2018年11月01日

遂に決まった・・・?

昨日行われたJ2の試合、カマタマーレ讃岐×FC町田ゼルビアの一戦。この試合で讃岐が勝てなければ、勝ち点では同じになっても溜まっている得失点差で降格圏を脱することができないというふうになり、事実上の降格が決まるという大事な試合になりました。
しかし、何でこんな時期に・・・とお思いでしょう。そうなってしまったのは、9月に日本列島を縦断した台風24号のため。あの台風が迫る中、金沢(ツエーゲン金沢×FC岐阜の一戦)では試合が行われたあの日です。しかも町田は台風に泣かされた1年になり、10/17にも7月に襲来した台風21号の影響で中止になった試合(レノファ山口戦のアウェイ)を行っており、次の試合になる11/4のアビスパ福岡戦(ホーム)まで3連戦を2回戦う(10/21と10/28の間のみ1週間)という日程になっているそうです。

試合に関しては、DAZNで見ていた限り、讃岐がかなり積極的に攻めていたように思えました。背水の陣・決勝戦のような感じで戦うというふうでしたので、何とかして勝ち点3をホームで挙げたいと躍起になっていたんでしょうね。双方もどかしいプレーが続いて中々点が獲れない展開になりました。
それでも後半に入って讃岐が先制。これは、このままいくんじゃないかと思ったものの、やはり上位にいる町田は7人選手を変えても強かったすぐに同点に追い付いて、引き分けになりました。讃岐の選手が気を抜いたわけじゃ無いんだろうけど、もう少し粘れればねぇ・・・。
それでも試合終了後のサポーターの中には、うつむいたり嘆き悲しむ姿はあまりなく、むしろ笑顔を見せていた人もいたように思えました。諦めていたわけでも選手達に怒りを覚えたわけでもなく、やるだけのことをやったのだという充実感から出たものなんでしょうね。


この試合の結果により、下位の状況はこうなりました。試合数が全チーム揃ったので、わかりやすくもなったかなと。左から、順位・チーム名・勝ち点(カッコ書きで表記)・得失点差です。


19位 京 都(40) -16
20位 岐 阜(40) -17
--- 降格ライン ---
21位 讃 岐(31) -40 ☆
22位 熊 本(28) -32 ★


黒星は降格圏での順位が確定、白星は同じくほぼ確定になります。ただし、21位はJ3の昇格圏にアスルクラロ沼津が入れば、J2残留になります。

讃岐は1点を積み上げ、残り3試合全勝でも40にまでは伸ばせれるものの、同じ勝ち星になる岐阜と京都サンガF.C.との得失点差が23ないしは24となるので、讃岐の大勝かつ岐阜ないしは京都の大敗が起こらない限り逆転は難しいというふうなので、事実上の降格が決まったとも言えます。ただまだわからないです。次の試合で確実に勝ち点3を積み上げて、讃岐が同じ時に引き分けないしは敗北しない限りは、確実に残留したとは岐阜も京都も思っていないでしょう。


とにかく、讃岐もロアッソ熊本も諦めず最後まで戦ってほしいです。まだJ3の順位が決まっていません。沼津が奮闘すれば、少なくとも降格枠は1つ無くなります。それを信じて残りの試合を戦ってほしいです。熊本は最下位を脱出できるチャンスがありますし、讃岐は何とか21位で切り抜けられるだけの力はあるはずです。


次の試合は11/3ないしは11/4。今はそこに向けて全力でぶつかっていくつもりで頑張ってほしいものです。どっちも岐阜は苦しめられましたからねぇ・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2015年11月14日

FC岐阜のJ2残留が決定

今日、J2の試合が行われていました。土曜日のJ2というのは結構珍しいのですけど、それもJ1の試合がない(天皇杯の4回戦が行われていたため)ことから来たもの。とはいえ、いよいよこの試合を含め2試合となり、優勝および昇格、そして残留および降格・入れ替え争いもクライマックスになってきたわけです。


そんな中、残留を決めていないFC岐阜は、残留を掛けてカマタマーレ讃岐と戦いましたこれまで1度も負けていない相手だったにもかかわらず結果は3-0と完敗。これまでのうっ憤を晴らされたとも取れる展開になったようです。まぁ、岐阜は前節でヘニキ選手が累積4枚で出場停止という状況だったので、こうなったとも言えるわけで・・・。

この試合で残留を決められなかった岐阜は、この後行われた大宮アルディージャと大分トリニータとの一戦に全てを賭けることになりました。ちなみに、同じ勝ち点で順位が上だった水戸ホーリーホックは、コンサドーレ札幌に2-1で勝ち、自力で残留を決めています
その大宮と大分の試合はテレビ放送しかなかった(地上波ではテレ玉(テレビ埼玉)で、それ以外はCSのスカパー)ので、非常にやきもきしながらネットの速報を見ておりました(このあたりは今日の岐阜×讃岐の試合と同じ)
前半は共に0-0となり、双方優勝と残留というプレッシャーの中で戦っていたのではないかと推測しています。
試合が動いたのは後半。大宮の起こしたオウンゴールから大分が先制し、その後も追加点を挙げ、一気に大分優勢と思える展開に。しかし試合終盤大宮が攻撃的になると、ムルジャ選手が2得点。その勢いを借りたのか、その勢いに押されたのか、後半43(87)分に大分がPKを取られ、これを決めたことで大宮の決勝点に。後半を制した大宮がJ2優勝と同時に1年でJ1復帰。また埼玉県にあるクラブが1年でJ1復帰を果たした瞬間でもありました(過去に浦和レッズがJ2降格の際、1年でJ1に復帰している)。これで大宮は一皮むけて強くなったんじゃないかなと思うのですが、これいかに。
そして、この試合で大分が敗戦したことで、勝ち点43だった岐阜を上回ることができなくなり、敵失ではあったものの、岐阜は何とかJ2残留を決めることができました。まーた残留力とか言われるのか(苦笑)。また、栃木SCも京都サンガに0-1で敗れたことで、残りの試合で栃木が勝ち点3を積み上げても得失点差で上回れない(大分は勝ち点-9、栃木は-22)ため、大分がJ3との入れ替え戦(レノファ山口・町田ゼルビア・長野パルセイロのいずれか)、栃木がJ3降格となりました。


正直残れるとは思ってなくて、最終節までもつれるんじゃないかと思っていたので、ここで(負けたとはいえ)決めてスッキリしましたわ。心置きなく最終節応援ができます。もちろん相手の福岡も勝っており、まだ昇格争いでキリキリしている状態なので、絶対に負けられないと思っているでしょうから。
それにしても、ここまで劇的な終わり方はなかったなぁ。それに加えて、J1には清水エスパルス・モンテディオ山形・松本山雅FCと強い相手ばかりJ3からの昇格組も強いでしょうから、来年は試練だ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(2)TrackBack(0)