2019年09月19日

秋の新機種2019 アップル編

先日、iPhone・iPadの新シリーズが発表されました。特にケータイにあたるiPhoneはカメラ機能が強化されているとのことですが、はてさてどんなふうになったのでしょうか。


その前に、新しいiPhone・iPad発売に併せた新機能の紹介をば。まずは新しいiPhone・iPadに合わせて、新しいOSも発表されました。
iPhoneは、これまで通りiOS。新しいOSはiOS 13となりました。
主だったところだと、ダークモードという機能が搭載されたこと。暗いところに入ると、自動的に黒メインの配色になり、時間の流れで明暗が付くようにもなりました。またカメラ機能や写真アプリも強化された他、「Appleでサインイン」機能では、Apple IDでサインインが簡単にできる他、Face IDかTouch IDを使うだけで、サインインが完了できるようにもなっています。アプリの起動も前のバージョンより倍速くなっています。

そしてiPadには、新しいOSであるiPad OSが搭載されます。
主だったところでは、ホーム画面に常駐する「今日の表示」というウィジェット、同じアプリも2画面表示・編集が可能になる「Split View」、Apple Pencilの反応速度の向上、外付けドライブもサポートする「ファイル」アプリなどが搭載されています。


この新OSに合わせて、「Apple Arcade」も始動します。5ドルほどで遊び放題になるとのこと。「Apple Arcade」はiPhone・iPadの他にMacやApple TVでも楽しむことができ、各デバイス間の横断も可能です。オフラインになっても遊べるようになっているので、電波の悪いところでも、通信料を気にすることもなく安心です。


では、見て行きましょう。


①iPhone 11
6.1インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 13で、プロフェッサはApple A13 Bionicになっており、64GB・128GB・256GBの3種類が発売される。
アウトカメラは1200万画素CMOSのデュアルセンサーとなり、片方は26mmの広角レンズ、もう片方は13mmの超広角レンズとなっている。インカメラも1200万画素CMOSとなっている。またIPX8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
今回のiPhone 11は廉価版という位置付けになっている。しかし、廉価版とは思えない高性能かつ豊富なカラーバリエーションになっており、後者は黒・緑・黄・紫・赤・白と6色展開になっている。予告映像の時にも、このカラーバリエーションを予測するようなものになっており、往年のMacのモニター一体型パソコンのiMacを彷彿とさせる。つまり、お手頃な価格で高機能を提供しようという気持ちの表れなのかもしれない。まぁ、お手頃の価格になるのには時間が掛かるだろうけど(苦笑)。


②iPhone 11 Pro
5.8インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 13で、プロフェッサはApple A13 Bionicになっており、64GB・256GB・512GBの3種類が発売される。
アウトカメラは1200万画素CMOSのトリプルセンサーとなり、広角レンズは26mm、望遠レンズは52mm、超広角レンズは13mmとなっている。またIPX8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
機能面では、iPhone 11より少しよくなっている程度だが、画面が小さくなっているので、その点は注意したい。トリプルカメラで色々やってみたいけど、Pro Maxよりも安い方がいいというふうなら、この機種でしょう。なお、カラーが若干渋めなのが残念なところ。明るい色が1つでも欲しかった。


③iPhone 11 Pro Max
6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはiOS 13で、プロフェッサはApple A13 Bionicになっており、64GB・256GB・512GBの3種類が発売される。
アウトカメラは1200万画素CMOSのトリプルセンサーとなり、広角レンズは26mm、望遠レンズは52mm、超広角レンズは13mmとなっている。またIPX8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
この機種が、今回の最高ランクになるものの、大きな違いを感じられないかもしれない。機能面を求めないならiPhone 11になるし、高機能をお値打ちに使いたいならiPhone 11 Proになってしまうだろう。何とももったいない機種だと思う。なお、カラーはiPhone 11 Proと同じ


④iPad(第7世代)
10.2インチのRetinaディスプレイを搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはiPad OSに変更され、プロセッサはA10 Fusionチップとなっており、32GB・128GBの2種類が発売される。
Apple Pencil・Smart Keyboardへの対応、800万画素のCMOSカメラが搭載されている。

個人的感想
今回の機種になって一番の変更点はディスプレイが少し大きくなった点。iPad Airほどではないものの、これまで9.7インチだった規格が10.2インチに変更されている。今後iPadは、この大きさで移行していくのではないかと思われる。
その他の機能面では、大きな変化もなく、ノートパソコンと比較すると少し物足りないのも相変わらず。それでもお手軽なノートパソコンとして使えるように配慮されてもいるので、家庭用の帳簿を付けるなどの簡単な仕事なら使い勝手はいいかもしれない。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年03月27日

アップルもゲーム市場に殴り込みだってよ

つい最近、グーグルがゲーム市場に参入することを発表しましたけれども、舌の根の乾かぬうちに今度はアップルがゲーム市場に参入すると言い出した
元々PC(パソコン)から始まったアップル(当時はアップルコンピュータ)は、音楽機器の製造と音楽配信、そこから携帯電話(スマホ)の製造に至り、さらにタブレット端末のような情報機器の製造にも携わってきました。それと共に、これから動画配信サービス・オンライン決済・クレジットカード事業なども行うことになり、その一環でゲーム市場への参入を決めたのでしょう。


その新しいゲーム事業は、「Apple Arcade(アップルアーケード)」という名称になり、2019年秋から150ヶ国で100タイトルの配信が決まったとのこと。iOSに対応している端末(iPhone・iPad・iPodなど)だけでなくMacやApple TVにも対応するということで、このことからもグーグルから展開される「スタディア」を意識したものになっています。

「スタディア」との大きな違いは、常に通信をする必要がないこと。
「スタディア」はインストールやアプリのダウンロードが不要な代わりに、常に通信をしていないといけないのではという状況に陥るようです。対して、「Apple Arcade」はApp Storeのタブ内からアクセスでき、好きなタイトルを選んでプレイするというふうになっています。そのため、オフラインでもプレイできます。恐らくセーブをする時に端末内にデータを残すという流れになるのではと推測していますが、それをインストールやダウンロードと呼ぶというふうではなさそうです。
また、デバイスを切り替えてのプレイ(PS3・PS4からPS Vitaにあるクロスプレイのようなもの)・広告なしでのプレイ・追加料金の不要・ファミリーシェアリングにも対応しているとのこと。
なお、参入会社も同時に発表され、コナミ・セガ・レゴ・カートゥーンネットワーク、そしてミストウォーカー(ファイナルファンタジーシリーズ制作に関わった坂口博信さんが設立した会社)が参加するとのこと。だいたい、あのゲームやこのゲームが移植される・・・なんて皮算用ができるわけですよ(ニヤニヤ)。


さて、どんな作品が登場するのか期待して見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:38Comments(0)