
ということで、JR名古屋高島屋で開催中の「ジミー大西画業30周年記念作品展POPOUT」に行ってきました。大雪の降ったあの日に行ってくるとはワイもトンチキだと思われるかもしれないけど、元々行く理由が名駅にあったから、せっかくと思い行ったのです。
しかも、テレビを見ていたらジミーちゃんがいきなり出てきて、何なんだと思ったら、この作品展の紹介だったというわけ。ほぼ張り付きで名古屋にいるらしい。

・・・いや、画伯なのに、ジミーちゃんとか言うのは甚だ失礼だとは思うけど、言っちゃうんだよねぇ(苦笑)。

なかなか感動的なメッセージが並んでいますけど、最後の「私も頑張ります。お前も頑張れよ」の〆が、いかにもジミーちゃんらしい(ニヤニヤ)。


実は、この作品展は写真撮影OKなんですね。唯一ダメだったのは、制作過程の映像のみ。ジミーちゃん太っ腹ですわ(笑)。
そんな作品の最初は、「野原」。
・・・とは言ってるけど、にぎやかな中にシマウマのシルエットが映えますね。

これは、作品に名前負けしない、にぎやかな絵ですね。ジミーちゃんの絵というのは、色使いが激しいんだけど、刺激的になり過ぎない配色がなされていると思うんですね。それでいて躍動的ですし。

・・・と言っておきながら、かみ殺されそうな勢いで相手をガブってるんですけど(ニヤニヤ)。

フラメンコを踊っているワンシーンを切り取ったかのような作品。これは確かスペインにいた時の絵の一つですね。

スペイン・バルセロナにあるランブラス通りの絵だそうですが、なぜそこに日本兵?

これはわかりやすい。サッカーのバルサの試合を観て描いたのでしょう。ボールが躍動的に見えますね。

一見すると何でEUかと思うのですけど、描かれている絵をよく見ると、エッフェル塔と凱旋門があることから、これはフランスに行った時の(情景を思い浮かべながら描いた)絵なんじゃないかなと思ってしまうんですね。

2000年代あたりから立体物の創作も手掛けるようになった初期の作品ですね。この作品は、箸置きにもなっているくらいですし、先程のプロフィール写真にも登場するくらい、ジミーちゃんのお気に入りなんでしょうね。

見ていて陽気になりそうな顔だと思ったのと同時に、ジミーちゃんのギャグの一つである「メキシコメキシコ!メキシコメキシコ!アミーゴ!」を思い出した(爆)。

絵で食っていくには苦しい時(2018年)の作品ですから、カンパを募ってでも・・・という思いがにじみ出ていますね。ホントにお金を入れたくなってきた(ニヤニヤ)。

そのトップバッターは、「世界情勢 | 日本」。
ウクライナ情勢もあってか、日本もやや暗色で描かれていますね。それだけ重苦しい雰囲気をまとっているのだと痛感させられる絵です。

銀座に降り立った時の衝撃を絵にしたそうですけど、きめ細やかな部分まで描かれていて、いかに銀座のインパクトが強かったのかがわかりますね。

さいたま市の浦和地区を描いたものになるのでしょうね。だから浦和レッズは出てくるけど、大宮アルディージャは出てこない(苦笑)。

これは名古屋のことを描いた絵ですね。この展示会の合間かその前に描いたものでしょう。いかにも・・・なベタな絵ですけど、すごくわかりやすくていいんじゃないのかね。いい絵だと思いますよ。

うれしかったですねぇ。家宝にします。
この作品展は、来年1月8日まで開催されます。既にほとんどの地域を回ってしまっていますが、まだ福岡と大阪での開催を控えております。福岡は来年4月から福岡三越で、6月には会場未定で大阪で行われます。
というよりも、三越伊勢丹グループでの開催ばかりの中で、名古屋だけ高島屋なんだ(汗)。いかに高島屋の力が強くなっているのかがわかる作品展ですわ・・・。<栄三越とかあるから、なおさらだよね。

