それがこちら、「エースコック EDGE 鬼辛とんこつ醤油ラーメン」(クリックすると12個入りが購入できます)。
今回は「カップ麺にも激辛スパイス入れすぎてみた」をコンセプトに、とんこつラーメンの中にスパイスを放り込むというもののようです。ちなみに、付属のスパイスは唐辛子に魚粉をブレンドしたものになっています。
では、早速頂いてみましょう。
最初は、粉だけを溶いたスープをすすってみました。実のところ、液体と分けて入れさせるものに関しては、粉だけの場合かなり薄かったりするのですが、なぜか粉だけでも十分にいい味が付いていて美味い。しっかりとしたとんこつの味なんでしょうか。とにかくスッキリとした美味い味になっています。
そこに液体スープを足すと、粉だけの場合に比べてコクが出て深みが増すんですね。醤油にあたる部分なんでしょう。これはまたこれで美味しい。そのまま商品化してもイケるんじゃないのとか思ったり。
さ、問題のスパイスを入れてみましょう。・・・入れると真っ赤やな(苦笑)。
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ぶわはああああああーーーーーー!
いやぁ、辛いですねぇ。今まで以上に辛さを感じ取れるものになってますけれども、これを入れるととんこつ醤油の繊細な旨味が全くもって生きなくなってしまう。つまり殺されるのです。魚粉の旨味も今回は全くといいほど感じられず、まさしくこのスパイスが破壊してしまいました。今回は逆に目立ち過ぎて味が悪くなるというパターンになってしまったんですね。
もったいない。実にもったいない。
やっぱり、この企画は夢の島に送ってしまった方がいいのではないのでしょうか。できることなら、スパイスを抜いたとんこつ醤油ラーメンの状態で再販しよう(ニヤニヤ)。