2021年09月29日

いよいよあのチームのJ参入が現実味を帯びて来たぞ

9/28、Jリーグはクラブライセンス判定を発表しました。J3ライセンスは、かねてからJ参入を表明していたいわきFCをはじめ、ラインメール青森・ヴィアティン三重・鈴鹿ポイントゲッターズ・奈良クラブ・F.C.大阪に新たに交付されました。


ここで現在のJFLの順位を見てみましょう(左からチーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、◎がJ3ライセンス取得、○は百年構想クラブです。


1位 いわき(48) +20 ◎
2位 HFC(44) +24
3位 枚 方(38) +7
4位 ソニー(36) +16
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 大 分(34) +11 ○
6位 青 森(33) +2 ◎
7位 鈴 鹿(32) -2 ◎
8位 大 阪(31) ±0 ◎


現状いわきが頭一つ抜け出した状態で、あのHonda FCをかわしてるあたりでその強さを見せています2位のHonda FCと4位のソニー仙台は企業チームなのでJ参入の意思は無い。すると次の枠は3位になってくるのですが、残念ながらティアモ枚方は今年のライセンス取得は見送ったようです。今5位に付けているヴェルスパ大分といい、いい成績を収めているだけに少々残念ではあります。
そうなると、下位に付けているチームの状況が気になりますね。J参入の可能性があるチームは、6位の青森、7位の鈴鹿、8位のF.C.大阪になってくるでしょう。ただ、残りは10ないしは11試合なので、まだまだ流動的ではあります。

いわき参入が決定となると、J3にいる福島ユナイテッドFCとのダービーマッチが実現します(ただし福島は現在J2に上がる可能性を残している)。天皇杯での成績はいわきの方がいいため、実現した場合は結構苦しめられるのではないかと思われます。もちろん、他のJチームもこれまで以上に翻弄される可能性を秘めており、下手をすると1年でJ3通過なんて可能性もあります。
青森と鈴鹿に関しては悲願のJ参入になります。
青森はスタジアムで難儀した経緯があり、最近になってやっと解消されました。その間に南部地方にあるヴァンラーレ八戸に追い越されたこともあり、八戸にはJFL時代以来のダービーマッチ実現のために終盤巻き返しを図ってくることでしょう。
鈴鹿は三重県初のJチームという悲願があります。これまで三重に昇格争いで追い越されていただけに、何としてもJ参入だけは先んじたいと思っていることでしょう。何より今年7月に退任されたミラグロス・マルティネス・ドミンゲスさんに喜びの報告をしたいところでしょう。私自身も個人的に一番上がってほしいのは、鈴鹿かなと思っていますし。
そしてF.C.大阪は、大阪府で3番目のJ参入チームになるために、ここ数年大きく強化を図っていましたし、ホームとなる東大阪市との連携を深め、ラグビーで有名な花園ラグビー場第2グラウンドにホームグラウンドを確保しました。


・・・そういえば、J2から来るチーム次第、J2に上がるチーム次第になるんでしょうけど、来年のJ3は同じ地域間の対決がテーマになるのかもしれないのか。実現しそうな順に、福島・愛媛・長野・青森となりそうですけど、最大4地域でバチバチになるのか。特に追い付かれた身になるかもしれない愛媛FCと追い付いたFC今治、過去に激しいダービーマッチを繰り広げた経緯のある松本山雅FCとAC長野パルセイロおよび先述の青森と八戸は、実現したら濃いマッチになるだろうなぁ・・・。
クライマックスを迎えつつあるJ3とJFLに目が離せなくなってきました。特にJFLは地域リーグとの入れ替え戦も控えている(状況によっては入れ替え戦の数が2つになる)ので、ますます目が離せなくなりますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2021年08月30日

【J3から】いよいよ地獄の窯が開く?【JFLへ】

2017年の記事にて、村井満チェアマンの私見として、JリーグのJ3は数年後には降格制度を検討したいと述べています。しかし、この私見は2014年の時点でJ1・J2・J3は計60と定めていたことを基にしたものだったようです。しかしながら、この60という定めが、いよいよ現実味を帯びてきたようです。


9月下旬に予定しているJリーグの理事会で、先述の60という定数を公式として定め、これ以上増えた場合は、JFLとの入れ替え戦を行うことを諮ることになるそうです。
2021年現在、J1が18、J2が22、J3が15となっています。昨年J3に所属していたU-23の3チームが解散となったため、かつJ2への降格組がコロナ禍の特例で無かったため、一時的に15となっていますが、来年は4チーム降格となることから、昇格組の2との差し引きで2の増、そしてJFLから2チーム参入となれば、19と膨れ上がって計59となり、60の定数に近付くことになります。さらに再来年J参入チームが1つでも現れれば、定数の60ないしはそれを越えることが確実となり、今後どうするかが議論されることとなります。つまり急になって困るよりかは、あらかじめどうするかを決めておこうということを、今回の理事会で語ることになるのでしょう。

なお、Jリーグ百年構想クラブに認定されたクラブは2021年現在11あり、最もJ参入に近いJFLに所属しているクラブでは7つになります(残りは地域リーグ所属で、関東1部が3、東京都1部が1)。このうち、今年上がる可能性があるのは、いわきFCではないかと思われます。その次にヴェルスパ大分・ラインメール青森・F.C.大阪・鈴鹿ポイントゲッターズの中のいずれかとなるでしょう(ただしJ3ライセンス取得ができるかで大きく変わる可能性はある)。まだ後半戦が始まったばかりゆえに、事情は大きく変わる可能性があるので、正直この予測も当たらないと思ってます(苦笑)。


いずれにしても、9月下旬のJリーグの理事会で何かが決まるということでしょう。この入れ替え戦の話は、Jリーグだけでは決められない事項なので、JFLと日本サッカー協会とのすり合わせが必要になってくるでしょうね。この1ヶ月でどうなるか注視すべきでしょう。
そして、もしJFLとの入れ替えが始まると、2012年にJFLとの入れ替えに陥ったFC町田ゼルビア以来となります。J3の争いが熾烈になるのと同時に、アマチュア落ちに伴って経営基盤が揺らぐ(下手すれば解散に追い込まれる)チームも出てくるのではないかと心配ではあります。そのあたりの救済措置もJリーグは考えるべきだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2021年05月01日

FC岐阜観戦記2021 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 阿部正紀&青木翼 その2

SHV47_1129今日、豊田市運動公園陸上競技場で行われたFCマルヤス岡崎×F.C.大阪の試合(JFL第7節)に行ってきました

岡崎というチームは岡崎市を本拠にしながらホームグラウンドを持ってない、いわゆるノマド(ジプシー)球団で、以前紹介した名古屋港サッカー場もその一つです。というのも、岡崎市に本拠地となるJFLの基準を満たした天然芝のスタジアムが無いためだからなんですね。そのため、ここにも年に数試合開催しています。実は、もう一つあるのですが、それは後程。ただ、このノマドももうすぐ終わるらしい。それはまたいずれ。



SHV47_1126このスタジアムは、陸上レーン(8列)と走り幅跳びなどフィールド競技が行えるようになっています。
席に関しては、メイン席は長椅子席で、屋根はセンター部分(ロイヤルボックスが設置されている周辺)のみバックと側面は芝生席で屋根が無い状態になっています。一応5000人が収容できるので、改良を施せばJ3規格には対応できるかもしれませんが、かなりの経費を落とさないといけないでしょうね。
なお、照明も無いので、J3規格にする時に難儀しそうです。それ以前に豊田スタジアムという立派な箱がありますから、もう必要ないか・・・。



SHV47_1127このスタジアムには電光掲示板もあるのですが、今回も使わず。お金が掛かるんでしょうね・・・。
その代わりに手動の掲示板が投入!遂にアナログに手を出したか(汗)!名古屋港サッカー場の時はあったっけ?



SHV47_1131今回もBig Buns Burgerがやって来た。
今回は「唐揚げ(大)」にしてみた。それだけにしたのは、食料調達に難儀する可能性を考え、猿投駅から少し歩いたところにあるファミリーマートで食料調達したんですわ。
なお、この陸上競技場には自動販売機が2台ありましたそのうち1台はIC決済のできる最新機だった(汗)。



SHV47_1130この日の試合には、元FC岐阜の青木翼選手に加え、名古屋港サッカー場では会場の雑用を行っていた同じく元岐阜の阿部正紀選手がスタメンで出場していました。その前から登場していたので、いよいよチームに馴染んだんだなとうれしい限りです。



試合の内容に入る前に、ここまでの両チームの状況紹介をば。


まず岡崎もF.C.大阪も無敗でこの試合を迎えています。しかし、F.C.大阪は6試合全てを消化して4勝2分なのに対し、岡崎は2勝2分と4試合しか消化していない状況です。その原因は新型コロナウイルスで、最初の試合(4/21に開催済)は岡崎の選手から陽性反応が検出されたわけだったのですけど、未消化になっている2試合は対戦相手(東京武蔵野ユナイテッドFC・ラインメール青森)の選手から陽性反応が検出されたからできなかったというふう。今後平日開催で行われる予定なんでしょうけど、その未消化の試合のせいで調整不足や試合勘の面で心配という指摘もありました。


SHV47_1132しかし蓋を開けてみたら、入りの時はほぼ互角だったかなと思っていた両チームは、前半15分にF.C.大阪の選手が先制点を決めたことで、F.C.大阪に大きく流れが傾くことになりました。
前半35分にF.C.大阪は追加点を挙げるのですが、どちらもセットプレー(コーナーキック)から阿部選手をはじめとしてよく守っていたとは思うのですが、少し隙を突かれたのかなと。2点目なんて相手の動きが止まってからの失点劇。早い段階で動いておくべきだったかなと思います。そういえば、青木選手のボールコントロールが上手くなってたなぁ・・・。

後半に入って、F.C.大阪は後半4(49)分に、さらに追加点を上げました。キーパーが弾いたボールをねじ込むという、これぞサッカーというプレーでした。
後半6(51)分に多々良敦斗選手が1点返したものの、それがやっと。1-3でF.C.大阪の優勢勝ちというふうでした。


F.C.大阪は、ホームグラウンドの東大阪市ではない場所の祭りですけど、岸和田市のだんじり祭りのような、攻めて攻めて攻め込むという非常に攻撃的なチームですね。守備に割くことも無くはないでしょうけど、あくまで攻撃は最大の防御とばかりに攻めに転じるチーム作りかなと思いました。コイツは強いぞ。J3に参入してきたら怖いチームになりそうです。



SHV47_1134試合の帰り、運動公園のバス停に向かう途中で行きたかったところに行ってきた
それが、元三河御船駅。今は御船駅跡ふれあい広場になっています。



SHV47_1135ここには、当時の三河線の路線が描かれた地図があります。
名鉄三河線は現在は猿投駅~碧南駅の区間ですが、かつては西中金駅~吉良吉田駅までの区間まで運行していました。
このうち、西中金駅~猿投駅と碧南駅~吉良吉田駅までの区間が2004年に廃止されました。そう、今回行ってきた元三河御船駅は西中金駅方面の廃駅だったのです。しかも今も残っている猿投駅の次の駅でもあります。



SHV47_1136それなのに、廃線から15年ほど経っているにもかかわらず、駅のホームと屋根は保存されており、レールもしっかり敷かれています途中のレールもほとんど残っており、その気になれば運行再開できるんじゃないかと思わせるほどです。
個人的には、運動公園までの路線は復活させてもいいんじゃないのかなと。周りには住宅地が広がっていますし、何より運動公園への最寄り駅だった経緯もあり、使い勝手も悪くない単線のホームなので、運行面で大変なのはわかっているのですけど、今のホームでなくとも少し前のところに新設でもいいんじゃないかなと。まぁ客足が遠のいてるから廃線になったんだろうけどさぁ、猿投駅から歩いて15分、しかもわかりにくい案内表示で倍以上の時間掛かってんだよ、こちとら(泣)。



SHV47_1137帰りは運動公園のバス停からとよたおいでんバスに乗って猿投駅まで行き、そこから名鉄三河線で豊田市駅まで。さらにそこから名鉄バスで赤池駅に向かいました。素直に豊田線に乗り換えればいいのに・・・と思ったでしょうけど、途中和合西口のバス停で降りて、ららぽーと愛知東郷に行くためですわ。パンダエクスプレスで軽めの食事を済ませてきました。今回はボールで注文して、「フライドライス」+「マーポードウフ」でマーポー丼に。
このららぽーと愛知東郷に向かう途中から雨脚が強くなってきて、雷まで鳴る有様。試合の時は晴れることもあったのに・・・。



この試合で、F.C.大阪は2位をキープ。1位は1分の差で、『アマチュア主体』になったHonda FCですよ。アンタらやっぱり強いじゃん(ギャハ)!<怖いよ天皇杯!
一方岡崎は今シーズン初黒星。2試合の未消化がありながらも8位に付けています。昨年最下位だったことを考えたら、まだマシなのかな。


岡崎の次の試合は5/5に行われる鈴鹿ポイントゲッターズとのアウェイ。ホーム試合は5/15に行われるいわきFCとの一戦になります。このホームでの戦いの会場は豊橋市にある豊橋市岩田総合球技場という岩田運動公園の中にあるんですよ。えらいところまで行くのか・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2021年03月27日

FC岐阜観戦記2021 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 阿部正紀&青木翼

今日、名古屋港サッカー場にて行われたFCマルヤス岡崎×ホンダロックSCの試合を見に行きました
どちらも企業チーム同士の争いになり、もらったマッチデープログラムによれば、どちらもリニア開発の舞台になったそうなのでリニアダービーとしたいそうです(笑)。


今年のJFLは、かなり過酷な展開になりそうで、上位4位が決まらないと、降格枠も決まらない(下手をしたら、地域リーグの意思次第でも決まってくる)という嫌らしいものになってるんですわ。そのあたりは以前に書いたと思うので置いておいて。

この日の試合が第3節になります。既に2試合消化しているという意味になるのですけれども、岡崎は開幕戦になった第1節(ティアモ枚方戦)で新型コロナウイルス感染者が発生したため中止・順延となりました(代替日は4/21)。そのため、岡崎は今節で2試合目ですが、初のホームになるのは変わらずアウェイでヴィアティン三重に勝っているので、連勝といきたいところ。
一方でホンダロックは1分1敗と勝ち星がありません岡崎の試合は何としても落としたくないと思っていることでしょう。


そして、この試合に来た理由。
既に岡崎には元FC岐阜の選手が3名(地主園秀美選手・青木翼選手・常澤聡選手兼ゴールキーパーコーチ)所属していますけれども、今年エリース東京という都道府県リーグから一人の選手がやって来ました。その選手は、阿部正紀。そう、岐阜で6年間プレーした、岐阜の顔とも言えたあの阿部正紀選手です。彼はJ3に降格した2019年に引退したのです。
その経緯をとあるところで読んだのですが、いわゆる燃え尽き症候群に罹っていたようなのです。もういいかなと思って現役を辞め、とある会社で働いていたそうですけど、エリース東京で練習している選手達を見て、現役復帰を考えるようになり、2020年8月にエリース東京に入団することで現役復帰を図ったのだそうです。そして、オフシーズンに岡崎に移籍となったとのこと。阿部選手が入団したことで、元岐阜所属の選手は4人。活躍時期は違えど、ファン・サポーターからすれば思うところは色々ありますわ。


SHV47_1003入場の際にもらった除菌ティッシュ。JFLのロゴが入っています。
今回それをくれたのが、他ならぬ阿部選手だったのです。そうか、この試合もメンバー外なのね。仕方ない。元Jリーガーとはいえ、半年のブランクがあり、都道府県リーグ上がりの選手。実力面ではまだまだの選手と一緒だものね。
ここで腐らずに選手とサポーターとの距離を縮めてほしいものです。プロの頃はメンバー外ならほとんどすることが無かったと思う。でも、アマチュアなら雑用としてもぎりからチケット・グッズ販売などを行わないといけないその苦労を知ることで、プロの何たるかとプロの意味を改めて噛みしめてほしいです。



SHV47_1001古屋港サッカー場は、スタメシに関しては絶望的に何もない・・・と思ってたら、やっぱりケータリングが1台だけだった(泣)。
それでも、Big Buns Burgerの「牛肉わさび」は美味かったよ。写真には収めてないけど、唐揚げもよかった。
そういえば、「牛肉わさび」はハンバーガーなのに、なぜか箸が付いてきた(爆)。これを見て、なるほどと思った(笑)。



ハンバーガーよりも肉の量が多い(爆)。ハンバーガーは100gらしいんだけど、牛肉は100g以下だったとしても、薄切りなので、多く見えるのよね。
こんな肉×肉なので、肉々しいのかと思ったら、わさびのおかげなのかさっぱりとしていました。あとは、パンに脂を吸わせているおかげなのかもしれない(ニヤニヤ)。


ということで、阿部選手・地主園選手はメンバー外だった試合は、常澤選手と青木選手はベンチで迎えて始まりました
総じて試合は膠着状態ではあったものの、風上に立ってたホンダロックがいい動きをしているように見えました。ただ、岡崎の好守備で何とかしのいだ格好でしたね。岡崎もホンダロックの守備が破れなかったのと風下になっていてボールコントロールが上手くいかず、数少ないチャンスも決めきれないのが痛かった前半10分のキーパーがいなくなった、ディフェンダー陣だけのゴールマウスに決められなかったのとか、前半26分のシュートとか。

で、後半6(51)分に青木選手が入場登場シーンは少なかったものの、その少ないシーンで大きな貢献を果たしていましたね。要所要所でホンダロックの攻撃を潰していたし、身体を張ってるところも垣間見えたので、次回以降はスタメンを狙えるんじゃないかと思っています。


試合はスコアレスドロー。岡崎は勝ち点を積み上げる格好になりましたが、ホンダロックは勝ちをまたしても得られませんでした。まだまだ序盤とはいえ、ここで勝ち点を1しか積み上げられなかったことが後々響かなければいいですけれども・・・。


次は5月に見に行く予定ですが、初旬だとゴールデンウィークなので他のスケジュール次第になりそうです。その頃までには阿部選手は仕上がっているものと思いますので、是非とも彼の激しいチェックシーンを見てみたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2020年11月29日

2021年にJ3へやってくるのは、1チームか2チームか

Jリーグの昇格争いが白熱してきた中、JFLではJリーグ参入争いが最終局面を迎えました今日でJFLは全ての日程を終えるからです。今年は新型コロナウイルスの影響で、半分の試合を中止にして行った特別な展開の中で、何とかリーグ戦を終えることができたのです。それだけでもよかったと思えてなりません。
既にテゲバジャーロ宮崎がJ参入を決めた中で、残っている候補は3つ6位のいわきFC、7位のヴィアティン三重、8位のFC大阪です。いわきは宮崎と、三重は高知ユナイテッドSCと、大阪は優勝したヴェルスパ大分とそれぞれ戦いました。
そして、この3チームのJ参入を阻むのが、門番といえるHonda FCHonda FCはマルヤス岡崎FCと戦いました。


全て同じ時間でキックオフとなった最終節、門番となっていたHonda FCは岡崎に逆転負けという波乱が起きました。実は岡崎は今までHonda FCに勝ったことが無く、今年行われた天皇杯3回戦でも勝てなかったのです。まさかこんな重要な試合で番狂わせが起こったとは・・・。これで2つ目のチームは決まってくれるよな・・・。
と思ってたら、FC大阪といわきはヴェルスパ大分と宮崎にそれぞれ完敗し、三重も高知に芸術的なループシュートを決められて、参入の望みを絶たれてしまいました。番狂わせのチャンスをモノにできなかったのか・・・。


これに伴い、2021年のJ3は宮崎のみとなり、U-23のチームがなくなるということになれば、15チームでの戦いになることが確定となります。一方で、JFLはFCティアモ枚方とFC刈谷が昇格することが決定したので、17チームでの戦いになります。どちらも奇数チームとなり、1チームお休みとなる事態が発生することになるんですね。しかもJ3は2回戦総当たりになるか3回戦総当たりになるかで状況は大きく変わるだろうし・・・。


ともあれ、JFLは無事終わりましたJリーグももう少しで終わりというところまで来ました。現在、新型コロナウイルスの第3波が来ているという状況下に入っているようですが、何とかしてリーグ戦を完遂させてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 19:58Comments(0)

2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年08月28日

アマチュアリーグも過酷な状況に

Jリーグと同じく、アマチュアリーグも新型コロナウイルスの影響で延期になったり中止になったりと様々な影響を受けております。今回はその中でアマチュアリーグの最高峰であるJFLのげんじょうをば。


JFLは3月から開幕予定だったものの、先述の通り新型コロナウイルスの影響で度重なる延期を繰り返し、遂には全30試合のうち、半分の試合を放棄する事態にまでなりました。これに伴い、ホーム&アウェイの原則が崩れ、ホームないしはアウェイで15試合を戦うことになりました。つまり、ホーム7 : アウェイ8ないしはホーム8 : アウェイ7での試合展開になるわけですね。これはチームによって有利不利が出かねない事態ですけど、新型コロナウイルスの影響で四の五の言えない事情もあるようです。
まず、アマチュアリーグ全体に言えるのですが、クラブは基本的にアマチュア契約の選手で構成されています(一部はプロ契約を結んでいる人もいる)。そのため、普段は企業クラブなら仕事をしながら、それ以外のクラブは派遣・請負・アルバイトや別の会社の正社員の仕事をこなしながらプレーしているわけです。そうなると、過密日程は仕事に支障が出るのでできない。かといって日程変更も同様の理由で多くはできない。つまりは現行の日程をできる限りシュリンクや改変をしてプレイヤーの影響を最小限に食い止めないと試合が成立しないわけです。それゆえに、一部ホームとアウェイの入れ替えや日程変更が行われる事態はあったものの、同じ日取りで開催できるようになりました
それでもクラブ内で新型コロナウイルス感染者が発生し、試合が中止になることもあります。その場合結果的には引き分けにするのか、勝ち負けを付けるのか、はたまた中止としておいて後日日程を調整するのか、まだよくわからない事態になっています。私が知らないだけかもしれませんが・・・。


そんな中で、JFL15試合の中で順位を決めるわけですが、今年はJ3に最も行きやすいボーナスチャンスなシーズンとなりました。何と、J3の条件の一つだった観客動員の基準(1試合平均2000人以上)が撤廃されており、J3ライセンスを取得しいていてかつ成績・運営面・スタジアムで問題が無ければ、J3に行ける可能性があるのです。
同時に降格は無いので、地域リーグで苦労する事態も無くなりました。今年は思い切った戦術でプレーできるのは、Jリーグと同じですね。なお、JFLへの昇格は、これまで通り全国から2チームなので、来年は18チームでの運営になるわけです。

なお、J3に行けるチャンスのあるチームですけれども、8/28現在でラインメール青森と奈良クラブ(6月に刺客解除が解けたため)がJ3ライセンスを取得しており、最も近い位置にいます。そこにいわきFC・ヴィアティン三重・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎が百年構想クラブで続き、条件が整えば、いつでもJ3ライセンスが取得できる状態です。なお、東京武蔵野シティFCは、諸条件をクリアできないということから百年構想クラブを脱退しており、今後2年間は再取得ができなくなります


まだ1~3試合レベルなので、まだまだ決定というわけではないものの、大阪が調子いいですね。Honda FCはまだ本調子ではないものの、今後牙をむいてくることでしょう。個人的に注目のいわきは6位とこれからの順位。J参入候補の奈良を破ったのは大きいけど、リーグ戦では東北以外で初のアウェイになるヴェルスパ大分にボロ負けと、まだまだ波に乗り切れていないなぁ・・・。今後の試合が楽しみで、一度見て見たいんだけど、日程的に厳しいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年12月07日

これでは奈落ラブになってしまう

Jリーグに入会するには、百年構想クラブのライセンスを取得し、かつJ3ライセンスも取得しなければなりません。もちろん、J3ライセンスを一気に取得することもできるのでしょうけど、どちらにしても大変な労力を伴います。
Jリーグ入会のためには、様々な条件があるのですけれども、スタジアムに来場する観客の動員数も重要なポイントになってきます。入会の際には、平均2000人が入らないといけないのです。つまり、JFLは16チームあるので、15試合で3万人以上集めないといけないわけです。アマチュアリーグなので、この数字は結構大変。逆に言えば、これくらい集められないとプロサッカーはやっていけないんだよとも。お客の数は関係ないという人もいらっしゃいますが、客を捌く能力とも関係するので、多い観客動員は運営能力や危機管理能力などの経験を積むという面でも有益なんですよ。収入面以上に有益じゃないのかと。


そのあたりの能力を問われてもおかしくない事態を引き起こしたのが、今年JFL14位に終わった奈良クラブです。実は、ホームゲームでの入場者数で大規模な水増しを行っていたのです。

行われていたのが、今年を含めて過去5年のリーグ戦(2015年~2019年)。11/29に関係者がSNS上で挙げたものがきっかけでわかったとのこと。その後クラブが調べたところによれば、2015年と2016年は資料が残っておらず、2017年が498人、2018年が444人、今年(2019年)が567人の水増しが行われていました。この数を見て、そんなの誤差の範囲内じゃないのというあなた、これはホームゲーム全15試合ではなく、1試合あたりの平均水増し数なんですよ(汗)。JFLに昇格してから、この体たらく。前任者(現在の副社長)から行われていたというのは、組織的でもあり、運営能力にも難ありと思われてもおかしくないでしょう。
しかも今年は、その行為をやめようと思いながらも、開幕戦・2試合目で観客動員数がヤバいとわかると、きびすを返して再開してしまうのだから性質が悪い誰も止める人がいないというのは、危機管理面でもおかしいわけだよ。
あまつさえ、プレスリリースを出した時間が、丁度J1最終戦の真っ只中。そりゃ、アマチュアリーグであるJFLとJリーグは別の組織ですよ。でも、将来Jリーグに入って活動するんだというクラブのやる対応じゃないよね。ましてやこの時間にやるのは、注目度を薄くするための組織的隠ぺいと思われても何の疑問も無い。奈良のサポーターには悪いけど、恥を知れと。


観客の水増し行為で処分を下すのはJリーグはもちろん、JFLでも難しいとのこと。ただ、今回の件を鑑みて、水増し発覚の場合は、Jリーグ側はライセンスの即刻取り消し、上がる前なら改善が見受けられるまで再交付禁止、上がった後なら即刻取り消しかつ即刻Jリーグ追放(試合が残っている場合は、残りの試合は不戦敗扱い。残留できる順位でも降格扱い)にすべきでしょう。もちろん改善が見受けられるまで再交付禁止ですよ。


今回の件で反省と改善を甘く見定めているフロントは即刻辞任すべき。クラブを当面はJFLないしは日本サッカー協会の管理下に置いて、新体制を監視するしかないでしょう。開幕までに体制を整えられなければ、解散を視野に入れてもいいのではないかと思います。それだけ、水増しの罪は重いのです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年12月01日

アマチュアリーグは落ちることが地獄送りという意味を改めて知る

サッカー、アマチュアリーグの最高峰JFL(日本フットボールリーグ)は、今日最終節を迎え、この試合で残留と降格が決まるという直接対決がYouTubeのJFLオフィシャルチャンネルを通じて配信されました。
その試合は、流経大ドラゴンズ龍ケ崎×松江シティFC15位の松江は負けなければ残留、逆に流経大は勝たなければ残留できないという過酷な試合になりました。
試合は、意外にも静かな展開に。特に勝たなければいけない流経大の動きが攻めに転じていなかったのは、本当に意外でした。それだけ松江の守備陣が固めにいっていたということでしょうか。流経大も松江の攻撃を防いでいたので、ほぼ互角だったのでしょうかね。
動きが見られたのは、後半に入ってから。後半4(49)分にペナルティエリアでのファウルを誘った松江が、ペナルティキックを決めて入れた虎の子の1点を守り切って勝利。その虎の子の1点のシーン、肝心なところで配信が切れてるんだよね(苦笑)。切れることがありますじゃねーよ!<コイツが切れた。
その後一進一退の攻防が繰り広げられて、流経大には惜しいシュートがあったんだけどね、運を持っていなかったんでしょう。松江は逆に少ないチャンスを確実にものにした、生き残るんだという執念を持っていてこその勝利でしょう。一方で、流経大は地獄の関東リーグに送り込まれることになり、関東リーグがますますカオスになってしまうことに。同時に関東リーグ所属のチームは東京武蔵野シティFCのみとなってしまい、来年J3参入となった場合、関東リーグ所属のチームが無くなる可能性もあります。


これに伴い、2020年からのJFLで戦うチームが決定しました。以下の通りになります。今年の順位順で掲載し、一番下の2チームは、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ優勝・準優勝の順。カッコ書きは所属リーグ。その横は、◎はJ3ライセンス取得、○はJリーグ百年構想取得、△は同構想申請チームになります。


  • Honda FC(東海)

  • ソニー仙台FC(東北)

  • 東京武蔵野シティFC(関東) ◎

  • テゲジャバーロ宮崎(九州) ○

  • ホンダロックSC(九州)

  • ヴェルスパ大分(九州)

  • FC大阪(関西) △

  • MIOびわこ滋賀(関西) △

  • ヴィアティン三重(東海) △

  • FCマルヤス岡崎(東海)

  • 鈴鹿アンリミテッドFC(東海) △

  • ラインメール青森(東北) ◎

  • 奈良クラブ(関西) ◎

  • 松江シティFC(中国)

  • いわきFC(東北)

  • 高知ユナイテッドSC(四国)



このうち、新スタジアムの構想が上がってきたFC大阪は、財務面がクリアできれば、来年Jリーグ百年構想が認められるのではないかなと思います。テゲバジャーロ宮崎も来年にはスタジアムが完成する予定なので、J3ライセンスが認められるのは間違いないでしょう。MIOびわこ滋賀・ヴィアティン三重・鈴鹿アンリミテッドFCは少し微妙です。特にスタジアムで大丈夫なのかなと。
しかし、少なくとも4チームがJ3に行けるだけの土壌が整い、少なくとももう1チーム加わってくる可能性があります。来年は、今年以上に白熱した参入争いになるのでしょうけど、全てはHonda FCと互角に戦えるかに掛かっているでしょう。
そして、新規参入したいわきFCと高知ユナイテッドSCが、どれだけ他のチームを振り回せるのか、楽しみになってきました。いわきはHonda FCらの強豪にどう立ち向かうのか、高知はJリーグ空白県を埋められるか、そのあたりに注目ですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2019年11月25日

アマチュアリーグも最終コーナーを曲がったところにまで

Jリーグも終盤戦ですが、アマチュアリーグも終盤戦に。まずは地域リーグからJFLに上がるための決戦である全国地域サッカーチャンピオンズリーグから。
福井ユナイテッドFC・FCいわき・おこしやす京都AC・高知ユナイテッドSCで迎えることになった決勝ラウンドは、福島県にあるJヴィレッジスタジアムで、11/21~11/24まで行われました
中1日で行われた過酷な試合は、2試合目でいわきが早々とJFL昇格を決め、残る1枠は、京都ACと高知との直接対決で決まることになりました。最終日に行われた直接対決は高知が3-1で下し、JFL昇格を獲得。この結果により、四国地方は全てJFLを経験したことになります。そして、早くて数年後には四国最後のJリーグチームになりそうです(今後も参入するだろうが、既に徳島・愛媛・香川にはJリーグチームがあるため)。

いわきは、やはり強かった。フィジカル面で強化されているとは言っていたものの、その面を存分に発揮していたのかなと思います。失点は引き分けに終わった福井戦のみ。ただ、昇格が決まった後の試合なので、評価の面ではデメリットとして見ることは難しいでしょう。やはり天皇杯でJリーグのチームを破ってきただけのことはある来年最強アマチュア軍団であるHonda FCとの戦いが楽しみです。日程が合えば、是非とも見に行きたい。
そして高知は、念願のJFLあと一歩でJリーグ入りが見えてくるところまで来ましたが、ここからが正念場。Jリーグに向かうのは、今大会より容易かもしれない。しかし、全国の猛者が集い戦うリーグ。Jリーグに入会したいライバルをいかに蹴落とすか、そして門番とどう立ち向かうのか。いわきとは違い、まだまだ素地が足りないと思うので、少なくとも1年は修業と思って、地道に強化を図ってほしい1年生き残れれば、その先の戦い方もやりやすくなるでしょう。


一方、JFLでも結果が見えてきました。
Jリーグ入会と優勝戦線は既に決まりました。優勝はHonda FC、Jリーグ入会はFC今治となりました。東京武蔵野シティFCは観客動員数で未達となり、今年のJリーグ参入はなりませんでした。

一方で残留争いは大詰め。


15位 松 江 (22)
--- 降 格 圏 ---
16位 流経大 (21)


松江シティFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎との得失点差はわずか1点。しかも最終節は、この2チームの直接対決という何ともドラマチックな展開に。これを偶然生み出したとしたら、日程くんは何とも残酷な・・・。
しかし、アマチュアリーグは中継されることもないし、インターネットで結果もなかなか出てこない・・・とお嘆きのあなた。何とYouTube(JFLオフィシャルチャンネル)で公式配信されるそうな。わかってらっしゃる。
ちなみに、流経大が負けると、唯一の学生主体のチームが消滅。あまつさえ、地獄の関東リーグがさらにカオスになるという異常事態になってしまうそうです。流経大のホームなので、松江は苦しい戦いになるでしょうけど、Jリーグを目指すための試練と思って戦ってほしいです。


しかし、ここまで関東リーグがカオスになると、関東リーグを南北(群馬・栃木・茨城・埼玉と東京・千葉・神奈川・山梨の南北)に分けるべきなんじゃないのかね・・・。少しでもカオス味を減らして、少しでも昇格のルートを広げてあげないと厳しすぎやしないか・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年11月13日

2020年のJ3は19チームで確定です(泣)

地獄の1年、再び。


まだ佳境なJFLなんですけど、上位の結果が早々と決まり、その過程で来年のJ3の動向も決まってしまったのです。


今年のJFLの優勝チームはHonda FC。Honda FCは史上初の4連覇となりました。もうアマチュアリーグでは無双状態ここに勝ったチームは金星扱いにしてもいいくらい強いんです。もし、Honda FCがJリーグに加入すれば、恐らくJ2くらいは楽に戦えるとも言われています。しかしそれができなかったのは、地元浜松市の自治体が消極的だったのと本田技研工業自体が乗り気でなかった(いや一度やろうとして辞めた)からとも言われています。あくまで噂レベルですが、同業者のSという車やバイクなどで有名な会社の会長さんが圧力を掛けたとかいう話も(苦笑)。

それに伴って、2位と3位も確定となり、そのうちJ3ライセンスを取得しているチームの中で、3位に付けている今治FCがJリーグ参入を決定的にしました。

そして4位に付けている東京武蔵野シティFCですが、J3ライセンスを条件付きながら取得はしたものの、観客動員数が15,000人足りないということで、ホーム残り3試合で急遽動員を掛けることになりました。
動員を掛けた1試合目、2試合目は過去最高の動員数を更新したものの、3試合目になる12/1のヴェルスパ大分戦で5700人以上と消防法違反を冒してまでぶっちぎらないと更新できないこととなり、多方面(特にJリーグとJFL)から怒られたのか、J3参入を断念すると発表しました。まぁ、その前にスタジアムの問題が尾を引いていたのも原因なんでしょうね。自治体が今年の成績を見て好意的になってくれれば、集客問題とスタジアム問題は前進するんじゃないかと思います。


これに伴って、来年のJ3は19チームで行われることになりました。ということは、1チームだけ休みになるという不規則な日程をこなすことになってしまったのです。これまで以上にコンディション管理の重要さが課題になり、状況によっては2週間空いてしまうことも。さらに天皇杯の予選・本戦とサマーブレイク(2020年は東京オリンピック開催のため未定)があるため、上手くやらないと、泥沼にはまってしまいます。


・・・嫌だなぁ、J3。怖すぎるだろう。こんなところで来年やらんといかんとは・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2019年11月07日

ここで、2019年のアマチュアサッカーの状況を見てみましょう

Jリーグも優勝・昇格・残留争いが激しくなっている中、アマチュアのサッカーも熱を帯び始めています。


明日(11/8)からは、全国地域サッカーチャンピオンズリーグが開催されます。全国9地域(北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州)のリーグを勝ち抜いたチームと全国社会人サッカー選手権大会で上位に入った1チーム(今回は優勝チームのみ。2位・3位のチームは地域リーグで優勝しているため、4位のチームは地域最上位リーグ2位もしくは3位に入賞していないため権利無し)、そして地域リーグ2位に入ってかつJFL(日本フットボールリーグ)入会に入会を希望する2チーム(いわゆる輪番枠。全国社会人サッカー連盟加盟登録チームの多い順番で決まる。今年は東北・四国の順。なお、パスした場合は次の順まで回ってこないと行使できない)の計12チームで争われます。
アマチュア最高峰のJFLに上がるには、日本で最も過酷な昇格戦を戦い抜かないといけないのですが、今年も地域の猛者が集まっており、一筋縄ではいかないようです。個人的には、新興勢力のいわきFCと沖縄SVが既存勢力のチームにどこまで泡を食わせられるかがポイントになってくるでしょう。


で、そのアマチュア最高峰のJFLはというと・・・。Jリーグ入会争いは以下の通り(★はJ3ライセンス取得)。


1位 HFC(56)
2位 ソニー(48)
3位 今 治(46) ★
4位 武蔵野(44) ★
--- Jリーグ入会ライン ---
5位 HSC(38)


4位の東京武蔵野シティFCと5位のホンダロックの差が6、3位の今治との差は8とまだひっくり返せるチャンスはあるので、今治・武蔵野は1つでも順位を上げたいところです。
ちなみに、今年は百年構想クラブ扱いだった武蔵野がJ3ライセンスを取得(まぁ、スタジアム改修するする詐欺じゃないかとも言われていますが(苦笑))したため、純粋に4位までにはいればOKとなりました。

さて、当確とも言われた今治が、ここにきて苦戦気を抜けば奈落なところまで来ています。大丈夫とは思いますけれども、取りこぼさないことを祈るのみです。
同様に終盤の取りこぼしさえなければ入会可能になった武蔵野は、ここに来て観客動員数がネックに。武蔵野自身、ライセンスが降りるとは思っていなかったんじゃないかとまで言われるほど(苦笑)。ホームが残り2試合になった中で、約11,000人足りないとのことなので、キャパ5000人のスタジアムではかなり苦しいんじゃないかなと思っていますけれども、ツイッター上で観客動員を掛けているため、まだまだ予断を許さない状況でもあります。実際過去最高動員の3828人を集めているので。
今年は企業チームがよく頑張った年になっています。下位に沈んでしまいましたけれども、FCマルヤス岡崎が序盤は快進撃を見せました。そして現在は、相変わらず異次元の強さのHonda FCと5位に付けているホンダロックSCのホンダ勢がリーグをひっかき回しています
優勝争いで見れば、Honda FCが一歩リード。取りこぼしが無ければ優勝決定でしょう。2位以降は混戦で、ソニー仙台・FC今治・武蔵野がほぼダンゴ状態です。

一方で残留争いは・・・。


09位 大 分(33)
10位 滋 賀(33)
11位 青 森(32)
12位 岡 崎(31)
13位 鈴 鹿(30)
14位 奈 良(28)
--- 降格ライン ---
15位 松 江(21)
16位 流経大(20)


かなり熾烈な争いになっていますけれども、14位までのチームと15位の松江シティFCと16位の流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎の差が少し大きくなっていることから、この2チームが降格最有力になってしまいそうです。ただ、今治・武蔵野のJリーグ参入が決まれば、状況によっては1チームだけ降格ないしは降格無しになるので予断を許しません。なお、流経大が降格となると2年連続の関東リーグ出身チームの降格となり、関東リーグがまた熾烈になるという辛い展開が待っています(汗)。


JFLは残り4試合。優勝争い、Jリーグ参入争い、残留争いが熾烈になる中で、どこが抜け出してくるのでしょうか。そして来年のJ3は19なのか20なのか。日程にも絡んでくるので、できれば20にしてほしい・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)

2019年08月25日

現実逃避も兼ねてJFLを見てみよう(泣)

え、FC岐阜の試合はどうなったのかって?公式サイトなどでご確認下さい(大泣)。
来年岐阜のJ3行きがますます濃厚になっている中、肝心のJ3に上がってくるチームが現れるのか気になるところでもあります。現状18チームのJ3、来年は19になるのか、20になるのか状況によっては嫌な日程をこなさないといけないので、できることなら複数であってほしいのですが・・・。


というわけで、JFLの順位表を見てみよう。


1位 HFC(39)
2位 今 治(34)◎
3位 ソニー(32)
4位 武蔵野(30)○
--- 昇格基準ライン ---
5位 HSC(27)
6位 宮 崎(27)○
7位 大 分(26)


1位は、アマチュア最強チームのHonda FC。まぁ、ここは上がる上がらない関係なく越えられない壁ですわ(苦笑)。今年前半は調子が悪かったのに、きちんと立て直しているあたり、さすがアマチュア最強の名を冠するだけあるわい。
2位がFC今治。J3ライセンスを持っているチームであります。目下参入最有力のチームで、今年入れないとヤバイとまで言われる有様
3位はソニー仙台FC。こちらもHonda FCと同じく企業チーム。いかに参入を目指すチームの邪魔をできるかとなってくるでしょう。今治と同じく勝ち切れないことが多いものの、何とか粘っている感じですかね。
4位が東京武蔵野シティFC。こちらはJリーグ百年構想クラブという、いわゆる準加盟チームという位置付けなんですかね。とりあえず入りたいけど、ライセンスまではちょっと・・・という位置付けです。ただ今年もJ3ライセンスを申請しているのとライセンス基準が下がるのではないかという噂もあるので、もしかしたら通っちゃってJ3行きを決めてしまうかもしれません。まぁ、ライセンス獲得のためには結構厳しいハードルとも言われていますので。最大の問題は席数かな?

以下、5位はホンダロックSC、6位はテゲバジャーロ宮崎、7位はヴェルスパ大分となっております。このあたりまでが上位に食い込めるチームかなぁ。この中でライセンス取得の可能性があるのは宮崎くらい。ここもスタジアム関係が厳しいかなぁと。ただ、将来J3規格の専スタを建設するとのことなので、武蔵野よりかはライセンスが通りやすい可能性もあります
ちなみに、Jリーグ百年構想クラブを取得しているラインメール青森は11位、J3ライセンスを取得している奈良クラブは13位と今季は絶望的ですね。


今後、今治は両ホンダとアウェイで勝てなかったFCマルヤス岡崎に勝ち点を得られれば、J参入はほぼ決定的になるでしょう。武蔵野はHonda FCとソニー、そして下位チームの取りこぼしさえなければ、4位以内は確実になるかもしれません。あとはライセンスだけですね。宮崎は上位を倒せなければ厳しいですね。


どうやら現状は1チームになりそうです。となると、来年のJ3は、強制休養日が発生するだろうなぁ・・・(汗)。嫌だなぁ、嫌だなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2019年05月14日

99回目の天皇杯、全て出揃う

先日、天皇杯の全チームが決定しました。


今年の天皇杯も順当に決まったところもあれば、波乱含みのところもありとなかなか大変ですなぁ・・・。
その都道府県チームは、J3が10、JFLが8、地域リーグ13、大学16となっています。JFLがやや苦戦気味・・・いや、星の潰し合いをやっている地域(三重・宮崎)が出たからかねぇ。愛知のように下剋上を起こされているところもありますし、福島・静岡のように下剋上が半ば当たり前の地域もありますから何とも言えません(苦笑)。

有力どころでは、福島のいわきFC、茨城の流通経済大学、静岡のHonda FC、沖縄の沖縄SV(エスファウ)あたりですかね。中でも沖縄SVはFC琉球がJ2昇格によって空いた出場枠に滑り込み、悲願の天皇杯進出、そして今回唯一の初出場となりました。琉球がJ2にいる限りは沖縄SVがメインになってくると思うので、恥ずかしい戦いだけはしないでほしいです。
J3では、好調のギラヴァンツ北九州・カマタマーレ讃岐が出場した中で、現状いい戦いをしていた藤枝MYFCは今年もHonda FCを破れませんでしたアスルクラロ沼津も決勝までは進んだんですけどね・・・。あとは、大学勢に出場枠を手放してしまった神奈川のSC相模原とY.S.C.C.横浜、地域リーグにやられっ放しの福島ユナイテッドFCはJリーグ(プロ)チームとしての意地を見せてほしいです。


天皇杯は、これら都道府県代表に加え、J1とJ2の計40チーム(2回戦以降に登場)と第67回全日本大学サッカー選手権大会で優勝した法政大学がシード枠で出場し、計88チームで争われます
都道府県代表同士+シードが争う1回戦は5/25・5/26に行われます。リーグ戦などをこなす中で戦うのは、Jリーグのチーム同様結構大変ですけど、名前を売るチャンスでもあるので、1つでも多く上に昇ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2019年03月12日

本命なきJ3、本命が頑張らないといけないJFL

3/9・3/10にJ3が開幕し、3/17にはJFLが開幕します。


一足先に開幕したJ3では、打ち合いもあれば、ドローの試合もあり、大差で勝ったという試合は無い(引き分け以外は1点差ばかりで、2点差の試合は1試合のみ)という、まさに『本命なきJ3』を表したかのような試合展開になっています。

今年のJ3は本当にJ2昇格(復帰も含むが、今回は基本的に昇格で統一)できそうなチームが見えてこない。ゆえに、去年の成績を加味すれば、ガイナーレ鳥取とザスパクサツ群馬が最有力なのですけど、大幅にチームが変わってしまったのね。鳥取は主力選手を引き抜かれ、群馬は主力選手を放出してしまった。結果的には勝ち点は拾っているので、去年のような成績を挙げられるかだねぇ・・・。
そうなると、J2から落ちてきたカマタマーレ讃岐とロアッソ熊本が1年で復帰できるかが焦点になってきます戦力的には大幅に落ちたというふうではなさそうなので、J3の水に馴染み過ぎなければ・・・。
驚いたのは、上位に食い込むだろうと思っていたアスルクラロ沼津が負けたこと。しかもセレッソ大阪U-23相手なので、選手構成もあるのだろうけど、U-23のチームで負けるのは結構厳しい船出になりそうだぞ・・・。まだライセンスの関係でJ2に昇格することはできないでしょうけど、もし緩和の条件に当てはまってJ2ライセンスが出るということになれば、今度は順位で引っ掛かる・・・というお粗末な事態になりかねない。そうなるともったいないわね。
あとは、J2経験者でいけば、ギラヴァンツ北九州が再起できるか。監督が変わったので、戦術が理解できて、規律が保たれれば、上位進出は間違いないと思っています。
そして、ライセンスがあるのに上がれないAC長野パルセイロは、いい加減頑張れ(苦笑)。
もちろん、ここで挙げていないチームも昇格できると思いますし、新しく加入したヴァンラーレ八戸がどこまでJ3をひっかき回せるかにも期待しております八戸はガンバ大阪U-23にあと一歩のところで引き分けになったそうなので、かなり期待できそうですわ。


一方JFL。こちらはJ参入本命候補が挙がって来ないとアカンわね・・・というふうですか。
既にJ3ライセンスを持っている奈良クラブとFC今治が本命・・・でないといかんのだよね(苦笑)。そこに百年構想クラブになったラインメール青森・テゲバジャーロ宮崎が対抗軸というふうになるのが筋
でもね、このカテゴリーには、Honda FCという絶対王者(ないしは壁)がいらっしゃるわけで(ニヤニヤ)。このチームを越えられなければ、正直J参入は厳しいでしょう。つまり、Honda FCを優勝ないしは2位にしてしまったら、今年もJ参入は1チームしかありませんよ、と。もっといえば、先程の百年構想クラブ2チームも越えなければいけないし、ソニー仙台FC・FCマルヤス岡崎・ホンダロックSCという企業チームも注意しなければいけない。特に岡崎は元Jリーガーを大量獲得し、J参入は不透明なものの、少なくとも今年の台風の目になると踏んでいます。実際、サブメンバー主体とはいえ、J2のFC岐阜に引き分けたのは大きい。それだけ攻守の面で今年はレベルアップしているので、上手くいけば、Honda FCの牙城に食い込めると思っています。
あとは、地域リーグから昇格した鈴鹿アンリミテッドFCと松江シティFCがどこまでやれるのか
松江に関しては、無双状態での昇格なので、上手くいけば上位に食い込むこともあり得ますわ。鈴鹿はチーム初の女性監督ということで、どんな戦術を見せるのか楽しみですね。


どちらも12月まで試合が行われる長丁場。この間には天皇杯の予選・本戦が絡んできます。
選手をいかにベストにして、サブメンバーとの戦力差を埋められるか。そのあたりを注目して見ていくと面白いかもしれないですよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年11月20日

苦節5年いや10年

今年のJFL(日本フットボールリーグ)を年間3位を果たしたヴァンラーレ八戸は、今日行われたJリーグ理事会でJリーグ参入を満場一致で可決され、2019年からJ3に参入することになりました。


八戸は2006年に設立。元々あった東北2部のチームと青森県リーグのチームが統合してできたチームなので、当初から東北2部でのスタートになりました。2008年よりJリーグを目指すことを言明。しかし、東日本大震災などの影響で、中々上に上がることができず、1部に上がったのは2013年になってからでした。

その後、J3が設立されたことによるJFL所属チーム大量流出により、2014年からJFLに昇格できたものの、J3参入までには数多くの苦労を強いられました
当初はJリーグで運営できるだけのスタジアムが無く、それが原因でライセンスを取得できませんでした。この問題はダイハツスタジアムのできる2016年まで付きまといます。
次は年間平均観客動員数2015年が今年の決定までの間で最も参入に近付いた年でもあったのですが、先程のスタジアムの問題だけでなく、観客動員数の問題や財政問題が発覚。観客動員数はその次の年も、今年も苦しめられることになります。
そして成績2015年には年間2位に入ったものの、諸問題でクリアできず、やっとスタジアム問題をクリアした2016年と2017年は、参入条件である年間4位まで近付いたものの、最終的には年間7位と5位になったなど、特に後期のもろさが課題になっていました。
それでも様々な苦闘の末、今年は前期を3位でクリア途中監督の病気によるトラブルもあったもののそこで急降下することも無く安定飛行を続け、後期2位、年間3位となり、J参入条件をクリア。今日の理事会で参入が決まる結果となりました。


八戸ではすごく盛り上がっていることは以前行った時に感じておりましたし、2017年の天皇杯では名古屋グランパスを苦しめたことでも話題になりました。何よりコアサポの一人であるティガーマスクさんといった個性的な人が多く、敵チームでさえも中毒にさせた「紅チャント」も有名です(X JAPANのTOSHIさんが公認したほど)





来年以降八戸は、かつてJ3に上がったチームと同じように台風の目になるのでしょうか。また八戸参入により来年のJ3は18チームで行われるようになります。そろそろ『地獄の釜の底』が開く事態になるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2018年11月19日

2018年のJFL、悲喜こもごも

アマチュアサッカーのトップリーグであるJFL(日本フットボールリーグ)が11/18に全日程を終了しました。
注目は、Honda FCの3連覇とJリーグに上がれるクラブは登場するのかという点でした。
優勝は早々とHonda FCが決め、前後期とも優勝だったため、チャンピオンシップが行われないまま総合優勝も決まりました。

注目されたJリーグ入りは、ヴァンラーレ八戸・FC今治・奈良クラブの3チームがJ3ライセンスを取得し、東京武蔵野シティFCが百年構想クラブになりました。そのため、武蔵野より上に立たなければJ3参入ができないというふうになり、上位がHonda FCで埋められていることを考えると、苦しいかつ狭き門となっています
結果、前期を3位で折り返した八戸が後半も安定した強さを見せ、年間3位に付け、見事J3昇格条件(順位・年平均観客動員数・スタジアムなど)を揃えました
今治は後半追い上げたものの、終盤に息切れしたのと前期7位が響き、年間5位に陥落。惜しくもJ3参入を果たせませんでした。同じく奈良も終始奮わず年間8位で終わっています


一方残留争いは、コバルトーレ女川と流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎との一騎打ちになりましたが、八戸の昇格により、辛くも流経大が残留。一方で女川は1年で地域リーグ(東北)への降格が決まりました
女川は後期に1勝もできなかったのが痛かった・・・。是非とももう1年と思ってはいたものの、今治が逃してしまったので、落ちることになってしまったのね。そして来年の東北リーグは全国地域サッカーチャンピオンズリーグで健闘したブランデュー弘前FCや東北2部から昇格するいわきFCも加わるので、今年の関東リーグ共々魔境と化すのかねぇ・・・。


八戸に関しては、近日中にJ3参入が決まる模様です。JFLに上がる2チームは11/21より始まる全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝リーグで決まります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2018年11月12日

混沌としてきた2018年のJリーグ&JFL

残る試合が数試合ないしは1試合となったJリーグとJFL(日本フットボールリーグ)。今年ほど下のカテゴリーが重要になるシーズンは他にないと思います。早速見ていきましょう。


まずJ1。優勝は川崎フロンターレ。2年連続の優勝で、独走だったサンフレッチェ広島をかわしての優勝ですから、その価値は素晴らしいものが。何せサッカーで連覇の意味は極めて重いです。選手がコロコロ変わることを考えれば、その意味がわかって頂けるかなと。

そして、一方で熾烈になってきたのが残留争い。


14位 湘 南(37)
15位 鳥 栖(37)
--- プレーオフライン ---
16位 名古屋(37)
--- 降格ライン ---
17位  柏 (33)
18位 長 崎(29) ★


残り2試合ある中で、上の順位に位置付く横浜・F・マリノス、ヴィッセル神戸、ジュビロ磐田(各チーム勝ち点41)も対象になると見られていますけど、まぁ残留争いはこの5チーム、正直なところ湘南ベルマーレを抜いた4チームだと思っています。
対象になっているチームは、いずれも日程的に厳しい相手に当たりますなぁ。ただ、名古屋グランパスは広島と湘南。特に名古屋×湘南は名古屋がJ2に落ちた2年前と同じカード。しかも会場もパロマ瑞穂競技場と同じ。嫌な予感しかしない。いや、個人的には吉兆かな(ニヤニヤ)。
残念ながらV・ファーレン長崎は降格圏を脱することができないのですけど、後述するJ2の動向で16位のプレーオフラインが17位に下がり、降格枠が1になるので、長崎は残留を賭けてプレーオフに挑めるメリットがあるわけで。


そんなJ2の昇格争いもヒートアップしています。


1位 松 本(76) +20
2位 大 分(75) +25
--- 自動昇格ライン ---
3位 町 田(75) +18
4位 横 浜(73) +18
5位 東 京(70) +15
6位 福 岡(69) +16
--- プレーオフライン ---
7位 大 宮(68) +16


今年の上位戦線は熾烈で、プレーオフも絡めると最大7チームの争いになります。2年前とよく似た感じなのかな。
注目すべきはFC町田ゼルビアこの中で唯一J1ライセンスを持っていません。
よって、最終節で町田が勝ち、大分トリニータが負ければ、町田が自動昇格枠の2位に入れるものの、ライセンスが無いため、自動昇格は1となります。先程も書いた通り、J1の降格にも影響を及ぼし、16位が残留、17位がプレーオフに切り替わります
一方で、町田の順位はプレーオフにも影響を及ぼします
町田が引き分けか負けた場合で、4位の横浜FCが勝つと、町田が4位に下がります。町田はライセンスを持っていないので、3位に入った場合は6位、4位の場合は5位のチームが不戦勝になります。連戦ではないとはいえ、1つでも試合を少なくして備えたいでしょうから、不戦勝はありがたいはず
というのも、今年のプレーオフは2試合J2の相手と戦った後、J1・16位のチームとの入れ替え戦が控えているからです。J1チームが1発勝負ではあるものの、1試合しかないので疲労度の面ではやりやすいと思われているからです。
なお、プレーオフではアビスパ福岡と大宮アルディージャが滑り込みを賭けた試合を行うことになるでしょう。
福岡は勝てば確実、引き分けなら東京ヴェルディの試合結果次第(東京Vが負けなら得失点差で福岡が5位、それ以外なら東京Vが5位)、負けなら大宮の結果次第(大宮が勝てば福岡の7位が確実、引き分けなら総得点で大宮有利)になります。ゆえに、大宮は勝つか引き分けでプレーオフに滑り込める(勝てば5位か6位、引き分けなら6位)ので、何とか勝ちたいでしょう。福岡も大宮と東京Vの動向を考えると勝っておかないといけない。非常にアツいプレーオフになりそうです。

残留争いはロアッソ熊本(21位)とカマタマーレ讃岐(22位)が降格圏の順位に決定しましたけど、詳細はJ3の順位の中で。


で、そのJ3も混沌としてきました。


1位 琉 球(63) ○
2位 鹿児島(51)
--- 昇格ライン ---
3位 沼 津(48) +10
4位 群 馬(48) +2
5位 G23(44) +12
6位 鳥 取(44) +11


既にFC琉球が1位通過を果たし、J2昇格枠は残り1つ鹿児島ユナイテッドFCが粘っているので、鹿児島が逃げ切るかなとも思っていますが、3位のアスルクラロ沼津も怖い。そして、J2経験組のザスパクサツ群馬は1年で、6位のガイナーレ鳥取は実に5年ぶりの復帰を賭けて戦ってくるでしょう。
ここで沼津が怖いといったのは強いだけではなく、J2ライセンスを取っていない点。このため、沼津が2位(ガンバ大阪U-23が2位の場合は3位)に飛び込むと、J3では枠が1つ減る格好になり、琉球のみが昇格となります。
一方J2に与える影響は、降格枠が1つ減る点。そうなると21位のチームが残留となり、現状なら熊本が奇跡の残留を果たすのです。ゆえに、どちらも負けられない戦いを迎えます熊本が勝つだけでOKなのに対し、讃岐は勝っても熊本の結果を待つというふうになるので、熊本が優勢ですね。
琉球を除いて残り3試合の5チーム、鹿児島が2勝すればOKなのに対し、他は3連勝が必須、チームによっては得失点差も絡んでくるので、今年は非常に厳しい、サバイバルになりそうです。


そして、JFL。こちらも混沌としています。


1位 HFC(76)
2位 大 阪(54)
3位 八 戸(53) ○
4位 ソニー(49) +21
--- Jリーグ参入ライン ---
5位 今 治(48) +31


本来なら東京武蔵野シティFCやMIOびわこ滋賀も上位争いに絡んでくるんですけど、J3ライセンスを取得していないので、今回は割愛。
Honda FCがぶっちぎりの中、FC大阪が大健闘するも、J3ライセンスを持っていないので、今年の参入は無し。一方でJ3ライセンスを取得していたヴァンラーレ八戸は4位以上を確定させたため、平均観客動員数2000人を達成すれば、Jリーグ参入を果たせます八戸の加入が認められれば、青森県初のJリーグになり、東日本全てにJリーグチームがあることになります。
対してFC今治は滋賀に痛恨の敗戦最終節のホンダロックSCに勝つか引き分け、さらにソニー仙台FCが負けるか引き分けなければ4位以内に入れません
残留争いは流経大ドラゴンズ龍ケ崎とコバルトーレ女川の一騎打ちになり、女川が奈良クラブとの試合に勝たなければ最下位決定になり、東北リーグに戻ることになります。流経大もヴェルスパ大分に勝たなければ、女川と入れ替わりになり、関東リーグに戻ることになります。そしてJFLの大学チームも無くなるのです。
どちらも残るには、今治が4位以内に入ることが絶対条件。できなければ、どちらかが落ちるという厳しい戦いになります。地域リーグからJFLへは本当に大変だからね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2018年05月24日

J1とJ3は中断期間があったんだよね・・・

J2にいると忘れがちですが、今年J1はワールドカップの関係で中断期間に入ります。7月半ばまでの約1ヶ月の間に、下位に沈むあのチームは立て直しができるんでしょうかねぇ(ニヤニヤ)?詳細は今度のアルビレックス新潟戦の話に絡めて書いていければと思います。


で、J3やアマチュアリーグの最高峰JFL(日本フットボールリーグ)は度々中断期間に入るのですが、これは天皇杯絡み。先日各都道府県の決勝が行われ、出場クラブが出揃いました
各都道府県+シードの計48チームの内訳は、J3が9、JFLが10、学生(大学)が13となり、それ以外は地域リーグや各都道府県リーグのクラブになります。

その勝ち上がりも、順当だったところもあれば、波乱含みのところもありました。
基本的にJ3やJFLのチームが上がってきたところは順当だったと思いますが、神奈川県や静岡県のようにJ3が複数あるところでは、他なら行けそうなチームでもつまづいちゃうんですよね。神奈川県だとSC相模原とか。静岡県の場合は、JFLに所属するHonda FCという最強のアマチュアチームがあるので、他のJ3チーム(アスルクラロ沼津・藤枝MYFC)は爪弾きになっちゃうんですよね・・・。
しかし、いわきFCのように予選の段階からJリーグのチームを食ってしまうチームもあるんですよね。
いわきFCは初出場だった昨年も筑波大学と同じく台風の目としてひっかき回しましたから。いわきFCはソニー仙台FC(宮城・JFL)と対戦し、勝ち上がった場合、川崎フロンターレ(J1)との対戦が控えています。去年のように、2クラブをジャイアントキリングできるかがポイントになるでしょうね。
逆に福島ユナイテッドやギラヴァンツ北九州のように、下のカテゴリーに負けるようなチームは正直情けない連戦の疲れなどもあるのでしょうけど、それは他のチームにも言えること。サッカーは様々な要素が絡むスポーツでもあり、天皇杯で優勝すれば昇格ができるというわけでもないので、無理して勝つ必要はないけれども、下のカテゴリーには必ず勝たないといけないと思いますよ。何のためにそこにいるんだと言われかねないですよ。


そんな中、FC岐阜は今年もJ2同士の一戦を挟んでの対戦(相手はモンテディオ山形)になります。恐らくそこを勝ち上がると、相手は順当に上がれば柏レイソル(J1)になるでしょう。恐らく下カテゴリー優先(基本的にJリーグ同士の場合。まれに県のサッカー協会が動いて融通を利かす場合あり)になるでしょうから、試合会場は長良川競技場になるでしょう。


天皇杯はJ3・JFL中断期間に1回戦を、J1(シード持ち以外)・J2勢の参加する2回戦は6月に入ってから行われます1回戦のみ週末開催、2回戦以降は月1回の水曜開催になります。3回戦が終わった後、4回戦(ベスト16)の対戦相手のくじ引きを行い、その試合を経てベスト8が決まります。
基本的に私は天皇杯否定派(先述のように、優勝しても昇格するわけではなく、メリットが少ない)なので、そこそこやってくれればいいかなと思っています。ケガだけは気を付けておくれよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2018年04月08日

コバルトブルーの戦士達、名古屋に初凱旋

今日は、サッカーJFL(日本フットボールリーグ)の第5節、FCマルヤス岡崎×コバルトーレ女川の一戦を観に行ってきました。


コバルトーレ女川は、宮城県牡鹿郡女川町にあるチームで、2017年に地域リーグの全国大会「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」で優勝し、JFL昇格を果たしました。
地域リーグ時代には、東日本大震災を経験し、1年間活動休止に追い込まれることもありました。2012年の活動再開以降は、上昇気流に乗り、2016年・2017年には東北リーグを連覇しています。

一方のFCマルヤス岡崎は、自動車部品メーカーのマルヤス工業を母体にする企業チームで、いかにもJFLらしいチームの一つ、今では数少ないJFLで活動する企業チームの一つ(他の企業チームは、ホンダが母体になっているHonda FCとホンダロックSC、ソニーを母体にするソニー仙台FC)です。
今日じゃなければ、同じ時間に長良川メドウで行われていたFC岐阜の練習試合を見ていたかもしれないなぁ(相手は東海リーグに所属する鈴鹿アンリミテッドFC)。それだけ女川のチームを見てみたかったのです。短期間で実力を付け、遂に全国リーグでアマチュアリーグの最高峰にまで上り詰めたのですから。


SHV39_2975会場になるのは、名古屋港サッカー場何で岡崎がホームのチームなのに名古屋なのかという話は後程。


さて、その名古屋港サッカー場に向かうため、野跡(のせき)という場所に向かうのですが、公式のアナウンスだと・・・。

  • ・名古屋臨海高速鉄道あおなみ線 野跡駅より徒歩8分
    ・JR東海道新幹線、東海道本線、中央本線 名古屋駅よりバスで「野跡駅」下車、徒歩5分
    ・名古屋市営地下鉄名港線 名古屋港駅よりバスで「野跡駅」下車、徒歩5分


とありますが、あおなみ線はともかく、バスのアクセスで名駅のバスターミナルから行くくらいなら、あおなみ線の方が早いわい。ましてや名古屋港駅からのバスなんて誰が乗る想定なの?JFL事務局さんよ・・・。


というわけで、あおなみ線以外、特にバスでのアクセスの紹介をここで。
名古屋港サッカー場のある野跡に向かうには、JR・名鉄・地下鉄名城線と名港線の駅である金山駅からバスで向かうのがベストです。特に名古屋市内でも栄より南の地域から来る方(地下鉄東山線一本で名駅に行ける人、名港線を使う人以外)マルヤスのある岡崎方面から来る人は、今回紹介するルートがベストのはずです。
この金山バスターミナルで、⑧の野跡駅行き(金山25系統)のバスに乗って下さい。なお、パロマ瑞穂陸上競技場もこの乗り場から向かうことができます(瑞穂運動場東行き)



SHV39_2977ここから終点の野跡駅行きに乗っていくのですけど、唯一の欠点として、バスの運行本数が少ないので注意。
キックオフの時間はたいてい昼間(13:00頃が多いと思う)なので、その際は30分に1本しかないんですよ。乗り継ぎに失敗すると、かなり待ちぼうけを食らうことになるので気を付けましょう。あとは渋滞に巻き込まれやすい路線なので、5分以上の遅れになるケースもありますので、余裕を持って行きましょう。



で、名古屋港駅から乗るバスですが、こちらは名古屋港駅の前の駅である築地口駅で下車すれば、野跡駅行きのバスが乗れます。先述の金山バスターミナルからのバスもここを通ります。


SHV39_2984金山バスターミナルから約40分、終点の野跡駅のバス停からおよそ5分。目的地の名古屋港サッカー場に到着。
こちら、今回のマルヤスのホーム会場なのですけど、マルヤスは岡崎市内にJFLの開催に適したスタジアムを見つけられないため、愛知県内の会場を転々としているジプシー球団なのです。このジプシー球団は他のJFLチームでも見受けられ、きちんとホーム会場を整えている方が少ないようです。
マルヤスの他の会場は、豊田市運動公園(陸上競技場と球技場)・豊橋市民球技場、そして先述のパロマ瑞穂陸上競技場です。

なお名古屋港サッカー場は、1993年に開催されたわかしゃち国体のサッカー会場のために建設されたのですが、ラグビーなどの球技にも使われています。またサッカーならば天皇杯の会場になったこともあり、2016年開催時は、名古屋グランパスエイトがAC長野パルセイロに負ける波乱な試合を演じたこともあります



SHV39_2981スタジアムピッチはこんな感じ。
・・・名古屋市の予算が回ってないのか、ピッチ悪すぎだな。河村たかし市長が中日ドラゴンズ(野球)しか見ていない弊害だと個人的には思ってますわ。誰か議会で審議して。
なお、鳴り物応援・拡声器使用不可の会場(見てもらうとわかるが、市営住宅など住宅街に隣接しているのと、野鳥などが過ごす場所がそばにあるためと思われ)ですので、注意しましょう。



SHV39_2982スタメシも一応展開されていたものの、グッドキッチンフォレストというケータリングカー1台のみ。ゆえになのか、ハーフタイムに入ってすぐに売り切れる始末飲料は自販機のみで、小雨が途中降る曇り気味の寒い中なのもあり、ホット飲料が全滅(泣)。きっついわー。


で、今回紹介するのは、試合開始前に買ったもの。


最初は、「高菜焼きそば」
福岡県産の辛子高菜に新潟県産の三元豚を加えた中に長崎太麺を放り込んで炒めたもの。醤油味の和風焼きそばです。



うーむ、高菜の味を生かしたいなら、醤油より塩なんじゃないかと思ったり。高菜の風味と辛さが醤油と相殺されてイマイチなのよね・・・。発想は悪くないけど、ちょっと違うベクトルに進んじゃったのかな。


SHV39_2983もう一つは、「トンから」
新潟産の三元豚を使った豚の唐揚げです。今回は名古屋・・・いや岡崎なのか、味噌味にしてみました。



思った以上にサクサクですわ。味噌の甘い味わいが豚の唐揚げの味にベストマッチングしております。冷めても美味しいと思うよ、これ。他に塩・レモンなど味のバリエーションは豊かな模様。


SHV39_3002スタメシ以外では、このJFLガイドブックを購入。
JFL全チームの紹介(選手含む)や記録などが全て詰まったオトクな一冊です。スコアを付けることも可能ですよ。



SHV39_3003こちらは、マッチデープログラム。
スタジアム芸人(というふうに名乗っているDJ)のイケザエモンさんが製作したもの。



SHV39_2986さて、試合。


先程も書いたように、小雨が時折降る、曇り気味の寒い中、風も冷たく強い中で行われたこともあり、選手も苦労しただろうなぁ・・・。
そのこともあってか、マルヤスの守備がいい女川の得意としていたショートパスを封じており、女川は縦ポンパスを連発しないといけないほどでした。基本的に一進一退の様相を呈していましたが、守備を硬くしたマルヤスが押す展開になり、セットプレー(コーナーキックやフリーキック)を連発していたものの、ゴールに嫌われる有様。女川の選手(特にゴールキーパーの近嵐大地選手が奮闘)が粘ったのもあるけど、マルヤスの選手の精度の悪さにも助けられたのかな。
それでも38分にマルヤスが女川の守備をこじ開け、先制点。勝ちの無いチームに初勝利を与えようと奮闘します。

しかし、女川は54(後半9)分にヘディングシュートが決まり、最終的には引き分けとなりました。
女川は得意の攻撃を封じられたのも気になるけど、コーナーキックが全くないのも気になるねぇ・・・。異常なフリーキックの量でカバーする形なんだろうけど、サイドチェンジが上手くいっていないふうに見られないといいけど。



SHV39_2990負けなかったことでほっとしたのか、選手達には笑みがこぼれていました。



アマチュアリーグらしいエール交換も見られ、日本のサッカーの原点、Jリーグが忘れたものを天皇杯に次いで見た気がします。
また女川に関しては見てみたいなぁ。今年は苦しい1年になるだろうけど、何とか乗り越えてほしいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)