2023年06月19日

FC岐阜観戦記2023 第5節 友(チームメイト)ノタメニ

FC岐阜、昨日はSC相模原と戦いました。


先日のアスルクラロ沼津戦で引き分けたことで連勝はストップしたものの、無敗記録は継続中いつもこの時期は調子がいいとはいえ、個々の選手の攻守での役割がわかっている点とプレーのクオリティの高さで乗り切っている印象です。今までは、どちらかというと勢い(いわゆるイケドン)で行っている面が強かったですからね。
一方で相模原は新監督にはなったものの、調子がイマイチ上がらないJ3の中でギラヴァンツ北九州と同じく最も少ない勝利数(1勝)で19位にいられることが不思議なくらい。それだけ北九州の成績が悪いということでもあるわけで・・・。実は、相模原も同じ若手中心のチームなんですよね。本来ならミラーゲーム的な若手同士の激突で、いい試合が見られるものと思っていたんですけど、とんでもない試合になりました。


SOG03_153519ということで、JR岐阜駅からワンショット
駅構内の改装が行われているJR岐阜駅、6/10に3基新規設置されるエレベーターの工事の1つが完了しました。今回完了したのは、東海道本線の大垣・米原(下り)方面のホームへ昇るエレベーターで、ホーム後方(名古屋方面寄り)に設置されます。
今までは、駅員にあらかじめ来場を伝えたうえで上がるふうだったそうですが、今回の新規設置で、煩わしさの解消になることを期待しております。

同じ日には、ウォークイン改札も完成し、窓口対応がしやすくなりました。

なお、残りのエレベーターですが、高山本線のホームは8月、東海道本線の名古屋方面のホームは10月に完成予定です。トイレの改修も来年1月までに終わるので、JR岐阜駅は結構なリフォームが施されるのですなぁ・・・。



SOG03_174318今回は岐阜のサッカー以外の活動に触れていこうかと。

岐阜にはフットゴルフというサッカーボールで行うゴルフのチームがあり、男女計5名が所属しています。そのうち4名がアメリカのオーランドで行われたワールドカップに日本代表として出場を果たしたのです。結果、山下えりい選手がメンバーに入っている女子団体戦で優勝を果たし、金メダルを獲得しました。個人戦でも9位に入り、2025年に行われる次回大会に弾みのつくものになりそうです。



SOG03_174718今回は6月唯一のホーム戦でもありました。5月は3試合しかなかったにもかかわらず、ホームが2試合あったのに、今月は4試合あって3試合アウェイだもんなぁ・・・。しかも陸上の記録会絡みでナイトマッチ他は基本的にデイマッチ(ナイトマッチでも土曜だったりする)なのに。
と、ボヤいていても仕方ない。どうしてもやりたかった手続きをしなければ。

7/9に行われるアウェイの奈良クラブ戦は、オレンターノ岐阜主催のバスツアーが行われることになりました。時間的にも集合時間も解散時間も真夜中とかじゃない(爆)。見事に真夜中だったりするので、一回参加したいと思いながらも躊躇していたんですよね。しかも参加費用が、まま高いホントならJRないし近鉄で行った方が格段に安い。でも会場までダイレクトに行けるし、ゆったりできるバスツアーはある意味ありがたいのよ。
ということで、申し込んできました。参加人数も揃ったとのことなので、後日郵送される案内を待つだけ。



SOG03_180447そして、今回は久しぶりにタオルマフラーを買った。

「HYPER CHANTタオルマフラー」というこの商品、cinema staffが歌う♪HYPER CHANTという曲の歌詞が書かれたものになっています。この曲は2018年にリリースされ、しばらく岐阜のサポートソングとして使われていたんですけど、一時期あまり流れなくなったんですよね。今年に入ってから、コアサポから「和解した」という話が出たので、一気にいろんなところで使われるようになったという感じですか。






SOG03_205939試合は、勝ってなければ胸糞の悪いものになっていたのは言うまでもない。主審の中井敏博さんが酷過ぎた。試合早々に窪田稜選手が倒されて動けない状況だったのに、すぐに止めないのは他の審判でもままあることなので仕方ないそれをファウルにしないのはいかに。明らかにラフプレーなのにだよ。正直、この時点でもヤバいんじゃないかと思っていたのですが、そこから立ち上がって活発に動くのだから、ホントにプロなんだなと敬服しても足りないくらい
しかも、その窪田選手が魅せてくれた前半27分に相手陣地での揉み合いから庄司悦大選手がスライディングでカットし、柏木陽介選手に回す柏木選手は後方に下がっている生地慶充選手に回し、前方を選択。それが他の選手に繋がったことで右サイドに転がっていき、窪田選手と相模原の選手との競争に。キックオフ直後に倒れて動けなかったのがウソのように駆け上がっていった窪田選手がこの競争に勝ち、ボールをワンタッチしたかと思ったら、その刹那、思いっ切り蹴り込んだ!そのボールはゴールマウスの右側に突き刺さるゴラッソになりました。

この試合、個々の技術力の高さを見せており、得点にはならなかったものの、縦パスで折り返しながらゴール前に詰め寄るシーンとか、敵のニアな間を針の糸を通すように回すといったシーンが垣間見えました。それだけ相模原に隙があったのではないかと思われがちですけど、それ以外のチームでも実際に見せているのですから、個々の技術力は確実に上がっていると思います。


さて、この先制点もつかの間、前半37分に自陣での揉み合いの末に失点この失点も、かなりのラフプレーの末に生まれたものなので、ホームからのブーイングが止まらなかったですね。さらにその5分後には、窪田選手が再び接触プレーで動けなくなり、脳震盪による交代となりました。不穏な空気が漂う中で前半が終わり、窪田選手は救急車で運ばれたようです。
この日は100試合出場記念セレモニーが行われ、親御さんの前で先制点まで決めたというのに、何ともやるせないものになってしまいました。


後半に入っても、岐阜は攻めても攻めても相模原の守備を破れない。いいパスが出てもなかなか繋がらない。逆に相模原が攻める時間が増えてくる。焦りが募る中で、あの男がやってくれました。

後半41(86)分、藤谷匠選手がボールを奪うと、途中出場の北龍磨選手へ。そして同じく田中順也選手を経由して前線に走り込んでいた田口裕也選手に。右サイド方向に走り込んだ田口選手は、相手の守備に穴があると見て、シュートを放つ。逆サイドに流れたシュートは、相手のキーパーの不意を突いたのか、キャッチできず。左のゴールマウスのポールに当たったものの、ゴールインの方に流れ込み、鮮やかな逆転劇となりました。なお、この際、既にベンチに引いていた交代選手までゴール裏にやって来る(爆)。オマエら何しに来た(ニヤニヤ)。


その後も相模原の攻めをいなして試合終了。2-1の逆転勝利は、試合途中でピッチを去らないといけなかった友(チームメイト)のために捧げるものとなったと言っても過言じゃないでしょう。



SOG03_211012もちろん、この日のMOMは、田口選手でしょう。
途中出場ながら既に3得点。ガイナーレ鳥取時代と比べるとまだまだなんでしょうけど、十分な活躍とも言える動きこれから夏に入って、選手の入れ替えも出てくるでしょうから、是非ともスタメンでの活躍も期待していますし、切り札としての活躍も期待しています



SOG03_210601こちらは逆転負けした相模原の選手達。監督とコーチなどスタッフ達も集まって円陣を組み、総括を行っているのではないかと思われます。かなり長いことサポーターの前にもいましたけど、彼らの励ましがあったようです。ただ相当堪えているようでもあるのかなと監督の記者会見で垣間見えました北九州が勝っているので、状況によっては順位がひっくり返る事態だった中で、負けてしまったのに順位がそのままだったのが救いだったのか。<岐阜に3点目が入っていたら、順位がひっくり返ったので、よく粘ったとも言えるよ。



今回の勝利に伴い、岐阜は一気に6位にジャンプアップ次勝っても松本山雅FCを追い抜くことは難しそうですけど、奈良が負けた場合は追い抜ける可能性が出てきましたここから先は、勝ち点を積んでも追い抜くのが難しい、もどかしいひと時を過ごすことになりますけど、ここで勝ち点を積んでおくことに意義があるのです。この積み重ねた勝ち点が、相手が失速してきた時に生きてくるのです。そしてウチが負けても、相手が負けた時の補填にもなってくれます。負けが込むのはいけないですけど、不測の事態に陥った時に担保になってくれる。そう思いましょう。


次の試合は、6/24。アウェイの福島ユナイテッドFC戦になります。6月の総括と下位に沈んでいる福島に勝って、貯金(勝ち点)を積んでおきましょう。3年間福島のアウェイでは負けていない岐阜、上野優作監督になってから負けたではカッコ悪い。だからこそ、勝って兜の緒を締めて、とうほう・みんなのスタジアムで必ずや勝ちを収めましょうぞ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)