2018年11月16日

auの3GサービスのXデーが決まる

auが手掛ける通信サービスは、今でこそ4G LTEになっていますが、その昔はCDMAというサービスでした。開始当初はアメリカの通信規格として有名で、日本では独自規格扱いされていました。というのも、日本ではPDCという規格が幅を利かせており、海外ならPDCが独自規格なのに、日本ではCDMAがauだけが行っていたということで独自規格扱いをされたのです。
auでは、cdmaOne→CDMA2000(CDMA 1X→CDMA 1X WIN)と歩み、いずれも第3世代ケータイとされました(ただし、cdmaOneは正確には2.5世代という位置付け。なお、CDMA 1X WINは3.5世代)。当時日本で主流だったPDCが第2世代と称されていたため、cdmaOneは高音質かつ通信速度が早いとされ、最先端とまで思われていたんですね。
後にドコモとソフトバンク、そして後に参入をするイーモバイル(現在のワイモバイル)が3G(W-CDMA)を開始するので、そのアドバンテージは薄まったものの、長年のノウハウを積み重ねたことで、音質やエリアで一歩進んでいたのは、早いこと3Gサービスに取り組んでいたからではないかと思っております。


そのCDMAサービスが終了することになりました。既に11/7にサービス受付が終了となっており、今回サービスそのものが終わるというふうになりました。
サービス終了予定は2022年3月末で、この時にCDMA 1XおよびCDMA 1X WIN、そして「au VoLTE」に対応していないau 4G LTEのスマートフォンとケータイもサービス終了になります。

対象機種は多岐にわたっており、auの公式サイトで確認して頂きたいのですが、iPhoneシリーズも一部含まれているので、現在利用している人で、これからも使う予定の人は十分ご注意下さい。
なお、今回対象になっている機種を持っている人は、機種変更の際の事務手数料が無料になる他、フィーチャーフォンからスマホへ機種変更する際は、「初スマホ安心サポート」を機種変更の翌々月末まで無料で受けられます


まだ4年あるとはいえ、あっという間に終わりの日は来ますよ。対象機種を持っている方は、お早めに。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)