2021年12月18日

照明不備で落ちる?

J3のアスルクラロ沼津に不穏な空気が漂い始めました。愛鷹広域公園多目的競技場にある4基の照明塔の回収のメドが立っていないからです。


愛鷹広域公園多目的競技場にある照明塔は、Jリーグの規定である1500ルクス以上を満たしていない状況でした(設置されているのは500ルクス)。そのため、J3参入当初から懸念されていたものの、J3ライセンスの中に照明塔の設置が盛り込まれていなかったため、沼津は後回しにしていました
ところが、真夏の暑さが異常なほどになっている昨今、真夏にデイマッチを行った場合、熱中症で倒れる選手が続出しかねない、これは推測ですが、ナイトマッチができないと真夏だけでなく平日開催時にお客が呼べないという事態に陥ってしまいます。そのため、Jリーグは照明塔の設置ないしは規定ルクス数の改修工事を2022年6月までに行うように照明未設置や基準を満たしていないスタジアムを所有するチームに要請しました。その結果、いわてグルージャ盛岡(いわぎんスタジアム)やヴァンラーレ八戸(プライフーズスタジアム)が条件を満たし、FC今治が新スタジアム建設を条件に条件を満たした扱いとなりました。
ところが、沼津は照明設備の改修を見出せないまま2021年を終えようとしています1億円掛かるとされる改修費は、クラウドファンディングで集めるとしていますが、メドの立たない事態と先行き不透明は相変わらず。このままでは、J3ライセンスを失い、2023年にはJFLとの入れ替え戦を待たずにJFL行き(つまりJリーグ退会)の憂き目に遭うでしょう。


現状では、かなり厳しいなと思っています。ブラウブリッツ秋田に所属していた吉田謙さんが監督を務めていた時に、J2昇格の順位に飛び込んでいれば、もう少し事態は好転していたかもしれません。いかんせん吉田時代に優勝争いはしていたものの、J2昇格の順位には飛び込めず、吉田さんが辞めた後は、ジリ貧状態いつJFLに向かってもおかしくない状況に陥っています。
できれば、沼津はJリーグに残ってほしいです。でも、現状沼津市も静岡県も頼れない状態大スポンサーのスルガ銀行も相次ぐ不祥事で信頼度がぐらついているふう。かなり厳しい状況なのは、やはり否めないのね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)