冬の新アニメ2025、23回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後に講談社のレーベルであるKラノベブックスで刊行している「Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。」です。
パッと見は、ハーレム作品になるのかなと思いますが、元いたパーティを離脱して、新しいパーティに入る(ないしは作る)のは、よくあるパターンですね。そんなよくあるパターンから脱却できるのかがポイントになると思います。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、超有名Aランクパーティーに在籍していた赤魔道士。しかしながら、彼は連れのよしみで『在籍させてもらっていた』状態で、報酬にも格差が付いていたし、彼自身もパーティーの中で唯一Bランクだった。それでも、Aランクの仲間達に負けないサポート(働きぶり)をしていたと自負しており、俺のおかげでパーティーは持っていたんだとタンカを切って辞めていった。
辞めて早々、パーティー探しをしていたところ、かつて教えていた子に出会う。彼がフリーになっていたことを知って、パーティーに入ってほしいとなり、駆け出しのパーティーの一員として再出発することになる。
というふう。
初回は、主人公が辞める動機と仲間を見付ける動機、そして彼が培ってきたものが披露されるんですけど、確かに飛びぬけているように思える。しかもそれがAランクパーティーにいた時と駆け出しのパーティーにいた時と遜色ないことを上手く見せているし、むしろ駆け出しのパーティーにとっては手に余るようなものなんじゃないかということまでわかる。単純にハーレムアニメだとかなろう系の系譜とは、ちょっとだけ一線を画すような作りになっていたなと思いましたね。少なくとも、「はいはい、なろうなろう」とはなっていなかったと思います。
今後は、なぜか配信という現代チックな事象ができるようになっているのですけど、たぶんそこからヒットして名前が売れていき、かつてのパーティーが嫉妬して云々・・・読めたぞ(ギャハ)。
・・・まぁ、そうならないかもしれないですけど、配信が一つのキーパーソン的な役割を果たしていくように思います。この子達、売れるぞ(ニヤニヤ)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
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