2021年10月14日

秋の新アニメ2021 その15 サクガン

秋の新アニメ2021、15回目はサテライトが手掛けるオリジナル作品の「サクガン」です。
この作品は、文化放送・DeNA・創通・毎日放送の共同企画によるオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第1弾「SF・ロボットアニメ部門」で準大賞を獲った作品がベースになっているようです。その後、色々変遷して今のタイトルになったとのこと。キービジュアルを見る限りでは、冒険譚のようなふうにも見えますが、はてさて。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


極彩色のネオンに光化学スモッグ漂う岩盤に囲まれたコロニーと呼ばれる街に住む一人の親子。9歳ながら大学を卒業し、ワーカー(鉱員)として働いている女の子とシングルファーザーで同じく鉱員の父親は、未開地帯の地図作りをしたい女の子とそれを強硬に反対する父親との『激しい』親子喧嘩を繰り返しながらも平穏な日々を過ごしていた

ある日、未開世界から親子の友人が帰ってきた外の世界に羨望している女の子は、親子の友人の話に目を輝かせる。そんな時、彼女が夢で見た世界と同じ世界の写った写真と地図ではないかと思しき謎の石を手に入れる親子の友人と共に、その世界に向かいたいと父親を説得していた時、外から異生物が侵入し・・・。



というふう。


初回は、基本的に親子のコメディタッチな展開がメインで、この『激しい』やり取りが、親子の関係を十分に理解させてくれるものになっています彼女の自立に心配を抱くあたりは、まさしく子煩悩(いや親バカか(苦笑))な父親ですわ。それでいて女の子は9歳ながら大学卒で、父親の採掘の手伝いをこなしているあたり、もう父親の面倒を見る母親代わりになっている(笑)。だからこそ大人になった気分になっていて、地図作りをすることでさらなる自立を図りたいのかなと。そこに女の子とつるんでいる親子の友人が現れて、ますます面白くなるかなと思ったら、異生物が現れて、その親子の友人が突如ドロップアウト・・・(泣)。その結末に至るシーンで、女の子に自身は子供なのだから父親の中にいろというつるんでいた親子の友人の娘のシーンが、グッときましたね。あれはなかなか言えないし、その後のシーンに繋がってしまうと泣けてきましたよ・・・。


今後は初回のようなコメディタッチは控えめになって、シリアス路線がメインになってくるのだと思いますが、その過程で少女は本当に大人の階段を父親の手助けを借りて昇っていくのだと思いますわ。女の子1人だけなら誤って落ちてしまいかねない大人の階段を。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む

Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2021年10月08日

秋の新アニメ2021 その6 takt op.Destiny

秋の新アニメ2021、6回目はDeNAとナムコバンダイアーツが手掛けるマルチメディア作品である「takt op.(タクトオーパ)」のアニメ部分にあたる「takt op.Destiny(タクトオーパ ディスティニー)」です。
この作品は、秋から始まったテレビ東京の深夜アニメ枠の一つで、唯一TXN全局+BSテレ東で放送されています。AT-Xも含めると、テレビ東京系の会社が抑えていると言ってもいいでしょう。ただ、広井王子さんが関わっているのが気掛かり昔は泣く子も黙る有名クリエイターだったんですけど、最近は老害になっているというのかコーラの飲み過ぎだろうと思わせる部分が強くなっておりまして、不安でなりません


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


空から黒い隕石が落ちてきてから、人間は音楽を奏でることができなくなった。というのも、異形の怪物がその調べと好反応を示し、惹かれてしまうからだ。
しかし、音楽を力とする少女達とその少女達を指揮し導く者とが連携することで、畏敬の怪物に立ち向かうことができるようになってきた

時は2047年のアメリカ。異形の生物との抗争で荒廃したこの国に、ニューヨーク目指す一行がいた。その一行に待ち受ける運命とは・・・。



というふう。


初回は、音楽を奏でると異形の生物が襲い掛かってくるとかそれを打ち砕く音楽が存在するとかが短い時間の中で丁寧に説明されていたのと、それを行っている一行が、言うことを聞かないガキんちょを引率する先生のような格好になり、それが滑稽でなりません(戦闘時はピカイチなのに(苦笑))。中でもムジカートと呼ばれる音楽によって戦闘力を高める少女が、人間のようで人間でないからか、人間の行動そのものに無駄があるように思っているらしい。そんな内面もしっかり描かれていたので、広井さんは今回頑張ったのかなと。
見せる部分も設定の部分もよくできていたので、この作品は今後期待が持てそうです。なお、字幕放送なので、物語を追い掛けやすいのも好評価ですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2017年07月13日

夏の新アニメ2017 その5 恋と嘘

夏の新アニメ2017、5回目は講談社とDeNAが手掛ける電子コミック「マンガボックス」が原作の「恋と嘘」です。
配信が開始されるや否や、350万以上の閲覧があり、コミックもヒット今回のアニメ化に続いて実写映画化も決まっています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


超・少子化対策基本法(通称「ゆかり法」)によって、満16歳以上の男女には政府がセレクトした相手と結婚せねばならず、自由恋愛というものが禁止されることとなった近未来の日本。

主人公には、幼い頃から好きだったクラスメイトの女の子がいた。なかなか想いを告げられない中、16歳の誕生日になる前日に彼女を呼び出し、自らの想いを告げる。そして、彼女とは相思相愛だったことを知らされたその時、無情にも政府からの通知が届くのだった。



というふう。


第1話は、中々ドラスティックな展開になっていたなと思います。やはり16歳を迎えようとする中、好きな子と一緒にいたいという気持ちが思春期のそれと合わさってすごくアンニュイな感じとも取れる得も言えなさが漂っていました。あの独特な雰囲気は大人になった今でも忘れがたいものですね。
絵が致命的にダメという評価もありますけど、作品の内容としては、引き込まれやすい、かつ引き込みやすい作りになっています。絵柄云々は抜いて、薦めやすい作品ですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)

2015年10月03日

さらば、キヨシ!

DeNAの中畑清監督が退任することが決定し、今日の試合がラストゲームになりました。
万年最下位とも「横浜銀行」とも揶揄されるほどチーム力のないDeNA(当時は横浜からチーム名が変わった直後だった)を引き受けたものの、最終的にはAクラス進出という結果は残せず、就任していた4年間は最下位または5位という位置付けで終わり、退任する今年は最下位で終えることが確実になりました。

しかし、それでも上位に上がれるかもしれない底力を感じさせるものがいくつか出てきました
まずは若手が伸びてきて、来年以降期待が持てるようになってきました。特にルーキーで活躍した山崎康晃(やすあき)選手や若手の井納翔一選手や荒波翔選手などが在任中活躍し、さらにはキャプテンにもなった筒香(つつごう)嘉智選手も中畑監督の下で大きく成長しました。
そして何より、親会社であるDeNAと二人三脚でファンサービスを行ってきたことで、伸び悩んでいた観客動員を回復させるにまでなりました。もちろん中畑監督の明るさと闘争心あふれるプレイスタイルによるところもあるのでしょうけれども、新規顧客の獲得には大きく貢献したのは間違いないでしょう。


来年の監督にはラミレスが就任するのではないのかという噂も流れております。それでも、中畑監督が築き上げた4年間のファンサービスや育成能力、そして親会社との関係を無にしない方に引き受けてもらいたいとも思いますね。


最後に、チームは上位に上がってこれなかったけど、十分に手強くて楽しみなチームにしてくれたね、キヨシ!4年間セリーグを盛り上げてくれてホントありがとう!またどこかのチームで監督やってくれよ!


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年08月20日

四半世紀ぶりの新記録

今日行われたDeNA×ヤクルトの一戦。ルーキーながら抑えを任されている山崎康晃選手が新人選手の持つセーブ記録を塗り替えました。


この日の試合、1回裏と3回裏に加点したDeNAは5回表にヤクルトに1点差に追い付かれたものの、中継ぎ陣が踏ん張り、9回表に新記録の掛かった山崎康晃選手が登板しました。山崎康晃選手は3人の攻撃をピシャリと抑え、新人選手の持つセーブ記録を塗り替える32セーブ目(2勝2敗)を挙げました。


実はこの記録、四半世紀破られていなかったすごい記録でもありました。その記録を持っていたのは、中日とロッテで活躍した与田剛さん150km/hの剛速球とフォークを駆使した選手でもありました。
もちろん、セーブ記録に関しては中日に在籍している岩瀬仁紀選手(2005年に記録した46セーブ)と独立リーグである四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに在籍している藤川球児選手(阪神に在籍していた2007年に記録した46セーブ)ではあるのですが、セーブという制度ができてからまだ40年ほどという中で、新人がこれだけ頑張れるというのは、なかなかないんですよね。しかも1年だけしか挑戦できないもの。非常にあっぱれな記録だと思います。


DeNAは残り31試合あるので、このままいけば、岩瀬・藤川両選手の持つセーブ記録も視野に入れられるところにまで来ました。2試合に1回の登板になるので、ちょっと厳しいかもとは思うものの、現在のDeNAの状況を考えれば、記録達成もやぶさかではないとも思えてならないんですねぇ・・・。見てみたいけど、しんどそうだなぁ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2015年03月17日

任天堂、遂にスマホへ進出?

風雲急を告げるとでも言いたげな雰囲気になってる気がします。


コンシューマーゲームでは古参の任天堂とスマートフォンやケータイでゲームアプリ・ネットオークション・SNSなどを手掛けているDeNAと業務・資本提携を行うと発表しました。これにより、DeNAの発行済み株式の10%を第三者割当で任天堂が取得し、対して任天堂の発行済み株式の1.24%を第三者割当でDeNAが取得するというふうになります(比率は違うものの、総額は共に約220億円)
今回の提携により、任天堂の知的財産、平たく言えばマリオやドンキーコングなどのキャラをDeNAでゲームアプリ化するということを行い、DeNAのアプリを糸口に任天堂の販売するコンシューマー機に引き入れようというふうに考えているようです。この構想の一環として、PC・スマートフォン・タブレットと3DS・Wii Uとを繋ぐ一体型メンバーズサービス(既に廃止が決まっている「クラブニンテンドー」に変わる物になると考えられる)の共同運営と開発し、さらにスマートフォンやタブレットといったスマートデバイスゲーム専用機との架け橋となる新しいゲームハード「NX(コード名)」の開発を手掛けることを発表しました。この新ゲーム機は先述の一体型メンバーズサービスとの連携も可能になるとのことです。


しかし、任天堂はスマートフォンでのゲームには否定的とされていましたスマートフォンでは主流になっている課金制度に否定的だからとも言えるわけですが、このところ赤字が続き、これまで親が子に安心安全だからと薦めてきた任天堂のハードが売れていないという点、中学生ないしは下手をしたら小学生といった子供もスマートフォンやタブレットを持ち始めてきたことから、これまで任天堂のゲーム機を遊んできた層が離脱し始めている点、さらにじっくり楽しみたい層が任天堂ゲーム機ではなくSCEのゲーム機に流れていっている点などが任天堂の社内に危機感を持たせ、今回の提携・スマホアプリへの提供に至った理由なのではないのでしょうか。


今後の課題は、任天堂が拒絶してきていた課金に対するスタンスをどうするかというのとDeNAのノウハウがきちんと生かされるのかというふうになってくることでしょう。


いずれにしても、任天堂が新しい時代を迎えることになるのは間違いなさそうです。もしかすると任天堂がかつてのセガのようにゲームハードの生産を終える事態になるのではと思えてならないのです。それだけスマートフォンに少しではありますがシフトする任天堂の決断は重いものなのだと感じております
今後の任天堂の動向に目が離せなくなってきました。実りあるものであってほしいと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)

2013年04月21日

今シーズン初の3連勝に3タテだぜ!DeNA

別にDeNAのファンじゃないけれども、なぜかこのチームの話題だけが目につくんですよ(ニヤリ)。


今日行われたDeNA×中日の一戦で、DeNAがサヨナラ勝ち。これによって今シーズン初の3連勝と3タテをゲットし、勝率も5割に。3位に浮上しました。


今シーズンDeNAが好調とも言えるのは、やはり打線でしょう。今シーズンのDeNAは打線次第とも言えるわけです。
その打線を象徴しているのがブランコ選手。今日の試合で早々と2ケタのホームラン(10本)とし、今シーズンの『ホームランが出やすい事態』を象徴している選手とも言えるようになりましたコンスタントに安打を出している感もあるので、調子さえ崩さなければラミレス選手に変わる軸になってくれるものと期待できるでしょう。

投手に関しては、抑えの山口選手を生かすためにも、先発陣の奮起がもっと欲しいところ。中継ぎ陣はとりあえず順調とも言えるでしょう。軸となるのはソーサ選手、奇しくもブランコ選手と同じ中日から移籍した選手です。


初の3タテが中日というのは、何かしらの因縁を感じてしまうのは私だけでしょうか。ブランコ・ソーサ・ソトの3選手にとっては、中日から取れたことに複雑な感情を抱いているのかもしれません。


正直、ここまで戦えるとは思っていませんでした。確かに勝てるチームに仕上がったと言えるのですが、投手陣が(ソト・ソーサ両選手が入っても)まだまだな部分があったので、最下位脱出までと思っていたんです。

しかし、ここで浮かれていたら、今後の戦いで大きくドツボにハマると思います。
これから先の交流戦、そして胸突き八丁になる夏場で、好調な打線が今のようにやっていけるのかが課題になるでしょう。投手陣がこのあたりで奮起しないとAクラスは夢のまた夢に終わってしまうのかもしれません。


・・・しかし、中日がボロボロで名古屋市民ながらアンチ中日な私にとって飯が美味い(笑)。
ただ、この異常事態どうするんだろうね。高木・ジョイナス・守道監督は早いこと休養と称してクビにした方が一番の特効薬なんじゃないかとか思うのは、少々酷い考え方なんでしょうかねぇ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:33Comments(0)TrackBack(0)

2012年12月12日

来年は勝ちにいくぜ!DeNA

予想通り・・・と言えばいいのでしょうか。


DeNAは中日で4年プレーしたトニ・ブランコ選手との契約に合意したと公表しました。契約は2年で総額5億円とのこと。ウッズの借りはブランコで返す・・・とでも思っていたんでしょうか。ただその時とは体制が違うので単なる偶然なのかもしれないですが(笑)。


ブランコ選手はドミニカ共和国出身で、2009年から中日でプレーしていました。
来日1年目から超ド級の当たりを連発したことで話題になり、ナゴヤドームで認定ホームランを打ったことで全国的に知られるようになりました
しかし、1年を通して活躍できたのはその1年目のみで、2年目以降は徹底的な内角攻めやケガの影響で通年活躍ができない状況になっていました。しかしながら、ホームランバッターとしての魅力はあまり衰えていないようで、今年に関して言えば96試合ながらも24本と得点力不足の中日の中では極めて貴重なポイントゲッターでもあったのです。

そんなブランコ選手の去就が中日ファンにとってのポストシーズンの一番の話題だったのですが、シーズン終了あたりからDeNAがソーサ・ソト両選手と共に獲得に乗り出しているのではないかとスポーツ誌上では噂されていましたその読みが今回一部的中したわけです。ということは、ブランコ選手の獲得は第1弾であって、今後ソーサ・ソト両選手の獲得も発表する・・・なんてことが起こるのかもしれません。

ちなみに、ブランコ選手はシーズン終了後には表向き中日残留を匂わせていたものの、実際は在京球団への移籍を強く希望していたようで、そのことを裏付けるかのように中日サイドはブランコ選手との交渉が全くもって上手くいっていなかった(あまつさえ、ブランコ選手の家はもぬけの殻になっていた)ことが明らかになりました


これでDeNAが勝ってまう・・・とか思ったんですが、ブランコ選手って内野、しかも1塁しか守れないんじゃなかったっけ?確か、過去には外野も守ってるけど、かなり難があってあかんのんちゃうのと言われてませんでしたっけ(苦笑)?ということは、あれか、ノリさん(中村紀洋選手)と争うのか。あかん、ノリさんまーた黒くなってまうで(ニヤニヤ)。これ以上黒くなったら追い出されかねんから、中日へトレードや(ゲラゲラゲラ)!<年俸400万なら獲ってやる(by高木監督)。


まだ来季の選手が固まっていない部分はあるものの、既に出戻り組でスペランカー(多村仁志選手)がソフトバンクから復帰まだ動向の決まっていない福留選手や松井選手といった大リーグ組を獲るとも言われています。
また来年は中畑体制の最終年、そして奥さんが亡くなったこともあって弔い合戦の模様を呈してきました


というわけで、来年のDeNAは「あかん、また勝ってまう」となるのか「あかん、いつも通りや」となるのか。楽しみですね!<いかにも興味のない言い方だな(ニヤニヤ)。


・・・とりあえず、某サイトの管理人が(以下略)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月04日

賭けてくれ、DeNA!

DeNAといっても、現在最下位疾走中のあの球団の親会社の話。
DeNAは、試合展開を予想するアプリ「BASEBALL STADIUM LIVE」を7/3より開始しました。現在のところiOS版のみとのことで、Androidや一般的なケータイやPCにまでアプリが広がるのかは不明。もちろん無料で楽しめます。
内容は、単純に言ってしまえば予想ゲームで、現状DeNA主催のゲームが対象
試合が得点圏に進んだ際、このアプリ通知が来るようになっており、得点圏に立ったバッターがどういう結果になるのかというのを4択(ホームラン・ヒット・アウト・四死球)形式で予想するものになっています。左記の予想以外にもホームラン予想・三振予想というものもあり、それらで的中させることでポイントがもらえ、モバゲーとの連携で行われるランキングシステムに加入していれば、上位入賞者には野球関連グッズや観戦チケットがもらえたりするという特典もあるとのこと。

このアプリの利点は、野球中継を見聞きしている時や野球観戦中にリアルタイムで配信されるということ。その試合に対する没入感が増して、より試合を楽しめるようにという願いが込められているのでしょう。DeNAとしては、あわよくば、主催の横浜スタジアム(もしくは地方球場での主催試合)の観客動員数に繋げたいという思惑があるのかもしれません。


・・・まぁ、今のDeNAの惨状を見てしまっては、得点圏に回ってくる機会は少なそうだし(苦笑)、仮に回って来ても、「アウト」と予想する人が多く出る結果になるんじゃないかと思ったり(爆)。逆に相手チームが得点圏(以下略)
とはいっても、三浦大輔選手が好投する(今日通算150勝達成だそうで。おめでとうございます)など気を吐いている部分もあるので、賭けとしては成立してくれんじゃないかなと淡い期待をしてみる(ニヤニヤ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月19日

重荷になるか、それとも大きな宣伝材料になるか

長い間横浜ベイスターズに漂っていた身売り問題が解決に向けて動き出したようです。


横浜を所有している東京放送ホールディングス(TBS)が、モバゲー(Mobage)を有するソーシャルゲーム最大手のDeNA(ディー・エヌ・エー)に売却することを明らかにしました。既に大筋で合意されているため、今後詰めの協議でどうなるかが気になるところです。

TBSはご存知の通り、TBSテレビ・TBSラジオ(TBSラジオ&コミュニケーションズ)などを有する放送事業を核にしたグループ会社で、2002年以降、大洋漁業(現在のマルハニチロ)に変わり横浜の筆頭株主になっています
TBSが買収した理由は地デジに向けて放送コンテンツの充実を図りたかったというもの。地デジコンテンツの充実が言われる前から、フジテレビはニッポン放送と共にヤクルトの放送権を持っており、かつては横浜にも放送権を有していました(後に放送法に触れる可能性が出てきたため、TBSがメインになっている経緯がある)。余談ですが、一部のラジオ局でヤクルト戦が放送できない事態がありますけれども、これはニッポン放送のネットワークであるNRN(全国ラジオネットワーク)に加盟していないと放送できないためとされています。

しかしながら、横浜の成績はTBSの想定した成績とは全く逆の方向に。
2007年以降最下位が4年も続くという超低迷期に差し掛かっただけでなく、TBS自身の問題、「総力報道!THE NEWS」の大失敗以降、視聴率の低迷や広告収入の減少、そして地デジ機器への更新費用の増大で、TBSが横浜に払っていた赤字補てんの20億円が払えなくなるくらいに運営を窮していました。本来の目的だった地デジに向けてのコンテンツの充実が、その肝心の地デジ投資で失うハメになるのは、何とも皮肉なようにも感じます。

ともあれ、経営をこれ以上圧迫したくないTBSは買い取り先を探しに2010年から東奔西走した中で、住生活グループへ買収を持ちかけます。ところが、大詰めで決裂(新潟移転・首脳陣の刷新を主張した住生活グループに対して横浜のホーム・首脳陣の維持を主張したTBS・横浜球団・神奈川県が首を縦に振らなかったからとされています)したため、また1からやり直すことになってしまいました。
そして今年、かねてから噂のあったDeNAへの売却がほぼ決まったというところにまで来ました。仮に売却が決まった後でも、TBSの所有する球団株は一部残しておくとのことだそうです。


ところが、まだ完全に決まったわけではありません。
先述の通り、詰めの協議次第で住生活グループの二の舞になりかねません。とりあえず、横浜のホームは決定(恐らくDeNAサイドが渋々受け入れたのではないかと推測)しているので、あとは首脳陣の処遇とカネ絡みではないのでしょうか。

これを乗り越えても、残っているのがオーナー会議。この席で、残り11球団の承認が得られなければ、ご破算になるわけです。
他の球団が懸念しているのは、DeNAの経営状況。
モバゲーに代表されるように、急激に業績を伸ばした会社なので、経営体力があるのか、会社として安定しているのかというのが最大の懸念材料だと考えられます。というのも、預かり保証金などで30億円をNPB(日本野球機構)に支払わなければならないのと、前述の赤字補てん費を球団に毎年払わなければならない事態に陥ると考えられます。(ちなみに、DeNAの2010年度の営業利益は560億円)。
そのため、一部の球団は難色を示しているとされています。まぁ、露骨に「そんな会社は知らん」と言っているナベツネがいるあの球団が急先鋒じゃないかと思いますが、これいかに。逆に新興球団のソフトバンクや楽天は歓迎ムードで見ているのではないかと思いますが、いかがなもんでしょう。


とにかく、野球の運営はカネがかかるのは明々白々なのだから、預かり保証金とかでくすね取ることばかり考えるのではなく、複数の企業で所有することを認めるとか広島のような市民球団をもっと認めるべきなんじゃないかと思います。それに横浜の経営が圧迫されているのは放漫経営だけじゃなく、横浜スタジアムの問題もあるんじゃないかと。改修も含めて、ファンに魅力的な球場にすることも大事でしょう。
ただ、ファンにそっぽを向かれているのがDeNA時代でも続くようなら、いっそのことホントに新潟移転を真剣に考えた方が、将来のためにいいと思います。真剣に応援するファンがいれば、球団は自然と強くなりますよ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:49Comments(0)TrackBack(0)