そこで、Googleはハミングで何の曲かを割り出す新機能を開発しました。
やり方は簡単。Googleの検索窓の中にある「Googleアシスタント」(マイクのボタン)を開いて、「この曲は何?」と聞くか左下にある『♪曲を検索』を押して鼻歌を歌うだけ。口笛でも大丈夫なように書いてもありますが、口笛は吹けないので、信ぴょう性は判断不能です(爆)。
で、結果がずらーっと出てくるので、あとはマッチしているのが高い順番から一つずつ調べていけばいいわけです。鼻歌を認識してくれるのは、だいたい15秒くらいなのかな?
私も、かねてからわからない歌を口ずさんで調べてもらいました。すると、この曲がそうだと出たのです。
この曲は、♪恋の片道切符というニール・セダカさんが1959年に歌ったもの(ただし、作曲家でも有名なニール・セダカさんが作曲したものではなく、本来(世界的に)は、♪おお!キャロルのB面だった)で、いわゆるオールディーズ呼ばれるポップスの名曲です。サビの『woo ooo』が結構印象的(苦笑)。実際は同じ曲で別の人が歌っているのが出てきたのですけど、間違いないとわかったので、再度調べ直してみたら、おお!ニール・セダカと思った次第。
なお、ニール・セダカさんは、日本でも楽曲を提供している方で、特に有名なのが、「機動戦士Zガンダム」の主題歌である♪水の星へ愛をこめてという森口博子さんの持ち歌になった曲。この作品ではオープニング・エンディングで何曲か提供しているので、彼の曲が好きな方は、是非どうぞ。
閑話休題。これができるのは、Googleが開発したマシンラーニングモデルという読み取った鼻歌などを数字に置き換えるというシステム。ディープラーニング(学習機能)で培ったものだけでなく、スタジオレコーディングといった多様な音源も収録しています。先程も書いた通り、音声を数字に置き換える機能なので、音質や楽器の違いも苦にせず判断できるとのこと。つまり、音痴でも大丈夫ってこと(二ヤニヤ)!<見るな、見るな!
この機能、現状はAndroid版のみが日本語に対応しています。iOS版は英語のみなのですけど、♪Search a songを押して鼻歌を歌えば、同じようにできるのではないかと思います。
これはなかなか便利です。長年のわからない曲をこれですっきり解消できるといいですね。

