ソフトバンクの傘下に入って2年ほどになりますが、契約者数は激安戦略でうなぎ昇りとなっており、遂には500万人の契約者数まで盛り返してきました。さらなる反転攻勢をソフトバンクと共に行っていく中、まずはウィルコムとしてのブランド力の強化と端末としての魅力を上げるということなんでしょうけど、果たして今回発表された端末はどうなんでしょう。
詳細を見ていきましょう。なお、一緒に発表されたPORTUS for Biz WX02S-Hは、WX02Sの法人モデルで、法人プランが契約できる以外は大きな差異がないので割愛しております。
①ENERUS WX03S
2.4インチQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。4色のカラーリングで展開される。
1700mAhの大型バッテリーを搭載し、その大型バッテリーはスマートフォンやUSB対応機器へのUSB給電に回すことができる。
個人的感想
カメラ機能・ウェブブラウザ機能・外部メモリのない極めてシンプルな機種ではあるが、モバイルバッテリーの代替品として使用できるのが大きい。もちろん、緊急通話用としての役割を残しておくことも可能だし、給電できる量も自動的に割り振ってくれるのもポイントだと思う。
単純にモバイルバッテリーだけよりかは汎用性が効くので、普段持っているケータイが繋がりにくい場所に差し掛かるケースのある人には、検討してもいい機種なのかもしれない。
②HONEY BEE 5 WX07K
2インチのQVGA液晶を搭載したストレートタイプのケータイ。京セラが展開するHONEY BEEモデルの9代目にあたる。8色のカラーリング(うち6色はツートンカラー)で展開される。
IPX5/7相当の防水機能が搭載されている。
個人的感想
この機種は、これまでと違い角の少ないデザインになっており、ビビッドなカラーリングかつツートンカラーといった斬新なものが多い。何より防水機能が付いているので、本来のターゲットである女子高生以外にも20代・30代前半の主婦層を含めた女性にもターゲットが広げられそう。
ただ、もう少しカメラ機能を強化してほしいのは、ない物ねだりというものだろうか。

