2024年09月24日

毎年恒例のJ3ライセンス交付の時間です

J3ボトムズがビクビクするJ3ライセンス交付の時間だよー(ニヤニヤ)。
今年は、JFLからJ参入を果たすチームが出てくるのではないかという状況なので、非常に気になる方々が多いと思います。何せ、Honda FCやソニー仙台FCといった『Jの門番』が結構苦しんでいる状況なので、今年ほどチャンスな状況はないですからねぇ・・・。


では、早速見ていきましょう。


今回交付申請をしたのは、新規申請の栃木シティFC、昨年は財務面で申請辞退をした高知ユナイテッドSC(2022年に2023年度のJ3ライセンス交付実績アリ)に加え、昨年もJ3ライセンスだったラインメール青森・クリアソン新宿・ヴィアティン三重・レイラック滋賀・ヴェルスパ大分の7クラブとなりました。なお、昨年はJ3ライセンスだったFC大阪は、今年はJ2ライセンスを申請(結果J2ライセンス取得)しています。
今日出た結果は、申請した7クラブ全てにJ3ライセンスが交付されました。財政面で最も懸念されていた高知も今回は無事交付された(恐らく財政面での懸念を払しょくできたのでしょう)ので、ひとまずJ参入の条件をクリアできたことになります。昨年は、そこで継続審議になって、10月・11月の理事会で審議に掛けられたんですよね・・・。

新規参入となった栃木Cは悲願のJライセンス取得となりました。
栃木Cは栃木ウーヴァ時代からJライセンス取得に動いており、当時は必須条件だったJリーグ百年構想クラブ(以下、百年構想クラブ)に加入していたものの、成績面でクリアできず、2017年には関東1部リーグに降格し、2019年に現名称に変更しても、関東リーグの層の厚さをクリアできず、もどかしい日々を過ごしていました。しかし、昨年関東1部リーグ2位ながらも、百年構想クラブの特権を使って全国地域サッカーチャンピオンズリーグに進出し、見事JFL復帰を果たしたのです。なお、栃木CはJFL復帰後に百年構想クラブを脱退しています。

また、今回も新宿は『施設基準に課題があるものの、東京23区というホームタウンの特性』で交付となりました。まぁ、これはJリーグの忖度なんだと毎度思っていますけど、他の東京23区のチーム(一番可能性があるのは、関東1部の東京23FC)がJFLに上がって来て、J3ライセンスを申請したら、どうなるんでしょうねぇ・・・。ただ、J3ライセンスがはく奪されても、新宿には百年構想クラブを持っているので、関東1部に再び落ちても、この特権を上手く活用できれば、早い段階で戻れる可能性はあるんだよね・・・。


話がかなり横道にそれました(苦笑)けど、今回の7クラブのJ3ライセンス交付に伴い、高知・栃木C・滋賀・三重にはJ参入の道が開けたことになります。この4クラブは、順位次第でJ参入ないしは入れ替え戦に進むことができるからですね。青森・V大分に関しては、J参入ないしは入れ替え戦に進める順位にいるものの、運営面(観客動員数)で問題が生じる可能性が高く、新宿に関しては成績面で今シーズンに関しては難しいでしょう。


いよいよ、地獄の釜の蓋が開く事態となりました。J2からJ3に落ちる時とはケタの違う事態です。この経験をしたのが、今はJ1にいるFC町田ゼルビア(当時はJ2からJFL)なんですよね・・・。
現状JFLに向かいそうなのが、いわてグルージャ盛岡ですけど、この1チームで終わるのかという懸念があります。そう、入れ替え戦枠ですな・・・。ここが混とんとし始めてきたので、結構ヤバいです。このあたりは、来月半ばあたりから逐一述べていくかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2022年09月27日

2023年にJリーグの地に立っているチームは、どこか

今日、J1とJ3ライセンスの取得が発表されました。


J1ライセンスに関しては、新規取得がいわてグルージャ盛岡のみ。それ以外(45クラブ)は全て昨年取得したJ1ライセンスを維持することになりました。なお、盛岡・秋田・水戸・鹿児島・琉球に関しては、施設基準の例外適用を活用して取得となっています。規定年数内に改善をしない溶けないのですが、はてさて。


そして、JFLとの入れ替え戦の絡みがあるJ3ライセンスに関しては、既存クラブも含めて6クラブが認められることになりました(J3に所属しているクラブはJ2ライセンスを申請しているため、まだ未発表)。このうち新たに認められたのが高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分。V大分に関しては、念願のライセンスになったことでしょう。

ということで、JFLの順位表を見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合となります(◎はJ3ライセンス取得チーム、〇は百年構想取得チーム、それ以外は企業チームないしはJ参入の見通しが立ってないチーム)。


1位 HFC(45) +21 ⑧
2位 大 阪(45) +14 ⑧ ◎
3位 奈 良(39) +11 ⑧ ◎
4位 青 森(37) +9 ⑧ ◎
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 V大分(37) +8 ⑧ ◎
6位 武蔵野(36) +10 ⑦
7位 岡 崎(36) +7 ⑦


やはり出てきたHonda FC。ここが優勝へのJへの門番になりそうですな。そうなると、FC大阪・奈良クラブ、そして新規取得した青森との三つ巴にJ参入ラインより下にいるV大分が絡めるかどうか。
実力の面で行けば、大阪と奈良が可能性が高く、V大分は過去に上位に食い込んでいるまたは優勝している経験があるので、その次になるかもしれません。青森は2017年以来の久しぶりな上位戦線なので、この3チームに食いつけるかどうか。
ただ、今回JFL上位にいる4チームに振り掛かってくる問題が、観客動員数問題2020年と2021年はコロナ禍ということで例外扱いになっておりましたが、今年はしっかり施行されるとのこと。今年はカズこと三浦知良選手が鈴鹿ポイントゲッターズに加入したことによる『カズ効果』が期待されていたものの、その『貯金』をほとんどのクラブが吐き出してしまったらしい。やはりコロナによって試合が平日開催になったり、他の試合が入らなかったり、入っても会場のキャパが小さいために十分に望める数にならなかったり・・・と複合的な要因があるようです。このあたりは、チーム内で頑張ってほしいけど、東京武蔵野ユナイテッドFCの件もあるからなぁ・・・。


まさかのJ参入チーム無しという不安を抱えながら、JFLは終盤戦に差し掛かります。これからの試合は、勝ち負け以外にも観客動員数を気に掛けてみた方がいいかもしれませんね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)