レコゲー携帯ゲーム機編、2回目はPSPの作品紹介の続きです。
今回はリメイク作や移植モノ、連続シリーズ作品の紹介です。
まず最初は、「俺の屍を越えてゆけ」。
1999年にPSで発売された同作品のリメイク。2007年にゲームアーカイブで復活していたものの、幻の作品として語り継がれることが多かったものです。開発はアルファシステムで、今作もPS版を製作したスタッフが再結集しているとのこと。なお、続編の発売も決まったということなので、今作はその続編への布石になるのかもしれません。
平安時代の朱点童子によって壊滅的な被害にあった京の都を舞台に、朱点童子を討伐しようと向かったものの、帰り討ちにあった勇者の子供が主人公になっています。その主人公は朱点童子の呪いで短命になっているかつ人間の子供が残せない身体にされてしまいます。
そこで主人公は神と交わり子を作っていき、代々で朱点童子を討伐していくというものになっています。
かなり難易度の高い作品としても知られ、短い一生をいかに効率的に進めていくのかがポイントになっています。
なお、PSP版ではアドホック通信を利用して、『養子』をもらうことができたり、交神する神のレベルや親密度が上がったり、オリジナル武器の製作がきたり、必殺技にあたる奥義の使いやすさが向上するなど改良点が加えられています。
既に10年経っている作品なので、初見の人も多いと思いますが、かつての名作に触れられるいい機会だと思いますよ。
続いては、「久遠の絆 再臨詔 -Portable-」。
1998年にPSで発売された同作をアレンジした作品である2000年にドリームキャストで発売した「再臨詔」をリメイクしたもの。近年では、今年7月にエロゲー版の「久遠の絆」が発売された他、12月には「再臨詔」のフルボイス版が発売されることも決まっているそうです。
PSP版の要素としては時計モードが搭載されているとのこと。惜しむらくは4:3ベースでの制作となっている点ですが、手軽に楽しめるハードで出されたことくらい大英断だと思います。
3作目は、「Bullet Butlers -銃弾の行方-」。
2007年にPCで発売された同作品の移植。ノーライフキング(アンデッドの王ないしは最上級位)との戦いが終わった現在でも潜在するシンパとの戦いを描いたアドベンチャー作品です。
PCでもかなり好評な作品かつ珍しくイケメンが主人公なので、女子層にもウケそうな予感が。
4作目は、「うみねこのなく頃にPortable 2」。
同人ゲームから端を発したアドベンチャーゲームで、4巻セットの2巻目にあたるもの。
今作ではEP3・4が収録されます。
最後は、「たんていぶ THE DETECTIVE CLUB -失踪と反撃と大団円」。
こちらも4巻もののアドベンチャーゲームで、今作で最終巻になります。
廃部の危機を迎えていた探偵部が迎える結末はいかに!?
次回は3DSの作品紹介です。