2023年08月28日

【急降下だもの】シュタルフ、お前もか【そうなるわな】

サッカーJ3リーグのAC長野パルセイロは、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督を解任すると発表しました。


シュタルフ監督は、ドイツ生まれの方で、日本との二重国籍を持っている方でもあります。日本でもプレー経験を持った選手履歴の後、様々なチームのコーチ歴を経て、2019年にY.S.C.C.横浜の監督に就任就任3年目にチーム最高順位の8位(15チーム中)に押し上げる功績(1年目は18チーム中13位、2年目は同じく17位)を残しました。その翌年になる2022年に長野に引き抜かれ、8位(18チーム中)になり、今年が2年目だったんですね。
攻撃的ながらも守備はしっかりしており、引き出しも多い一方で、嫌らしい采配をする人という印象がありました。あとは口が悪い(爆)。いい意味でアツい監督ではあるものの、悪く言えば粗暴な面を持ち、試合中での問題発言や物議を放った発言で出場停止処分を食らったというのは、以前にも書いた通り。退任ではなく解任になったのも、その側面が出たのかなとも。


解任に至った理由は、成績不振で、これは思うところがあります。
今年の長野は、序盤に調子を落としたものの、総じて調子がよく、第7節に一度目の、第10節には二度目の首位に立ちました。この第10節というのは、松本山雅FCとの信州ダービーで、リーグ戦で初めて勝ったあの試合です。
しかし、ここから急降下。13位より上に上がることができず、上昇機運が見られないことで、解任に至ったのでしょう。ケガ人が多かったようで、満足な編成を組めなかったそうですけど、やり繰りの苦しいY.S.C.C.で8位になった経緯を思うに、それ以外の面で歯車が狂っていたのではないかなと。
後任監督は後日発表とのことですが、こちらも難航しているのでしょうね。もしくは、しかるべきタイミングで・・・と考えているのかしら。早くしないと次の試合が始まるので、ヘッドコーチから昇格の暫定監督になりかねないでしょう。


ところで、今季は監督交代が多いなぁ・・・と思ったら、昨季と同じなのね(汗)。それだけJ3も苛酷になっているのだなと。ウチも去年と2020年に味わっているので、まぁ嫌だわね。変わったところで昇格できるのなら、安い物ですよ。


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2023年08月20日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その12 残虐ショーは遅れて始まる

FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
先週のFC今治戦では、最終盤に1失点を招いたものの、前半に取った2点が利いて逃げ切った岐阜この勝利で6戦勝ち無しが止まり、世間が盆休みなのに夏休みが明けたのかなと思って見ておりました。その時にも述べましたけど、この長野戦を勝たないと、本当に夏休みが明けたのかを図れないので、どのような形でもいいので、連勝になってほしいと思ったのでした。


そんな長野市内は、かなり暑かった山間部でこの暑さなら、平野部の名古屋や岐阜とかはもっと暑く感じるだろうな・・・とキックオフ後のコンディションを心配するほどでしたが、その後思いもよらぬ事態になったのです。


SOG03_161406さて、マスコットのライオーがスタジアムを巡回しておりました。パトロールご苦労様です(ニヤニヤ)。



SOG03_165104来場時は、うだるような暑さだったのが、入場開始時になると一転、南東の山の方で稲光を見せており、雨柱もあったほどあの方向は、中信の上田や千曲の方だなぁ・・・と思って眺めていたら、スタジアム周辺も曇り出し、スタジアムに入って1時間後ほどで、この有様



SOG03_165139まるで滝のような雨。雷も鳴り出したので、キックオフの時間が午後6時から午後7時に変更となりました。皆えーとは言っていたものの、仕方ないわなぁ・・・。



SOG03_174034そんな中、柏木陽介選手がスタジアムに出てきた。よく見ると裸足じゃないか。芝生の感触を確かめるように出てきたのかしら。
いや、これはキックオフが近い証拠だ。午後7時から始まるのよね・・・。



SOG03_183508どっこい、またキックオフ延期のお知らせが下されるのであった(泣)。
もう晴れてるじゃん!晴れてるじゃん!<ウソ付け、まだ雨は酷かったぞ。雷は鳴ってなかったけどな。






SOG03_212743ということで、90分遅れの午後7時半からキックオフになったこの試合、かなり待たされて始まったこともあり、双方足取りが重く、動きも鈍かったように感じました。ウォームアップはちゃんとやっているんだけど、そう思えるのよね。しかし、この日の試合は、岐阜の選手達が次第に本来の動き、いや本来の動き以上のものを見せていたように思えました。湿気はあるものの暑さが薄まり、風が吹けば涼しささえ感じられるコンディションが、そうさせたのでしょうか。


それを印象付けたのが、先制点を挙げた前半25分。飲水タイム明けの茂木秀選手からのキックオフでした。大きく蹴られたボールは、相手陣地奥にいたンドカ・チャールス選手に飛び、ヘディングで繋ぐ。それを藤岡浩介選手が合わせた!落ちる前に右足ハイキックで蹴り込んだ球は、弧を描くように跳び、相手キーパーも反応に遅れるほど。これぞフォワードと言わしめる点は、何と4/1のFC琉球戦以来のものに。これまでいいシュートを放っても、相手に防がれてたり、ふかしたりして枠外に飛ばしたりというふうだったのが、この時は見事なものになっていました。これは昨年見せたチーム得点王の藤岡だ!

しかし喜びもつかの間、長野の三田尚希選手にまたしても得点を奪われ、同点に追い付かれます先月のホームの時もヤツが決めて、膠着状態に陥って引き分けに持ち込まれたんだっけ・・・。ウチも守っていたんだけど、遠藤元一選手の股を抜くシュートは、さすがにウチらにおみそれしましたと言わせたかったんだろうなぁ。ちょっと浮足立ってたウチのイレブンは反省すべきだなぁ。

ただ、この日は本当に違った。取られてもそのまま浮足立たず、冷静に処理した。上手く気持ちを切り替えられたんだろうな。
失点直後の前半32分、生地充慶選手からのセットプレーでした。チャールス・藤岡両選手で仕留められない中で、思わぬ伏兵が逆転弾を放ったのです。それが、先程の失点劇に絡んでいた遠藤選手汚名返上とも言える逆転弾が、今シーズン初ゴール、そしてデビューから4年間いた古巣への恩返し弾になりました。


後半になっても、岐阜の勢いが止まりません。

後半22(67)分には、チャールス選手が受け取った球を藤岡選手が繋いで運びながら、縦抜きで前方にいた村田透馬選手へパス村田選手は相手キーパーとのデュエルを落ち着いて処理し、浮かせたシュートでゴールマウス真っ正面に打ち込みました。アイツ、これだけお膳立てしてくれたのに、ふかさないだろうなぁとか一抹の心配を抱いていた私がバカでした(ニヤニヤ)。6/24の福島ユナイテッドFC戦以来の得点になりました。

後半33(78)分には、途中出場の柏木選手が放ったコーナーキックから生まれました。一度は相手選手に跳ね返されたものの、フォローに入った宇賀神友弥選手が鋭いシュートで応戦。再び相手キーパーに阻まれますが、運よく近くに転がってきた球を藤岡選手が見逃さず、ガラ空きのゴールマウス右隅に叩き込む!これは昨年(以下略)。なかなか出なかった次の得点が、何と90分の試合内に出るというふうになってくれました。眠れる獅子がやっと覚醒してくれました。長野の横断幕に、「獅子よ、千尋の谷を駆け上がれ」とありますが、「獅子よ、千尋の谷に叩き落せ」となりましたな。

そして最後は、藤岡選手から交代した山内寛史選手が見せてくれました。後半38(83)分、これまた途中交代の三國ステヴィアエブス選手がクリアした球を同じく田口裕也選手が受け止め流し、村田選手が一気にペナルティエリア前まで持ち込みます。すると村田選手は、敵がいなかった右隅にパスを回し、そこにいた山内寛史選手がもらったすぐに一閃!相手キーパーも反応するのに精一杯なように見えた弾丸のような一閃は、見事にゴールマウス左隅に突き刺さってくれました。昨年は21試合出場しながらも今年はくすぶっていた山内寛史選手の今年のリーグ初得点となりました。天皇杯で活躍していただけに、この1点がスタメンやサブで生き残れるものになったことは間違いないでしょう。


そして、このままタイムアップ。久しぶりに♪アイーダの流れる中で、1-5の完勝となりました。
まぁ、長野は3点目を取られたあたりから、かなり戦意が喪失していたようにも思い、見るに堪えない状況だったものなぁ・・・。シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督も結構堪えたのではないのでしょうか。ホントに長野は信州ダービーで松本山雅FCを下して首位に立ったのがピークになってしまったのね(汗)。



SOG03_213146MOMは逆転弾の遠藤選手なんでしょうけど、個人的には眠れる獅子が目覚めてほしいと思って、今日2得点の藤岡選手にMOMをば。



そして今日行われたFC大阪×奈良クラブの試合で奈良が勝ったことにより、岐阜は4位を確定させました。さらに昨日行われた福島×カターレ富山の試合で富山が負けたことにより、2位との差を6に縮めました


次の試合はホームでガイナーレ鳥取になります。やっと夏休みが終わったと確信できるどころか、出来過ぎじゃないのかと思える試合になり、反動も心配ですけど、天皇杯予選以来の残虐ショーが見られただけでもよしとしましょうここで勝っても差を詰めることができるだけで、上位に上がれるわけではないですけど、詰めておくことも大事です。そうすることでさらに上に上がれるのですから、この先も一戦一戦を大事にして、確実に1勝をもぎ取れるように挑んで下さい夏前に2ヶ月負け無しの実績があるんです。やれないことはない。


あ、たくさん得点シーンが見られてお腹いっぱいなので、スタメシの話は次回に回します(ギャハ)。


残り試合15。J2昇格への勝ち点差は6。


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Posted by alexey_calvanov at 21:13Comments(0)

2023年07月23日

FC岐阜観戦記2023 第8節 毎年恒例、このまま後半戦に突入することに不安しかない

SOG03_180227FC岐阜、昨日はAC長野パルセイロとの一戦を迎えました。
写真は長野のサポーター達。バスツアーまで組まれたとのことなので、思っていた以上に多かったのかも。ただ、さすがに同じ長野県にある松本山雅FCに比べると見劣りはする
ただし、それは写真での話。実際にいた者として、ヤツらの声量は半端なかった。これでホームになるととんでもなく響くのだから、怖い怖い・・・。

長野は14位と低迷しています。信州ダービーを制した後は、そこで気が抜けたのかすこぶる悪く、2分6敗という惨憺たるものに。このままだとシュタルフ悠紀リヒャルト監督のクビが飛びかねない勢いですけど、まだまだ団子レースなことと信州ダービーを制したことでクビが(かろうじて)繋がっているのかなと。これぞまさに首の皮一枚。<もう斬首されとるやん!
・・・そんなこともあって、お気持ち弾幕が出ておりました「俺達は声を届け続ける。漢達よ、どんな時も立ち向かえ!」という文言を考えるに、長野のサポーターもかなり追い込まれている感じですな。



SOG03_164523そんな試合前の雰囲気とは裏腹に、かさなるステージでは松本拓也選手(左から2番目)と浮田健誠選手(同じく3番目)のお笑いコント・・・じゃなかったトークライブが行われていました。<トークショー!
ホント、センターマイクがあれば、ネタの一つでも振ってくれるんじゃないかという松本拓也選手のしゃべりの上手さに脱帽でした。もしかしたら、ナンチャンの後釜狙ってる・・・ということは、吉本興業でセカンドキャリアを迎えるのか(ニヤニヤ)?






SOG03_195832試合はと言いますと、正直長野の方が気合もテクニックも上でした。信州ダービーの時に見せたほどではないにせよ、激しいプレーを散見させておりました。時に粗っぽい長野のプレーですけど、それに霞んでいるのがテクニックボール捌きやボール回しは結構巧みで、ウチも苦戦していました。

で、ウチは状況打破を考えて、かなりスタメンをいじくりました柏木陽介選手をフォワードに引っ張り出し、柏木選手のいたところに北龍磨選手を据えました。個人的には開幕前に思っていたミッドフィルダーになっていましたね。そして左ウィングには横山智也選手が今季初スタメンになりました。いつ上がってもおかしくない選手だったのに、前半戦終盤でやっと出てきた・・・。満を持しての登場になったのかなと。
そんないじくりを行ったにもかかわらず、肝心の柏木選手は前半では機能しなかった印象後半になってやっと機能し始めたかな・・・と思った頃に交代だっただけに、それなら最初からミッドフィルダーでもと思ってしまいました。それか控えに入れて後半出すとか(ただ、これだと機能しない時が危険になる)。北選手も頑張っていたんですけど、まだ空回りしているかな。天皇杯の方がいいという現実を反省材料にしてほしいです。

何でこんな厳し目の言い方をしているのかというと、試合の内容が悪い
残り時間の少なくなった後半37(82)分、敵がペナルティエリアで回していた時、キーパーが取ろうとしていたところに藤岡浩介選手が仕掛けて、キーパーが翻弄されたところに、詰め寄っていた窪田稜選手が冷静に流し込んで先制・・・したまではよかった。その後すぐに相手のサイド攻撃に翻弄されて失点。あれだけしっかり人を配置して敵がミスしていたはずなのに、それを決められてしまうのは、昨年もあったような・・・。相手がミスしていない時もそうだった。ちょっと酷いなぁ・・・。最後まできちんと畳み終えないと。90分戦う意識はあったと思っているので、ほんの一瞬の気の緩み何だろうと思っています。
いずれにしても、決定力の無さも一因になっているんじゃないかなと。前半に決め損ねたシーンがいくつかありました。長野の守備はそれなりに硬いので、難しいのもわかります。ただ、蒸かすくらいなら枠内に入れるよう心掛けてほしい。そうじゃないと非常にもったいないと思うんですよ。


結果は1-1の引き分けに。長野は更なる窮地に追い込まれたとはいえ、勝ち点を拾った格好になり、勢いが付く。逆に岐阜は勝てた試合を落としたので、勢いがまた落ちることになるでしょう。



これに伴っての順位は、以下の通り。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差で、大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。この時間のアップになったのは、日曜ナイトマッチが2試合あったためですわ(汗)。


01位 愛 媛(38)+5
02位 富 山(36)+10
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 鹿児島(31)+7
04位 沼 津(30)+4
05位 今 治(29)+6
06位 松 本(28)+7
07位 大 阪(28)+2
08位 奈 良(27)+9
09位 岐 阜(27)+4
10位 八 戸(26)+1
11位 盛 岡(25)+2
12位 宮 崎(25) -3
13位 鳥 取(24) -1
14位 琉 球(24) -6
15位 長 野(23) -4
16位 讃 岐(23) -13
17位 横 浜(22) -5
18位 福 島(19) -10
=== 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 北九州(16) -7
=== 自 動 降 格 ラ イ ン ===
20位 相模原(14) -8


愛媛FC・カターレ富山・鹿児島ユナイテッドFCが昇格レースの本命になりそう。
怖いのがアスルクラロ沼津とFC今治で、前者は中山雅史監督の戦術が浸透してきていると思われる点、後者は負け無しで突き進んでいる、5・6月の時のウチと同じ状況になっている点でしょうか。ここが台風の目になるでしょう。
同様にFC大阪と奈良クラブが新規参入組の中で健闘しています。毎度おなじみの光景になっているのかもしれないですが、この流れは続くと怖いぞ・・・。

まだまだ団子レースの中で、徐々に差が付いているのが下位3チーム福島ユナイテッドFC・ギラヴァンツ北九州・SC相模原がJFLへの降格(つまりJ退会)およびJFLとの入れ替え戦レースの本命になりつつあります。この3チームが何でこんなふうになっているのかが、いまだにわかりません。歯車が噛み合わないってホントに怖い・・・。

ウチに関して言えば、決定力の無さと守備のほころびが生まれ始めていないかという点に加え、毎年恒例の夏の乗り越え方が下手というところも絡んで、正直心配です。6月の優秀監督として上野優作監督が選ばれたそうですけど、ここが本当の意味での優秀さを発揮する時だと思います。岐阜の暑さを舐めないで下さい。そのあたりは、去年からいるスタッフやフロントが正確な情報を与えて下さい。

あとは、現存戦力で戦い抜くのか補強を施すのかを決断する時が来ていると思います。
現存戦力で戦うのなら、スタメンの入れ替えは必至。個人的には、ベテランを後半で出す方向がいいのかなと思います。柏木選手の代わりが北選手、庄司悦大選手の代わりが川上竜選手、田中順也選手の代わりが横山選手かと思っています。唯一代わりがいないと思えるのが、宇賀神友弥選手なんですけど、もしかしたら三國スティビアエブス選手や羽田一平選手かなと思っています。それくらい思い切った手を打ってもいいんじゃないかなぁ(ベストメンバー規定に引っ掛からないなら)。
補強なら、間違いなく決定力のあるフォワードを取って下さい。くすぶっている選手でいいので、過去の成績で得点を取っている選手を獲得してほしいです。


4試合勝ちが無い岐阜が迎える後半戦最初の相手は、Y.S.C.C.。大型連休の試合に手痛い敗戦を食らい、居残りするきっかけになった相手です。しかし、これがきっかけで快進撃に繋がったのですから、今度は勝って後半戦への勢い付けにしたいものです。


残り試合19。J2昇格への勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)

2023年05月30日

【2023】J3とJFLの順位を見てみよう【入れ替え】

丁度J3は全日程(全38試合)の1/4ほど、JFLは同じく(全28試合)1/3が過ぎました。一度、順位を見てみましょう。とはいっても、どちらも団子レースなので、順位を書き出すとエライことになりますから、かいつまんで・・・(括弧書きのプラス・マイナスは、得失点差)


まずJ3の上位陣は、トップが鹿児島ユナイテッドFCで勝ち点21(+7)、2位がAC長野パルセイロで同じく20(+7)、3位がカターレ富山で同じく20(+6)になっています。
昇格本命とされていた松本山雅FCは9位で勝ち点15(+1)と不振にあえいでいます。直近5試合でわずか1勝しかしておらず、やはり信州ダービーの敗戦が響いているのかなと。いわてグルージャ盛岡も11位で勝ち点14(+2)と振るわず、苦戦しているようです。

一方で、残留争いは現状3チームが目立つ格好になり、18位がFC琉球で勝ち点11(-5)、19位がSC相模原で同じく9(-3)、最下位がギラヴァンツ北九州で同じく6(-7)となっています。
琉球に関しては、監督交代が施されたものの、まだ上昇のきっかけを掴めない状況ですが、上位との勝ち点は1なので、一つ勝てば上向きになる可能性は十分あります。むしろ一つ勝っても上向けないのが相模原と北九州で、共に新監督を迎えたチームでもあります。
相模原に関しては、監督経験が乏しく(アマチュア(大学)チームの監督を1年務めたのみ)、コーチ陣もヘッドコーチ以外は恐らく実戦をまだ積んでいないのかなと思えるので、暗中模索といった感じでしょうか。
北九州に関しては、百戦錬磨の田坂和昭監督・北九州でコーチ経験もある長島裕明ヘッドコーチが勤めてるにもかかわらず、直近5試合1分4敗と惨憺(さんたん)たる成績。どうしてもうなった・・・。もしや、レトルトカレーの呪い(汗)?それとも、船頭多くして船山に上るなのか。もしかすると監督交代があるかもしれないなぁ・・・。
とりあえず、最下位のみが強制入れ替え、19位が入れ替え戦を行う格好になる(JFLのチーム1位・2位が参入資格を有する場合)ので、とにかく最下位にならないように戦い抜くしかないのよね・・・。


JFLに関しても団子レースとなっており、1位がレイラック滋賀(旧MIOびわこ滋賀)で勝ち点17(+6)、2位がソニー仙台FCで勝ち点15(+3)となっています。現状共にJリーグライセンスを所有していませんが、ソニー仙台は企業チームなので、Jリーグ参入の可能性は無いでしょう。問題は滋賀で、10年以上前から百年構想クラブへの申請を行い、受理されていない状況が続いています。今年チーム名を変えたので、改めてライセンス申請を行うことになるのでしょうけど、今年国体が行われるということで新規に作られた平和堂HATOスタジアムで申請することになると思います。このスタジアムはJリーグのライセンスを取得できる条件を満たしているとされるので、残り財務状況や観客動員などで問題無ければ、一気にJリーグ参入となるでしょう。
なお、J3ライセンス取得チームの状況はというと、ラインメール青森が3位で勝ち点14(+3)、ヴェルスパ大分が4位で勝ち点14(-1)、高知ユナイテッドSCが7位で勝ち点12(+3)、ヴィアティン三重が12位で勝ち点10(+5)となっています。

一方の残留争いは、13位がFCマルヤス岡崎で勝ち点9(-4)、14位が沖縄SVで勝ち点7(-6)、最下位がブリオベッカ浦安で勝ち点3(-9)となっています。先述の通り団子レースなので、まだ何とも言えないのですが、浦安だけ危機的状況になっているのはJ3と同じかも。岡崎と沖縄はまだ踏ん張れる状況かなと思いますね。引きずられないことを祈るのみです。なお、こちらは基本的には最下位は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦に進みます(状況により変わる場合アリ)


まだ半分も試合が進んでいないので、大きく変わる可能性も十分あります。とにかく今はひとつでも多く勝ち点を積み上げる時期だと思いますけど、早く膿を出さないといけないチームは、素早い処置が必要となってくるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2023年05月16日

信州ダービーで食べたメシ・買った土産

ここでは、先日行ってきた信州ダービーで出されたスタメシと土産代わりに買ってきたものを紹介します。


SOG03_154343こちらは、橙園の「五目かた焼きそば」。ラーメン皿のような深皿にたっぷりの堅麺が入っておりました。



その堅麺ですが、結構なパリパリ具合・・・いやバリバリと言ってもいいくらいの堅さ(苦笑)。歯応えがいいのは、悪いことじゃないからね。あんに関しては、まぁまぁの固さ。野菜の甘味があんに移って、堅い麺との香ばしい味わいにもバッチリとした相性に。なお、野菜は白菜・たけのこ・枝豆・にんじん、その他は肉・うずらの卵・えびが入っておりました。結構多いなぁ。


SOG03_154348こちらも橙園から「からあげ」です。
「五目かた焼きそば」のトッピングにもなっていたのですが、美味しそうだったので、6個入り1パックのを買った。



味に関しては、読み通りでした。ジューシーな肉汁あふれる鶏肉にコショウなどのスパイスが混ざった調味料の風味がたまりませんなぁ。雨の中行ってきたかいがあったわい。


SOG03_202213そしてこちらは、お土産代わりに買ってきた「パルカレー」「菌活で勝つ! パルカレー」なのかも・・・。信州ダービーの目玉商品の一つになっており、たくさん買うと選手のサインがもらえたらしい。
ホクトが監修・・・ということは、中身は「パルセイロ菌勝つカレー」だな(ニヤニヤ)。だって、エリンギたっぷり(エリンギは1本分らしい)だから。



ということで、味はその時のものを。ただ、相変わらずエリンギたっぷりで、まるで肉のような食べ応えは変わってなかったわ。きのこ臭さも全く感じられなかったし。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年05月15日

日本で一番アツいダービーを見てきた

SOG03_151617先日、長野県長野市にある長野Uスタジアムで開催された信州ダービー、AC長野パルセイロ×松本山雅FCの試合を見に行ってきました
日本で一番アツいダービーマッチ。単純に県内の対決では済まされない様々な感情がぶつかり合う、これぞダービーという試合が見られると思い、今回見に行ってきたのです。この節(J3第10節)は、SC相模原×Y.S.C.C.横浜の神奈川ダービーやFC今治×愛媛FCの伊予決戦といった県内のダービーマッチがありましたけど、熱量・地域感情・歴史の面の全てで凌駕していたと思います。詳細をここでは語りませんけど、信州ダービーのすごさは、地域リーグ時代の試合を収めた映画「クラシコ」を見て頂ければと。



SOG03_120936この日は、普段より1時間早く開場(先行入場14時、一般入場15時)だったので、キックオフが18時だったにもかかわらず、朝早くに名古屋を出発し、12時の一番に出るシャトルバスに間に合うようにやって来たのです。

で、今回来たバスは、長野県ではお馴染みのアルピコバス。川中島バスというアルピコグループの会社が運営しているヤツです。



SOG03_121003今回シャトルバスが着いたのは、長野オリンピックスタジアムの真裏。丁度電光掲示板のあるあたりです。赤印の付いているあたりですね。そこから長野オリンピックスタジアムのへりを回るかのように会場の入口に向かったのです。
ちなみにアウェイ側は、ほぼまっすぐ進み、Uスタの角に直行といったふうですか。



SOG03_121601会場の入口に着くと、既に長蛇の列。そして、長野の文字と長野のエンブレムの入ったビッグフラッグが・・・。



着いた時には、曇り空だったのが、待っている間に小雨パラパラと傘の出番となってからの止むの繰り返しになっておりました。天気予報は本降りの雨と予想していただけに、これは外れてよかったとも。いや、これは信州の地域感情で止ませた雨か(汗)!


SOG03_153426こちらは、長野のバス待ちの様子チームチャントの大合唱が、時折小雨が降る曇り空の中で大きく響いていました



SOG03_171753ピッチウォームアップ前の写真。既に松本山雅の席はほぼ全て埋まり、総決起集会が開かれるなどボルテージが最高潮でした。
この前には、女子U-15のサッカーによる信州ダービーが行われ、松本山雅U-15が2-0で勝利♪アルプス一万尺がUスタに響きました。




今回は長野側の動画でハイライトにします。長野のホームだからという点とDAZNハイライトに準拠したものになっており、わかりやすいので。



SOG03_193325この日の試合は、雨が降る予報だったにもかかわらず、12458人が来場。先述の通り、松本山雅側の席はほぼ埋まり(アナウンス上では完売)、メインアウェイ席もほぼ埋まっていました。一方で長野側の席は若干の空席が。ゆえに約2500席が埋まらなかったのは長野側ということになります。それでもJ3の観客動員としては異常ですし、ほぼ満員なのですから、いかに信州ダービーがすごいものなのかわかって頂けたらと。



SOG03_184648試合は、長野が優勢に動いていました。これは無理だろうと思っていた通らないはずのパスが通ったり、追い付けないと思っていたのが追い付いていたり、激しいぶつかり合いやスピーディーさも見受けられる、アツい試合になりました。これがJ3の試合なのかと疑問符が付くほど激しいものになっていました。

実は、敵情視察も兼ねていたのですが、これを試合でやられたら確実に負けると思いました。よう松本山雅に引き分けられたなぁと思ったのと同時に、あの日見せていた試合スタイルが正解だったんだと言ってやりたくもなりました。
写真は前半43分、長野のコーナーキック。キッカーは宮坂政樹選手ですね。



SOG03_193129こちらは、後半松本山雅のコーナーキック。キッカーは菊井悠介選手ですね。



SOG03_193142終盤の松本山雅の猛攻シーン。



SOG03_200243試合のイニシアチブを握っていたのは長野で、前半からバーを叩くシュートを放つなど積極的に攻めていました
前半32分には、ショートコーナーから一旦ペナルティエリア前まで引いた後、大きくクロスを上げ、その球を秋山拓也選手が頭で合わせ、先制点を挙げました。



SOG03_195816膠着状態が続いた後、後半44(79)分には、松本の猛攻を受けながらもかわした長野の選手がペナルティエリア前まで持って行き、そこからペナルティエリア内ゴールラインギリギリのところに蹴り込んで、回ってきた選手がゴールマウス正面に蹴り、飛んできたボールを山本大貴選手が合わせてズドン!ビクトル選手も取れないほどの勢いあるシュートを決めて、長野の勝利は確信できると思っていました。
ところが、後半45+3(90+3)分にビクトル選手の蹴り込んだ球が長野のキーパーが処理しきれず、こぼれてしまった球を小松蓮選手が押し込んで意地の1点を入れられてしました。うーん、もったいない。
それでも、2-1で長野の勝利長野はリーグ戦(Jリーグ)で初めて勝利したのです。



SOG03_200022試合後の一コマ。松本山雅が敗戦後円陣を組んで反省会を開いていた直後ですね。これからアウェイのゴール裏に向かうところです。
この後、アウェイゴール裏からは怒号のようなブーイングが飛び、コアサポの面々が何か選手達に苦言を呈していたようにも見えました歓喜に沸く長野のサポーターとは真逆の姿を見せていましたね。



この試合により、長野が暫定首位に立ち、翌日行われたカターレ富山×福島ユナイテッドFCの試合で富山が勝ったものの、得失点差で及ばなかったため、長野が首位をキープすることになりました。

天皇杯長野県予選決勝と今回のリーグ戦で敗れた松本山雅にとっては、相当ショッキングな出来事になるでしょう。

試合内容は長野の方が上で、最終盤以外は長野は緊張の糸を切っていなかった。一方で松本山雅は要所で決めきれないのと最終盤まで長野の堅守を破れず苦悩していました。
そしてリーグ戦では単なる1敗になったとはいえ、天皇杯も含めると2連敗となり、長野に勝ち越されてしまったのです。もしホームで再び長野に勝たれると、シーズンダブルもさることながら、2023年の信州ダービー3連敗と屈辱的な結果が待っていることになります。
松本山雅は長野から足りないものを奪うくらいに現状を分析して、次の試合以降に繋げてほしいものです。一方で長野は、現状の策が上手くいっているので、これをブラッシュアップしながら、かつさらにアップデートを重ねていけば、念願のJ2昇格も夢ではないと思います。


次の信州ダービーは、10/15にサンプロアルウィンで開催されます。死力を尽くして松本山雅は向かってくるでしょう。長野は好調をこの時期までキープできるか。もしキープできていれば、J2昇格劇を見られるかもしれませんね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年05月13日

歴史の証人になったような試合

長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ×松本山雅FCの信州ダービーは、2-1で長野が勝ちました。双方がJリーグで戦うようになってからで見ると、長野は初めて松本山雅に勝ちました。


言葉で言い表すのが難しいのですけど、これぞダービーマッチというものになっていました。特に長野は、ダービーマッチを意識していたのと天皇杯長野県予選で松本山雅に(PKながらも)勝ったのは偶然では無かったということでしょう。
あと思ったのは、一つ一つのプレーの質が高いこれ通らないんじゃないのというボールが通ったり、これは追い付けないだろうというボールに追い付いて繋いだりとワンプレーに賭けるという意気込みが双方に見えました。少なくとも、今のFC岐阜にはなかなか見られないものが多かったし、それらがわかったことだけでも収穫になったのかな。


明日のカマタマーレ讃岐戦で、岐阜の選手達は大勝した先日の試合から、何を得て何をすべきかわかった上で試合に臨めるのでしょうか。それが楽しみでもあり不安でもあります。今日の信州ダービーのように、ワンプレーに魂を力を、とにかく思いの丈を込めてほしいものです。何かが込もれば、試合はいい方向に動くでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 20:29Comments(0)

なぜか信濃路

今日が何の日かわかれば、自ずとわかるはずだ(ニヤニヤ)。
そう、今日は信州ダービーの前半戦、AC長野パルセイロ×松本山雅FCの試合があるのだ。恐らく日本で一番アツいダービーマッチ、見ておくべきだと思い、夕方(18時)キックオフなのにもかかわらず、今この時刻にいるわけです。だって無茶苦茶お客が来ると思うし、天気も悪い屋根のあるスタジアムとはいえ、ずぶ濡れは勘弁・・・ということもあり、よい席はお早めにとも言うでしょ?だから早く来たんだよ。


これからシャトルバスに乗って南長野運動公園に向かうのですが、降ろされるのはオリンピックスタジアムのバックスタンドあたり。Uスタまでの道は遠い・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 12:03Comments(0)

2022年09月11日

FC岐阜観戦記2022 第11節 ルール無用(?)のハードワークの末に

FC岐阜、昨日はAC長野パルセイロとの一戦になりました。
正直J2への昇格はかなり厳しい状況で、順位を上げるのが精一杯何とか前節ホームのY.S.C.C.横浜戦で勝ち、このまま勢いに乗りたいな・・・と思っておりますが、長野は曲者ですからね。
長野は、よく言えばハードワーカー、悪く言えば少々荒っぽいプレーが散発している印象です。元々そうだったというのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督になってから一層そうなったとも。
ともあれ、1つでも多く勝って、1つでも順位を上げる。これが今の岐阜に課せられたミッションだと思って戦ってほしいです。昇格は今は考えても無駄ですし、九分九厘無理そうだというのはわかっているので(泣)。


この日は、色々と都合があって試合開始1時間前にやっと着いた。スタメシも面白いのがいくつかあったけど、もうそんなの頂く余裕もなく、雪崩を打つように試合を見ていたのでした(泣)。


SOG03_190041ただ、長野のサポーターには、3年ぶりの声出し声援になったようです。かなり気合が入っていたようにも見えましたし、アウェイの客の中では多い方だと思うんですよね。まぁ、今年J3にやって来た松本山雅FCの多さが異常なのであって、本来長野くらいのレベルだと多いんだよねと思うの(ニヤニヤ)。以上蛇足(爆)。



SOG03_204017試合は中秋の名月が見守る中で行われました。ここ数試合は雷雨だったり、雷鳴轟く中で終盤になって雨がザザ降りとかの酷い有様だったので、暑いことは暑いけど、比較的いいコンディションだったとも。

内容は、見た感じだと岐阜の方が押していたふうに見えたんですよね。長野も時間帯によっては岐阜の守備を脅かすシーンがあったんですけど、ミドルレンジで正確性が無くて助かったり、桐畑和繁選手のセーブで何とか抑えたというふうでした。
一方で岐阜に点が入らなかったのは、ひとえに正確性の欠如かなと。あとは押し込むとかのもうワンプッシュだとも。

なお、写真は後半から出場した吉濱遼平選手のコーナーキックのシーン後半35(80)分くらいだと思う。ワイの技術力とXPERIA様のフォローで、何とかここまでのクオリティが出せた(ニヤニヤ)。



SOG03_205609試合は終盤に大きく動きます。


後半38(83)分に行われた長野のフリーキックで、岐阜の守備陣の中に飛び込んだのが、途中加入の乾大知選手。昨年移籍元の松本山雅と期限付き移籍先の栃木SC双方で契約満了になり、今年は無所属だった選手が貴重な1点をもたらし、長野は勝ったといわんがばかりに大盛り上がりになっていました。
終盤まで双方ゼロだったら、♪Boys Greenのチャントだろうと思っていたのですが、この事態になったらば確実に来るだろうと思ったら、やっぱり来た(爆)。そしたら、その勢いに乗せられるかのように、もしくは長野の焦りを招いたのか、大きなドラマが待っていました

アディショナルタイムに入る直前、長野の守備をかいくぐるように庄司悦大選手が前進し、吉濱選手に回すと、長野の守備の隙を突いてシュートを放つものの、ディフェンダーに阻まれた・・・と思ったら、それがどうもハンドリングエリアに当たったらしくPKになりました
キッカーは途中出場の藤岡浩介選手。最近調子を落としていたように思えたので、スタメン落ちも仕方ないかなと思いながら、彼が決めてくれると信じて念じておりました。
結果は右隅にきれいに決まり、岐阜が何とか追い付いて、その後も双方決め手なく試合終了となりました。結果的にはドローですけど、先述の通り岐阜の方が押していたと思いますし、シュートの正確性があれば、2-0なり3-0なりの試合に持ち込めたと思えるものでした。



ただ、これで藤岡選手は念願の2ケタ得点テゲバジャーロ宮崎時代にも2ケタ得点を挙げていますが、今回はまだ試合数を残しての2ケタ得点難波宏明アンバサダーが述べていましたけど、2ケタに乗せたら勢いが付くとのことなので、もどかしい時期をPKでの得点で迎えさせてしまったことには申し訳なさを感じます。それでも2ケタに乗せたことでプレッシャーから解放されたのなら、本人にとっても安心して試合に臨めるのではとも思っています。あとは大暴れして得点王になってくれ!


この後岐阜は、先日雷雨中止になった藤枝MYFCとの一戦が控えています。0-1という不利な状況ですけど、勝ち点3という『忘れ物』を取りに行くためにも絶対にマイナスからのスタートを跳ね返さないといけません
その後は、2試合連続でアウェイになります。9/17のヴァンラーレ八戸戦と9/25のいわきFC戦です。
そうなると、藤枝戦を除けば、次にホームの試合は10月になるんですね・・・。もうクライマックスに差し掛かろうとしてるJ3。一体どこが抜け出し、昇格を果たすのでしょうか。外野になったワイらは、ニヤニヤしながら眺めていますか(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)

2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年05月30日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その6 このアツさは信州ダービーの余韻から来たものか

SOG03_101505FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
横山雄次監督に変わってから天皇杯も含め未だ負け無しで長野に挑むこととなりました。長野は横山監督にとっては昨年まで監督を務めた思い出のチームになります。一方で長野は先々週の天皇杯県予選決勝とリーグ戦で松本山雅FCとの信州ダービーを争い、前者が惜敗、後者が引き分けで終わりました。特にホームで松本山雅を迎えた試合で引き分けに終わったのは、ちょっと痛かったかなとも。逆に言えば、J2に上がるためには、松本山雅をひねり潰せるほどの実力がないとダメだということもわかったのではないのでしょうか。

なお、この日のUスタジアムにはデカいユニフォーム型の弾幕が。いかにも北信を強調したものになっておりますなぁ。



SOG03_113500では、横山さんに変わって監督を務めているのは誰なのかというと、シュタルフ・悠紀・リヒャルトさん。ドイツと日本の二重国籍を持っており、昨年までY.S.C.C.横浜の監督を務めておりました。
超攻撃的なプレースタイルを発揮するものの、堅実な守備もでき、戦力が乏しくとも上手く切り盛りすることでY.S.C.C.を8位まで押し上げた実績を引っ下げて長野の監督に招へいされたのです。
ただ、いい意味でアツい監督ではあるものの、悪く言えば粗暴な面を持ち、試合中での問題発言や物議を放った発言で出場停止処分を食らったことも。
なお、信州ダービーの時に審判団に「テレビ見ろよ」と言ったそうで。そんなこと言うもんだから、長野朝日放送がテレビ中継組んでくれたじゃないのよ(ニヤニヤ)。同じ日には長野放送で松本山雅×FC今治が組まれていたそうで、試合時間もずれていたことから、はしご観戦もできたようです。



SOG03_122648ここにやって来たら、まずはデリクックちくまの「ウインナー盛り」にケチャドバの儀を執り行わないと(ニヤニヤ)。<それやったって勝てるわけじゃないんだから。



SOG03_124000次にやって来たのは、酒膳処おお井で「おお井流信州もつ煮」を買ってきた
なお七味唐辛子を掛けようと思ったら、ケチャドバならぬ七味唐辛子ドバ・・・(汗)。



もつ煮の汁は信州みそを使っているのでしょうけど、甘味のあるコク深い味わいもつや野菜は臭みや硬さはなく、3日間じっくり煮込まれているだけのことはあるなと。


SOG03_124512さらに、なからでは「スタスパ」なるものをチョイス。何でも夏場になると「信州きのこそば」が売れなくなるそうで、その対策として売りに出されたとのこと。
確かに、あのそばは夏でも熱いのしかなかったなぁ。この日の最高気温が30°Cの真夏日を記録しただけに、なおさら。

ナポリタンとカレーとある中で、カレーを今回はチョイス。ナポリタンも悪くなかったんだけどねぇ・・・。来ね<行かないぞ!もう行かないぞ!



カレーの味はするんだけど、少々水っぽいかなと思ったのは、パスタのせいではないはずだ。それにしても、あのカレーの味って、まさかのボ●カレー(苦笑)?


SOG03_145953同じなからで、ハーフタイムの時に「ベーコン串」も買ってきた。
結構デカい(長さ20cm、厚さ1cm)。重みもあるのでプラ皿が供されるのですけど、捨てる手間もと思っていらないと言ったら、(串が)折れるよと店の人に言われた



ベーコンがジューシーやねぇ・・・。それでいてしっかり食べ応えもあっていいね。少々塩気があるのは、酒のつまみ用で供されているからか。


SOG03_155515試合に関しては、ほぼ一進一退の攻防戦長野は松本山雅と戦っているからなのか、実にしたたか。隙という隙をほとんど見せません。そんな中で一瞬隙を見せたのが前半36分。
ンドカ・チャールス選手からヘニキ選手への折り返しパスを庄司悦大選手が受け取り、針に糸を通すようなパスで藤岡浩介選手に回すと、ほうきで掃くように左足でスイープ!このスイープなシュートがゴールマウス左隅にズドンとハマり、先制点をゲット。これで藤岡選手は5月の試合全試合で得点(6得点)を挙げました。
欲を言えば、このまま逃げ切りたかったんですけど、そうはさせてくれないよなぁ・・・と思ってたら、案の定後半に連続失点。逆転を喫します。
ドフリーの失点かな・・・と思ってたんですけど、DAZNのハイライトで見る限り、1点目は守備陣の足が止まった失点、2点目は守備陣が敵に追い付けない中で喫した失点ということなので、これはスタミナの問題なのかな。
先日のガイナーレ鳥取戦で藤谷匠選手がケガしたようなので、急遽大西遼太郎選手がディフェンダーという見慣れないポジションでの試合になったのですけど、大西選手には酷だったかなぁ。だとすると本職のヘニキ選手にディフェンダーをやらせるべきなんでしょうけど、これまた鳥取戦で試合途中に吉濱遼平選手に前後入れ替えのポジション交代が起こったようですから、ディフェンダー不適格のらく印を押されているのかもしれません。まぁヘニキ選手は縦横無尽に暴れてくれた方が嫌でしょうからね、敵にとっては。

ああ、このまま終わってしまうのでは・・・と思っていたこの試合、最終盤でアツい展開になります。
後半45+5分。もう残り少ない中、途中交代の村田透馬選手が左サイドから切り込んでクロスを上げると、同じく畑潤基選手と窪田稜選手が飛び込んできた!決めたのは窪田選手で、ジャンピングドロップキックが見事にハマりました最後は気持ちで押し込んだとは、このことを言うんでしょう。
勝てなかったのは痛かったけど、引き分けで負われたことに悔いはないです。そう負けないことが今は大事なのです。



確かに順位は10位に落ちたけど、これは誤差の範囲内だと思っています。次の試合はホームのヴァンラーレ八戸戦になります。ここで勝てば大きな一歩になるでしょうけど、このチームもなかなか勝てない。嫌らしい相手なんだよねぇ・・・。

だからゆっくり休め・・・と言いたいんですけど、八戸戦の前、長野の試合から中2日で天皇杯の2回戦がやって来る。相手はガンバ大阪です。柏木陽介選手がいなかったのは天皇杯対策・・・だと思いたい(ニヤニヤ)!


しかし、試合ウォームアップ時に本田拓也選手がアクシデントで姿を消したのが気掛かりです。藤谷選手もケガでいない時に、このアクシデントは痛いいい試合は、いいウォームアップから・・・と言っておいて、アクシデントは笑えないぞ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2022年05月29日

何とか間に合いそうだわい

長野Uスタジアムで開催されたAC長野パルセイロ×FC岐阜との試合は2-2のドローになりました。いや、何とかなったのかなと。
逆転された時にヤバい雰囲気を漂わせていたけど、最終盤に何とか気持ちで押し込んだ勝てなかったのは悔しいが、この展開で引き分けに持ち込めたのは大きい選手達には反省よりも気持ちを切らさなかったことを褒めてあげてほしい。

そしてシャトルバスにも何とか乗れて、今度は長野駅で臨時の高速バスに乗って帰ります電車でトラブらない限り大丈夫だと思います。


ああ、勝ち点持ち帰れてよかったわい。


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Posted by alexey_calvanov at 16:33Comments(0)

2022年05月28日

スペシャルミッションを済ませに長野に前乗り

長野にもういる(笑)。長野ならナイトマッチじゃない限りは日帰りで行ける。だのに、一泊するということは、よほどのことに違いない・・・と察した方は、ご明察。
実は、あるスペシャルミッションを実行に移すために前乗りしてきたのです。まぁ大変だった(汗)。
おかげで、副産物もいっぱい手に入った袋もういっぱいやねん(ギャハ)。


ということで、最後のスペシャルミッションはFC岐阜がAC長野パルセイロに勝つことだ!
試合に行けない方は、岐阜サポの方はDAZNで、長野サポの方はDAZNに加えて13:55から長野朝日放送にて生中継もありますので、そちらでも。たぶんabnアプリでも見られるんじゃないかなぁ・・・。それなら県外視聴も可能になりますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)

2022年05月08日

【天皇杯】信州ダービーの前哨戦【決勝戦】

今日、天皇杯長野県予選決勝戦(AC長野パルセイロ×松本山雅FC)が配信でやっているとのことだったので、見てみることにしました。とはいっても、長野朝日放送のアプリを落とさないと見られないとか(苦笑)。配信そのものはYouTubeを利用しているのにね・・・。頑張りゃPCで見られたじゃん。


そんな試合は、松本山雅のホームになるサンプロ アルウィンで開催されていました。アルウィンなら頑張って行けばよかったかな・・・とか思ったものの、天皇杯なのでそこまで頑張らなくともとか思ったワイを軽くぶん殴りたくなる展開になりました(爆)。
どちらもダービーマッチという意識はあまりないとか言ってますけど、バチバチにダービーマッチを意識しているんじゃないかという展開になり、お互い一歩も引かないものになりました。シュートまで迫っても、守備陣がしっかり守っていましたし、打たれてもお互いのキーパーが踏ん張ってくれました。特に松本山雅に関しては、ビクトル選手じゃなく村山智彦選手という控えキーパーが奮闘していました。これはいい経験になっただろうなぁ。

で、試合そのものは、後半34(79)分に松本山雅ユース出身の高校生(17歳)の田中想来(そら)選手が値千金のゴールを決めて、スーパーシードの貫禄を見せた格好になりました。どうも最近登録されたらしく、ウィキペディアにも載ってない(爆)。実況も(スタメンやリザーブ登録さえもなされていなかった)田中パウロ淳一選手と間違えたほど(苦笑)。
しかし、まだ17歳の若手が出てくるあたり、松本山雅は底深いチームだし、ますますJ3に来た理由がわからない。そして、今後この選手がJリーグの舞台にやって来るかもしれないと思うと不気味だ・・・。J3は若手が映えるリーグになってしまったからなぁ。
一方の長野は、十分に戦っていたと思います。ホームじゃないのにホームのノリになっていたのが、長野にとっては不利になったのかなぁ・・・。この悔しさは、来週長野のホームになる長野Uスタジアムで開催されるダービーマッチにぶつけましょう。


ちなみに、8000人以上の人数が入っていたそうな。それでも長野側には空席が目立っていたのは意外でした。満員だと思ってたからなおのこと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2021年10月24日

FC岐阜観戦記2021 第12節 文字通りの総力戦

FC岐阜、今日はAC長野パルセイロとの試合になりました。
10月は反転攻勢を掛ける予定だったのに、ここまで来て1勝2引き分け負けはしていないものの、思っている以上の反転攻勢を掛けられていないのは事実。しかも長野は前回アウェイで手痛い逆転負けを食らった相手ダブル献上とならないように目の色を変えないといけないと思います。不幸中の幸いなのか、長野はヴァンラーレ八戸とのアウェイから中3日での戦いになることでしょうか。

そして、岐阜にとって残念なニュースとして、レレウ選手の契約解除が挙げられるでしょう。
家族の事情とのことですけど、丁度契約して1年経つ時期なので、もしかすると契約満了の可能性も否めないのが辛いところ課題だと言われた守備もしっかり貢献してくれましたし、攻撃面も悪くなかった。何よりフィールドを縦横無尽に動き回り、相手をかく乱させてくれたのは本当にありがたかった本来の使い方ではない部分もあったかもしれないけど、かつ出場試合数は少なかったかもしれないけど、エッセンシャルな選手だったと思います。ありがとうございました。


SHV47_1684今日は、ナンチャンこと難波宏明アンバサダーが大活躍
その一つが、岐阜市の大使になっているMAGIC☆PRINCEの永田薫さん(右)とのリフティング講座。写真には納めていませんが、ケン・トドフこと河本準一さんとのコラボにも同じ吉本興業の先輩・後輩として出演していました。



SHV47_1689そして、リフティングの実演も。
ナンチャンは当然として、永田さんの上手さには驚きましたよ。ナンチャン相手に引けを取りませんでした。
なお、写真はナンチャンが意地悪し出した時(ギャハ)。利き足の左足じゃない方にリフティングを繰り出しています。



SHV47_1693試合に関しては、岐阜が若干押し気味だったかなと。長野は連戦になったためか少々動きが鈍いものの、なぜか長い休みをもらっている岐阜と渡り歩いています調子が悪いとはいえ、前回勝っていることで生じた余裕を生かしているのかもしれないです。そのためか、前半終盤に長野に押し込まれ、先制を許してしまいます。よく守ってたんだけどね・・・。最後の最後に押し込まれてしまった(泣)。
ここ最近は取られても持ち直している・・・という、そのことだけを信じて迎えた後半、いきなり動きます
後半1(46)分、川西翔太選手からのスローインで始まった流れは、深堀隼平選手から中島賢星選手に。中島選手は相手の守備に絡まっていた橋本和選手に渡し、橋本選手はその網から抜け出してクロスを放つと、飛び込んできた窪田稜選手が受け取り、一旦体制を整え直して、相手キーパーがいなくなったすきを狙って蹴り込みました。これが同点に追い付くシュートとなったのです。またこれがツエーゲン金沢から移籍して来て初めてのゴールにもなりました。

そしてすぐに、畳み掛けるように得点劇がやって来た。
後半4(49)分、ゴール前での揉み合いからチャンスが生まれ、相手のミスに付け込んだ深堀選手がインターセプト、すぐに柏木陽介選手がリカバリーに入り、再び前に出てきた深堀選手に渡したところ、深堀選手はゴールマウス左隅に流し込みます。これが守備陣・キーパーを越えるシュートになり、逆転!いい流れになりました。

このまま抑え込まないとまた追い付かれるんじゃないか・・・と思ってたら、やっぱり畳み掛けるように失点劇(泣)。これも相手にきれいに決められたんだけど、その過程が悪い相手に左端から右端に向かうクロスを打たれてしまうような守備をしてはいけない。そして得点で浮かれていてもいけないのだ・・・。

ああ、また膠着状態になってしまうんじゃないかと危惧していたのですけど、勝負の行方というのは、本当にわからないんだなと痛感させられました。
それが後半29(74)分、中島賢星選手のスローインで始まった攻撃は、途中交代の村田透馬選手へ一旦引いた後、再び中島選手がもらい、長いけれども勢いのあるキックでペナルティエリアに蹴り込み、相手が何とか流そうと躍起になるものの、結果的に前線に出ていた甲斐健太郎選手の上に狙いすましてシュートを打ったものの、「入らなさそう」と後のインタビューで述べている川西選手が軌道修正。これがゴールマウス右隅に吸い込まれ、再逆転!そしてこれが決勝点になりました。


泥臭いけどキラリと光る、やるべきことがわかっていた、正に総力を挙げて戦い抜いた末の勝利になりました。



引き分けを挟む形にはなっていますが、連勝に漕ぎ着けた岐阜。順位は変わらなかったものの、2位のテゲバジャーロ宮崎が負けたため、勝ち点差を縮めることができました。地道に勝ち点を稼ぐことが昇格への一歩だと思います。絶望的ではあるものの、最後まであきらめず、絶望から希望に変わる試合展開を見せてほしいものです。
そのためにも、アウェイになるアスルクラロ沼津戦は落とせませんし、次のホームになるカターレ富山戦も落とせません相手の順位が上下関係なく、ホームかアウェイか関係なく、平常心で戦えるように気持ちを落ち着けてほしいものです。


残り6試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)

2021年07月12日

サマーブレイク(2021)突入!

・・・来年は、こんな紹介したくないなぁ(ボソっ)。


先日(7/10・7/11)行われた第15節をもって、J3は約1ヶ月半の休み、サマーブレイクに突入しました。

J3はJ1・J2と違い、約数ヶ月のサマーブレイクがあります。アマチュア登録の選手が多いからというふうなのか、天皇杯への配慮なのか、試合数の関係なのか、詳細はわかりませんけど、J3には『夏休み』があるわけです。
この間に、チームによってはミニキャンプを組んだり、長期休暇に充てたり、自主練習に勤しんだりと色々あるようです。現状FC岐阜では、1週間の休暇の後、1週間の自主練習で過ごすそうです。


さて、サマーブレイクの突入する前の第15節を振り返って、今後の状況を順位と共に確認していきましょう。

まず、岐阜は第15節はお休みだったので、ビクビクしながら他のチームを見ていきます(苦笑)。
結論から言うと、7試合中5試合が引き分けというかなり切迫した展開になっていましたが、この状況は岐阜にとってよかったのか否なのか、見ていきましょう。


まず2位に付けているカターレ富山は、白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました
この日は、鹿児島県内で集中豪雨の発生した中での開催になったと思います。DAZNのハイライトを見る限り、鹿児島市内では雨は止んだないしは小降りの中での開催になったと思いますけど、川内市周辺は大変なことになっていたと思います。被災された方にはお見舞い申し上げます。
で、試合は鹿児島が先制したものの、富山に追い付かれ、後半に突き放したものの、また追い付かれたという展開になり、結局2-2の引き分けに。
・・・うーむ、本当に強いチームは負けないんだよねぇ(汗)。しぶとく引き分けに持ち込んで、勝ち点は着実に拾っていく。実は岐阜はそれができていない。この点も時間を作って振り返れればと思います。鹿児島がしぶといだけじゃなく、富山もしぶといんだということが、この試合でわかりましたね。どっちも怖い相手だ・・・。

3位のロアッソ熊本は、えがお健康スタジアムで6位に付けているいわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは集中豪雨の影響が出たようです(雷での中断があった模様)。人吉市で緊急安全確保が出たとのことですけど、それより北側の熊本市でも大変だったとは・・・。
試合はというと、1-1の引き分け。うーん、盛岡のブレンネル選手が非常にもったいないプレーをしてるなぁ・・・。前半ではPKで外してしまい、後半はイエロー2枚目で退場を食らう。よく独り相撲で負けなかったよ。それだけ熊本も雷の中断で集中力を上手く維持できなかったのかなとも。ハイライトだけでは大木武監督のパスサッカーが健在なのかわかりませんけど、もし色を変えてきたのなら、それはそれで脅威ですわね。熊本は1週休みの後の試合ですから、勝ち切りたかったでしょう。その点でも熊本はもったいなかった。

4位のテゲバジャーロ宮崎は、愛鷹広域公園多目的競技場でアスルクラロ沼津と戦いました。
試合は、これまた1-1の引き分け沼津が先制したものの、宮崎が追い付き、後半は膠着状態になったまま終了というふうですかね。
沼津は堅守速攻が機能したけど宮崎の守備に阻まれる、宮崎は硬い守備でしのいだけど1点入れられてしまったというふうなのかな。共にチームの持ち味は出せていたかもしれないですね。
沼津は、どうしてこうなったと思っていますわ。もっと上位にいて苦しめてほしいけど、ブラウブリッツ秋田にいる吉田謙監督がいなくなってしまってから、途端に弱くなってしまったなぁ・・・(退任の年が12位だったから、前兆はあったのかも)。
宮崎は、初年度の勢いがまだ維持されている模様。分析の進んだ後半戦でどう立ち回れるかがポイントになってくるでしょうね。

5位の福島ユナイテッドFCは、会津総合運動公園あいづ陸上競技場で今治FCと戦いました。
こちらは、地方での開催、堂鼻起暉選手のレッドカードで出場停止、そしてイスマイラ選手が京都サンガF.C.への移籍が決まった中で行われたのですけど、その壮行試合を盛り上げるように、福島が4-1で快勝チームを去るイスマイラ選手が2得点挙げ、有終の美を飾ったとも言えるふうになりました。
快勝とは書いているんですけど、福島は今治に先制されているんですよね。そこでイスマイラ選手を手ぶらで京都に行かせるわけにはいかんとばかりに猛攻を掛けたのだと思います。イスマイラ選手自身もチームに何か残したかったのかなと思うプレーが見られましたね。
しかし、イスマイラ選手がいない福島が、前半の快進撃を維持できるのか正直難しいでしょう。今後福島は草刈り場になる可能性もあります。ちなみに、次の試合になる後半戦の初戦は、何と岐阜絶対的エースのいない試合だからといって気を抜くと、寝首をかかれるぞ、トカチ選手に。

7位のAC長野パルセイロは、長野UスタジアムでY.S.C.C.横浜と戦いました。
長野は6月負け無し、前節の岐阜戦でも勝利して波に乗っている状況、それを引き分けながらもY.S.C.C.が食い止めました。試合も2-2と打ち合いになったようです。この試合も鹿児島×富山のような展開になったんですけど、鹿児島×富山はホーム側が勢いを持っていたのに対し、こちらはアウェイ側のY.S.C.C.に勢いがあったようで。
引き分けになったとはいえ、長野は怖い主導権をY.S.C.C.に握られながらも決める時はきちんと決めている。意地と粘り腰だけは他のチーム以上なのかもしれない。それ以上に序盤下位に沈んでいたY.S.C.C.が、ここまで挽回しているのに驚きを隠せない。長野もそうですが天皇杯できっかけを掴み、長野ほどではないものの勝ち点を拾っている。後半戦も台風の目になることは間違いない。チーム力を今後も維持できるようになれば、J2に行けるかもしれないでしょうな・・・。


以上を踏まえて、順位を出してみましょう。はい、どうぞ(左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差)。


1位 富 山(26) +6
2位 福 島(26) +6
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 岐 阜(25) +8
4位 熊 本(24) +5
5位 宮 崎(24) +4
6位 盛 岡(22) +5
7位 長 野(21) +11
8位 八 戸(20) ±0
9位 鹿児島(19) ±0


・・・福島が頑張ってます富山は本命の一つですから、ここまで来るのはわかってたんですけど、福島はイスマイラ効果のかな、大健闘ですよ。しかし、イスマイラ選手がいなくなったら、ここまで維持できるかなぁ
そう考えると、秋田豊監督の采配が決まり始めた盛岡も怖いし、勢いの付いた長野も怖いこの2チームは昇格を視野に入れてくるので、絶対に勝たないといけない相手です。分析をしっかりと行ってほしいです。
そして、岐阜は3位に転落。しかも勝ち点1差ですよ。この意味を選手・スタッフは、しっかりと噛み締めて後半戦に挑んでほしいです。あの試合で勝てなかった・勝ち点を獲れなかったことの意味が、KONOZAMAになるんですよ(泣)!


次回は岐阜の内情を見ていきましょう。選手の現状・前半戦の振り返りの順でやっていく予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年07月05日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その6 一足お先にサマーブレイク

FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
J3は7/10・7/11に開催する第15節(14試合目)で一旦お休みになるのですが、岐阜は昨日の試合でサマーブレイクに突入します。つまり8/28に開催される福島ユナイテッドFC戦まで約2ヶ月の空きができるのです。これは他のチームに比べると少しだけ有利な展開にもなるのですけど、実戦感覚がそれだけ開くというふうにもなるので、非常に怖いとも言えます。
だからこそ、この日の試合は何としてでも勝っておきたい。なぜなら、ここで勝っておけば、次節を迎えても首位ターンで終われることがほぼ確実になるからです。逆に言えば、引き分けないし負けで終わると、次節は2位以降のチーム負けてもらわねばというネガティブな感情で見届けなければいけなくなるからでもあります。そのあたりは、後日にやれるかなぁ・・・(汗)。

というわけで、ホントなら行けないと思っていたのですが、色々な経緯のおかげで行けることになりました
月曜(つまり今日)の有給取得を土壇場で行う→何とかOKもらえる→と思ったら、日曜に仕事(接待というやつです(泣))が入る→こちらも前日に雨予報で中止決定(爆)なふうですわ、簡易的に書けば。
土曜日に速攻でJリーグチケットで前売り購入と宿を取り、当日は正午のしなので名古屋出発。なぜか券売機で買えなかったので、窓口で買った(泣)。その後はシャトルバス始発(15時)発車前に篠ノ井駅に着き、スタジアムに来ました。
すると、今年はメインで観戦しているという方に遭遇。何でも行く予定は無かったけど、たまたま行く機会があったので付いて行ったとのこと。2019年の新潟以来だそうなので、実に1年半ぶりか・・・。その方にとっては、やっと日常が戻ってきたのでしょうな。


SHV47_1443この日は、パルセイロマーケット(古着市)が開催されており、数年前に選手やスタッフの着ていたトレーニングウェアやプラクティスシャツなどを販売しておりました。サイン等は入っていないものの、リアルタイムで使っていたものですから、お宝でもありますし、汚れやしわがあっても着ることはできるので、作業着としてもいいかもしれないですね。
岐阜の場合は、福袋やガラポンの景品等で流れることが多いので、直接販売で売られることは滅多に無いから、ある意味新鮮



SHV47_1442試合開始前に土産も買った。
まずは、ホクトの「パルセイロ菌勝つカレー」
エリンギが入っているカレーであって、カツカレーではない(笑)。これも後日食べるつもり。サマーブレイク中に食べるか・・・。



SHV47_1453こちらは、「陽はまたのぼる。」という信州味噌。スタジアムに入ってから買ってきました。
キセキのみそ復活!プロジェクト「信州味噌」として売られていたものです。これはちゃんと紹介できるのかいなぁ(苦笑)。



SHV47_1440さて、スタメシ。
最初は、焼きたて屋のたこ焼き。だし醤油味にしました。



大きなたこ焼きですけど、中は結構トロトロ。美味かったけど、ちょっと塩気が濃かった(苦笑)。


SHV47_1446もう一つは、Botta curryの「じっくり煮込んだ濃厚ポークカレー」
信州ポークと安曇野産のコシヒカリを使っているとのこと。なお、遅れて来場し、バンで横付けだった(笑)。



これは、カレーなのに辛くない信州ポークの旨味もよく出ていて、まろやかな味わいになっていました。誰でも美味しく頂けるカレーだなと思いましたよ。


SHV47_1447そして、デリクックちくまで「ウインナー盛り」を買ってきた。去年も買ってるから今年も・・・となったわけです。ホームゴール裏にあるのですが、アウェイグッズを着用してなければ大丈夫なんですけど、マスク大丈夫だったかな(苦笑)。なおかつ毎度お馴染みのケチャドバ(笑)。これをやってしまうと、喜作を思い出し、行きたくなってしまう(泣)。

なお、写真には収めていないけど、なからの「信州きのこそば」も頂いてます熱いそばよりも冷しそばがいいなとは思っていたものの、そばを販売していた人が気さく過ぎたから、ハーフタイム中に麦茶も買ってしまったわ(爆)。日曜夜なのにたくさん来てくれたとホクホク顔でしたけど、次週はY.S.C.C.横浜戦だから、アウェイ客はほとんど見込めないぞ(ギャハ)。



SHV47_1448試合は、岐阜と長野の一進一退の攻防だった前半天皇杯で川崎フロンターレに惜敗してから妙に調子がいいドMチームなのかと見ていたのですけど、ホンモノだわ(汗)。なんちゅうことしてくれたんや!
それでも、前半23分に吉濱遼平選手のコーナーキックをペナルティエリア外にいた中島賢星選手が受け取ったかと思ったら、胸トラップからのボレーで叩き込んでしまうという、ある意味棚ぼたの先制点をゲット!実は、その前にも中島選手はシュートを放っているのですが、明後日の方向に飛んで行ったんですよ。ああ、ゴールキックかなと思っていたら、どこかで敵に当たっていたらしく、コーナーキックになったようですね。だから棚ぼたですわ(ニヤニヤ)。

しかし、橋本和選手が前半40分で途中交代になったり、主審が負傷交代になったあたりから雲行きが怪しくなってきましたわ・・・。
後半になってから長野の動きがよくなり、パス回しが特に良好。一方岐阜は振り回される格好になるばかりか、委縮してしまったのか疲れなのか、段々守備が小さくなっていったように思えました。
そこに長野は後半20(65)分に途中交代の吉村弦選手が決めてしまい、長野に勢いがつく形になりました。その前からシュートを確実に狙ってきていたので、嫌な予感がしたら、KONOZAMAだよ!
こうなると3連勝の長野に分が傾くわけです。前節のアスルクラロ沼津戦ではギリギリ勝ったのがウソのようにイキイキしてる。そうなったら決まらないと思えるものも決まってしまう。後半38(83)分に決められてしまい、逆転負け。弱点と言われているサイドをえぐられ、守備がほぼ棒立ちになったところを叩かれてしまえば、そうなるわな・・・。ホント、嫌な予感が(以下略)!なんちゅうことしてくれたんや(二度目)!



前半のうちに約1/5の負けを喫したチームが首位に立っているだなんておこがましいと思えるほど燦々たるものでしたよ。ホント首位でいられるのが首の皮どころか神経一本だけで持ってるんじゃないかとSF作品の見過ぎのようなワンシーンを思い浮かべるほど、酷いわ(大泣)。先日勝った9位にいる鹿児島ユナイテッドFCと同じなのよね、負け数だけだったら・・・


不安を抱えたままサマーブレイクを迎えます。チームの現状とかJ3の現状とかは改めて話します(さっきも書いたけど、決意を込めて今も書く(爆))。
次回は先程も書いたように、8/28の福島戦になります。この試合とガイナーレ鳥取戦、そしてアウェイの横浜戦は、限定ユニフォームで戦う予定になっています。この類の戦績はあまりよくなかった気もするけど(汗)、そんなこと言ってられない。首位を守るないしは首位を取り返すつもりで戦ってほしいものです。


長野の他の話は、次回に話します。といっても観光には行ってないんですけどね(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 20:10Comments(0)

2021年07月04日

どないしょうもない・・・

長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ×FC岐阜の試合は、2-1の逆転負けとなりました。
せっかく取った棚ぼたの1点を守りきれないのは、Y.S.C.C.横浜戦の時と同じ。今回はセットプレーでの得点なので、自分達で手に入れてはいるものの、明後日の方向に飛んだシュートがどこかで敵側が触れたと判断されたのでしょう。ゆえに棚ぼたなんだと思うわけです。
結果的に長野のアグレッシブさと攻撃的な面を抑えられなかったことと特に岐阜の守備が萎縮していったのが敗因たのかなぁ・・・。

これで、首位陥落で前半戦終了の可能性が高くなったわけで、こうなったら敵失を願うかとネガティブな想いを抱えて次節を見守ろう。そう思いながら長野市内の宿にいます。


明日の朝にしなのに乗って帰るつもりです。雨が大降りにならないことを願うばかり。今日も結局晴れたもんなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2020年12月18日

【残り】いまだ大混戦のJ3【1試合】

先日J2ではJ1の昇格チームが決まり、JFLではJリーグ参入チームが既に決まっています。決まっていないのは、J3のみです。


そんなJ3上位陣の現状から。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(73) +40 ☆
2位 長 野(59) +21
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(58) +7
4位 岐 阜(56) +12


残りは1試合、昇格争いは2位のAC長野パルセイロと3位のSC相模原の一騎打ちになったと思っています。じゃあ何で4位のFC岐阜が書かれているんだとお思いの方がいらっしゃることでしょう。私が岐阜のサポーターだからひいき目で書いてるんだろうとか、残り1試合だから直すの面倒だし残しておいたというわけでは決してありません(爆)。ちゃんとそれなりの理由があるんです。その理由を理解してもらうために、最終節の相手と双方の前節の結果および双方のホームないしはアウェイでの勝率とかを書いていこうと思います。なお、左側に書かれているチームがホーム、右側に書かれているチームがアウェイです。


AC長野パルセイロ×いわてグルージャ盛岡(前回の結果:盛岡1-4長野)
前節の結果
長野:岐阜(ホーム) 0-0
盛岡:C大阪U-23(アウェイ) 0-5
チーム成績
長野:ホーム勝率56%(アウェイ勝率47%)
盛岡:アウェイ勝率31%(ホーム勝率29%)


・・・長野はJ2昇格に最も近いチームではあるんですけど、先日の盛岡の試合を見て、もしかしたら番狂わせがあるんじゃないかと思わせるところがあったんですよね。
盛岡はセレッソ大阪U-23とのアウェイでしたが、オウンゴールも含めて5点入れてるんですね。実質0-3ですけど、長野との一戦でも、長野の動きがプレッシャーとかで悪くなった場合、そこを突いて複数得点獲られて負ける・・・なんてことを思い浮かべたんです。ましてや長野の天気は雪で最高2°Cの予報どちらも雪には慣れているチームとはいえ、東北の寒さと雪深さを考えると、盛岡の勝利の可能性も無くはないんです。
長野の利といえば、ホーム勝率が高い点。ホームで戦える点を考えると、勝利の後押しになってくれるのでしょうけど、これがあるからといって必ず勝てるとは思えない。逆に追い込まれれば、更なるプレッシャーを与える材料になりかねないので、早い段階で点を獲って気持ちを楽にするに限るでしょう。


FC今治×SC相模原(前回の結果:相模原1-1今治)
前節の結果
今治:富山(アウェイ) 1-3
相模原:秋田(ホーム) 1-1
チーム成績
相模原:アウェイ勝率38%(ホーム勝率53%)
今治:ホーム勝率31%(アウェイ勝率59%)


こりゃ参った(ギャハ)。相模原はアウェイで勝てない、今治はホームで勝てないという双方欠点を抱えた中で試合をやるのか・・・。前節の結果を見てみた限り、カターレ富山に勝った今治の方が勢いはあるかなと。一方相模原は昇格を賭けて死に物狂いで挑んでくるでしょうけど、いかんせんブラウブリッツ秋田に引き分けるのが関の山といったところで。もし勝っていたら挑み方もだいぶ変わっていただろうなぁと。2位に立てて楽な位置にいられたでしょうし。
今年台風の目になった今治ですから、一筋縄ではいかないでしょう。相模原はいかに料理するかがポイントですね。


ガンバ大阪U-23×FC岐阜(前回の結果:岐阜4-0G大阪U-23)
前節の結果
G大阪U-23:鹿児島(アウェイ) 6-4
岐阜:長野(アウェイ) 0-0
チーム成績
G大阪U-23:ホーム勝率31%(アウェイ勝率18%)
岐阜:アウェイ勝率56%(ホーム勝率41%)


こちらはこちらで、岐阜のアウェイの強さが目立って目立って仕方ない(苦笑)。G大阪U-23もホームでは勝っているものの、3割というのも何ともはや・・・。しかもG大阪U-23は、鹿児島ユナイテッドFCとのアウェイ戦で1-4とリードしていながら、逆転負けを喫しているだけに、この敗戦が響かないかなと。逆に言えば、岐阜はそこに付け込めば、大量得点ゲットのチャンスも無いわけではないわけで。個人的には、大量得点を狙う戦法は柏レイソル×京都サンガF.C.の惨劇を思い浮かべてしまいかねないために、来年実りあるものにしたいのなら、避けるべきなんでしょうけど、盛岡が長野をじゅうたん爆撃しているなんて話が入ったら、前掛かりどころか前のめりで来ちゃいかねんわね・・・。ホント、長野×盛岡の試合状況は逐一監督やスタッフの耳に入れておくべきだろうなと思いますわ。長野リードなら来年を見据えた戦いに切り替え、長野が複数失点しているのであれば、前のめりに行けと指示して悔いのない戦いをさせてあげたらいいと思うの。
一方で、G大阪U-23は本当に最後のゲーム無様な試合は見せたくないので、必死になると思います。アウェイで無様な展開だったのでなおのこと。最後までジャイアンを倒そうと挑んでくるのび太のようなふうになるのではないかと思っております。ドラえもんが帰っても(トップチームがこの先頑張っていけるよう)安心させるため、というように。


というわけで、最後は最終節でもらえる勝ち点を見ていきましょう。左から、チーム・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


長 野 62 60 59
相模原 61 59 58
岐 阜 59 57 56


長野は勝てば文句なし。引き分けの場合は相模原が勝たない限りJ2昇格決定です。
相模原は勝っても長野が勝ってしまったらアウト。引き分けの場合は得失点差の状況次第ですが、相模原が得失点で+7なので、事実上アウト。負けは文句なしでアウトです。
岐阜は勝ち以外は全て無条件でアウト。たとえ勝った場合でも相模原が引き分けでかつ長野との得失点差の9点差を埋められなければアウトです。つまり唯一昇格の可能性があるのは、相模原の引き分けか負けかつ長野が大量失点で負けるケースだけなのです。ただし、サッカーをよく見ている人ほど9点差を埋めるのは非現実的なので、事実上の脱落・・・というのは前に書いたかな。


この胃のもたれそうな最終節は、12/20の13時キックオフになります。最終節なので、公平性を保つために全試合同時刻でキックオフになります。試合が終わるとほぼ同時に他会場の結果がわかるので、そこで一喜一憂が見られるのでしょうか。泣いても笑っても最後。悔いのないように応援していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年12月16日

長野Uスタジアムまでの話と南長野運動公園

先日、AC長野パルセイロ×FC岐阜の試合を見に行くために、長野県長野市にある長野Uスタジアム(南長野運動公園総合球技場)に行ってきました。


SHV47_0756その最寄り駅になる篠ノ井駅にて。長野冬季オリンピックのエンブレムが輝いて見えますわ。

篠ノ井駅は、JR東日本と元信越本線が第3セクター化されたしなの鉄道のしなの鉄道線が停車するところで、上田・佐久平・軽井沢方面への乗換駅でもあります。この先、長野駅まではJR東日本の管轄で、長野駅から妙高高原駅までは再びしなの鉄道の北しなの線になります。ただ、篠ノ井駅でしなの鉄道線は折り返しになるのではなく、JR東日本の管轄になる長野駅まで走り抜けます
本来なら、北陸新幹線が走っている関係上、並行在来線になるので、篠ノ井駅~長野駅もしなの鉄道の管轄になって然るべきなのですけど、そうならなかったのは、儲けのある路線だったこととJR東海の特急「しなの」や松本・塩尻方面の列車の乗り入れができなくなる不便を見越して、敢えてそのまま残したのではないのでしょうか。



SHV47_0755さて、篠ノ井駅には長野の応援弾幕と試合スケジュールが掲示されていました

長野はトップチームが2つあり、一つはAC長野パルセイロという男子のトップチームで、もう一つはAC長野パルセイロ・レディースという女子のトップチームになります。
AC長野パルセイロ・レディースは、なでしこリーグ2部に所属しているチームで、大原学園という専門学校の生徒と職員によって構成されたチームが源流になります。2009年にAC長野パルセイロの女子チームとして組み込まれ、今に至ります。
なお、来年から開始される女子プロサッカーリーグのWEリーグに参加することが決定しています。



SHV47_0769篠ノ井駅からバスに揺られて10分ほど、南長野運動公園に着きました。
よく見ると、オリンピックの5つの輪の色が5つの線(ライン)で表されていますね。



SHV47_0763この公園のメインは、長野オリンピックスタジアム当初は開会式と閉会式の会場に使われ、オリンピック閉会後は野球場として改築されました。プロ野球の地方開催で使われることがある(主に夏)他、過去にはオールスターゲームも誘致したことがあります。個人的には、今年トライアウトを受け、プロ再挑戦をした新庄剛志さんが、そのオールスターゲームでホームスチールしたシーンをよく覚えていますね(ニヤニヤ)。



SHV47_0764長野オリンピックスタジアムの上(高さ25m)にあった聖火台は、現在数十メートル先のところに降ろされて展示されています。
大きさは6mで、情報彫刻家の菊竹清文さん作です。「日本らしさ、長野らしさをイメージした現代の篝火(かがりび)」をイメージして作られたのだそうな。
なお、この聖火台に点火したのは、アルベールビルオリンピックのフィギュアスケートで銀メダルを獲った伊藤みどりさん。卑弥呼のような姿で現れて点火したのが印象的でしたね。

オリンピックは、ボブスレーを見たくて今は無きスパイラル(長野市の北東部にあった)に行ったことがあったのですけど、開会式とかはチケットが当たらなくて生で見られなかったんですよね・・・(泣)。



行きはよいよいで来た南長野運動公園ですけど、帰りはバスがなかなか来ない(泣)。やっと来たバスに乗って帰ってきた篠ノ井駅は、駅内にあるコンビニ(Newdays)のお弁当やおにぎりなどの棚は全く無いパンさえもほとんど無い有様で、車内販売の無い「しなの」で地獄を見ることになる・・・というのもしゃくなので、お菓子を買ってしのいださ(大泣)。


北信に行くのは久しぶりだけど、また行きたいなぁ。今度は篠ノ井のような郊外じゃなく、長野市内に行きたいと思ってるけど、そんな時期はいつ来るのだろうか(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)