2023年10月30日

FC岐阜観戦記2023 特別編 セカンドの最終試合を見に行ってきた

時はさかのぼること2週間前、奈良クラブの試合があった日になります。この日はナイトマッチだったので、日中がぽっかり空いた。ならば、東海社会人リーグ1部(以下東海1部)にいるFC岐阜SECONDの試合を見に行こうじゃないかと思ったわけです。
・・・ホントにこの日でいいんだよなと思うくらいに、事前情報が(FC岐阜の公式サイトには)全く無いので、東海社会人サッカーリーグや対戦相手のサイトなどで確認して、この日であることは間違いないと確信したのだった(汗)。


さて、この試合は最終節ではなく、今年の最終試合。つまり本来行われるべき日に行われなかった試合だったのです。この日の試合は第11節、7/16に行われる予定でした。なぜこの日に行われなかったのかというと、WGBT(湿球黒球温度)、つまり暑さ指数の問題があったからなのです。実は、この日の暑さ指数が31°Cを超えてしまったため、JFA熱中症対策ガイドラインに基づき中止になったのです。
しかし、それなら何で地域リーグはそこまで厳格なのか。このあたりは推測なんですが、JFLの一部チームもそうなんですけど、地域リーグに所属しているチームの選手は、何かしらの仕事を持っているのです。そのため、日中は仕事、夕方ないしは夜から練習というハードな日程を過ごしています。そして、試合は会社の休みになる週末がメイン。とはいえ、地域リーグは豊富な資金を持っているわけではないので、照明をたけるグラウンドを借りれないそもそも論で照明のあるグラウンドも無い。そのため午前中をはじめとした日中の試合が多いのです。
さらにセカンドチームのメンバーは鹿児島で開催された国体のメンバーも兼ねているので、国体開催中の試合開催も無理。そのため、10/22という日程に設定されたのです。


SOG03_095228そんなわけで、会場になる岐阜県フットボールセンターに向かうため、岐阜県羽島郡笠松町にやって来ました。ここからコミュニティバスに乗って、最寄りのバス停に向かうのです・・・と、随分前にアクセスの件は書いたんだよなぁ(ニヤニヤ)。あの時と違うのは、ちゃんとしたバスになったのとタダで乗れる日だった点。後者は、笠松町公共施設巡回町民バスの無料乗車デーと丁度合ったんですね。何ともいい日に組んでくれたものだ。



SOG03_105444こちらは、FC.ISE-SHIMAのサポーターの方々。
おお、地域リーグのチームなのに、大旗も用意されていて、結構気合が入っているんだなぁ。



SOG03_131156FC.ISE-SHIMAの監督は、小倉隆文さん。現在は同チームの理事長でもあります。



SOG03_125242そして始まった試合は、序盤はセカンドがペースを掴んで先制点を挙げたものの、その後はFC.ISE-SHIMAが徐々に形成を逆転前半早々に追い付かれ、さらに逆転されたかと思ったら、前半半ばでさらに失点劇を重ね、後半にダメ押し点を加えられました。特に逆転劇になったFC.ISE-SHIMAの2点目は、セカンドのキーパーが止めたものの、それをすり抜けてゴールマウスに突き刺さるという「キャプテン翼」のワンシーンのような得点劇でした。


結果は1-4の逆転負け。ホントに国体に行ったメンツなのかと思えてなりませんでした。



それは順位にも現れています。以下が東海1部の最終順位表です。詳細は後程。





1位 WYV(34)+26
2位 刈 谷(33)+18
3位 FCI(21)+2
4位 中 京(17)-4
5位 藤 枝(16)-6
6位 矢 崎(15)-5
=== 自動降格ライン ===
7位 TGU(10)-14
8位 岐 阜(09)-17


首位に立ったのが、wyvern(ワイヴァン)という愛知県刈谷市にある新興のチーム2015年に設立、2021年に東海2部、そして今年東海1部に昇格しました。
2位は、FC刈谷東海リーグでは古豪の一つで、元々はデンソーのサッカー部でした。一昨年11年ぶりにJFLに復帰したものの、1年で降格し、今年は新興チームのwyvernに優勝をかっさらわれる屈辱を味わっています
3位が、今回の対戦相手であるFC.ISE-SHIMA、4位は中京大学サッカー部、5位は藤枝市役所サッカー部実力はあるものの、刈谷勢のワンツーフィニッシュで押し出された格好になりました。
6位は、矢崎バレンテFCという静岡県島田市にある矢崎総業の社会人チーム。ここまでが残留となります。
7位は東海学園大学サッカー部、8位はセカンドになります。この2チームが来年から東海2部でのプレーになります。セカンドは岐阜県内では一番強いのかもしれない(ただし今年は岐阜聖徳学園大学に敗れ、天皇杯決勝に進めていない)が、東海1部で見ると、まだまだアマちゃんなんだなぁ・・・(泣)。

ちなみに、先日行われた全国社会人サッカー選手権大会で、刈谷が優勝wyvernが2回戦で敗退しているので、面目躍如といったところでしょうか。そして、東海1部リーグで勝ち取れなかった全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場権を勝ち取りました。


以上に伴い、全国地域サッカーチャンピオンズリーグには、wyvernと刈谷の刈谷市にあるサッカーチームがJFL昇格を競うことになるという珍しい展開になりました。しかも同じ予選グループに放り込まれるという胸アツ展開平日じゃなく場所が宮城県じゃなければ、見に行きたかったなぁ(苦笑)。


この後は、帰る展開になるのですが、長くなったので、また後日。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月29日

【JFL】上も下も決まった感のあるアマチュアリーグ【地域CL】

アマチュアリーグは終盤戦を迎えています。


アマチュアリーグトップのJFLは次の節で最終戦になります。J参入戦に関しては、いわきFCが既に決め、参入レースに残っていたF.C.大阪は前々節の試合でヴェルスパ大分が勝ったことで3位以内を確定させたため、今年のJ参入が無くなりました。なお、いわきはJFL優勝も果たし、史上初の優勝チームのJ参入という偉業を成し遂げています門番Honda FCには一度も勝てなかったものの、その門番を押しのけて優勝したことは大いに価値のあるものになるでしょう。


さて、入れ替え戦はどうなったのでしょうか。早速見てみましょう(以下、左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差。この中のHSCはホンダロックSC。★は入れ替え戦に回ることが確定。残り試合は全て1)。


15位 武蔵野(29) -17
=== 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
16位 HSC(27) -21
17位 刈 谷(18) -27 ★


前節までで、14位のFCマルヤス岡崎までの残留とFC刈谷の入れ替え戦行きが決まりました。そのため最終節まで入れ替え戦争いに残ったのは、東京武蔵野ユナイテッドFCとホンダロックSCだけとなりました。両方共アウェイで対戦することとなり、武蔵野が松江シティFC、ホンダロックはMIOびわこ滋賀となります。どちらもホームで戦った時は引き分けに終わっているだけに、全く読めません。
なお、ホンダロックが入れ替え戦に進んだ場合、2度目の降格が掛かることになります。


さて、JFLに上がるための戦いになる全国地域サッカーチャンピオンズリーグも結果が出ました
既に予選で、FC.ISE-SHIMA(東海)・おこしやす京都AC(関西)・クリアソン新宿(関東)・FC徳島(四国)が決勝進出を果たしています。
初戦はISE-SHIMAが徳島にウノゼロ勝ちし、Bグループで戦った京都ACと新宿は新宿がリベンジを果たしました
2戦目は京都ACが徳島に勝利し、ISE-SHIMAと新宿はスコアレスドローとなりました。
最終戦は徳島が新宿と戦い、徳島が先制したものの、新宿が逆転勝ちを収めました。もう一試合になるISE-SHIMAが京都ACと戦い、スコアレスドローになりました。
この結果、新宿が勝ち点7で優勝し、ISE-SHIMAが勝ち点5で2位となりました。ISE-SHIMAは輪番枠からの大逆転となりました。
そして、12月に行われる予定の入れ替え戦は、ホンダロックか武蔵野のどちらかとISE-SHIMA・刈谷と新宿とが戦います。ホームはJFLチーム側で決められるとのことなので、それぞれのホームグラウンドでの対戦になるでしょうね。見に行けたら見に行こうと思いますけど、まだ概要も発表されていないし、そもそも12月というのも確定ではないのですよね。恐らくという意味で私が予見して書いているものです(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)