さて今年の岐阜は新たな監督を迎え、選手も大きくは無いものの入れ替わりがありました。
大きくない入れ替わりとはいえ、結構大きなところでは、イヨハ理ヘンリー選手が鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍したのが大きかったかなぁ。同じカテゴリーなので、嫌な相手になりそうです。また柳澤亘選手が水戸ホーリーホックに、長倉颯選手がベガルタ仙台に、高崎寛之選手がベトナムのサイゴンFCにそれぞれ移籍しました。異なるカテゴリーなので、大きな心配は現状無いのですが、長倉選手は背伸びし過ぎなんじゃないかと。どうしても庄司悦大選手のように半年で干されないか心配になりますわ。
一方で、ザスパクサツ群馬から移籍した舩津哲也選手、レノファ山口FCから移籍した吉濱遼平選手、モンテディオ山形から本田拓也選手とそうそうたるメンバーが入ってきました。吉濱選手以外はベテランの領域になる選手ですが、百戦錬磨の活躍を見せている選手ばかりなので、岐阜の空気をいい意味でピリッと変えてくれるように期待しています。まだ勝負弱いというのか甘えという部分があるように感じるので・・・。
試合に関しては、町田が開幕まで数週間前になっているため、仕上がりのよさは目に見えていい。動きも早いし、そつがない。簡単に突破されるんだもんなぁ・・・。昨年対戦してないだけで、ここまで差が開くものなのかと思ってしまった。
最終盤に粟飯原尚平選手が1点入れたけど、45分3本勝負で計4-1(3-0・1-0・0-1)と完敗。まだキャンプが始まったばかり、開幕までまだ1ヶ月あるとはいえ、ちょっと心配になってくる内容でした。
私も新しい選手の名前と顔と背番号が一致していない中で見ていますから、言えるような身分ではありませんが、まだまだ連携が上手くいってないのかな。押す場面もあったけど、まだ町田の好守を跳ね返せていない。それでもレレウ選手のようにいい動きを見せている選手もいるので、仕上がりと監督の采配が的確になってくれば、前評判通り(とあるところでは1位と予測して頂いたらしい)の結果になるのではないかという期待もあります。
若手では村田透馬選手が粟飯原選手の得点をアシストしていたので、今年は化ける可能性を垣間見せてくれたのかなと目を細めておりました。
今後のスケジュールは未定ですが、宮崎でキャンプを行う間にもトレーニングマッチを行うことでしょう。2月末にはJ1・J2が開幕を迎えるので、あと1回上のカテゴリーとの対戦ができるかというふうでしょう。3回やれるとすれば、最後はJ3かJFL以下のアマチュアチームとの戦いになるでしょう。宮崎なら、今年J参入を果たしたテゲバジャーロ宮崎にJFLのホンダロックSC、そしてJ.FC MIYAZAKIから名前を変えた九州リーグ所属のヴェロスクロノス都農と戦うことになるでしょう。対戦相手には困らなさそうだなぁ。
今年は、悲願のJ2復帰を果たせるのか。そのためには充実していると羨ましがられる戦力を生かさなければいけません。さらに若手の底上げ、特にフォワードの充実が必須になるでしょう。28試合と減ったことで、1試合1試合がますます重要になります。去年のブラウブリッツ秋田のように無双しろとは言いませんが、トーナメント戦を挑む雰囲気で毎試合を戦ってほしいものです。

