2011年05月12日

破格な乗り放題切符が起爆剤になるか

JR東日本は、JR東日本内の特急を含む在来線、新幹線、そして第3セクターで旧東北本線の一部だった青い森鉄道・IGRいわて銀河線と北越急行(ほくほく線)で利用できるフリーきっぷを発売すると発表しました。
東日本大震災の影響で、電車の利用者が減ったことが原因と思われ、少しでも業績を回復させたい点と電車を積極的に利用することで復興への足がかりにしてほしい、また消費の活性化を図りたいという理由もあるかと思います。


しかし、思い切ったことしてるなぁ・・・。
確かに一部時期には「青春18きっぷ」という1日普通電車(いわゆる指定席のない電車)が乗り放題の切符があるにはありますが、今回の切符は、普通電車・3セクはおろか新幹線も利用できる。ましてや指定席券のいる特急列車も新幹線の指定席も2回までなら利用可能(新幹線は「はやぶさ」も含む)というのですから、もうありがたやありがたや・・・としか言えませんよ。

ちなみに、東京から仙台に片道行くのにも1万以上かかる(指定席の場合)わけですから、いかにこの切符がすごいのかがわかるかもしれません。


利用可能期間は6/11~6/20と7/9~7/18の2回。既に前売り券が発売されています。ただし、利用する前日までに購入しないといけないので注意が必要です。価格は大人1万円、子供5000円。
この切符の購入可能場所は、JR東日本の主な駅のみどりの窓口・びゅうプラザ・提携販売センター・営業販売センター・主な旅行会社の窓口にて。
基本的にJR東日本エリア以外の地域(北海道・北陸・東海地方のほとんど・山梨県の一部・長野県南部・関西・中国・四国・九州)は一度旅行会社に問い合わせてみてもいいかもしれませんね。


これホントに使って行きたいわ。現地(ないしは東京)まで夜行バスで乗り込み、現地から東京(東京-現地-東京)までフリーきっぷ使って、東京から夜行バスで帰っても十分元が取れると思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)TrackBack(0)