2016年09月29日

ブラックベリー、スマホの生産終了を発表

かつて、オバマ大統領も使っていたというBlackBerry(ブラックベリー)QWERTYキーボードが下半分に付いていて、当時は結構独創的で未来を感じ取れた機種だったのですが、時代の主流はiPhoneをはじめとする前面ほぼフル液晶の機種になっていき、ブラックベリーは時代の流れに取り残されていきました
後にiPhoneなどのような前面ほぼフル液晶の機種を投入したものの、シェア奪還にまでは程遠く、遂にブラックベリーはスマホ生産の終了を発表したのです。ちなみに、日本では最新機種が発売されていないため、事実上撤退しております。
とはいっても、スマホ事業を辞めるわけではなく、スマホ製造を外部委託に代え、ソフトウェア開発に特化する、つまりはOS(BlackBerry OSやBlackBerry10、ブラックベリーで動くAndroid端末用ソフト)の開発に全力を注いでいくということになるようです。

じゃあ、外部委託はどこになるのかというと、インドネシアのBB Merah Putihという会社に委託されるそうです。


まだブラックベリーはスマホを提供していくものの、インドネシアの工場で製造されたものにプログラムを乗せる格好になるようです。時代の流れとはいえ、寂しい限りです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)

2013年02月08日

社名変わると、こうもなるのか

アメリカのオバマ大統領も使っていたということで非常に有名になったBlackBerry(ブラックベリー)。ストレート端末にQWERTYキーボードが付いた日本では変わった端末として認識されていると言っても過言ではないと思います。
そんなBlackBerryを製作している会社がカナダにあるRIMことリサーチ・イン・モーション当初はスマホの走りとしてアメリカをはじめ北米で大ヒットを遂げていたものの、iPhoneの出現以降、Android勢にも水をあけられ、現在はジリ貧状態一説にはBuy America(アメリカ製品購入)運動の煽りを受けたとも言われています。


そこでRIMは新しいOSのBlackBerry 10を発表。そして、会社名もRIMから機種名で会社名の代名詞にもなっていたBlackBerryに変更することになりました。
それに伴い、これまでこだわってきたキーボード付ストレート端末以外にもiPhone(Androidの一部端末も含む)のようなフルタッチタイプの機種BlackBerry Z10を発表(これまでのタイプもBlackBerry Q10として発表されています)これまでのイメージからの脱却とiPhoneやAndroidに傾いた流れを少しでも食い止めようと躍起になっています。


しかし、社名が変わるといいことがないのは、過去の歴史でも証明された通り

大きいところだと、ゲームメーカーのジャレコがPCCW(パシフィック・センチュリー・サイバーワークス)の傘下に入ったことで左記の名前に変更になった際、業績が急激に悪化ジャレコに再度名前を戻したものの、結局は7億円の負債を抱えたままゲームヤロウというオンラインゲーム製作の会社に1円買収され、ジャレコのコンテンツはハムスターに切り売りされてしまったという経緯があったり、ケータイ大手の一つJ-PHONEがボーダフォンに買収され、社名変更した時3G移行に失敗してガタガタになり、結局数年経ったところでソフトバンクに買収され、ソフトバンクモバイルに変わるという顛末をたどっています。


今回は社名変更だけで、どこかに買収ということはなかったのですが、今回の社名変更で、NOKIA以来の日本撤退というニュースが明らかになりました正確には日本から撤退するという公式発表はないのですが、広報サイドからBlackBerry Z10・BlackBerry Q10の日本発売はないと明言されているため、事実上日本からの撤退ではないかと一部では報じられております

その理由は売り上げに対して経費が見込めないことからなのではとのこと。具体的には、OSの日本語ローカライズを行っても儲からないからやーめたということなのでしょう。


新しいBlackBerryを見ることないまま日本から姿を消すかもしれない・・・。そう思うと少々寂しいですが、売れないのだから仕方がない。素直に受け止めましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月30日

夏の新機種2011 ドコモ編③

夏の新機種ドコモ編、3回目は海外メーカーからの機種紹介です。


8:GALAXY S Ⅱ(SC-02C)
韓国サムスン電子が製作したストレートタイプのスマートフォン。GALAXY Sシリーズの2代目、日本での通算(GALAXYシリーズとしては)3代目に当たる。OSはAndroid2.3。
4.3インチの大型ディスプレイには傷の付きにくいゴリラガラスを採用している。

個人的感想
カメラも800万画素(インカメラは200万画素)、1.2GHzの高速CPUを利用しており、日本向けとしてはワンセグのみではあるが搭載しており、海外モデルでありながら日本向けを意識した機種設計をしている。そればかりかバランスがいいので、日本製の機種とも互角に戦えると思われる


9:Optimus bright(L-07C)
韓国のLGエレクトロニクスが製作したストレートタイプのスマートフォン。Optimusシリーズの3代目(タブレット端末も含む)。OSはAndroid2.3。
LG独自のIPS液晶であるNOVA液晶を搭載。屋外でも見やすい700カンデラという高輝度でありながら、省電力モードを利用して消費電力を抑えることも可能になっている。

個人的感想
Wi-Fiルーター的な機能は使えるようにはなっているものの、ワンセグやおサイフケータイといった日本向けの機能が搭載されていないのが痛い。単純にPCの代わり、電話とメールだけ・・・と割り切っているなら大丈夫だろうけれども。


10:BlackBerry Bold 9780
カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が製作したキーボード付のストレートタイプのスマートフォン。日本での同シリーズは5代目に当たる。OSはBlackBerry 6.0。
文字ベースだったメニューがアイコン化。端末内やmicroSD内、SNSやネット動画などを横断的に検索できる機能も搭載している。

個人的感想
どうしても画面が小さい、タッチパネルではないなど様々なデメリットがあるものの、ビジネス用と割り切れば、それほど気にならないのかもしれない。外国へしばしば行く人向けの機種だとも。


次回はドコモの一般機種の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:50Comments(0)TrackBack(0)