この作品は、正直全くわからないですね。色々とノーマークな作品がありますけど、今回ほどノーマーク過ぎるノーマーク作品はありません。ちなみに、こちらは『異世界』と名の付く作品の4本目になります。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、便利屋として働いていたが、ある日異世界に転生することになる。そこでは最強魔法使いでありながら物忘れの激しい爺さん、剣の腕は立つがツンデレで兜で顔を隠す女性戦士、見た目は可愛い妖精だが守銭奴という変わったパーティの仲間に入ることとなる。そこでは、便利屋時代に培ったノウハウが生きるのだが・・・。
というふう。
この作品は1話がショートショートになっているオムニバス(タイトルクレジットは1話分まとめたもの)になっており、短いからこそというのか非常にテンポがいいし、話の繋がりも悪くない。そして各キャラの個性がいかんなく発揮されてもいて、かなり面白く見られたと感じております。そこに主人公がアクセント的に絡んでくるので、より仲間達の行動や言動に磨きがかかるんですね。より分かりやすくなるし、より面白味と深みが増すんです。ボケた爺さんが、いきなりシャキっとした魔法使いになれるし、主人公が窮地に陥ると、華麗に果敢に救う女戦士として登場したりと。そして、何より主人公のことを頼りにしている姿が印象的でした。1話最後の救出シーンがそれを物語っていますね。
今後もこのテンポのよさとキャラセンスが光るものになれば、面白いものになっていくのかなと思います。期待しておりますよ。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

