はホームに滅法強いからね・・・。あとはアウェイで勝てれば、鳥取は怖い存在になってきますよ。ただ、長野はシュート数が少ないとのことなので、上手く守れば、そこを突破口にして行けば、ウチは勝てると思います。

毎度お馴染み、東口には長野の応援横断幕が付いておりました。試合のスケジュールとかも載ってて、絶対ここからシャトルバスが出るって思うじゃん。実際去年までは、ここからシャトルバスが出てたんだし・・・。

だからここから(以下略)。
いやはや、ここで西口だったなんてトラップに掛かるとは・・・。<オマエが、ちゃんと下調べしてないだけ。
結果ギリギリのところで、シャトルバスに乗るんですけど、去年までとは大きく違うところがいくつかありまして。
まず篠ノ井駅の西口に変わったこともさることながら、路線バスタイプから観光バスタイプに変わったんですね。着席保証が付いたのに無料になっています。これは驚くべき変化ですわ。
でも、大丈夫なの?去年長野はライセンス交付が条件付きだったはず。噂では財務関係と聞いたんですけど、こんな大盤振る舞いしていいのかしら・・・(汗)。


「レッゴール!俺たちのKENSEI」とすっかりチームの中に溶け込んでおりますな。

今年は、セランテス選手が正キーパーに就いているため、セカンドキーパーの位置に甘んじていますが、正キーパーを十分に任せられるのは、昨年・一昨年の活躍を見ていたらわかるかと思います。しかし、昨年ここでアキレス腱断裂の重傷を負い、今年の春までリハビリ生活を送っていたのです。あれから1年が過ぎ、ようやくここまで戻ってきました。

3バックになったことで守備が安定したのか、前のめりの攻撃が鋭くなり、前半早々に得点シーンがやって来ます。
前半2分、寺阪尚悟選手のクロスがペナルティエリアに飛び込むと、長野の選手と揉み合いになるものの、甲斐健太郎選手が何とか掻き出すようなパスで北龍磨選手に託します。受け取るとすぐに振り抜くものの、これまた長野の守備陣に跳ね返され、万事休す・・・と思ったら、体勢を立て直した甲斐選手の下に転がってきた。すかさずボールコントロールをしてからシュートを放つと、見事にゴールマウスの右隅に吸い込まれました。前線に上がったディフェンダーが攻撃に貢献するというアタッキングフットボールらしいところを見せて先制点となりました。
これで守り切れれば・・・と思ったけど、そうならないのが今のウチ。前半18分に長野の新加入したターレス選手を起点にした流れるような攻撃を食らい、同点に追い付かれます。
ただ、その前に長野は田中康介選手がウチのゴール前で接触プレーとなった際に足を負傷したようです。長野は、忽那喬司選手が右膝内側側副靱帯損傷という全治不明のケガをしているし、田中選手が接触して倒れたところから少し離れているけど、茂木選手もペナルティエリアでケガしている。何か呪われてるんじゃないかなと。あと、マジモンのケガにウチのコアサポは煽るんじゃない。甲斐選手もたしなめたくらいだから、相当のことだったんだぞ・・・。
ここで普段なら引き離せず、逆に相手に引き離される事態になるところだったんですけど、今回は違った。
前半34分、中央にいた粟飯原尚平選手がマークの薄かった外山凌選手にパスを回し、スペースの空いていた中央部にクロスを上げると、そばにいた佐々木快選手が駆け寄ってヘディングでポーンと打つと、長野のキーパーにとっては、また右側を狙われてしまう格好の失点劇になりました。佐々木選手のリーグ戦なら開幕戦だったFC大阪戦以来のラブ注入!久しぶりの逆転劇を演じたのです。
後半に入ってからは、長野はギアを一つ上げて攻勢を掛けてきますが、何とか堪えたのと長野のシュート精度がよろしくない部分もあったことで乗り切ることができました。そして、遂にタイムアップ!1-2と今シーズンアウェイでの初勝利を収めることに成功したのです。
ただ、前半6分の北選手のシュートや後半8(53)分の粟飯原選手のシュートが入ってくれれば、もう少し楽になったんだろうけど、北選手のはミドルシュートなので、入れる方が難しいし、粟飯原選手のは、相手キーパーのファインセーブがダメだった原因なので、これは相手を褒めるしかない。


実に2ヶ月ぶりの先発起用に応え、この日は控えだったドゥドゥ選手やこの先登場するであろうウィリアム・トギ選手をけん制できる一発となりました。先発起用された時に、ここで再起を図らんと思っていたのかもしれません。その思いが見事成就となりましたね。

これで岐阜は14位に浮上。この1勝を次のテゲバジャーロ宮崎戦に繋がるものとなってほしいです。まだ連勝をしていないので、上位にいる宮崎には苦戦すると思いますけど、今回行った3バックは機能していると思うので、このプレーに磨きを掛けて上位陣を蹴落としていきましょう。
次回はUスタジアムのスタメシなどの紹介です。

