2024年12月03日

順当と厳しい結果が交錯した中のプレーオフ・入れ替え戦

12/1にJ1昇格プレーオフとJ2昇格プレーオフの昇格プレーオフ、J3・JFL入れ替え戦とJFL・地域リーグ入れ替え戦の入れ替え戦が行われました。
まずはJ1昇格プレーオフ。J2で3位のV・ファーレン長崎が同じく6位のベガルタ仙台と、同じく4位のモンテディオ山形が同じく5位のファジアーノ岡山とそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、下位のチームである仙台と岡山が勝つという下克上が発生しました。


仙台は、長崎に対して有利に進め、前半に先制。その後後半になっても仙台が押せ押せムードで進め、追加点を着実に奪います終盤に長崎が1点を入れるものの、時既に遅しアディショナルタイムにダメ押し点を仙台に入れられ、万事休すとなりました。

岡山は、山形に仕掛けたプレスが功を奏し、先制点を奪うと、その3分後にはコーナーキックから追加点を奪います山形はツキに恵まれず、相次ぐ選手の負傷と後半に起こった一発退場で徐々に精彩を欠き、最終盤にダメ押し点を岡山に叩き込まれ、山形は無得点で試合終了。この結果、岡山が初の決勝進出となりました。

決勝戦は、岡山のシティライトスタジアムで開催となりました。岡山ではNHK岡山放送局が、優勝した際は特番を組むということで、鼻息が荒いようです(試合は、テレビせとうちで放送)


続いては、J2昇格プレーオフ。J3で3位のカターレ富山が同じく6位のFC大阪と、同じく4位の松本山雅FCが同じく5位の福島ユナイテッドFCとそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、双方とも引き分けに終わったものの、レギュレーションに伴い、上位に着けていた富山と松本山雅が決勝に進みました


富山もFC大阪もがっぷり四つで進んだ試合は、前半に双方点が入ったものの、それ以降は膠着状態に。下位に着けているFC大阪がゴールを攻めるも、富山の守備を割ることができずに試合終了となりました。

松本山雅と福島の試合は、序盤に福島が先制を挙げるものの、その後点が奪えずに前半が終わります後半に入ると松本山雅のペースになり、後半半ばに同点弾を叩き込みます福島は初のJ2昇格に向けて猛攻を仕掛けるものの、松本山雅のホームでできることとサポーターの多さという地の利が生きたのか、松本山雅の守備陣を打ち破ることは再び叶わず、引き分けに持ち込まれてしまいました


決勝戦は、富山の富山県総合運動公園陸上競技場で開催となります。富山は10年ぶり、松本山雅は3年ぶりのJ2復帰の掛かった大事な試合になります。この時期の北陸地方は雨がち(時に雪)な天気になるようで、かなり寒いことが予想されます。そんなコンディションの中で十二分なポテンシャルを出せるのは、どちらなのでしょうか。そして、松本山雅のサポーターによるホームジャックが行われるのかも注目です。


そして、J3・JFL入れ替え戦。ホーム&アウェイ方式で行われる入れ替え戦の1試合目は、JFLで2位だった高知ユナイテッドSCのホームで行われることになっていたのですが、春野総合運動公園陸上競技場がイベントで使えなかっただけでなく、照明でもJリーグ基準を満たせなかったため、香川県丸亀市のPikaraスタジアムで開催されることになりました。相手はJ3で19位だったY.S.C.C.横浜です。
堅守速攻の高知と攻撃的なY.S.C.C.という構図だったはずが、試合開始から全く逆の特徴が出る展開になりました。前半早々にY.S.C.C.が先制したものの、前半半ばにY.S.C.C.のわずかなスキを突いた高知が同点に追い付きます。しかし、双方追加点が遠く、1-1でのドローとなりました。
これに伴い、双方が勝たないといけない状況に陥ったものの、高知の方が若干不利になったように感じます。総得点数がJFLの中でも低かったこととシュート数がY.S.C.C.の倍打ったにもかかわらず1得点で終わったことがその理由です。

史上初のJ3・JFL入れ替え戦の第2戦は、12/7にY.S.C.C.のホームであるニッパツ三ツ沢球技場で開催されます。高知が不利と言ったのは、Y.S.C.C.のホームであるという点ですね。仮に延長→PKになっても、ホームの地の利を生かせるのは、やはり大きなアドバンテージになりますよ・・・。


最後に、JFL・地域リーグ入れ替え戦。一発勝負で行われるこの試合は、JFLで16位に終わったミネベアミツミFCが、自身のホームで、全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位に躍り出たVONDS市原FCを迎え撃つ格好となりました。
試合そのものは、がっぷり四つを組みながらも双方チャンスを潰し合い、膠着状態に陥っていました。このまま延長戦になるのかなと思われた最終盤にコーナーキックからのセットプレーで、クロスの上げ損ないになったボールが市原のゴールマウスに吸い込まれる意表を突く展開に。まさにミネベアが棚ぼたの勝利でJFL残留を勝ち取りました。一方で市原は関東1部に残留となり、熾烈なリーグ戦を戦い抜くこととなりました。


三者三様というのか、各リーグの特徴が如実に出ていた試合になったのかなと。特に最後のJFL・地域リーグ入れ替え戦は、一発勝負から来る残酷さと意外性が詰まったものになっていましたね。過去私は、FC刈谷×クリアソン新宿の入れ替え戦を見に行きましたけど、その時は同じ残酷さでも下克上の勢いみたいなものが見られたように思いました。JFLの公式で見た今回の試合とは全く違う異質なものでした。Jリーグでもなかなか見ないヒリヒリしたものでしたよ・・・。


12/7には、昇格プレーオフとJ3・JFL入れ替え戦が行われます。どんな戦いを見せるのか楽しみですし、どこが昇格・参入してくるのか楽しみでもあります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2024年11月30日

【昇格プレーオフ】上がるための戦いと生き残るための戦い【入れ替え戦】

いよいよ昇格プレーオフと入れ替え戦が始まります。今回は、それらを追い掛けてみましょう。


まずは昇格プレーオフ。J1昇格プレーオフ(J2)とJ2昇格プレーオフ(J3)ですね。
J1昇格プレーオフもJ2昇格プレーオフもレギュレーションは同じです。
リーグ戦で3位~6位までに入ったライセンス所有チームが対象で、3位×6位・4位×5位がそれぞれ戦い、勝ったチーム同士で決勝戦を戦います。そこで勝った1チームが、昇格となるわけですね。
なお、1試合目に勝ったチームは上位下位関係なく決勝戦に進めますけれども、1試合目に引き分けとなった場合はリーグ戦上位チームに決勝進出権が与えられます。つまり、3位×6位の試合なら3位のチームが、4位×5位のチームなら4位のチームが進出となるわけですね。それを踏まえて見ていきましょう。


J1昇格プレーオフは、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形、ファジアーノ岡山、ベガルタ仙台の4チームになり、長崎×仙台、山形×岡山となるのですが、一番有利なのは長崎なんじゃないかと。新スタ効果が出ているのと一番勢いがある(引き分けを挟んで14連勝をシーズン中に達成し、中断以降一旦調子を落としたものの、10月以降5連勝中)からですね。
同じ勢いなら、下位から巻き返しを図り、4位に入った山形が対抗馬になるでしょう。もしくは最後の最後に滑り込んだ仙台か。長崎の勢いを止められたら、一気にJ1に進むことになるでしょう。
岡山は2016年・2022年に次ぐ3度目のプレーオフとなりますけど、初戦突破できるかどうかというレベル。ただ、岡山はホームでもアウェイでも仙台を破っているだけに、侮れない相手とも言えます。3度目の試合でも仙台を破ると・・・。


J2昇格プレーオフは、カターレ富山、松本山雅FC、FC大阪、福島ユナイテッドFCの4チームになり、富山×FC大阪、松本山雅×福島となるのですが、初めてのプレーオフになる中で、一番有利なのは、意外にも松本山雅になるのかなと。
というのも、過去J2時代にプレーオフを経験しているからですね。プレーオフの何たるかを知っている選手がまだまだいるのとポテンシャルの高さ、そして何よりホームでもアウェイでも恐ろしいサポーターの動員力があります。ただ、調子に波があり、ここぞという時に勝てないシーズンだったので、福島には1敗1分というのもあって、気が抜けないでしょう(ただし1分はアルウィンでの試合なので、負けない試合を展開できれば勝ち抜けられると思われ)。
その次に来るのは、富山になるでしょう。シーズンを安定した戦いで切り抜け、天皇杯やルヴァンカップで上位カテゴリーのチームを苦しめた実績を持っています。ただ、今年も秋風が吹く頃に失速病を罹患しており、抜けきっていないのが気掛かり。それでも3位に着けたことから、引き分けでもいいという割り切った戦いをできるようになれば、富山の10年ぶりのJ2復帰も夢じゃないかなと。
ダークホースは、福島でしょう。終盤の戦いっぷりもさることながら、松本山雅との相性はいいのもある。さらに富山のホームで勝った数少ない相手でもあるので、勢いが付くと止められないでしょう。後輩のいわきFCに抜かれた悔しさもあって、初めてのJ2を狙ってくると思います。


一方で、入れ替え戦も行われます。J3・JFL入れ替え戦とJFL・地域リーグ入れ替え戦がそれにあたります。
J3・JFL入れ替え戦はホーム&アウェイの方式で行われ、今回はJFLのホームでの開催になります。
通算成績ないしは2試合の合計得点で勝敗が決まり、通算成績なら2勝したチームの勝ち、同成績ならどちらかの得点の多いチームが勝ちになります。ただし合計得点が同じ場合、2試合目終了後に前後半15分・計30分の延長戦で雌雄を決します。それでも決まらない場合は、5人制のPK戦となり、さらに決まらなければサドンデスで勝負となります。
そのJ3・JFL入れ替え戦は、J3を19位で終えたY.S.C.C.横浜とJFLを2位で終えた高知ユナイテッドSCとなりました。Y.S.C.C.は攻撃力は高いものの、守備力はザルな部分が多いのに対し、高知は守備力が高く失点がJFLでは最少なものの、スカッドが無いため、双方互角と言いたいところですけど、第1戦が高知のホームである春野総合運動公園陸上競技場ではなく、香川県丸亀市にあるカマタマーレ讃岐のホームになるPikaraスタジアムになったんですね。
こうなると、Pikaraスタジアムでの使用経験のあるY.S.C.C.が選手もサポーターも含めスタジアムの特性を知っているので、俄然有利高知は引き分けを狙った戦いができないため、攻める展開で終始いかないといけなくなりました。普段採らない戦略で戦えるか。そして勝てるかが高知のカギになるでしょう。ただ、高知は県民総力での応援が大きな後押しになっているだけに、Pikaraスタジアムにどれだけ動員できるかもポイントになってくるでしょう。


もう一つの入れ替え戦であるJFL・地域リーグ入れ替え戦ですが、レギュレーションは一緒なものの、唯一違うのは、JFLのチームのホームでの一発勝負になる点ですね。J3・JFL入れ替え戦以上に上位カテゴリーのホームが有利になります。
そのJFL・地域リーグ入れ替え戦を戦うのは、JFLで15位に終わったミネベアミツミFC(九州)と全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位になったVONDS市原FC(関東1部)になります。
実は、どちらも入れ替え戦を戦った経験があり、市原は昨年JFLの沖縄SVと戦っています。延長戦までもつれ込んだものの、沖縄に惜敗し、関東1部に残留しています。
一方でミネベアはホンダロックSC時代に戦っており、相手はFC岐阜だったんですね。当時東海1部だった岐阜は、2006年にホンダロックとの入れ替え戦(当時はホーム&アウェイ方式)に臨んでおり、連敗で九州リーグに落ちています。つまり双方いい経験を積んでいない中での戦いになります。
そうなると、2年連続で戦っている市原が、地域CLでの大どんでん返しをやってのけてることから勢いがあるように見えます。一方で最終盤でやられたミネベアがホームで巻き返せるかがカギになるでしょう。


昇格プレーオフの第1試合は14時(長崎×仙台のみ13時5分)にキックオフ。J3・JFL入れ替え戦の第1試合は13時キックオフ。JJFL・地域リーグ入れ替え戦は12時キックオフになります。
配信ですが、J1昇格プレーオフはDAZNのみ、J2昇格プレーオフとJ3・JFL入れ替え戦はDAZNとLeminoで行われます。JFL・地域リーグ入れ替え戦はYouTubeにあるJFLの公式チャンネル(JFL Official Channel)で配信されます。なお、JFL・地域リーグ入れ替え戦以外は、NHK(総合テレビ)での放送もあるそうなので、Jリーグの公式サイトないしはNHKの各放送局の番組表でチェックして下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2023年12月19日

2024年のJリーグは、こうなる

2024年のJリーグの概要が決まりました。以下、カテゴリー別と共通するところを話していこうと思います。


まずはJ1。
これまで18チームでリーグ戦は行われてきましたが、2024年からは20チームで行われます20チーム体制はコロナ禍による特例措置(2020年は降格制度が採られなかった)を採られた2021年以来になります。またアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの枠が3になるとのことです。
降格枠は3となり、18位・19位・20位が強制降格となります。チーム数は増えても、順位が変わるだけで、降格枠は変わらないようです。

お次はJ2。
これまで22チームでリーグ戦は行われてきましたが、2024年からは20チームで行われます2023年に60チームになったことで、リーグのチーム数の均等化を図ったことで、J2のチーム数が2つ減ることになります。20チーム体制になるのは、2011年以来23年ぶりになります。
昇格枠は3で、このうち自動昇格は2、残る1枠は3~6位のチームによる昇格プレーオフとなります。そして、これまで2だった降格枠が2024年から3になります。この降格枠に関しては全て自動降格になります。

最後はJ3。J3に関しては、2024年から大きく変わることになります。
チーム数は20と同じなのですけれども、2024年からは昇格枠が3になり、このうち自動昇格は2、残る1枠は3~6位のチームによる昇格プレーオフが始まります。恐らくJ2と同じレギュレーションで行われると思いますが、いよいよJ3でもプレーオフで昇格の決まる事態となりました。
一方でJFLの入れ替えは、1.5(最大2・最小0)になります。入れ替えの基準は以下のようになります。


①JFLでJ参入資格を持つチームが1位・2位に入った場合
J3の20位が強制降格、同じく19位がJ3・JFL入れ替え戦に進む。
②JFLでJ参入資格を持つチームが1位に入った場合
J3の20位が強制降格し、それより上の順位は残留。
③JFLでJ参入資格を持つチームが2位に入った場合
J3の20位がJ3・JFL入れ替え戦に進み、それより上の順位は残留。
④JFLでJ参入資格を持つチームが1位・2位以内に入らなかった場合
J3の19位・20位のチームも残留。


そしてJ1・J2・J3の共通事項。
まず、2024年は開幕戦が同じ日になりました。開幕は2/23で、J3は3月の開幕だったので、1ヶ月前倒しになります。終了時期は未定です。
続いて、J1の全てのチームとJ2の一部のチームが参加して行われたルヴァンカップに関しては、J2の全てのチームとJ3の全てのチームも参加する形になり、初戦はJ1の18・J2の19・J3の20の計57チームが10のグループに分け、一発勝負を繰り広げます。ここから上がってきた10チームが2回戦(ホーム&アウェイ方式)を戦い、5チームに絞られます準決勝以降は先述の5チームに加え、ACLを戦った3チームの計8チームでホーム&アウェイのトーナメント方式で戦い、優勝チームを決めます。
しかし、ルヴァンカップも参加することで、天皇杯は予選から出場するJ3は過密日程になることは間違いないでしょう。ますます選手のやり繰りが難しいカテゴリーになりそうです。

ちなみに、2024年から明治安田生命Jリーグは、明治安田Jリーグと名称変更されます。大きく変わるJリーグ、いったいどこが大きく躍進するのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2019年12月14日

最後の最後で湘南滑り込み

J1昇格ないしは残留を掛けたJ1昇格プレーオフの最終戦である湘南ベルマーレ×徳島ヴォルティスの一戦が、湘南のホームになるBMWスタジアムで行われました。


前半は徳島が先制して、このまま逃げ切るんじゃないかなと思っていましたが、後半になって選手交代が功を奏したのか、もしくはJ1チームの意地を見せて、何とか同点に追い付き、そのままレギュレーションで逃げ切ったという試合になりました。


徳島サイドから見たら、ご愁傷様でしたとしか言えないですわ。リカルドロドリゲス監督は不公平だと不満を漏らしていましたけど、プレーオフで上がってきたチームが、過去ふがいない成績(1年でJ2に出戻る)を見せていたため、このレギュレーションになったのは妥当なわけで。
湘南サイドから見たら、チヨウ・ギジェ元監督のパワハラ騒動の一件でチーム状況がガタガタだったけど、最後の力を振り絞って残留を勝ち取ったのでしょう。この先の補強などオフシーズンの過ごし方次第で、来年生き残れるか否かが決まってきますので、とにかく早めに動けと。


これにより、J1は降格したのが、ジュビロ磐田と松本山雅FCのみ。逆にJ2は昇格したのが柏レイソルと横浜FCのみになりました。そして、この昇降格劇に伴って、神奈川県にあるJリーグチームはJ1とJ3にくっきり分かれることになりました。J1は川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレに。J3はY.S.C.C.横浜とSC相模原に。


来年は、J2も大変なシーズンになるでしょう。実力のあるチームが残ってしまったことに加え、磐田・松本といったチームも加わってくる。また水戸ホーリーホックのような、近年実力をめきめきと付けてきたチームもあり、星稼ぎと舐めて掛かれなくなってきた。ゆえに確実に星を取る・星を取りこぼさないチーム作りがますます重要視されるようになってくるでしょう。


Jリーグが全日程を終えたことにより、今後はオフシーズンの動向が気になるところ。既に一部実力者の移籍が報じられていますけど、今年もあっと言うような移籍劇が見られるのかねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:26Comments(0)

2017年12月04日

【J3】天国と地獄が一緒に来た日【J2】

昨日、サッカーのJ3最終節とJ2のJ1昇格プレーオフが行われました
まず前座試合的な扱いで、各地でJ3最終節が行われました。特に注目されたのが、優勝とJ2昇格(ただ、今回は栃木のみが対象で、過去J2に所属していたことがあるので、正確には復帰)の掛かった試合沼津で行われたアスルクラロ沼津×栃木SC、鳥取で行われたガイナーレ鳥取×ブラウブリッツ秋田の2試合です。以前にもお話しした通り、3チームが拮抗しており、条件次第ではJ2ライセンスの持たない秋田と沼津がワンツーフィニッシュとなり、その成績がJ2の降格にも影響する事態になったのです。


その試合は13時にキックオフ。
沼津×栃木は、前半7分に沼津が先制し、秋田はまだ得点を挙げていなかったことから、このまま進めば、沼津優勝、栃木2位、秋田3位になるので、栃木はJ2復帰になるのではないかと思われました。
ところが、後半16(61)分・後半22(67)分・後半29(74)分に秋田が相次いで得点を挙げたため、得失点差で上の沼津は変わらないものの、秋田が2位に躍り出て、栃木は3位転落となり、沼津・秋田でのワンツーフィニッシュが現実味を帯びてきました
そんな中、点が是が非でも欲しかった栃木が、後半32(77)分粘って粘って遂にゴールマウスをこじ開けます。この値千金の1点を栃木は守り抜き、逆に沼津はこれ以上点を加えられずに、1-1で試合終了鳥取×秋田は、0-3で終わり、この結果、秋田が3位からの逆転優勝を飾り、沼津は惜しくも3位に終わりました。そして、栃木が2位に滑り込み、2年ぶりのJ2復帰を果たしました。一方で、J2最下位だったザスパクサツ群馬のJ3降格が決まりました。


秋田は夏場以降少し息切れしたものの、1試合目~4試合目、6試合目~16試合目まで負け無しだったのが大きかったですね。あそこで大きく稼いでいたから後半の息切れでも大きく落とさなかったんだと思います。
沼津は大健闘ですね。最後の最後で初参入初優勝を逃してしまいましたけど、最後までトップ争いをしていたことは素晴らしいですよ。JFLから上がってくるチームが怖いことを裏付けましたし、あそこでもまれているから、Jリーグに入っても違和感や緊張感を味合わずに戦えたのかなと思います。そう思うと、『門番』のHonda FCやソニー仙台の存在は大きいんだなぁ・・・。来年は優勝を十分狙えるチームだと思います。ホームスタジアムのJ2規格化署名運動が盛り上がるといいですね。
そして栃木J2復帰おめでとうございます攻撃的なチームの印象があるので、一度攻め込まれると怖いなぁと思っています。栃木行ってみたいねぇ。一枚岩チキンが有名なんだって?食ってみたいわ(ギャハ)。


午後4時からは、J1昇格プレーオフが開催されました。決勝戦は名古屋グランパス×アビスパ福岡となり、名古屋の本拠地である豊田スタジアムで開催されました。観客動員数が約38,000人だってよ(汗)。オアシス21のパブリックビューイングも250人ほど集まったのだそうな。

試合は、引き分けてもいい名古屋が終始優勢に進め、勝たなければいけない福岡のお株を奪うような堅守で翻弄最終的にはスコアレスドローになったものの、規定により名古屋のJ1復帰が決まりました。まぁ、魔境豊スタとかアウェイ豊スタとか言われていますけど、今年は2勝2分4敗だもの。負け数は多いけれども、引き分けでもよければ五分五分になるもんね。そりゃ有利だわ。
何より、ジェフユナイテッド市原・千葉線の内容を見ている限り、上がっちゃいけないチームだと何度も思った結果復帰になったのなら、頑張ってほしいけども、悪運だけで上がったチームは来年苦労するよ。現状ならよくてもかつての中庸のチームまで止まりなのかな。風間八宏監督の真価が問われます。
同時に移籍の噂が出た川崎フロンターレ所属のたエドゥアルドネット選手の移籍への道筋も付いたのかなと。恐らく移籍への条件は名古屋のJ1復帰だったでしょうし。

とにかく名古屋は戦力の再構築と戦術の確立が最優先課題になるでしょう。変幻自在の戦術が機能するようになれば、J1でも上位にいられるようになるかもしれませんけど、風間監督がそこまで柔軟になれるのか気になるところ。上がるために柔軟になっただけなら、ダメでしょう。常に柔軟になることが求められるでしょう。選手も付いて来られるかが同時に課題になります。J1に運だけで上がってきたと言われない、言わせないようにするためにも、実力をもっと付けてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2017年11月26日

J1昇格プレーオフ2017を見に行った

今日は、熊本県熊本市にあるえがお健康スタジアムでアビスパ福岡×東京ヴェルディ、そしてパロマ瑞穂スタジアムで名古屋グランパス×ジェフユナイテッド市原・千葉との一戦となるJ1昇格プレーオフが開催されました。
今回見に行った名古屋×千葉、下馬評としては、ホーム・アウェイ双方で勝っている千葉が有利と思われていましたが、瑞穂でほとんど負けていない名古屋が優勢なのではないかという見方もありました。個人的には、前者の見立てで見ておりましたけどね。経験値の豊富かつ終盤7連勝でシーズンを終えた千葉の方が俄然有利だと思っていましたから。


さて、家から最寄り駅まで向かい、その最寄り駅にあるバス停から瑞穂に向かうことにしました。ところが、瑞穂グランドで降りるつもりが、系統を間違え瑞穂運動場東で降りる有様。おまけに道も間違え、もう少しで明後日の方向に行っちゃうところだった(苦笑)。これなら素直に地下鉄で行けばよかったわい・・・。

着いたら着いたで、人の列が入り口前のうっそうとした森みたいな公園でとぐろを巻いていた(爆)。まだまだ伸びるという感じなのに、午後2時できちんと開場したとうふうらしい。いくらシーチケ組の先行入場(プレーオフなので先行入場はできないものの、特典で先行購入できたチケットは先行入場扱いだった模様)を先に入れてあげたいとはいえ、早くしてあげた方がよかったんじゃないの?おまけに、バックスタンドの入場が、アウェイ席とカテゴリ4(バック席)・5(アウェイ席側の一部)と一緒というのもおかしな話普通なら、メイン入場とホーム側入場口で対応してあげるべきなんだけどね。今回は4000人入場を想定していたのならなおのこと。
先に運営の話をしておきます。はっきり言ってお粗末。スタ飯が少ないのもおかしな話ですが、それは瑞穂だから仕方ない。でもね、瑞穂だからって通路観戦を認めすぎでしょう。人物の往来に苦労するような観戦はさせるべきじゃないし、席詰めをアナウンスする前に通路観戦禁止も徹底させるべきじゃないのかと。ハーフタイムで人がごった返した時に困るじゃないの。名岐ダービーの長良川競技場でもここまで酷くなかった。
つくづく来年名岐ダービーが行われるなら、不便でも豊田スタジアムでいいと思っちゃうよ。


ちなみに、並んでいた列の人の中には、ちらほらFC岐阜のサポーターと思しき人の姿が・・・。入場するまでの間に白鳥士郎先生にお会いしましたよ。たぶん間違いない。先生何やってんの(笑)!?


SHV32_1622そんなアウェイ側。千葉にとっては、勝たないといけない状況で、かつ次の決勝に進んでもホームでは開催できない立ち位置。ゆえに、ホームに帰ることはJ1昇格を意味するわけですね。意気込みの強さともう繰り返さないという意思の強さを感じます。



SHV32_1624先程書いたように、スタ飯が少ないなと思わされた中でも、きしめんや味噌串カツというような定番は頂いております(地雷也という天むすで有名な店ですね)
今回はそれに加え、京風たこ焼の「福篭(ふくろう)」の店名にもなっている「福篭」も頂いております。
九条ねぎと七味の掛かったマヨ醤油たこ焼きになっています。



醤油の味は薄めで、メインはマヨネーズと七味もう少し醤油の味わいがあってもいいのかなと思うけど、強すぎればしょっぱくなるだけだもんねぇ・・・。逆にソースマヨネーズで七味掛けだったら美味しいのかねぇ・・・。


SHV32_1627さぁ、運命の試合です。


試合運びは、ホームの地の利を生かした名古屋が優勢に感じました。風間八宏監督は相手から教訓を学ばない監督と揶揄されることがあるのですけど、今回はかなり研究しているというのか、わかってるのかなと。もしかしたら選手が必死に研究してやっているのかもしれないけど(苦笑)。
対して千葉は、必死さは伝わるけど、緊張から来ているのかミスが多いパスミス・キックミス・取りこぼし・硬い動き様々目立っていました。名古屋が優勢になったのは、この部分もあるかもしれませんね。特にキーパーの佐藤優也選手のキックミスは勝っても反省材料になったと思う。キックミスからえらい目に遭うのは定番だからね。今年の岐阜はキックミスが少なかったので、正確性の重要さはよーく知っております(苦笑)。
それでも、前半終了間際に決めたラリベイ選手の先制点で、千葉は波に乗れるだろうと思っていました。そう、あのプレーが出るまでは・・・。


そのプレーは61(後半16)分に出ました。
シモビッチ選手から回ったボールを田口泰士選手に回る過程で、千葉の近藤直也選手に当たって回っているのですが、その田口選手には手に当たり、ハンドじゃないのかと千葉の選手達はプレイ中に訴えていたものの、主審が流して、そのまま田口選手がゴールを決めるというふうになりました。その時は単なる同点弾だったのですけど、名古屋にとっては引き分けでも決勝進出できるので、俄然有利になる1点でもありました。エスナイデル監督も、このプレーが運命の分かれ目のような発言をしていただけに、非常に大きな1点だったのでしょう。


これを機に、千葉の選手達のモチベーションが一気に失われるような格好になりました。懸命なんでしょうけど、それが気持ちと繋がらない、空回りする感じになりました。
その象徴が名古屋の2点目。キーパーの佐藤選手が必死にクリアしようと飛び出したものの、それが裏目に出てしまい、クリアもミスするゴールはガラ空きという最悪の結末になりました。あの時の1点が無ければ、このプレーも生まれず、佐藤選手はガッチリとゴールマウスを守っていたと考えられます。ちなみに、この得点を決めたのがシモビッチ選手。以降『シモビッチ劇場』の幕開けになるとは誰が想像していたでしょう
シモビッチ選手は、手薄になった千葉の守備を突いて自身2点目(チームとしては3点目)を獲得。そして終了間際に得たPKでキッカーとなり、それを冷静に決めて見事ハットトリックを達成しました。


結果的には、名古屋が千葉をお釈迦様の掌に乗せていたかのような試合運びを見せて圧勝シモビッチ選手の反則級なプレーをまざまざと見せつけたものになりました。


この試合、主審が思い切りぶっ壊した感じでしょうね。お釈迦様は主審の村上さんなんだ、そうに違いない。そう言い聞かせよう。



これにより、名古屋は決勝進出の一方、千葉は再びJ2を繰り返す格好になりました。
もう10年やぞ・・・。この前、ソフマップ名古屋にあるPerfumeの♪ポリリズムのオリコン5位ランクイン記念ボード見て思ったわ(汗)。あれだけ後半躍進したのに、また繰り返すのか。運の無さも手伝って、千葉を悲壮な感じでしか見られない・・・
既にこの試合開始前に福岡が東京Vを破っている一報が入っているので、決勝は豊田スタジアムで行われることになりました。どちらが上がっても1年で復帰になります。地の利でいけば名古屋なんですけど、豊田スタジアムで行われることを差っ引いても福岡にはワンチャンあるのよ。いや確実にそのワンチャンを掴まないといけないの。だって、来年名古屋はJ2でやりなさいよ(苦笑)。大事なカ・・・じゃなかった仲間じゃないのよ(ニヤニヤ)。
とにかく、福岡がJ1昇格プレーオフの厳しさを教えてやってくれ、頼むわ。


ポリリズム
♪ポリリズム / Perfume



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2017年11月20日

アビスパ福岡が大人になるきっかけになるのか

J1昇格プレーオフにコマを進めた4位のアビスパ福岡。しかしながら、第1戦になる東京ヴェルディ戦は、自身のホームであるレベルファイブスタジアムが、大規模な改修工事(2019年のラグビーワールドカップを見据えてもいる)のため使用不可になり、ロアッソ熊本のホームであるえがお健康スタジアムでの開催になっています(勝ち進んだ場合のホームは不明だが、最も近いギラヴァンツ北九州のホームであるミクニワールドスタジアムの可能性が高い)。いずれにしても、福岡から少し遠い場所での開催になるわけです。


そのことがあったからなのか、今日福岡の公式サイトに異例の声明が出されました。
今シーズン応援してくれた福岡のファン・サポーターに感謝すると同時に、共に戦った九州のJ2チームへの感謝、スタジアムを貸してくれた熊本への謝意、昇格を決めたV・ファーレン長崎への祝福、J3で戦う九州の2チームへの激励、そしてJ1で戦うサガン鳥栖への敬意を払う文言が掲載されました。そして彼らに対し、一緒に応援してほしい(できればスタジアムにも来てほしい)という呼びかけを行ったのです。


特に私が異例に感じたのが、まず熊本と福岡というのは、九州の中でもライバル心が強い地域で、大型店舗の進出の際にも張り合っていたこともあったわけです。でも、今回は開催地を提供したこともあって、その地域間の対立はこれまで以上に和らいだと思います。それ以前に熊本地震や九州北部豪雨で双方の融和は進んでいたようにも思えますけどね。

しかし、一番はサガン鳥栖への敬意をオフィシャルが出したという点
実は、福岡と鳥栖は浅からぬ因縁があり、最初は鳥栖が事実上の前身クラブであった鳥栖フューチャーズ(設立当時はPJMフューチャーズ)が静岡県浜松市から移籍したのが、九州のプロサッカークラブの起こりなのですけど、その後静岡県藤枝市から移籍した福岡ブルックス(同じく藤枝ブルックス)が、鳥栖の選手などを一切合切奪い去り、Jリーグ(現在のJ1相当)に加入したこともあり、仲が悪いのです。その頃を知っている今の鳥栖のサポーターは、旧チームが無くなったのも、後に入った鳥栖が経営で苦労したのも、元はと言えば福岡の横暴があったからという見られ方をされており、福岡と鳥栖がJ1ないしはJ2でダービーマッチが組まれた場合は、福岡と北九州とのダービーマッチの時と同じく、いやそれ以上に異様な空気を放つものになっていたと言われています。つまりは、双方のサポーターがかなり険悪な状態なわけです。
そんな中で出されたこの文言は、福岡が、この事態をきっかけに変わろうと決意したのではないかと思います。これまで色々あったけど、これを機会に大人のクラブになろうと思っているのかもしれません。水に流すのは無理でも、誠意をもって対応しようという表れなのかもしれません。
そして、このリリースを見て、サポーターも変わるべき時が来たのだと思います。これを機に、鳥栖のサポーターも福岡のサポーターもお互いの非礼を詫びて、新しい時代を築くべきではないのかなと思うのです。コアサポが変わらないとという人もいますけど、まずは和解からだと思うのです。そうすれば、お互い変われるのではないのでしょうか。

この九州のチーム同士の共闘、お互いがライバルでありながら仲間という意識が出来上がることは、昇格プレーオフの結果以上に大事なのかもしれません。もちろん、勝てば文句ないでしょうけど。
そして福岡の運営とサポーターの皆様にお願いがあります。できることなら、同じ九州のチームのユニフォームを着てやって来るサポーター達を快く迎えてあげて下さいあなた方の出した声に反応してくれた心強い『同志』なのですから。


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2017年11月19日

【2017】J1昇格最後のイスに向けた戦いの火ぶたが切られる【J2】

今日、J2は最終節を迎え、試合開始前に行われたJ3の試合で、鹿児島ユナイテッドのJ2昇格が消えたため、カマタマーレ讃岐・レノファ山口・ロアッソ熊本のJ2残留が決まりました現状ではJ3ライセンスを持たないブラウブリッツ秋田とアスルクラロ沼津が昇格圏内に留まっているため、残り2試合次第でJ2最下位のザスパクサツ群馬のJ3降格が決まるか否かが決まります


さて、J1昇格プレーオフの争いは混とんを極めていたのは、既にお話しした通り。この試合を迎える前に3位のアビスパ福岡と4位の名古屋グランパスのJ1昇格プレーオフ(ホーム開催権)を得たため、この試合で5位・6位がどうなるかが注目されました。その5位には徳島ヴォルティス、6位には東京ヴェルディが控え、その地位を狙おうと、7位に松本山雅FC、8位にジェフユナイテッド市原・千葉が控えていたのです。


その最終節は16時に全ての試合がキックオフ。周りの状況を確認しながらの試合運びになったと思うので、毎度のことながら、双方のチーム関係者やファン・サポーターはやきもきしたことでしょう。

この日の試合は、NHK-BS1で東京V×徳島の一戦が放送されました。お互い勝てばJ1プレーオフに進出。しかし引き分けないし負けの場合、下位にいる松本と千葉の動向次第でJ2に残ることになります。そのため、双方激しい試合展開になったものの、前半に東京Vが先制し、逃げ切りを図ろうとします。
ところが、後半早々に徳島が追い付き、再びこう着状態に。お互いチャンスを掴みながらも最後には相手の守備陣に阻まれる展開になっていました。
それでも意地を見せたのは東京V終盤(88(後半43)分)にゴール前の揉み合いを制し逆転。そのまま逃げ切りました。それとほぼ同時に8位の千葉が後半アディショナルタイム(90+1(後半45+1)分)に逆転し勝ったため、これで徳島のプレーオフ進出が消滅することになりました。

その他、3位だった福岡はファジアーノ岡山に引き分けで終わり、4位の名古屋は讃岐に2-0で勝利したため、順位が入れ替わり、以下のようになりました。


3位 福岡
4位 名古屋
5位 東京V
6位 千葉



これにより、3位の福岡は5位の東京V、4位の名古屋は6位の千葉との対戦となりました。


・・・って、名古屋勝ち損じゃん(爆)!潔く負け狙いでもよかったんじゃないかと言いたくなりましたよ。
というのも、今年の名古屋は千葉に全く勝てていない(3月のアウェイでは2-0、先日行われたホームでは0-3)。つまり相性の悪い千葉をホームで迎えなければならないわけです。しかも千葉は昇格プレーオフには慣れているので、初挑戦の名古屋よりも経験値もある千葉はプレーオフからの昇格経験はないのですが、戦い方は知っている。しかも名古屋との相性は抜群かつイケドンとなれば、瑞穂で戦う部分で読めないこと以外は、圧倒的に千葉有利なんですね。徳島や東京Vだったら、名古屋有利ないしは互角だったかもしれないだけに、名古屋の関係者は戦々恐々としているのではないかと内心思っていますわ。

対して福岡は東京Vとはほぼ互角。気になるのは福岡ではなく熊本での開催になる点。この点さえ乗り切れば、決勝の相手が千葉でも名古屋でも問題ないと思います。


最後のイスを掛けたJ1昇格プレーオフは、来週(11/26)から始まります。


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2016年12月04日

J2・J3入れ替えへの最終決戦、J1昇格への最終決戦

今日、富山でJ2のツエーゲン金沢とJ3の栃木SCのJ2・J3入れ替え戦、大阪でセレッソ大阪×ファジアーノ岡山とのJ1昇格プレーオフ決勝戦を迎えました。
富山の天候はわからないのですが、大阪はBS1出放送されていたのもあり、見ていて酷いと思えるほどの雨の中で行われました。先週も雨の中で試合をしていたので、ある意味罰ゲームみたいに見えてかわいそうにも思えましたよ。


J2・J3入れ替え戦は、本来ならJ2ホームのある金沢で行われるはずでしたが、芝の改修工事を今から始めないと来年の開幕に間に合わないため、既に施工中となっており、今回は富山になったという経緯があります。事実上ホームではなく、中立地の開催になったため、金沢が若干不利な中で行われたことになります。でも、金沢は不利と言われるアウェイで0-1で勝っているだけに、少し落ち着いてプレーできるのが救いでしょうか。
対する栃木は、ホームで負けたという焦りがアウェイで出ないか心配なところ冷静にプレーできれば、1点をひっくり返すのはたやすいことではとも。シーズン中は終盤までJ3ながらも独走したという実績があるだけに、あの時の勢いが戻ってくれば・・・と感じていました。

試合は、中立地だったにもかかわらず、ホームサポーターの大きな後押しのあった金沢が終始冷静で、それがプレー中にも随所に見られました。決めるところで点を決められたのも大きく、栃木を2-0と圧倒金沢がJ2残留を決めました。
栃木には厳しい試合展開でした。終盤の失速がモロに影響しているなと感じさせました。ここで腐るチームじゃないとは思いますが、落ちてくるJ2のチームがギラヴァンツ北九州というかつてJ2上位に食い込んだ実績のあるところ。大分トリニータほどではないにせよ、強いチームであることは変わりません。うかうかしていると、今度は北九州に1年で復帰を決められかねないので、戦力の維持だけでなく、早めにウィークポイントを探り出して、強化するべきだと思います。
金沢は来年は仕切り直しの年。監督も変わるので、心機一転を図りたいところ。ただ現有戦力だけでは再び降格のピンチになりかねないので、早めに実力のある選手を獲りにいくべきでしょう。


そしてJ1昇格プレーオフ決勝戦、前半は雨の中ということもあってか、双方様子見かつ探り合いの展開になっていました。動きが激しくなって来たのは後半で、このまま引き分ければJ1昇格ができない岡山が猛攻を仕掛けるものの、C大阪が苦しみながらもいなします。このいなしがいい流れを読んだようで、後半7(52)分の清原翔平選手が決めた混戦からのゴールを守り抜き、C大阪が3シーズンぶりのJ1再昇格を果たしました
岡山は押谷祐樹選手が体調不良で出られなかったことが大きかったなぁ・・・。松本山雅戦では先制点を取っていただけに、あの時の雨が身体を壊すきっかけになったのかねぇ。初めてのJ1にあと一歩で届かなかったのは非常に残念ではあります。でも、この戦力を維持し、慢心さえなければ、来年も台風の目でひっかき回せると思いますが、過去上位まで食い込んだ『新参者』は翌年調子が悪いのよね。2年目のジンクスじゃあるまいし・・・。
C大阪は、もう帰ってくるなよ(爆)。タレント軍団でいつでもJ1行ってもおかしくないのに、2年も『留年』していたからなぁ。実力は折り紙付き。あとは、ここ一番の精神的な脆さの克服だけ実力のあるいいベテランを獲得してメンタル面の強化を図りたいところですね。


これにより、来年のJリーグの編成が決まりました。
まずはJ1。順番は年間順位順。ただし16位以降部分はJ2から昇格したチームでJ2上位順(緑字で表記)。なお上位3位にあるカッコ部分は勝ち点数。いわゆる下克上が起こったため。

鹿島アントラーズ(59)
浦和レッズ(74)
川崎フロンターレ(72)
ガンバ大阪
大宮アルディージャ
サンフレッチェ広島
ヴィッセル神戸
柏レイソル
FC東京
横浜F・マリノス
サガン鳥栖
ベガルタ仙台
ジュビロ磐田
ヴァンフォーレ甲府
アルビレックス新潟
北海道コンサドーレ札幌
清水エスパルス
セレッソ大阪



続いてJ2。J1からの降格チームは青字(16位から下位順)、J3からの昇格チームは緑字で表記。

松本山雅FC
京都サンガFC
ファジアーノ岡山
FC町田ゼルビア
横浜FC
徳島ヴォルティス
愛媛FC
ジェフユナイテッド市原・千葉
レノファ山口FC
水戸ホーリーホック
モンテディオ山形
V・ファーレン長崎
ロアッソ熊本
ザスパクサツ群馬
東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐
FC岐阜
ツエーゲン金沢
名古屋グランパスエイト
湘南ベルマーレ
アビスパ福岡

大分トリニータ


そしてJ3。J2からの降格チームは青字、JFL(日本フットボールリーグ)からの参入は緑字で表記。

栃木SC
長野パルセイロAC
ブラウブリッツ秋田
鹿児島ユナイテッドFC
カターレ富山
藤枝MYFC
FC琉球
ガンバ大阪U-23
FC東京U-23
SC相模原
セレッソ大阪U-23
グルージャ盛岡
福島ユナイテッドFC
ガイナーレ鳥取
Y.S.C.C.横浜
ギラヴァンツ北九州
アスルクラロ沼津


最後に、将来のJリーグ参入チームがひしめき合うアマチュアリーグの最高峰JFLの順位を掲載しておきましょう。なお上位6位にあるカッコ部分は勝ち点数。いわゆる下克上が起こったため(JFLは2ステージ制で争われ、ファーストステージ優勝チームとセカンドステージ優勝チームとのチャンピオンシップで上位2位が決まるため)。そして地域リーグからの昇格チームは緑字で表記。なお、☆はJ3ライセンス取得、★はJリーグ百年構想クラブ(条件を満たせば、すぐにJ3ライセンス取得可能)、△はJリーグ入りを目指すチーム(昨年度から審査継続ないしは審査落ちしている)

Honda FC(61)
流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎(54)
ホンダロックSC(59)
FC大阪(58) △
ソニー仙台(57)
ヴァンラーレ八戸 ☆
ラインメール青森 △
MIOびわこ滋賀 △
奈良クラブ ☆
ブリオベッカ浦安 △
東京武蔵野シティFC ★
ヴェルスパ大分
FCマルヤス岡崎
栃木ウーヴァFC ★
今治FC
ヴィアティン三重

御覧の通り、ほとんどのチームがJ3を目指す群雄割拠状態。対して企業チームは大学チームを含めても5チームのみ将来的には、JFLがJ4になるのではないかと思えるほどです。


さぁ、来年のサッカーはどうなるのでしょうか。早いと来年2月にJ1が開幕します。遅くとも3月中には開幕となるでしょうから、短いオフをいかに充実したものにするかがポイントになるのでしょうね。
選手・スタッフの皆様、お疲れ様でした。


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2016年11月27日

もう一つの昇格劇

サッカーを見ている人はわかるかと思いますが、大きく語られるのはJ1の自動昇格かJ2への降格ではないかなと思います最近になってJ3降格も言われる程度ですけど、扱いはまだまだ小さいですね。
それ以外にも昇格劇・降格劇は、いくつもあるんですよ。今日はそんな試合がいくつもありました。


最初は近年始まって、注目度も高くなったJ1昇格プレーオフ。こちら、劇的な試合が多いのが特徴です。特に2014年のジュビロ磐田×モンテディオ山形で見せた山形の超パワープレイ、ゴールキーパーの山岸範宏選手が見せたヘディングシュートは印象深いでしょう。
今年も素晴らしい試合が見られたようです。中でも松本山雅FC×ファジアーノ岡山は、戦前の予想を大きく覆したそうで、リーグ3位に入った松本山雅がリーグ6位の岡山に敗れるという波乱(1-2)を見せていました。
まぁスタジアムに雪が残っていたのも影響して、松本山雅はろくすっぽ練習ができなかったんじゃないかと思うと不運ですわね。それでも、以前に書いた岡山がひっかき回すという話が現実になってしまったわけで(苦笑)。決勝でどういった戦いを見せるのか楽しみです。しかし、岡山は最終節まで勝てなかったからというふうで、メンバーを入れ替えて挑むとは・・・。

もう一試合は関西ダービーになったセレッソ大阪×京都サンガFC。こちらは1-1の引き分け規定により、リーグ4位だったセレッソ大阪が決勝に進むことになりました。

これにより、決勝は2年連続で決勝に進んだセレッソ大阪と初めてのプレーオフ進出になった岡山となりました。セレッソ大阪は元J1チームで場数は踏んでいるし、J2では唯一日本代表がいたチーム。そして何より去年は今年J2に落ちたアビスパ福岡と戦って引き分けで涙を呑んでいるチーム実力も折り紙付きです。これに松本山雅を倒して勢いの付いた岡山が、山形の時のようにかっさらえるのか非常に楽しみな一戦は12/4に行われます。


続いては、J2・J3入れ替え戦。こちらは、J2の21位とJ3の2位がぶつかる最終決戦です。
今年はツエーゲン金沢(J2・21位)と栃木SC(J3・2位)がぶつかることになりました。ホーム&アウェイ方式で行われるこの試合、今日は栃木のホームで行われました。その試合は、双方様子見の前半から打って変わって、後半に入ると栃木が一気に攻めに転ずるものの、最終盤に金沢に押し込まれて0-1栃木はホームで痛い黒星になりました。
思うに、金沢はアウェイで1点ながらも取ったことは大きいと思います。というのも、次戦は金沢のホームが芝の改修工事で使えないため富山で行われるからです。事実上の中立地開催になるので、金沢には少し不利になると思ったからです。だからこそ、今回アウェイで勝っておいて精神的に有利になってくれれば・・・というふうに感じていました。

一時はJ3首位を独走していたものの、終盤に大分トリニータにかわされた栃木が一矢報いるのか、それともJ3逆戻りだけは阻止したい金沢が富山の地で躍動するのか。こちらの決戦も12/4に開催されます。


最後は地域リーグの頂点を決める戦いである全国地域サッカーチャンピオンズリーグこのリーグ戦で優勝ないしは2位に入ると、地域リーグの最高峰、日本フットボールリーグ(JFL)に参戦でき、Jリーグ入りまであと一歩のところにまで踏み込めるのです。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグは既に開催しており、今日が最終日となりました。
この大会は北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の地域リーグを優勝したチームと全国社会人サッカー選手権大会(社会人チームだけで行われるカップ戦。通称:全社)で上位に残った3チームが参加し、先月予選が行われています
決勝リーグに残ったのが、唯一の地域リーグ優勝チームのFC今治に全社枠の3チーム(ヴィヴァティン三重・鈴鹿アンリミテッド・三菱水島FC)です。特に三重と鈴鹿は東海リーグで接戦を繰り広げ、かつ三重県内でライバルとしてつばぜり合いを見せていたチーム同士でもありました。ゆえに、三重県民にとっては双方昇格を願っていた人も多かったのではないのでしょうか。

しかし結果は残酷なもので、昨日で2連勝(しかも三重・鈴鹿双方を破った)した今治が一気にJFL昇格を決めました。今治は元日本代表監督だった岡田武史さんがゼネラルマネジャーを務めるチームです。10年でJ1にという思いは彼の2014年就任からわずか2年でその目的の入口まで向かうことになりました。

そして、最後の1枠が三重決戦になった今日、三重が鈴鹿に圧勝(4-1)し、三重がJFL進出を決めました全社などで有利に展開していた鈴鹿が最後の最後で涙を呑む格好になり、来年再び地域リーグから出直しになりました。このあたりは複数強豪チームがひしめく青森や長野と同じ状況とも言えますし、将来的に格差ができるきっかけにならないか心配でもありますね。ともあれ、三重は悲願の三重県からJリーグという夢に一歩前進しました。あとはJFLで頑張ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)TrackBack(0)

2015年11月24日

2015年はJ1昇格プレーオフがアツい

今週末(11/29)と来週末(12/6)でJ1昇格プレーオフが行われます。
今年のJ2は激戦で上も下も詰まっていた(とはいっても、3位と4位以降の差が大きかった(苦笑))わけですが、1位~3位は白熱していましたからねぇ。ほぼ独走していた大宮アルディージャは終わってみれば勝ち点差4と結構薄氷で昇格しているんですね。2位のジュビロ磐田と3位のアビスパ福岡なんて得失点差3(磐田+29、福岡+26)で天国と地獄なわけですから、J2はホントに魔境だわ・・・。

というわけで、J1昇格プレーオフは3位のアビスパ福岡×6位のVファーレン長崎・4位のセレッソ大阪×5位の愛媛FCという西日本勢同士の対戦になりました。
この中で、長崎は2年ぶりの出場になった以外は全て初出場というフレッシュな構成になったんですね。ただ、過去に昇格経験のある福岡とセレッソ大阪を除けば、愛媛が初めてのJ1への挑戦というふうになり、個人的な印象でいけば、愛媛か長崎が頑張ってくれれば面白いんだけどなぁ・・・と思うんですけど、圧倒的火力と堅守で昇格最有力は福岡なんだろうと思うんですわ。先日のFC岐阜との試合を見てそう思った。ただ、8連勝している中でさらに2連勝を求められるのは、相当なプレッシャーだと思います。このプレッシャーを当たり前のように跳ね返せるかがポイントになってくるでしょうね。
その次に来ると思われるのが、セレッソ大阪。チーム力は可もなく不可もない(強いて言うなら日本代表がいるのがポイントか(苦笑))。ただ、『地の利』を大きく生かせるかもしれないのです。というのも、第1戦は3位と4位のホームゲームで開催されるのですが、決勝戦は中立地での開催になっているんですね。普段なら国立競技場になるのですけれども、ご存じの通り改修工事中。そのため去年は味の素スタジアムで開催されました。ところが今年はヤンマースタジアムもしセレッソ大阪がそのまま上がって来ると、事実上セレッソ大阪のホームゲームで試合が開催されることになるのです。開催会場が決まった時からこのことが言われていた(決まった時点でセレッソ大阪は6位以内になれる可能性が高かった)ため、正直きちんと考慮すべきだったのではないかと。時期的に(キャパシティの大きなスタジアムが)空いていないとか芝のコンディションが悪いとか色々あったんでしょうけど、来年からはもう少し考慮すべき事案ですよね。


惜しむらくは地上波・BSでの放送が決勝しか行われない点。そこが残念でなりませんね(11/24現在。決勝のみNHK-BS1で放送)。


ちなみに、同じ今週末と来週末、12:30からJ2・21位だった大分トリニータとJ3・2位だったFC町田ゼルビアとのJ2・J3入れ替え戦も行われます
大分はこの試合で負けると史上初のJ1・J2・J3の3クラブを渡り歩くという不名誉な記録になり、町田はJFLに落ちた2012年以来念願だった再昇格を掛けた一戦になります。特に大分は先述の不名誉な記録は避けたいと必死になって戦うことでしょうから、町田としてはできるだけJ3のルールで行える1戦目で勝ちを得ておきたいところでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月07日

劇的な下克上

サッカーJ2の「J1昇格プレーオフ」決勝が行われ、3位だったジェフ千葉と6位だったモンテディオ山形がJ1昇格の最終枠を掛けて挑みました

3位の千葉は5位だったギラヴァンツ北九州がJ1ライセンスを保持していなかったため、事実上の不戦勝で決勝に上がって来ており、試合勘が保てているのか、天皇杯で山形に敗れているので、山形に対して苦手意識を残していないかが焦点となりました。対して山形は4位だったジュビロ磐田を劇的な逆転勝利で破り、かつ天皇杯で千葉を破っており、勢いがかなり付いている状態。このまま突破できるのかどうかが焦点に挙がっていました。


試合は膠着状態の中でスタート。互いがチャンスを持ちながらも決められない中、前半37分山崎雅人選手が値千金のシュートでもぎ取りました。
その後も、千葉の猛攻が続き、途中リザーブに回っていたケンペス選手を投入し、遂にはゴールキーパーも前線に繰り出すパワープレーまで行ったものの、決定機を逸し続けた千葉に勝利の女神はほほ笑まず、0-1で試合終了
これにより、J1昇格は山形に決まり、3年連続下克上となりました。しかも6位からの昇格は2013年のトリニータ大分以来の快挙となりました。


山形は全員が決死で行った守備が本当の意味で堅守となり、わずかな隙を突いて攻撃するという近年のサッカーのお手本を見たかのようなプレースタイルに尽きるでしょう。そして最終防衛ラインが破られても、浦和レッズから期限付き移籍で入団した山岸範宏選手のファインセーブで試合の流れを千葉に渡さなかったのも大きな要因でしょう。特に山岸選手は磐田戦で大逆転勝利をもたらしたヘディングシュートを決めただけあり、そのプレーには神掛かったものがありました。ネットユーザーから『モンテディオ山岸』と言われてもおかしくないわ。


しかし、勢いだけで勝ち上がったチーム、そしてこのプレーオフで勝ち上がったチームは全て1年でJ2に逆戻りするという嫌なジンクスがあります。実際過去2回行われた昇格プレーオフで勝ち上がった大分も徳島ヴォルティスもその年の1/3ほどを残して早々と降格を決めてしまうほどでした。山形もそこであぐらをかくのではなく、的確な補強を行い、かつ必要とする選手には早めに残留交渉を行ってチームを固めていくべきだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)