2017年02月02日

ICカードの意外な秘密

最近では、日本の鉄道の半分以上で使えるようになったんじゃないかと思えるICカード代表的なものはJR東日本が提供しているSuica(スイカ)や関東圏の私鉄・バスが提供しているPASMO(パスモ)、JR西日本が提供しているICOCA(イコカ)ではないかなと思います。


ところで、最近知ったのですけど、ICカードによって入場の制約が違ってくるのだそうです。
実は、Suicaでは入場する時には初乗り運賃以上(最低でも130円ほど)なければならないのに対し、ICOCAでは1円でもお金が入っていれば入場OKなのだそうです。知らなかった。
でも、私の使っている名古屋の地下鉄や名鉄が提供しているmanaca(マナカ)やJR東海が提供しているTOICA(トイカ)は、何と0円でも入場できてしまうのです(汗)。実際に私やったことあります(爆)。1円も入ってないけど、入れるのかなと何の気なしに改札口でタッチしたら、何の問題も無く入れた(苦笑)。いいのか!

どういう理由で、各社違うのかわからないのですけど、少なくともSuicaは最低運賃も無いのに乗るなんて何かやらかすに違いないという性悪説を基にした認識なのに対し、ICOCAやmanaca・TOICAは後でちゃんと払えばOKという性善説を基にした認識で動いているのでしょう。


それでも、0円で入れるのには改めてビックリしたわ。ということは、0円でもどこでも行き放題だね!<キセルダメ、絶対!


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年12月18日

相互利用のXデーは3/23

現在多数の会社がICカードを出しています。このうち鉄道会社(ないしは公共機関との共同で)が発行しているICカードは毎日利用することもあり、利便性が高くなることを必然的に求められるケースがありました


そして今回、大きな垣根が取り払われようとしています。
鉄道会社ないしは鉄道会社と公共機関との共同で発行されている10枚のICカードが、来年の3/23から相互利用できるようになることを発表しました。
対象になるのは、JRグループが発行するKitaca(JR北海道)・Suica(JR東日本)・TOICA(JR東海)・ICOCA(JR西日本)・SUGOCA(JR九州)、首都圏および静岡県の鉄道会社・バス会社・公共団体が加入して発行しているPASMO、愛知県の鉄道会社・バス会社・公共機関(運行エリアは岐阜県を含む)が加入して発行しているmanaca・関西地方・岡山県の鉄道会社・バス会社・公共機関(運行エリアは愛知県・三重県を含む)が加入して発行するPiTaPa、西鉄グループが発行するnimoca、福岡市交通局が発行するはやかけん。このうちPiTaPa以外は電子マネー機能も相互利用することが可能になります。
この10枚が連携する前から、一部のカード(JRグループのカードおよびSuicaならPASMO、ICOCAならPiTaPa、SUGOCAならnimocaとはやかけん)で連携が可能になっていましたが、JRグループのカードを除けばせいぜい同じエリア内の相互利用に留まっていました。しかし今回の提携で、例えばmanacaでも首都圏ならJRでもゆりかもめでも東京メトロでも営団地下鉄でもほとんどの鉄道・バスが利用可能になるばかりか、対象カード利用可能店なら電子マネーも利用できます

ただし、先述の通り、PiTaPaの電子マネー機能対応店では利用できない他、エリアをまたいでの利用は基本的に利用不可(ただし、ごく一部では利用可能。利用の際には各鉄道・バス会社・公共機関のサイトで要確認)、一部カードで行っているマイレージシステムがエリア外にあたる部分では不加算(こちらも利用の際には各鉄道・バス会社・公共機関のサイトで要確認)となるなどまだまだ細やかな制約があるので注意が必要です。できることならエリア制限は早いこと撤廃して完全自由化してほしいものですが、システム上大きくいじることになるので難しいのと、入れられるお金が限られているので、高額で移動することは想定していないからなのかも。そういう理由で無理なのかいなぁ・・・。


まぁ、かねてから2013年春と言っていたので、想定内で進行できるようになってよかったよかった今年の年末のコミケには間に合わないけれども、来年3月下旬以降に東京や大阪に行く機会が出てくれば、わざわざ切符を買うという手間が省けてうれしい限りです


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)