2014年06月01日

レコゲー2014 6月 据え置き機編①

6月、じめじめする梅雨の季節・・・と思いきや、いきなり真夏日の気温を叩き出す地域も出て来て、夏先取りとも言える展開になってきました。今後本格的な梅雨に突入するんでしょうけど、湿っぽさ+猛暑となるとこれまで以上に過ごしにくい時期になってしまうんでしょうねぇ・・・。
そんなゲーム業界も湿り気たっぷりな時期になっていますけれども、ここは3月・7月・9月・12月に並ぶ新作ソフトの乱立期(会社によっては決算期)にあたるわけですから、何とかして売り上げを伸ばしたいところではありますね。


というわけで、レコゲー最初は、いつものごとく、複数ハードで展開される作品の紹介です。


最初は、「ウォッチドッグス」(PS4PS3XBOX360PC)(★)
E3での発表の際、その滑らかな動きで世界を驚かせたあの作品がいよいよ登場します。
あらゆる物がネットワークで繋がった近未来のシカゴを舞台に、ハッキングの達人とも言える主人公が自身のめいを殺した師匠への復讐をするという作品です。
システムとしては、スマートフォンに設定されている「ctOS」を駆使し、追手から逃れたり、経歴を詐称したりセキュリティを無効化して侵入したりなど多彩なハッキングによるプレイが可能になっています。その方式はほぼ無限大で、プレイの仕方によって多彩なプレイスタイルが見出せる自由度の高い作品です。もちろん、銃撃戦といったケースもあれば、乗り物に乗って移動するというプレイも可能です。その他、ポーカー・チェス・カーレースなどのミニゲームもあり、本編以外にも楽しめる要素が盛りだくさんです。さながらGTAのようとも言えます。
オンラインプレイも可能な他、スマートフォンを利用して本作を所有していなくても本作を所有しているプレイヤーとの対戦も可能なアプリ(無料)も配信されているので、どういう作品かを知りたい人はそちらから入っていくのもオススメですね。

2番目は、「ウルフェンシュタイン:ザ・ニューオーダー」(PS4PS3XBOX360
FPSの元祖とも言われている作品で、後に世界的ヒットを収めた「DOOM」のプロトタイプ的作品にもなっています。
今作は第2次世界大戦後の1960年が舞台で、ナチスドイツがデスヘッドという超兵器により第2次世界大戦に勝利したという設定で始まります。植物人間状態からカムバックした主人公が、ナチスドイツへの復讐心をたぎらせ挑むというものになっています。
1960年代という舞台設定でありながら、SF設定が色濃くなっており、巨大ロボットも登場します。シリーズ当初のような城からの脱出ではなく、市街戦が中心になってはいるものの、緊迫した雰囲気は伝わってきています。
なお、今作はシングルプレイのみとなっているので、マルチプレイを楽しみたかった人には残念ですが、その分深い作品を楽しめれば言うことなしでしょう。

3番目は、「Thief」(PS4PS3XBOX360
世界初とされる第一人称視点でのステルスアクション。この作品、気配を消して相手のモノを盗むというのがメインなのですが、時には戦士ではなくとも剣やナイフなどを持って衛兵やアンデッドなどのクリーチャーと戦闘するということもあります。
今作は1999年にアメリカで発売された同作品のリブート作品ですが、日本では初めて登場することとなりました。発売元がスクウェア・エニックスということもあり、発売前からファイナルファンタジーシリーズに登場するシーフ(盗賊)のアイコンを利用したバナーが打たれていたことで注目されましたね。

最後は、「CROSS†CHANNEL ~for all people~」(PS3PS Vita)(★)
2003年に発売した「CROSS†CHANNEL」のリメイク作品で、同作品発売10周年記念作品でもあります。
ベースはPSP版で、そこからハイデフ仕様の映像や新エピソードの追加がなされています。クロスプレイには対応していませんが、どちらかでじっくり楽しめるのではないかと思います。この作品で有名になった田中ロミオさんの傑作(他の代表作として、「人類は衰退しました」などがある)でもあるので、まだプレイしたことのない人には是非とも知ってもらいたい作品です。


次回は、各ハード注目作の作品紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 14:55Comments(0)TrackBack(0)