2025年05月14日

2025年のJ3がようやく正体を現した

今日(5/14)、松本山雅FC×AC長野パルセイロとの信州ダービーが2-2で引き分けになったことで、J3のチームの試合数が出揃い、現時点での順位が確定となりました。


1位は栃木シティFC、2位はFC大阪で、あまり差の無いこの2チームが現状J2昇格圏にいるというふうになります。
栃木Cは、JFL時代の勢いそのままに突っ走っている感じですね。隙があまり無いのとタレントが揃っている、中でも田中パウロ淳一選手がキレッキレで誰も止められない状況パウロがこのまま覚醒し続けたら、いわきFC以来のぶっちぎりで優勝・昇格もあり得るでしょうね。まぁ、まずはJ2ライセンスが取れる体制を築けるかどうかに掛かっていますが、はてさて。
FC大阪は、どちらかというと攻撃的なサッカーを仕掛けているように感じました。じゃあ守備そっちのけかというと、さにあらずで、〆る時はきちんと〆てはいます。ただ、その緩急が上手くいかない時がたまにあるのかなと。それが、紀三井寺での試合敵に先制されてやっと追い付いたのに、また点を取られるという不安定さが垣間見え、そこを突かれたら、一気に負けの込む試合が増えるかもしれません。

3位はテゲバジャーロ宮崎、4位はヴァンラーレ八戸、5位は鹿児島ユナイテッドFC、6位はギラヴァンツ北九州で、この4枠がプレーオフ枠に進出するところにいるふうですね。
正直下位予想をしていた宮崎・八戸が上位で頑張っているところを見ると、夏の試合運び次第では、台風の目になりかねないなぁと。特に大きな補強をしてないはずの宮崎は大健闘と言えるでしょう。八戸はストライカーだった佐々木快選手が抜け、立て直せるのかと思ったのですけれども、さすが石﨑信弘監督が治めるチームだけあるわい。長年の経験でチームを上手くまとめていますね。

7位は奈良クラブ、8位は福島ユナイテッドFC、9位はツエーゲン金沢、10位は松本山雅になっています。ここまではトップハーフのチームですね。
奈良は初めてのプレーオフ以上の進出を目指し必死になっていますが、昨年はJFLに落ちる寸前だっただけに、中田一三監督の手腕が素晴らしいものだということがわかる順位でもあります。
福島と金沢は、何とかしてプレーオフに潜り込みたいところ。福島は昨年プレーオフに飛び込めただけに、今年も何とか飛び込んでJ2昇格をと思っているでしょうね。
松本山雅が徐々に調子を取り戻しています。一時はJFL行きになりかねない順位に落ちてきていただけに、徐々にギアを上げてきたのかなとも。ただ、この調子がいつまで続くかも気掛かり不安定な攻守を持続できる攻守に転換できるようになれば、プレーオフまでは朝飯前になっていくと思います。

11位は栃木SC、12位はSC相模原、13位はカマタマーレ讃岐、14位はザスパ群馬、15位はFC岐阜、16位は高知ユナイテッドSC、17位は長野となります。
このあたりのチームは、攻撃力があっても守備力が無いかその逆になっているかというふうで、特に顕著なのが群馬・高知(攻撃力が高いのに守備力が低い)と岐阜(守備力が高いのに攻撃力が低い)でしょうか。ただ、岐阜に関しては、守備の面でも不安が残るので、どちらも低いんじゃないかと思えてなりません。あとは高知がホームで未だ勝てていないのも気掛かり。ホームで勝てれば、チームに勢いが付いてくると思うので、何としてでも勝ってほしいですね。

18位はFC琉球、19位がガイナーレ鳥取、20位がアスルクラロ沼津になります。このうち、19位がJFLチームとの入れ替え戦、20位がJFLへの強制入れ替えになる順位になります。
琉球は、一時中盤のあたりにいたものの、またJFL行きの瀬戸際に落ちています。なかなか連勝ができないばかりでなく、攻守に精彩を欠いているのかもしれません。その点では、19位の鳥取、20位の沼津にも言えるかもしれません。この2チームに関しては、補強面でも上手くいっていないところがあったため、6月~8月に補強が組める期間があるので、そこで事態を打開できる選手を獲れるかどうかに掛かっているでしょう。ただ、18・19・20位の3チームは、資金面でも問題アリとのことなので、どこまで出せるかも留意点になるでしょう。


現状12試合とまだ全体の1/3ほどしか消化していないので、現状下位に沈んでいるチームでも、今後結束力や補強次第で、まだまだ大きく動く可能性が残されています上位にいてもうかうかできないでしょう。上位のチームは、とにかく勝ち切って逃げる。下位のチームは、一つでも勝てるように全力を注ぐことを必要となるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2025年02月15日

正に黒船




栃木県栃木市にあるCITY FOOTBALL STATIONで行われた栃木シティFC×SC相模原の一戦は、2-1で栃木Cが歴史的勝利を逆転勝利で飾りました。
最初、相模原が押し気味で、前半30分に先制された時は、このまま押し切られるんじゃないかなと思ってたんですけど、栃木Cは冷静でした。運のよさもあったけれども、すぐに取り返しましたね。しかも田中パウロ淳一選手ですよ。彼がドリブルで起点を作って、クロスを上げて、吉田篤志選手が叩き込む。これが徹底的に叩き込まれていました。決めたシュートも含め、ほとんどが吉田選手のフィニッシュ。波状攻撃とまではいかないものの、チャンスがあれば叩き込む気概。これなんだな、昨年栃木CがJFLで66得点上げた理由は。

結果、終盤の後半39(84)分に田中選手の左からのセットプレーが見事に決まって逆転勝ちになったんですけど、田中選手はドリブルといいクロスといいセットプレーといい脅威になるぞ・・・。アイツ、地域リーグやJFLにいたらアカンかった選手だったんや・・・と再認識させられたよ。何でアイツは、アマチュアリーグに『左遷』させられたんだと思わされたわい。


この日の栃木Cは、ユニフォームの黒さから、黒船がJFLから来たと認識さえしてしまうほどの強さ。JFL上がりのチームは、初年度は特に異様に強いだけで語れない何かをもってプレーしているのは、いわきFC以来の怖さだなぁ・・・。ウチは打ち勝てるのだろうか(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2025年01月22日

2025年のFC岐阜の日程に思いを馳せる

昨年末に開幕戦と2戦目など序盤の日程だけは決まってたんですけど、今日前半戦の日程が決まりました後半戦(9月以降)も開催日だけが決まるという例年通りのパターンになっていますね。
これを見ていくと、気のせいか今年は土曜日の開催が多い気がする・・・。アウェイの2/3くらいが土曜になっている気がするのよね。逆にウチの試合は日曜が多い気がする。もっと言うと、祝休日開催は、ホーム開幕戦になるヴァンラーレ八戸戦以外は振替休日になるのか。悪い日程ではないんだろうけど、翌日仕事という人には、ままキツイ日程とも。
しかし、ナイトマッチが3月に組み込まれたのはキツイなぁ・・・。まだ寒いと思うぜ。これは記録会か何かが設定されてしまってこうなったのか、ラグビーの試合だっけかとか思ったけど、ラグビーの試合はアウェイでガイナーレ鳥取戦に行っている時だわ(苦笑)。それ以降のナイトマッチは、5/6からと結構早い。しかも全て19時(午後7時)開催帰ると午前様とまではいかないけど、22時(午後10時)は確実に過ぎるのよね・・・。


ということで、やっと日程が出てくれたとも思ったんです。その理由は、6/28にFC琉球戦のアウェイが組まれていたから(ギャハ)。日程とキックオフ時間が決まってくれたので、早速往復のフライトとホテルの予約を取った(爆)。やっぱり飛行機っておカネが掛かるね・・・(泣)。ただ、これで2019年以来6年ぶりの沖縄に行けます前はお互いJ2だったのにねー(苦笑)。
それ以外だと、大型連休(5/3)のアウェイがザスパ群馬戦、ホーム(5/6)がアスルクラロ沼津戦栃木(シティ・SC)の2試合は5月(シティ)・11月(SC)に分かれてくれたので、2週連続同じところに行かないといけない事態は避けられた(ニヤニヤ)。
あと今年J参入した高知ユナイテッドSCのアウェイは10月の三連休の中日に設定されたので、ひろめ市場で飲んだくれれるぞ(ギャハ)。初めての高知を思い切り堪能できそうです。


ともあれ、今後どんなふうになるのかなというのは、試合が進んでから考えましょうか。繰り返しになるかもしれないですけど、何か今年のアウェイは色々行けそうな反面、ホームは次の日の仕事が辛くなりそう(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年11月14日

【2024】残り1つの椅子に座るための前哨戦(プレーオフ)へ進むための戦い【J3リーグ】

残り試合が2となりました。昇格プレーオフを巡る争いは、まだまだ緊迫したものになっています。
3位以降の順位を見てみましょうか。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、大阪はFC大阪になります。


03位 富 山(58)+15
04位 松 本(54)+14
05位 大 阪(54)+11
06位 福 島(53)+11
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 沼 津(52)+9
08位 北九州(52)+1
09位 八 戸(50)+4
10位 相模原(50)±0
11位 岐 阜(49)+6


残り9チームが昇格プレーオフに向けて挑む大混戦の中で、ウチもギリギリ踏み留まっていますが、カターレ富山との試合を引き分けにしてしまったことで、大きく後退してしまったとも。勝ち点が51になっていれば、9位に食い込めて、アスルクラロ沼津・ギラヴァンツ北九州を射程圏内に持ち込めただけじゃなく、万一大宮アルディージャに負けないし引き分けになっても、少し余裕ができてたんじゃないかなと。
そう思った理由を、次節勝ち・引き分け・負けになった場合の勝ち点を一覧にして見るとよくわかるかなと。左から、勝ち・引き分け・負けになります。


03位 富 山 61 59 58
04位 松 本 57 55 54
05位 大 阪 57 55 54
06位 福 島 56 54 53
07位 沼 津 55 53 52
08位 北九州 55 53 52
09位 八 戸 53 51 50
10位 相模原 53 51 50
11位 岐 阜 52 50 49


富山は、次の試合で引き分け以上なら3位確定となり、昇格プレーオフで最も有利な立ち位置になります。2試合ともホームゲームになるからですね。一方で北九州のチームまでが勝つと、ヴァンラーレ八戸・SC相模原・FC岐阜の3チームが引き分けないし負けた場合には脱落となります。ただ、今節は沼津が福島ユナイテッドFCと戦うので、双方に勝ち点3が与えられる事態は無く、どちらかがプレーオフ争いから大きく後退となります。なお、松本山雅FC・FC大阪・福島が勝つと、富山の勝ち負け関係なく、その時点でプレーオフ争いが終了となります。


・・・こう見ると、岐阜は松本山雅・FC大阪が負けて、福島が勝ってくれると、まだチャンスがあるのかなという感じですけど、同時にFC大阪と戦う相模原も勝ち点を3つ積み上げるので、順位が10位に上がれるかどうかになってしまい、勝ち点差が2残ってしまうのよね・・・。
岐阜にとっては、かなり厳しいのですが、他のチームにとっては、まだまだチャンスのある2試合になるでしょう。最後の最後まで死力を尽くしてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2024年11月06日

いよいよ、地獄の釜の蓋が開くかもしれない2024年J3残留争い

遂に残り3試合になったJ3の現状を見ていきましょう。今回は残留争いです。
左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


17位 長 野(36)-10
18位 奈 良(33)-14
=== J F L 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 横 浜(32)-23
=== 強 制 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 盛 岡(22)-44 ★


中断前と顔ぶれがほぼ入れ替わり、変わらなかったのは最下位のいわてグルージャ盛岡だけ。その盛岡は、第32節で最下位が確定し、JFLへの強制入れ替えかJFLへの入れ替え戦は確定となりました。
問題なのは、19位のJFLとの入れ替え戦ラインで、現状はY.S.C.C.が色濃くなりつつありますけど、引き分け1個分の差で奈良クラブが控えており、プラス勝ち星1個分の差でAC長野パルセイロも控えています
このうち、監督交代を行ったのは、奈良と盛岡で、盛岡に至っては2度行っています。それでも盛岡が実らなかったのは、ひとえに失点が多過ぎた点、つまり守備の構築に失敗していたこととお粗末なプレーが目立ったという点でしょうね。ベテラン偏重の構成にも原因があったとされており、それが前述の要因にもなっていたとも。

奈良に関しては、監督交代は行ったものの、まだ浸透しきっていないようにも感じられます。JFL時代から率いていたフリアン元監督が長期政権だっただけに、大きな変化が起こった際の対応が上手くいかないのと、交代時期がリーグ終盤に差し掛かる頃だったため、戦術浸透まで時間が足りないというふうなこともあったかもしれません。ゆえに、監督交代後、未だ勝利を挙げられないのではないかと思われます。

Y.S.C.C.は守備の面も攻撃の面も弱く、2点入れた試合が6試合と複数得点を入れて突き放す展開がなかなか構築できなかったのではとも。複数点取られて負けるケースが多く、第16節のツエーゲン金沢戦では4失点、第25節のFC岐阜戦では5失点を食らっています。中断前までは、カマタマーレ讃岐やテゲバジャーロ宮崎の調子が悪く、目立っていませんでしたけれども、この2チームが調子を取り戻し、上向きになってくると、それに押し出されるかのように目立ってしまったというわけですね。

長野に関しては、複数得点が取れるようになれば、残留圏に入れるのかなと。第24節(中断明け初戦)に宮崎に3点取って勝った後、複数得点を実現できていません。第32節の岐阜戦では、あと一歩のところまで来ていたので、やろうと思えばやれる実力はあるんじゃないかと思います。


Y.S.C.C.・奈良・長野に関しては、JFL2位のチームがライセンス無しに飛び込んでほしいと思っているのでしょうけど、現状を考えると、JFLチームとの入れ替え戦が起こるのは、ほぼ確実でしょう。
そのJFLの動向を次回届けていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)

2024年11月05日

昇格とプレーオフに向けて激しさを増してきた2024年J3の昇格争い

遂に残り3試合になったJ3の現状を見ていきましょう。今回は昇格争いです。
左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、大阪はFC大阪になります。


01位 大 宮(83)+41 ☆
02位 今 治(64)+17
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(57)+15
04位 沼 津(52)+10
05位 松 本(51)+9
06位 大 阪(51)+6
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 福 島(50)+10
08位 相模原(50)+1
09位 北九州(49)±0
10位 岐 阜(48)+6
11位 八 戸(48)+3
12位 金 沢(47) -1
13位 鳥 取(47) -11
14位 琉 球(46) -6


首位をひた走る大宮アルディージャは第32節でJ2昇格を決め、第33節で優勝を決めました。もうぶっちぎりで、かつ異次元の戦力を持っていたから、何も言うことはありません(泣)。ただただ強かった。前にも書きましたけど、このチームに勝ったチームは、誇りに思っていいです。そして、もう戻ってこないでと言いたい(ギャハ)。

2位もFC今治でほぼ確定でしょう。第34節のFC岐阜戦で敗戦はしているものの、着実に勝ち点を稼いでおり、下位(特にカターレ富山)も伸びて来れないため、次勝てば確定で、負けないし引き分けの場合は富山次第になるそうです。つまりウチがキャスティングボートを握っているわけか(ニヤニヤ)。

その3位にいる富山は、まだ自動昇格には一縷の望みを持っています。それでも今治が負けるか引き分けてくれないといけないかつ岐阜戦で勝たないといけないという厳しい状況下です。ただ、ホームで戦えるという部分で有利かなと。今季のホームは、福島ユナイテッドFCに負けた以外は勝ち点をもらっているんですね。あとは相性の問題お互いに相性悪いなぁと思っているんじゃないのでしょうか(苦笑)。

4位はアスルクラロ沼津。今季はいいスタートダッシュを切っていたものの、夏を過ぎたあたりから調子を崩してきていました。遂には富山に抜かれ4位に。ただ、プレーオフ進出には十分なところにいます自動昇格の芽は無いものの、攻撃的なサッカーが再び芽吹いてくれば、3位に立ってホームで戦える権利を得るチャンスは、まだまだありますよ。

5位の松本山雅FCは、周囲が転んできた中で地力を発揮したと言えるでしょう。直近5試合で負けが1つ(2勝2分1敗)のみなので、調子はいいです。元々大宮と同じくJ1に所属していた経歴があり、J2にいた時は、基本的に上位争いをしていたほどの実力があります。ダークホースの一つとして十分警戒が必要です。

6位のFC大阪は、昨年も上位争いを展開していたものの、11位に終わっていました。今年は攻撃と守備のバランスがよく、切り替えも早いサッカーを展開して相手を困らせていた印象があります。順位も長い間プレーオフ圏内に留まるまでになりました。ただ、直近5試合で見ると、テゲバジャーロ宮崎と岐阜に連敗しているのが引っ掛かるところで、このままズルズルと言ってしまうと、脱落しかねないかな・・・。

7位の福島も、夏以降はプレーオフ圏内を行ったり来たりな状況で、直近5試合は、ぬけぬけのような状況(2勝1分2敗)になっており、勝ち切れないと厳しいかもしれません。ただ、攻撃力はあり、得失点差+10は大きいですね。勝ち点を稼いでプレーオフ圏内に入った時、これがモノをいうでしょう。

8位のSC相模原は、監督交代後も一時はプレーオフ圏内を維持していましたけど、中断明け以降、徐々に調子を落としており、第30節以降プレーオフ圏内から脱落しています。ただ、調子は上向きがちな兆候を見せており、相手になった際は、気を抜けません

9位のギラヴァンツ北九州ですけど、増本浩平監督の神通力もここまでか・・・というくらいに負けが込んでいます直近5試合で1勝1分3敗、中断明けで見ると4勝1分7敗と、数字だけ見れば、そう感じずにはいられません。ただ、連勝していたりする時期もあるので、好不調の波が激しいのかな・・・。得失点差プラマイゼロなのが最大の懸念点で、プレーオフを逃した原因が、この得失点差になる可能性を秘めております

10位の岐阜は、第32節以降勝ちっ放しの状況です。勝った4試合で14得点、直近5試合で17得点と攻撃的な側面を色濃くしています。一番は、3バックをメインにした守備で、ただ硬いだけでなく、攻撃の起点になっているふうですね。サプライズを起こしてやろうぞ!

11位のヴァンラーレ八戸も、岐阜と同じく調子のいい状態です。負けたのは第30節で、それ以降の直近5試合では2勝3分になっています。ただ引き分けが最近の3試合というふうなので、好調というには語弊があるのかも。それでも、次の試合で一つ勝てると、怖いです。

12位以降の、ツエーゲン金沢(12位)・ガイナーレ鳥取(13位)・FC琉球(14位)は、得失点差がマイナスになっている点で、昇格プレーオフの権利はあるものの、かなり厳しいのかなと思います。大宮との乱打戦を制しきれなかった鳥取に至っては、得失点差が-11と仮に上位に上がっても、それが響いて脱落となりかねないふうですね・・・。


次回は、JFL行きとJFLチームとの入れ替え戦の話をば。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2024年08月08日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 残留争い編

光あるところ闇もまたあり。ということで、昨年から始まった残留争い、つまりはJFLへの入れ替え争いを見ていきましょう。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


17位 鳥 取(22)-16
18位 讃 岐(19)-8
=== 入 れ 替 え ラ イ ン ===
19位 宮 崎(16)-16
=== 強 制 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 盛 岡(14)-30


今年ヤバいと思えるのは、この4チームかなと。


一番の危険水域は、いわてグルージャ盛岡で、ここ5試合は全く勝てていない(1分4敗)状況監督交代も行ったものの、前任者がヘッドコーチに残るという不思議人事まで繰り出され、なかなかにカオスです。
そんな中で、スタジアム問題が噴き出し、いわぎんスタジアムの全面改修のために、国や自治体の資金援助を求めることとなりそうで、口の悪い言い方をすれば、国や自治体にカネをたかっているというふうにもなっており、盛岡自身はちゃんと資金を出せるのかという課題も噴き出しています。なお、盛岡は地域リーグからJリーグに参入した経緯があるので、JFLを経験していないことから、今回の状況次第では、初めてのJFL参入となります。

次に問題になりそうなのは、テゲバジャーロ宮崎ここもなかなか勝てない状況が続いており、直近5試合は全敗という有様です。しかし、ここは天皇杯では3回戦まで進出しているので、歯車が合えば窮地を乗り越えられると思います。その点では盛岡よりも救いはあるのかも。
ここのもう一つの問題は、観客動員。この問題、盛岡もそうですけど、平均2000人を割っているんですね。しかも女子サッカーよりも観客動員が悪いという有様で、JFLからJ3に参入した頃の熱気が冷めてしまったのかなと思えてなりません。何とか宮崎県のサッカーチームになるべく動いており、いちごがオーナーになったり、都城市・綾町・国富町との包括協定を結んだりというのが、その一例になりそうですね。それが実ってくれば、宮崎の未来は明るいと思いますが・・・。

そして、カマタマーレ讃岐とガイナーレ鳥取が、この2チームに続く格好になります。
讃岐に関しては、開幕からなかなか勝てない状況が続き、引き分け数は奈良クラブと同数の10となっています。この10の勝ち点があるおかげで、入れ替え枠にギリギリ入らず踏みとどまっていると思うんですよ。選手同士の連携が上手くいっていないとか選手の配置に無理があったんじゃないかとかいろいろ言われていますけど、勝ち切れない試合が多いのが原因なんでしょうね・・・。これは個人の意識の問題だと思います。
鳥取は長いトンネルをやっと抜けたところで、今後もしかすると再び上昇気流を掴めるかなと思っていますが、やはりここも個人の意識の問題かつ監督・スタッフの意識の問題でしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2024年08月07日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 昇格争い編

現在夏季中断中のJ3ですが、残り試合は15となりました。ここで、どのチームが昇格争いの只中にあるのか、どのチームが残留争いの渦中にあるのかを見ていきましょう。今回は昇格争いを見ていきます。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


01位 大 宮(53)+25
02位 今 治(42)+7
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 沼 津(40)+14
04位 富 山(39)+11
05位 金 沢(39)+6
06位 相模原(36)+6
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 北九州(36)+5
08位 福 島(33)+10
09位 大 阪(33)+5
10位 松 本(32)+6
11位 岐 阜(30)+1
12位 八 戸(30) -1
13位 琉 球(30) -5


昨年同様かなりの混戦模様ではあるものの、一つだけ確実に言えるのは、大宮アルディージャの一人勝ち状態が続いていて、このままならJ2昇格は確実でしょう。これは昨年には無い展開ですね。
大宮は、このまま行けば、大分トリニータ以来の1年でのJ2復帰を決めることになります。ただ、大分の時と違うのは、最後までもつれた昇格劇だった大分に対し、大宮はほぼ危なげなく、ある意味蹂躙しているといってもいい展開です。ブラウブリッツ秋田やいわきFCのような強靭なチームと言っていいでしょうね。
何より、J3では反則級の戦力を持っていること、その中でも杉本健勇選手が中心となってチームを引っ張っている点が大宮快進撃の裏にあるのではないかと思っています。
今後の大宮は、ただ勝つのではなく、どうやって90分を戦って、何点差で勝てるかになってくるでしょう。このチームを止めるのは、相当難しいです。


自動昇格枠の2つ目が混戦になっているというふうに見ていいのですが、そこに飛び込むチームは、FC今治・アスルクラロ沼津・カターレ富山・ツエーゲン金沢に絞られるかなと思っています。
現状2位に今治がいますけど、個人的に2位に来てもおかしくないのは沼津だと思っています。とにかくホームで強く、中山雅史監督のやりたいサッカーが浸透していることと若い選手・活きのいい選手が多いところで、沼津が最終的に抜けてくると思っています。
今治も安定した実力を持っていますし、過去何度も昇格争いの中に入ってきている経験もあるので、怖い相手ですけど、ここ一番で勝てるかどうかだと思います。

その点は、富山でも同じ。J3の中では強豪なんですけど、ここ一番の勝負で弱く、そこから失速するんですよね・・・。特に秋以降の試合で落とす傾向が見受けられるので、秋(10月以降)に試合を勝ち越せるようになってくれば、自動昇格も夢ではないでしょう。

金沢は序盤大丈夫かと思われたものの、さすが長い間J2にいたチームだと思える実力を発揮していますね。ここも勝負どころで落とさないことと連敗しないことでしょうか。

相模原は、今回のプレーオフ圏内にいる6チームの中で唯一監督交代を行ったところ。リヒャルト・悠紀・シュタルフ監督の下で攻撃的なチームに切り替わっていけるのか心配でしたけど、逆にそれに飢えていたかのようで、かなりフィットをしており、着実に勝ち点を稼いでいます。ここはベテランと若手ががっちり融合しているので、侮れなくなりました。特に若手は戸田和幸元監督の下で大きく成長したのかなと感じています。


プレーオフ圏外の中で怖いのが北九州。こちらは、増本浩平監督が就任し、当初は不安定だったものの、徐々に戦略が浸透していくと、ウノゼロなどロースコアで勝てるようになってきました着実に勝ち点を積み上げているのは、結構怖く、守備も安定しているので、1点を取るのも難しいとなると、プレーオフに最も近いのは北九州だと思います。実際第12節以降負けていないんですね。


それ以外は、何かしらのきっかけでブレイクすれば・・・のレベル。
福島ユナイテッドFCとFC琉球は大勝ちと大負けを繰り返さなければ、FC大阪は連勝できれば、松本山雅FCは内部のゴタゴタがチームの士気に影響しなければ、FC岐阜は監督交代が裏目に出なければ・・・となるでしょう。まぁ、早い段階で振り落とされると思っていますから、それを覆すような粘りを見せてほしいです。


次回は残留争いを見ていきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2024年04月22日

遂に出揃った2024年のJ3

先週末、延期になっていた試合(第3節の3試合と第9節の1試合)が行われたことで、2024年のJ3は全て10試合消化したことになります。
これまでは、暫定で順位が決まっていただけに、今回遂に勢いのあるチーム・ヤバいチームが白日の下にさらされるわけです。丁度4/27・4/28から試合が再開されるので、振り返る意味でも順位を見ていきましょう。
以下、左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。なお、ここでの大阪はFC大阪、同じく横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 大 宮(24)+11
02位 沼 津(20)+10
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 今 治(20) +5
04位 大 阪(19) +9
05位 岐 阜(18) +7
06位 琉 球(16) +2
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 相模原(16) +2
08位 金 沢(14) +0
09位 富 山(14) +0
10位 鳥 取(13) -2
11位 松 本(13) -4
12位 北九州(11) +0
13位 長 野(11) -1
14位 横 浜(09) -5
15位 盛 岡(09) -7
16位 奈 良(08) -4
17位 宮 崎(08) -6
18位 福 島(08) -6
=== J 3 ・ J F L 入 れ 替 え 戦 ラ イ ン ===
19位 八 戸(07) -6
=== J F L 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 讃 岐(06) -5


上位に関しては、やはり大宮アルディージャが頭一つ抜けた格好になったなぁ・・・。暫定の時でも負け無しだったんですけど、今回改めて負け無しで首位に立ったわけですから。
大宮をマラソンランナーに例えれば、東アフリカ(エチオピア・ケニア・タンザニア)あたりでトレーニングを積んでいる同地出身の選手のよう。前半からハイペースで進みながらも後半も落ちてこないし、並の相手なら歯が立たず、何とか互角に持ち込めるかどうかという格好になるというふうか。
この手の選手の弱点というと、暑さに弱いというところなんでしょうけど、これから暑くなる時期に負けが込んで来ればチャンスあり・・・となるのかも。ただ、それも望み薄で、大宮は選手層が今までと比べ物にならないくらい厚い替えの利く選手は十分いるようなので、稼働力の落ちる夏場に落ちないまま進んでいく可能性は十分高い
このまま進むようであれば、大分トリニータ以来の1年での復帰を果たすだけでなく、ブラウブリッツ秋田・いわきFCのような無双での優勝も掴む可能性があり、史上最強のJ3チームになる可能性も・・・。

そこに追いすがったのが、アスルクラロ沼津中山雅史監督の采配が冴えているといえるのでしょうね。
個人的にはドン引きサッカーの印象が強いのですけど、中山監督の元フォワードという特色を生かした攻撃的なサッカーで上位に上がっているようにも。

というか、今年の上位陣は攻撃力の高いチームが多いのよ・・・。
その攻撃的なサッカーを展開しているFC今治・FC大阪・FC岐阜は、ただ攻撃的ではなく、堅守も光るチームになっているんですね。特にFC大阪はトライアングルを組んで囲むようなプレーを行っており、攻守の転換が非常に早い岐阜に関してはディフェンダー陣の奮闘と全員が守備の意識を持って挑んでいる点が堅守に繋がっているのかなと。結構エネルギーを使うサッカーやってますわ(汗)。

序盤でボロ負けだったツエーゲン金沢は、ここに来て調子を上げてきています。やっと伊藤彰監督の戦術が浸透してきたのでしょうか。試合によっては大量得点で勝っているので、やはり攻撃的なサッカーなんでしょうね。

逆にイマイチ波に乗り切れないままのが、カターレ富山・松本山雅FC・AC長野パルセイロ・奈良クラブ
富山は特にアウェイで勝ち切れないことが多い。松本山雅は選手を揃えたのに、けが人が相次いでスタメンが揃わないふう。長野は浮田健誠選手が一人気を吐いているものの、チームにムラがあるのかなと。奈良は主力選手を引っこ抜かれたツケが出てきていますね。


そして、下位。
奈良よりは上にいるものの、上にいる感じではないいわてグルージャ盛岡と現状残留ギリギリのテゲバジャーロ宮崎・福島ユナイテッドFCは、序盤のスタートダッシュがダメだったのと選手が抜かれてガタガタなのもあるのかなと。
入れ替え圏に入ってしまっているヴァンラーレ八戸に関しては戦術面での浸透が悪いのが出てしまっているのかなと。カマタマーレ讃岐も同様の理由なのかもしれません。ただ、讃岐は未だ勝ち無し川西翔太選手が自由に動けるのは、決して悪い点ではないと思うのですけど、彼を十分に生かし切れていないのが原因なのか・・・。


全体の約1/4が終わっただけとはいえ、これだけ明暗の分かれる事態になるとは・・・。あと、今年は引き分けの試合が多いような気がするので、上位にいるチームでも、引き分けの引力に引きずり込まれないように、勝ち切る試合を心掛けてほしいとは思います。引き分けは最後の手段ですから。


一部のチームは2週間空きました。この間に戦術面での立て直しや更なる研磨ができたかどうか。かつ、現状の課題を見直すことができたか。全ては4/27・4/28に行われる試合でわかるのかなと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2024年01月24日

2024年シーズンのJ3の日程が出ましたよ

先日、Jリーグの日程が発表されました。
今年大きく違うのは、ルヴァンカップの日程も発表されたこと。今回発表されたのは、予選に当たる1stラウンドで、その先になるプレーオフラウンドや準決勝以上のプライムラウンドは日程だけが発表されました(決勝のみ未定)基本的にルヴァンカップの1stラウンドは、3・4・5月の水曜日夜に開催されます。J2・J3のほとんどのチームが3月からですけど、J1とJ2・J3の一部チームのみ2回戦になる4月からの出場になります。


ということを踏まえて、J3の日程自身を見ていくと、序盤からかなりタイトになるチームが出てきそうですね。ルヴァンカップの1回戦が、3/7ないしは3/14なので、特に3/14に当たるチームは、第3節~第6節までが過密日程になるため、選手のやり繰りに苦労しそうです。また、第3節・第9節は大きく日程の異なる形での開催になるため、一部チームは4/20・4/21にずれ込みます。そして、第9節は1試合を除いてJ3では(台風などで順延した時を除いて)久しぶりの平日開催になります。地域によっては大きく観客動員の落ち込む可能性があるため、集客力をいかに付けるかが課題になるでしょう。これらに加え、ルヴァンカップの2回戦が4/17に当たるチームも出てくる・天皇杯の予選が組まれる可能性もあるため、第8節~第11節、さらに例年過密日程なる大型連休後半の日程になる第12節・第13節も絡んでくる可能性があります。全てのチームがずっとタイトになるわけではないものの、ここまで日程に翻弄されるシーズンになろうとは・・・。
5月に入れば、天皇杯の予選・本戦が絡んでくるものの、概ね落ち着いた日程になりますが、ルヴァンカップを勝ち進むと、J3の日程にも大きく影響を与えそうです。


それでは、J3の(個人的に)注目カードを見ていきましょう。


最初は、やはり信州ダービー松本山雅FCとAC長野パルセイロとの一戦になりますが、前半は6/29(サンプロアルウィン)、後半は10/5(長野Uスタジアム)になります。既に前半はNHK長野放送局の中継も決まっています。3年目とはいえ、アツい試合展開になるのは間違いないでしょう。

続いて、北陸ダービー今年J3にやって来たツエーゲン金沢とカターレ富山との一戦になりますが、前半は3/20(富山県総合運動公園陸上競技場)、後半は9/22(ゴーゴーカレースタジアム)になります。久しぶりの隣県対決になります。松本山雅も加わってかつての北信越リーグの雄との争いになるので、かなりヒートアップしそうですね。

そして、史上初になるJ3での元J1同士の争い松本山雅と金沢と同じく今年からJ3で戦う大宮アルディージャとの一戦ですが、前半は5/6(NACK5スタジアム)・後半は9/7(サンプロアルウィン)になります。ただし、後半がルヴァンカップの戦況次第では9/11ないしは9/25になるそうです。


最後にFC岐阜の試合日程を見ていきましょう。
2戦目から大宮ですか・・・。しかもアウェイ、相手はホームで連戦の中で戦っていくので、初戦で勝ってると勢いが付いているだろうなぁ・・・。やりにくい相手ですし。
ルヴァンカップがあるとはいえ、3月はアウェイの連戦が続くのか。あと今年はホーム2連戦も多いですね。ちょっと体調管理がし辛いですわ。それに遠征もし辛い(爆)。

さて、ウチにとってのダービーマッチになる金沢との白山ダービーは、4/28と9/28になります。4/28がアウェイになり、ここで初めてゴーゴーカレースタジアムに乗り込むことになりそうです。
唯一会場が決まっていないのは、10/20のアウェイになるいわてグルージャ盛岡戦。もしかするとウエスタンデジタルスタジアムきたかみになるのかもしれないなぁ。個人的には陸スタなんですけど、電光掲示板のある北上の方が好きですね。
そして、今年最後の試合は、アウェイでFC琉球になるのか・・・。去年は行けなかったので、今年こそ、今年こそ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:10Comments(0)

2024年01月22日

【DAZN】全ては松本山雅FC様と大宮アルディージャ様のおかげです【J3継続】

ありがたや、ありがたや・・・。<んなこったぁない!
・・・そう言われてもおかしくないくらいに急転直下な決定になりました。


昨年3月DAZNは、2033年までのパートナーシップ締結時に、J3の放映権はJリーグに帰属する、つまりDAZNでのJ3配信は打ち切ると発表したのですけど、今日になってJ3の放映権を引き続き所有することを発表しました。
今回発表したのは、J3の日本国内での放映権を2024年・2025年まで持つというもの。また1/23に開始予定(一部コンテンツでは提供中)の「DAZN Freemium」という一部試合を無料(DAZNの入会のみ)で見られるサービスにも対応することになりました。


J3がDAZNで見られなくなるという発表があった際、野々村芳和チェアマンが「最適な視聴環境を検討する」と述べていたものの、結局のところはDAZNになったというふうですね。
一部のサポーターは、野々村チェアマンが代替案を決められなかった・松本山雅FCと大宮アルディージャという一定層のDAZN利用者がいると思われるチームがJ3にいるなどの理由からDAZN継続が決まったと言われていますけれども、どうやらそんな理由ではないかもしれないようです。

実は、カターレ富山が秋春制のシーズン以降に関してのタウンミーティングの報告書を挙げているのですけど、その時にDAZNとの契約の件が挙がっており、放映権の契約に関しては、毎年競争入札を行っているようで、今回打ち切りの決まったJ3に関しては、3社が入札に参加していたそうです。その中で一番高い値段を付けていたのがDAZNだったという話だったそうです。ただ、このあたりの話が事実と異なるということで削除されてしまっていることから、真相はやぶの中になってしまいました


ともあれ、あと2年間の猶予ができました。J3が魅力あるリーグになるように努めていかないといけないと思いました。2年後にDAZNがまた契約したいと思うリーグにしていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2023年12月24日

2024年のJリーグのカードが決まった&おまけ

2024年のJリーグ開幕戦とそれ以外の一部の試合が決定したようです。


J1に関して言えば、30年前の開幕戦のカードが3試合組まれたことでしょうか。さすがに当時と全く同じ場所とはいかなかった(ホーム&アウェイの違いはある)ものの、30年前のカードが再来というのは、該当チームのサポーターは胸アツでしょうね。
ちなみに、その対象試合は、東京ヴェルディ×横浜F・マリノス、名古屋グランパス×鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島F.C×浦和レッズとなります。このうち、広島×浦和は、広島の新しいスタジアムであるエディオンピースウイング広島での開催が決まっています名古屋×鹿島も恐らく豊田スタジアムになるでしょうから、開催場所が実質決まっていないのは、東京V×横浜FMなんでしょうね。はたして、味の素スタジアムになるのか、国立競技場になるのか・・・

J1のその他の注目試合としては、初昇格のFC町田ゼルビアがガンバ大阪と対戦します。町田ホームになっているので、こちらは町田GIONスタジアムになるのか、サイバーエージェントの力で国立競技場になるのか国立競技場になると、開催日の調整で東京Vと揉めるのか、色々と注視したい出来事が出てきそうですね(ニヤニヤ)。

なお、秋春制移行に反対していたアルビレックス新潟は、第3節にホーム開幕戦を迎えることになりました。


J2は雪国がホームになっているブラウブリッツ秋田とモンテディオ山形は、第4節がホーム開幕戦になりそうです。唯一J2降格になった横浜FCはホームでレノファ山口FCと対戦します。恐らくニッパツ三ツ沢球技場でしょうね。ただそうなると、J3の日程が心配です。

そのJ3からの昇格組である愛媛FCはホームで秋田と、鹿児島ユナイテッドFCはアウェイでザスパ群馬とそれぞれ戦います


J3は雪国になっているヴァンラーレ八戸・いわてグルージャ盛岡・福島ユナイテッドFCは第4節に、同じく松本山雅FC・カターレ富山・ガイナーレ鳥取は第3節にホーム開幕戦になりそうです。

J3に降格した大宮アルディージャは、ホームで八戸と、ツエーゲン金沢はアウェイでアスルクラロ沼津とそれぞれ戦います金沢の新スタジアムであるゴーゴーカレースタジアムのリーグ戦でのこけら落としは第2節のFC今治戦になります(プレシーズンマッチの富山戦が、こけら落としの試合になる)

FC岐阜は、福島を迎えて第1節からホームゲームになります。第1節がホーム開幕戦は、2021年以来でしょうか。ホームの福島戦は、これまで全敗だっただけに、初めて勝ち点・・・いや、勝ち星を得ることができるか注目ですね(ニヤニヤ)。

そして、Y.S.C.C.横浜がホームで富山を迎えるのですが、ニッパツ三ツ沢球技場の場合、横浜FCも使うことになる。そうなると日程をずらす可能性が高いのですけど、そうなると、土曜ないしは日曜での開催になるんじゃないかなと。観客動員にどのくらい影響が出るのか注視したいところです。
そういえば松本山雅は、第4節までホーム開幕戦の試合(第1節はアウェイでテゲバジャーロ宮崎、第2節も同じくFC琉球、第3節はホームでY.S.C.C.横浜、第4節はアウェイで福島)になるとのこと。すげぇなぁ、おい。


なお、岐阜に関して言えば、2/10(14時キックオフ)に久しぶりにプレシーズンマッチが開催されることとなりました。いつ以来だ(苦笑)?
対戦相手は、何と名古屋グランパスコロナ禍で行われた練習試合以来ですな。有観客試合になると、2017年の名岐ダービー以来ですか。
基本的にプレシーズンマッチとかの試合は、見に行かない性質の人ですけど、今回は見に行こうかなぁ・・・。値段次第ですけど(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 20:31Comments(0)

2023年12月19日

2024年のJリーグは、こうなる

2024年のJリーグの概要が決まりました。以下、カテゴリー別と共通するところを話していこうと思います。


まずはJ1。
これまで18チームでリーグ戦は行われてきましたが、2024年からは20チームで行われます20チーム体制はコロナ禍による特例措置(2020年は降格制度が採られなかった)を採られた2021年以来になります。またアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの枠が3になるとのことです。
降格枠は3となり、18位・19位・20位が強制降格となります。チーム数は増えても、順位が変わるだけで、降格枠は変わらないようです。

お次はJ2。
これまで22チームでリーグ戦は行われてきましたが、2024年からは20チームで行われます2023年に60チームになったことで、リーグのチーム数の均等化を図ったことで、J2のチーム数が2つ減ることになります。20チーム体制になるのは、2011年以来23年ぶりになります。
昇格枠は3で、このうち自動昇格は2、残る1枠は3~6位のチームによる昇格プレーオフとなります。そして、これまで2だった降格枠が2024年から3になります。この降格枠に関しては全て自動降格になります。

最後はJ3。J3に関しては、2024年から大きく変わることになります。
チーム数は20と同じなのですけれども、2024年からは昇格枠が3になり、このうち自動昇格は2、残る1枠は3~6位のチームによる昇格プレーオフが始まります。恐らくJ2と同じレギュレーションで行われると思いますが、いよいよJ3でもプレーオフで昇格の決まる事態となりました。
一方でJFLの入れ替えは、1.5(最大2・最小0)になります。入れ替えの基準は以下のようになります。


①JFLでJ参入資格を持つチームが1位・2位に入った場合
J3の20位が強制降格、同じく19位がJ3・JFL入れ替え戦に進む。
②JFLでJ参入資格を持つチームが1位に入った場合
J3の20位が強制降格し、それより上の順位は残留。
③JFLでJ参入資格を持つチームが2位に入った場合
J3の20位がJ3・JFL入れ替え戦に進み、それより上の順位は残留。
④JFLでJ参入資格を持つチームが1位・2位以内に入らなかった場合
J3の19位・20位のチームも残留。


そしてJ1・J2・J3の共通事項。
まず、2024年は開幕戦が同じ日になりました。開幕は2/23で、J3は3月の開幕だったので、1ヶ月前倒しになります。終了時期は未定です。
続いて、J1の全てのチームとJ2の一部のチームが参加して行われたルヴァンカップに関しては、J2の全てのチームとJ3の全てのチームも参加する形になり、初戦はJ1の18・J2の19・J3の20の計57チームが10のグループに分け、一発勝負を繰り広げます。ここから上がってきた10チームが2回戦(ホーム&アウェイ方式)を戦い、5チームに絞られます準決勝以降は先述の5チームに加え、ACLを戦った3チームの計8チームでホーム&アウェイのトーナメント方式で戦い、優勝チームを決めます。
しかし、ルヴァンカップも参加することで、天皇杯は予選から出場するJ3は過密日程になることは間違いないでしょう。ますます選手のやり繰りが難しいカテゴリーになりそうです。

ちなみに、2024年から明治安田生命Jリーグは、明治安田Jリーグと名称変更されます。大きく変わるJリーグ、いったいどこが大きく躍進するのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年11月10日

【2023年】激戦の果てに・・・【J3リーグ】

J3の試合も残り4試合になりました。昇格の行方はまだ決まらない。例年以上に団子なレースになった中、1位だけがもう決まってもいいんじゃないのとか思って見てるのに、まだ決まらない(汗)。2位に至っては、まだかなり下の順位までイケそうだという状況が長く続いたものだから、感覚がマヒしてしまっている(苦笑)。それでも、次の試合で終わりかねない予感はしてならないんですけどね(たぶん(苦笑))・・・。


そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、ここでの大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 愛 媛(67)+13
02位 鹿児島(58)+18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(56) +7
04位 大 阪(52)+11 ×
05位 松 本(52) +7
06位 今 治(50) +9
07位 鳥 取(49) +4
08位 奈 良(48)+10
09位 岐 阜(48) +9
10位 沼 津(48) +3
11位 横 浜(48) -2


・・・まぁ、残り4試合だっていうのに、昇格の希望があるチームだけ列挙したら、こんだけ残るんだもんな(爆)。ただ、実際は残り試合数で積み上げられる勝ち点(この場合は12)の半分ゲットできれば上等だと思うので、愛媛FC・鹿児島ユナイテッドFC・カターレ富山の3チームになるだろうなぁ・・・。3試合勝てるという条件なら、FC大阪・松本山雅FCまでだと思う。抗え抗えと言ってはいますが、FC岐阜に昇格の望みというのは、結構厳しいんですね。それは同じ勝ち点にいる奈良クラブ・アスルクラロ沼津・Y.S.C.C.横浜とその1点上なガイナーレ鳥取にも言えることです。

正直沼津はよくやっています。最近は失速気味ですけど、中山雅史監督が的確な采配を敷いていて、戦っている相手としては恐ろしい。守備中心のドン引きサッカーなので、相手はなかなか点を奪えないんですね。攻撃的ではないにしても、ちゃんと点は複数点挙げているところが、中山監督ゆえにとも。ストライカーの育成能力は高いのかもしれない。
あとは、FC大阪の動向がどうなるかでしょう。先述の通り、昇格は厳しいでしょう。ただ、仮に3試合以上の勝利を取ってしまうと、2位の鹿児島を上回る可能性が出てきます。FC大阪は昇格争いしているチームの中で、唯一J2ライセンスが不交付になっており、仮に2位に滑り込んでも、昇格できなくなります。そうなると、J2で21位の大宮アルディージャないしは22位のツエーゲン金沢のどちらかが21位になった場合、J2残留ができるというシナリオになるのです。
FC大阪は攻撃的なサッカーを展開しているのですけど、今後今治と愛媛を控えているので、かなり難しいんじゃないのかな・・・。同順位にいる松本山雅の方が、日程的に楽で、最終節の奈良戦だけ気を付ければいいふうなのよね。なので、厳しいとはいえチャンスがありそうなのは、松本山雅と見ています。
・・・そう考えると、一番日程的に楽なのは、他ならぬ岐阜なのか(汗)。カマタマーレ讃岐・いわてグルージャ盛岡・FC琉球・ギラヴァンツ北九州と下位のチームのみ。しかも昇格の可能性が潰えてしまったチームばかりなのですよ。一番怖いのは、残留争いを繰り広げている琉球と北九州なんですけど、このあたりをこれから話していきましょう。


JFLへの入れ替え戦が絡む残留争いですけど、実は北九州でほぼ確定になってしまったんですよね・・・。先日の試合で松本山雅に負けたことで、勝ち点24の北九州は、残り4試合全勝しても36となり、現状19位のSC相模原と同じになります。しかし、相模原の得失点差が-8なのに対し、北九州が-17と9点差と大きな差になっています。残り4試合で相手チームに3点差以上の勝利を挙げないといけない。これはかなり絶望的です。しかも連敗中でそこまでのモチベーションが出せるのかという心配も。もうJFLの動向だけ見てサッカーやってるんじゃないかという閉塞感さえあります。なので、北九州より上のチームは、実質残留確定なんですよね。ここまで明暗が分かれるとは・・・。

ちなみに、JFLの日程は11/26に最終節を迎え、この日に順位が確定となります。現状では、Honda FCとソニー仙台FCが上位に就けているため、北九州の首は意外に太く繋がっているとも言えるのですけど、J3ライセンスが継続審議ながらも、レイラック滋賀とラインメール青森にもJ参入のチャンスが残されているだけに、北九州としては、入れ替え戦を想定して気を抜けない。そして、滋賀と青森が猛チャージをして、Honda FCとソニーを抜いてしまおうものなら、19位のチームも入れ替え戦に巻き込まれる事態に。仮にそうなったら、もう一度、その手の記事を書こうかと思います(苦笑)が、現状ではHonda FCの優勝は確定でしょう。2位がまだわからないという点でいけば、J3と似ているのかも。まさか実力面だけでなく、試合動向まで似るとは・・・。


残り試合は4。苛烈極まりない2023年のJ3の終着点は、いつなのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2023年09月26日

ライセンス関係が決まったので、J3の順位を見てみよう 昇格争い編

今日、Jリーグのクラブライセンス判定の結果が出ました。今回決まったのは、J1ライセンスとJ3ライセンスの新規取得チームで、J2ライセンスやJ3ライセンスの既存取得チームの発表は、もう少し先になりそうです。ただ、とりあえず昇格・残留関係は話せる段階になったと思うので、今回話していこうと思います。

なお、今回は昇格争いになります。早速見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。×のチームはJ3ライセンスのみ(9/26現在)。


01位 愛 媛(54) +8
02位 鹿児島(45)+11
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 今 治(44)+12
04位 大 阪(43) +9 ×
05位 富 山(43) +3
06位 沼 津(42) +6 ×
07位 奈 良(40) +11 ×
08位 岐 阜(40) +9
09位 松 本(40) +7
10位 鳥 取(40) +3


史上まれに見る混戦になっているJ3ですけど、首位の愛媛FCがやや引き離しに掛かっている感じになりました。それ以外は相変わらずのダンゴレース。2位~10位までが勝ち点5差に収まっているのは、繰り返しになりますが、史上まれにみるものになっていますね。まだ下もイケる可能性があるにはあるのでしょうけど、個人的には、残り11試合ということを考えると、10位までかな・・・と思っています。

現状2位は猫の目のようになっており、鹿児島ユナイテッドFC・FC大阪・カターレ富山・アスルクラロ沼津が過去(およそ2ヶ月くらい前から)2位に就いていますけれども、まだ2位に上がっていない他のチームにも十分チャンスがあります。特に下位に沈んでいたチームが、ここに来て急上昇しているのが不気味です。例年ならもう終戦になっているはずのチームが、お互い足を引っ張っているので、まだチャンスがあるというふうですね。普段なら7位以下は既に終戦なんですけどね(苦笑)。


で、気になるのはライセンス関係の有無。
まだJ2ライセンスの結果が出ていないので、何とも言えない部分はあるものの、現状はFC大阪・沼津・奈良クラブはJ3ライセンスのままなので、このままこの3チームが昇格圏に入って終了となると、J2の降格枠は1ないしは0となるわけです。ただ、FC大阪は花園ラグビー場(第2グラウンド)の改修を目指していますし、沼津や奈良も照明は充当(奈良は充当予定)したので、J2ライセンスの取得を目指しているのではないかと思われます。
なお、今回鹿児島が新スタジアムで揉めている中でもJ1ライセンス取得になりました。個人的には正直甘い査定だなと思っていますが、取得したものは仕方ない。きちんと猶予期間の5年以内に新スタジアムの建設・完成を目指してほしいものです。


次回は、残留争いです。こちらも混戦になってきました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2023年07月22日

煮え切らん

今日と明日でJ3は折り返しになるのですが、ウチは少々ヤバいかもしれん。 以前、6月の反動だと書きましたけど、思った以上に重症で、去年起こっていた粘れず追い付かれる症状が散見され始めています。これの最
大の原因は、決定機に決められない決定力の問題と夏場のコンディション調整かなと個人的に思っています。 いずれにしても、今いるメンバーで打開するのがベスト。できなければ補強ですけど、カネ無いからなぁ・・・。

試合の模様は、明日書きます。

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Posted by alexey_calvanov at 20:24Comments(0)

2023年05月30日

【2023】J3とJFLの順位を見てみよう【入れ替え】

丁度J3は全日程(全38試合)の1/4ほど、JFLは同じく(全28試合)1/3が過ぎました。一度、順位を見てみましょう。とはいっても、どちらも団子レースなので、順位を書き出すとエライことになりますから、かいつまんで・・・(括弧書きのプラス・マイナスは、得失点差)


まずJ3の上位陣は、トップが鹿児島ユナイテッドFCで勝ち点21(+7)、2位がAC長野パルセイロで同じく20(+7)、3位がカターレ富山で同じく20(+6)になっています。
昇格本命とされていた松本山雅FCは9位で勝ち点15(+1)と不振にあえいでいます。直近5試合でわずか1勝しかしておらず、やはり信州ダービーの敗戦が響いているのかなと。いわてグルージャ盛岡も11位で勝ち点14(+2)と振るわず、苦戦しているようです。

一方で、残留争いは現状3チームが目立つ格好になり、18位がFC琉球で勝ち点11(-5)、19位がSC相模原で同じく9(-3)、最下位がギラヴァンツ北九州で同じく6(-7)となっています。
琉球に関しては、監督交代が施されたものの、まだ上昇のきっかけを掴めない状況ですが、上位との勝ち点は1なので、一つ勝てば上向きになる可能性は十分あります。むしろ一つ勝っても上向けないのが相模原と北九州で、共に新監督を迎えたチームでもあります。
相模原に関しては、監督経験が乏しく(アマチュア(大学)チームの監督を1年務めたのみ)、コーチ陣もヘッドコーチ以外は恐らく実戦をまだ積んでいないのかなと思えるので、暗中模索といった感じでしょうか。
北九州に関しては、百戦錬磨の田坂和昭監督・北九州でコーチ経験もある長島裕明ヘッドコーチが勤めてるにもかかわらず、直近5試合1分4敗と惨憺(さんたん)たる成績。どうしてもうなった・・・。もしや、レトルトカレーの呪い(汗)?それとも、船頭多くして船山に上るなのか。もしかすると監督交代があるかもしれないなぁ・・・。
とりあえず、最下位のみが強制入れ替え、19位が入れ替え戦を行う格好になる(JFLのチーム1位・2位が参入資格を有する場合)ので、とにかく最下位にならないように戦い抜くしかないのよね・・・。


JFLに関しても団子レースとなっており、1位がレイラック滋賀(旧MIOびわこ滋賀)で勝ち点17(+6)、2位がソニー仙台FCで勝ち点15(+3)となっています。現状共にJリーグライセンスを所有していませんが、ソニー仙台は企業チームなので、Jリーグ参入の可能性は無いでしょう。問題は滋賀で、10年以上前から百年構想クラブへの申請を行い、受理されていない状況が続いています。今年チーム名を変えたので、改めてライセンス申請を行うことになるのでしょうけど、今年国体が行われるということで新規に作られた平和堂HATOスタジアムで申請することになると思います。このスタジアムはJリーグのライセンスを取得できる条件を満たしているとされるので、残り財務状況や観客動員などで問題無ければ、一気にJリーグ参入となるでしょう。
なお、J3ライセンス取得チームの状況はというと、ラインメール青森が3位で勝ち点14(+3)、ヴェルスパ大分が4位で勝ち点14(-1)、高知ユナイテッドSCが7位で勝ち点12(+3)、ヴィアティン三重が12位で勝ち点10(+5)となっています。

一方の残留争いは、13位がFCマルヤス岡崎で勝ち点9(-4)、14位が沖縄SVで勝ち点7(-6)、最下位がブリオベッカ浦安で勝ち点3(-9)となっています。先述の通り団子レースなので、まだ何とも言えないのですが、浦安だけ危機的状況になっているのはJ3と同じかも。岡崎と沖縄はまだ踏ん張れる状況かなと思いますね。引きずられないことを祈るのみです。なお、こちらは基本的には最下位は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦に進みます(状況により変わる場合アリ)


まだ半分も試合が進んでいないので、大きく変わる可能性も十分あります。とにかく今はひとつでも多く勝ち点を積み上げる時期だと思いますけど、早く膿を出さないといけないチームは、素早い処置が必要となってくるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2023年01月20日

2023年のJ3は、かなり大変なことになるみたいだ

先日、J3とJFLとの入れ替えの件が決まりました。決まったらすぐにでも話すとか言っておきながら、この時期になってやっと話してるよ(苦笑)。


今年(2023年)のJ3、20チームになったので、昇格以外にJFLとの入れ替え戦が行われることになりました。


昇格に関しては、これまでと同じく2チームのみ。プレーオフで昇格枠が2.5チームになるのは、2024年になってからです。
そして、今回注目の入れ替え枠19位と20位になったチームが対象で、基本的には、20位が強制入れ替え、19位が入れ替え戦となります。
そして、JFLの方でもJリーグの参入枠が大きく変わることになりました。
これまでは、『Jリーグライセンス(百年構想クラブ)を持っているチームで、上位4位以内に入った2チーム』でしたが、今年から『Jリーグライセンス(百年構想クラブ)を持っているチームで、上位2位以内に入ったチーム』となったのです。これまでのJリーグの昇格枠と同じ扱いになったんですね。
しかし、これによりかなり狭き門になったとも言え、上位2チームが企業チームないしはライセンスを持たないクラブが上位に入ったら、ことしのJリーグ参入は無くなり、J3からJFLへの入れ替えも無しになります。

これが、1チームのみ対象になった場合、事情が変わってきます
JFLでライセンス取得チームが1位の場合、J3の19位のチームは残留、同じく20位のチームが強制入れ替えになります。
JFLでライセンス取得チームが2位の場合、J3の19位のチームは残留、同じく20位のチームが入れ替え戦に回ることになります。このあたりは、J1やJ2のライセンスが無い時と同じ事態になるわけですね。

そして、2チームが対象になった場合、1位のチームが自動でJリーグ参入となり、2位のチームがJ3で19位になったチームとの入れ替え戦(ホーム&アウェイの計2試合で、引き分けの場合、最終的にはPK戦)になります。このあたりは昔やっていたJ2とJFLの入れ替え戦(実際には開催されることは無かったですけど)やJ2とJ3の入れ替え戦とほぼ同じルールになりそうです。

なお、このルール変更に併せて、JFLと地域リーグとの入れ替えも変わり、これまでは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(全国地域CL)の優勝・準優勝の2チームが自動昇格(逆にJFL16位チームが自動降格)でしたが、今年からは全国地域CLに優勝したチームのみが自動昇格、準優勝チームはJFL15位との入れ替え戦(JFL側が指定した会場での一発勝負の予定)に挑むことになります。


改めて、今年のJ3は厳しいぞ。下手に負けたら、JFL行きが目に見えるようになってしまう。だから、全ての試合に死を賭して戦わんと誓ってほしいその覚悟の無いチームが、アマチュア行きになってしまうのだと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2022年12月20日

野々村「どや、わかりやすいやろ(ニヤニヤ)?」

はい、わかりやすいです(棒読み)。


現在、J1が18・J2が22・J3が18のJリーグ。来年からは奈良クラブとFC大阪がJ3に参入するので、J1が18・J2が22・J3が20になるわけです。
そんなJリーグが来年から大きな転換を迎えることになりました。実際の大転換は2024年からなんですけど、来年にも大きな影響を受けるので、来年と記載した次第

実は、2024年から、J1・J2・J3全てが20チームずつという枠組みに変更されます。というのも、Jリーグの掲げる理念、「60クラブが、それぞれの地域で輝く」・「トップ層が、ナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」に基づいて、J1の価値を高めたいというのが大きな意味合いのようです。
その過程で、J3のタイトルマークデザインも変わり、今までは黒の縁取りで中心部が『J3』となっていたものが、J1・J2と同じものになり、縁取りの色が青に変わります。これに伴い、縁取りの色でリーグのカテゴライズがわかるようになりました(J1は赤・J2は緑)
さらに、ルヴァンカップ(Jリーグカップ)も見直しが計られ、J1・J2(J1は全18チーム、J2は2チーム)20チームの参加によるグループステージ→ノックアウト式決勝トーナメント(FIFAワールドカップと同じ)方式から、J1~J3による1回戦からのノックアウトトーナメント(天皇杯と同じ)方式に変更となります。組み合わせの仕方はわかりませんが、一番わかりやすく公平なのは、くじ引き方式になるのでしょうね。


さて、2024年からはJ1・J2・J3全てが20チームずつになるのですけれども、移行期間になる来年は、昇降格の仕組みも影響が出ます
今まではJ2への降格およびJ1への昇格が2.5枠(0.5枠は参入プレーオフによるもの)になっていましたけど、来年はJ2の降格は1のみに対し、J1への昇格は3になります。これは2024年に20チームずつに調整するための配慮ということですね。J2で1位・2位になったチームはストレートイン、同じく3位~6位のチームで昇格プレーオフを戦い、その勝者がJ1昇格になります。恐らく過去に行っていたものと同じ(3位×5位と4位×6位の勝者による決定戦)方式になると思われます。
そして全てが20チームずつになった2024年からは、J2への降格およびJ1への昇格・J3への降格及びJ2への昇格がそれぞれ3になります。このうち、J1への昇格とJ2への昇格は上位2チームがストレートイン、3位~6位になったチームで昇格プレーオフを戦い、その勝者がJ1ないしはJ2に昇格となります。一方でJ2およびJ3への降格は、全て自動となります。この全て自動というのが痛いし怖いね。今までは、最下位ないしはブービーにさえならなければ、参入プレーオフでワンチャン(特にそれがあったJ1では)という甘い気持ちが芽生えたんでしょうけど、再来年以降はその気持ちで挑むと痛い目に遭いそうです。


と、ここまでは全てJリーグでのお話まだJ3ではJFLとの入れ替え制度という仕様が決まっていません。こうなっているのも、JFL側で何も動きが出ていない(一番の理由は、FC神楽しまねの動向が継続審議になっている)からなんでしょうけど、早いこと決めないと、来年Jリーグ参入無しというふうにはできないでしょうし、Jリーグ側も急に入れ替えになりますでは、気持ちの整理も付きゃしない。一刻も早く決めて下さいね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)