前節、岐阜は栃木SCと戦いウノゼロで負け。何とも言えない負け方をしてしまったため、本当に大丈夫なのかと心配になってくるふうでした。順位も19位とJFL行きになりかねない状況。入れ替え戦になるとはいえ、今の状況でJFLのチームと戦っても勝てないんじゃないかとさえ思っています。
一方の讃岐も戦力を揃えてきたものの、勝ち切れない状況が続き、3/15のFC琉球戦で勝ったのを最後に、引き分け(2分)を挟んで連敗中です。ただ、順位は11位とボトムハーフでも上の方。一つ勝てばトップハーフに突入できるのではないかと思われるので、何としてでも勝ちたいでしょうね。
ところで、悲報が一つ。この試合をもって、当分リーグ戦のデイマッチは終了となります(泣)。何と次節から当分の間ナイトマッチになるんですね・・・。しかも連休最終日とか日曜日とかの試合が多いのよ(大泣)。

こちらは、長良川球場。4月からネーミングライツを岐阜信用金庫が取得し、ぎふしん長良川球場となりました。長良川競技場は、いつネーミングライツを取得するのかのぉ・・・。

川西翔太選手や上野輝人選手もそうだけど、井林章選手もいるのか・・・ではなく、注目すべきは、早くも「全てを懸けて3掴むぞ」というお気持ち弾幕が出されていました。

醤油と豚骨が入ったラーメンという触れ込みでしたけど、これはたぶん醤油だけじゃないのかな・・・。味は悪くないんだけど、何か物足りないのは、「ハヤシライス」を食べていたからに違いない(ニヤニヤ)。

そんな中で、岐阜で奮闘していたのが、ゴールキーパーのセランテス選手。とにかく彼が冴えていた。並み居る讃岐の選手のシュートを徹底的に弾き、窮地を救ってくれたんですね。守備陣がまだまだ活性化しない中で、孤軍奮闘していましたけど、最終的には精神力の問題で崩されてしまっていたようにも思います。ちゃんと守らないとアカンわな・・・と思わされましたよ。その点では、曲がりなりにも守備陣とキーパーが噛み合った試合だとも言えましたね。
この試合、決勝点になったのが、前半31分の北龍磨選手の得点。センターサークル付近にいた野澤陸選手からドゥドゥ選手に回ったパスは、ワンタッチで北選手を経由して左サイドにいた粟飯原尚平選手に。粟飯原選手が大きくクロスを上げると、そのボールは讃岐の守備に阻まれた・・・かと思ったら、狙いすましたかのように北選手がペナルティエリアギリギリのところでミドルシュートを放ちました。恐らく奇襲になったのでしょう、讃岐の守備陣が全く動けないものとなり、得点に至ったのです。
その後も危ないシーンが散見されたものの、守備陣とセランテス選手が奮闘し、ウノゼロで勝利。今シーズン初のクリーンシートになり、3/1のギラヴァンツ北九州戦以来の勝利にもなりました。

今回の勝利に伴い、岐阜はJFL行きの圏内から脱する18位に浮上しました。そして、しばらくJ3は中断期間に入ります。ただし、2月にホーム開幕を迎えられなかった一部のチームは、4/26ないしは4/27に第1節を行います。さらにその間には、大雪で中止になった福島ユナイテッドFC×アスルクラロ沼津の試合も控えています。ここで沼津が勝てば11位まで浮上し、玉突きで、この試合で11位以下のチームが順位を下げることとなり、再び岐阜はJFL行きになる可能性のある19位に転落します。同じく引き分けの場合でも、19位になる可能性もありますが、差は縮まっているので、次の試合に勝てば何とかなると思っています。
その次の試合は、5/3に行われるアウェイのザスパ群馬戦。沼津が勝つないしは負ければ、6ポイントマッチになり、引き分けの場合は沼津を挟んでの試合になります。どの条件であっても、重要な試合であることには変わらない。勝つことだけを前提にして戦っていくしかないと思います。
次のホームは5/6に行われ、岐阜と同じく下位に沈んでいる沼津との対戦。4/23・5/3の試合次第でどうなるかわかりませんけど、近しい順位での戦いになるかもしれません。主力が抜かれてしまって、もどかしい状況の沼津を叩けないようでは、この先岐阜はやっていけるのか心配になります。沼津の現状をしっかり分析して、上回れるようにしっかりと練習を重ねてほしいです。

