2025年04月19日

春の新アニメ2025 その23 忍者と殺し屋のふたりぐらし

春の新アニメ2025、最後になるであろう23回目はKADOKAWAの月刊マンガ雑誌であるコミック電撃だいおうじで連載中の「忍者と殺し屋のふたりぐらし」です。
作品としては、掲載雑誌からもわかるかもしれませんが、4コママンガなんですね。2人の女の子が織りなすコメディ作品なんでしょうけど、まだまだどうなっていくのか全く想像できない・・・(汗)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、成り行きで忍びの里から抜けてしまった抜け忍の女の子。これまで7回抜け出し、今回で8回目らしい(ただし、本人は知らないうちに抜けてしまっていると述べている)。
目的の街に着いたものの、何も食べていない彼女は、遂に行き倒れてしまう。その際、助けてくれたのが、女子高生・・・というのは表向きで、その実態は名うての殺し屋だった。
彼女は、そのことを追っ手を軽々と倒したことで知る。その時、彼女は自身の能力である『モノを葉っぱに変える能力』で答えたのであった。ここに奇妙なコンビが誕生したのだった。



というふう。


初回は、2人の実態がクローズアップされていました。殺し屋の方は、暗殺能力には長けているものの、その後の処理に手間取っているために、殺し屋ランキングなるものの順位が低い(第1話時点で210位)。一方で抜け忍の方は、戦闘能力はからっきしなものの、事後処理能力は高いし、殺し屋には全く無い家事全般は任せられるレベル。そして、双方に言えるのは、アホの子である(ギャハ)。
先程も書きましたけど、4コマ作品なので、テンポはかなりよく、それでいて面白いところは、しっかり押さえている血が見えてもシリアスに落とし込まないように配慮もされていて、見ていてすがすがしささえ感じたほどでした。ただ、重要そうな追っ手をいとも簡単に殺してしまって、何とももったいない(ニヤニヤ)。


今後は、奇妙なアホの子・・・あわわ、コンビの2人暮らしにクローズアップされていくのでしょう。同時に追っ手の存在や一緒に逃げてきた抜け忍のその後も語られるのでしょう。そちらの話もちょっとだけ期待したいですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む

Posted by alexey_calvanov at 21:35Comments(0)

2025年04月14日

春の新アニメ2025 その15 ざつ旅-That's Journey-

春の新アニメ2025、15回目はKADOKAWAの月刊マンガ雑誌である電撃マオウで連載中の「ざつ旅-That's Journey-」です。
今期の作品の中では、面白そうだなと思っています。いわゆる期待作という格好ですが、ホントに期待通りの作品になっているのか。そこだけが問題だ(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、マンガ家志望の女子大生漫画賞の新人賞を受賞し、意気揚々と編集部に作品を複数持ち込んだものの、全てボツと突き返されてしまう
意気消沈の中で、彼女は半ばヤケになって、面白半分にSNS上で旅に出ることを投稿し、どこに行けばいいかを閲覧者に集うこととした。それをとあるマンガ家さんが拾って拡散してしまったがために、引くに引けない数の返答が来てしまう。

しかし、旅に出たい気持ちは変わっていない。むしろ後押ししてもらう格好で、新人賞でもらった賞金と大学の単位数が足りていることで生まれた時間を元手に、ノープランな旅である『ざつ旅』を楽しむこととなったのだった。



というふう。


初回は、そのざつ旅で、福島県会津若松市周辺を回ることとなるのですけど、随所に旅先の魅力を感じられてよかったですね。あとはノープランなので、行き当たりばったりなんですけど、それだからできる旅のゆとりというのも感じられるので、旅のよさが伝わってきます。あと、主人公は鉄子だろ(ニヤニヤ)。
ただ私は、この手の旅ができないんですよね・・・。目的地を決めて、そこからベストの時間配分を時刻表から確認して、きちんとその通りに進められるスケジュールを組まないとダメな人間なんですよね・・・。ゆえに、この度の魅力を感じられる反面、家に帰れなかったらどうすんだよという不安にも駆られる人でもありました(苦笑)。まぁ、ワイの場合は、アウェイツーリズムという形で行く人間なので、余った時間でどこか行こうという流れですから(ニヤニヤ)。


今後も日本全国いろんなところを旅すると思います。一人だけの時もあれば、友人など複数人で向かうこともあるでしょう。既に1話では、何らかの形で絡むのではないかと思しき人達が登場しています。その人達との絡みで、相乗効果が生まれてくれると面白味も増すのかなと思いますね。個人的には好きな作品になりそうです。なお、ナレーションが任天堂のCMでお馴染みの人だったので、あんな『雑』なナレーションをするのは意外だった(爆)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

春の新アニメ2025 その14 ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる

春の新アニメ2025、14回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのカドコミ(旧ComicWalker)のレーベルであるFLOS COMICでコミカライズされている「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」です。
原作は小説ではあるものの、書籍化は諸事情でなされていないんですね。しかし、ゴリラと令嬢がかわいがられるというのが何とも噛み合わないし、想像も付かない。どんな作品になるんだろうか・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、16歳になると様々な動物神からの加護を受けることができるようになる世界に住む少し気弱な伯爵令嬢
寄宿学校入学と同時に、彼女も加護を受ける動物神を引くのだが、なぜかゴリラの加護を受けることとなってしまう。この加護のせいで、平穏な日常生活を送るという夢は、もろくも崩れ去り、逆に日常生活に支障をきたすものになってしまった。

しかし、この力を欲した王立騎士団からスカウトされることとなり、ますます望まない方向に進むものの、そこではイケメンがお出迎えしてくれて・・・。



というふう。


えー、初回を見たんですけど、何かあまりヤマを感じられないまま、流されるままに見てしまっていたせいもあるのか、面白味に欠ける展開のまま進んでいた気がします。よくある展開のように見えてしまっているのが、全くもって残念なのよね。違う違うそうじゃない・・・と思うのかもしれないですけど、ホントに面白味がわからない作品でした。


今後は、イケメン達が絡んでくると思うんですけど、女子向けとも言えないし、男子向けとも言い難いこの作品をどう調理していくのだろうか・・・


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2025年04月12日

春の新アニメ2025 その11 男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)

春の新アニメ2025、11回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫で連載中のライトノベルが原作の「男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)」です。
まさかの反語タイトル(笑)。しかし、永遠のテーマでもある男女間で友情が成立するのかという疑問に真剣に答えた作品なんだろうなぁ・・・とタイトルから察せるのかなと。だから反語なんだな(ニヤニヤ)。だいたい異性間の友情なんてな(以下略)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、とある田舎の学校に通う男の子。手先が器用なことから、将来はフラワーアクセサリーの店を開きたいと思っている。そんな彼には、腐れ縁とも言える女の子がいた。彼女は、主人公のアクセサリーを作る時の目が好きなだけで、恋愛感情は一切無い。ゆえに、彼女は主人公に対し、永遠の友情を誓ったのだった。それでも、30歳になっても主人公に彼女ができなければ、私でもいいよねとカマを掛けてもいたのだった。


その日から2年が経ち、彼のアクセサリーはそれとなく知られるようになっていくのだが、ある日、昔彼の作ったアクセサリーの修繕を頼まれることになる。その相手が主人公の初恋相手だったことで・・・。



というふう。


初回は、主人公とヒロインの奇妙な関係がメインで描かれていたのですけど、ヒロインの闊達な性格の影響か、非常に流れのいいものとなっていました。その流れに不穏なものにさせる初恋の女の子の登場で、友情関係だけに留めていたはずの彼女に特別な感情が流れ入るようになって、嫉妬心が生まれそうな感じになっていく雰囲気が漂い始めて、奇妙な関係が奇妙な三角関係になっていくのかなというのが理解できましたよ。
今後は、ヒロイン2人が主人公に対してどうアプローチを掛けていくのか、男女の友情は本当に成立せずに、恋愛感情へと昇華されてしまうのかが焦点になりそうです。話の流れとして面白かったので、今後もその流れを気にして見ていきましょうかねぇ。

ちなみに、作品の舞台ですけれども、南日本酪農協同の商品が出てきたこととテレビ宮崎での放送がある点から、宮崎県を舞台にしてるんじゃないかと思いますね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 20:42Comments(0)

2025年04月03日

春の新アニメ2025 その2 ユア・フォルマ

春の新アニメ2025、2回目は電撃小説大賞で大賞を受賞し、KADOKAWAの電撃文庫で刊行されているライトノベルが原作の「ユア・フォルマ」です。
こちらは、初めて設置された「IMAnimation W」で放送されることになった番組ですね。この枠は、ABCテレビ(朝日放送)のみ「ナイト in ナイト」の影響で遅くなる以外は全て23時45分からの放送となるようです。現状BSでの放送もテレビ朝日系のBS朝日になるので、この枠はテレビ朝日系列で固めるのかなと思っておりますが、はてさて。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


1992年に発生した大規模なパンデミック。その治療に役立った医療技術が、今や日常地欠かせない脳侵襲型情報端末へと進化していった。そのことで、日常のあらゆるものが記録されるようになっていく中、重大犯罪事件の捜査は、記憶の集合体にダイブできる特別捜査官の仕事になっていった。

主人公は、史上最年少でその捜査官に着任した少女。そんな彼女にあてがわれた相棒は、人型ロボットだった・・・。



というふう。


作品を見て一番に思ったのが、「攻殻機動隊」の姉妹編として作られた「RD 潜脳調査室」みたいだなぁと思えた点で、この作品も、人の深層にダイブして探るところがあり、その部分が非常に似ていると思うんですよ。そっくりではないけど、ルックライクなところまで来ている作品だと思いましたね。
そう思うと、この作品を面白く思えるか、似てるなぁと思って怪訝になるかのどちらかだと思います。話の流れとしては悪くないし、人とアニクスと呼ばれるロボット(アンドロイド)の関係性もわかりやすい主人公が抱くアニクスへの想いというのもわかるし、人では彼女のバディとしては重荷どころか死人が出かねないところまで描いていた。しかし、キーポイントになるはずのダイブというのが、過去にあった作品に似ているのが妙に引っ掛かるこの部分で差別化(オリジナリティ)が図れないと、ルックライクな作品を引きずってしまうことになりかねない。そこで差別化が図れないなら、人間ドラマで差別化を図るとなるかもしれないけど、それでも払しょくできるかどうか・・・。話は面白そうなのに、何かもったいない感じ。


放送局・放送時間の紹介は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2025年04月02日

春の新アニメ2025 その1 ある魔女が死ぬまで

春の新アニメが始まりました。今期は全国ネットの新枠が設置されるなど大きな動きが見られます。これまでBSが強かったのですが、地上波の逆襲となるのでしょうか。ただ個人的には、地上波には特番などで定時性に欠ける部分が強いため、BSの方が見やすいと思うんですけどね・・・。
さて、今回記念する1回目は、KADOKAWAが運営する投稿小説サイトである「カクヨム」が原作で、後に同社が主催する電撃の新文庫のコンテストで大賞を受賞し、同レーベルから刊行された「ある魔女が死ぬまで」です。最近になって、CMが打たれていたので、どんな作品なのかは気になっていたんですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、17歳の誕生日を迎えたばかりの少女で、七賢人と呼ばれる師匠の下で厳しい修業を積んで、街の人達から有名になるほどの魔法使いになった。
その17歳の誕生日を迎えた日に、師匠に祝福の言葉の代わりにもらった一言が、「お前は1年後に死ぬよ」というものだった。彼女には18歳を迎えた途端に急速な老化を起こす呪いが掛けられており、少なくとも1ヶ月以内に死んでしまうのだという。それを回避するためには、手にした者に不死をもたらす「命の種」を生み出すこと。それには人々のうれし涙が必要になる。しかも1000人分だ。

1年で1000人分のうれし涙を集めなければならないという無茶をこなさなければならない中で、彼女は様々な出会いを繰り広げることとなる。



というふう。


初回は、主人公が唐突に死ぬことを告げられて、何かの冗談だろと師匠にツッコミを入れるも、マジだよという趣旨の文言を師匠に突き付けられ、途方に暮れるという流れでしたね(笑)。流れ的にはコメディチックでも、内容は結構ハードでシリアス重い内容なのに、ここまでカラッとしたものにするとは、なかなかやるわ。
そんな初回では、ミッションであるうれし涙集めも展開されており、こちらは切ない雰囲気を漂わせながらも、最後はすっきりとして爽快な仕上がりになっていました。お涙頂戴とも言えますが(苦笑)。それでいて、師匠から混ざり気があるというダメ出しを食らうというオチ付き(爆)。ただ、こうやって集めるんだねという流れはわかったのは収穫ですね。これはホントに難儀しそうだというのもわかるいい展開です。しかも夏休み最終日まで宿題を放っておくような女の子にやらせようだなんて(ギャハ)。
総じて、非常によくできた作品で、掴みもOKここで出オチさえならなければ、かなりいいクオリティの作品として、今期トップクラスになってくれると思います。それだけいいですよ。オススメです。


放送局。放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2025年01月14日

冬の新アニメ2025 その19 異修羅(第2期)

冬の新アニメ2025、19回目は、投稿小説サイトである「小説家になろう」と同じく投稿小説サイトでKADOKAWAが運営する「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルである電撃の新文芸で刊行されている「異修羅」の第2期です。
前期に関して言えば、わけのわからないまま先に話が進んでしまい、今に至るということとなり、今期に関しても、正直状況のわからないまま見ていくことになるかもしれません正直切ってもいいと思ったんですけど、乗ってしまった船なので、見ていくことになるわけです(苦笑)。


あらすじは続きモノなので無し。新興国と覇権国家との全面戦争の結果が凄惨なものとなりながらも、まだまだいさかいが起こっているあたりから始まります。


・・・相変わらず難解というのか、話の筋がよくわからない1話1話がバラバラになっているかのようなオムニバスチックな作りになっているため、本当に困る下手すると1話を見逃すと、話の筋がわからなくなるんじゃないかと不安になってきます。見逃していない人間がそう言うのですから・・・。


これは1期を見ていた人も辛い。正直配信でゆっくり見て、やっと評価できるかなという作品です。何でこの作品が2期までで来たのか不思議です。恐らく2期までがセットで放送されるという契約になっているんでしょうね。じゃなきゃここまでやれない。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2025年01月12日

冬の新アニメ2025 その16 マジック・メイカー 〜異世界魔法の作り方〜

冬の新アニメ2025、16回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックスで連載中の「マジック・メイカー 〜異世界魔法の作り方〜」です。
こちらの作品も、なろう系なんですね。『異世界魔法の作り方』とあるので、恐らく異世界でも魔法の概念が無いということなんでしょう。つまり、イチから作り上げるということなので、どんな展開になるのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ある国の片田舎に住む普段は大人しい男の子で、彼を慕う剣術の稽古が好きな活発な姉がいた。
主人公が3歳になったある日、彼が突然魔法というものが無いかと両親に聞き出す。しかし父親は、そんなものは聞いたことが無いし、何も無いところから火・水・風・土を作る現象なんてものは無いと言って、彼をおかしな目で見るくらい。父はそれなりに教養を持っている人だったので、なおさらおかしいことを言うのだと思ったのだろう。

目に見えて落ち込んでしまった彼ではあるが、湖で見た不思議な現象を見て・・・。



というふう。


初回は、主人公姉弟の人となりがわかる点と2人にとっては幼馴染みになる女性の3人の絡みが見られました。2人の行動を把握しているからか、幼馴染みは至って冷静でしたね(苦笑)。
魔法なんてものはなかったと思われた中で、湖の不思議な現象を解明した結果、魚の求愛行動から発するものが、もしかしたら魔法があるかどうかを見極めるものじゃないのかと主人公は思ったんでしょうね。そして、条件を満たせば、人間でも発光することを発見して、主人公は大喜び・・・なんですけど、恋愛感情で発光する条件を姉弟に適用するとは何ということだ(爆)!これはある意味切り込んでいますなぁ・・・。ガチンコの姉弟だなんて、薄い(以下自主規制)。

そして最終盤で、どうやら主人公が転生者らしいことをほのめかすあたり、今までのなろう系とは違う入り方をしています。今後は主人公が何者で、なぜ魔法にこだわるのかが明かされていくんじゃないかなと思います。で、禁断の姉弟愛は進展するんですかねぇ(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 20:11Comments(0)

2025年01月10日

冬の新アニメ2025 その12 Unnamed Memory(第2期)

冬の新アニメ2025、12回目は、元々個人サイトの中で掲載され、そこから投稿小説サイトの「小説家になろう」へ移行し、さらにKADOKAWAの電撃の新文芸で商業化された「Unnamed Memory」の第2期です。
この作品は、知らない間に2人の関係が縮まったかと思ったら、また元通りの関係になってしまったりと話の筋がわかりにくい部分があるんですよね・・・。今回は、そんな取っ散らかった展開の続きになるのですけど、どう収束させていくのかしら。


あらすじは続きモノなので無し。呪いの解呪を果たし、400年の因縁も乗り越えたものの、時を越える魔法球が作動し、再び400年前に飛ばされた主人公が、ヒロインを救ったことで歴史改変が起こってしまい、今までの歴史が消滅し、ヒロインが主人公との再会を夢見て永い眠りに付いた世界が動き出すところ(彼女が眠りに付いてから400年後)から始まります


正直なところ、これは第1期をしっかり見ていないとわからない部分が多過ぎるいきなり第2期の本題が始まってしまったので、相変わらず、わけのわからないまま話が進んでしまっているんですよね。これは第1期を見ていない人には不親切だし、第1期を見ていても、あらすじを思い出せずに見てしまった人にも不親切
約1年の空きゆえに、そこまでやらなくとも・・・と思えたんでしょうけど、やはり数分レベルでいいので、これまでのあらすじをやってくれないと困っちゃうなぁ・・・。
話としては悪くないんですけど、もう少し視聴者への配慮が欲しいと思いました。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)

2025年01月06日

冬の新アニメ2025 その6 ニートくノ一となぜか同棲はじめました

冬の新アニメ2025、6回目は電子コミック配信代行を行っているナンバーナインで配信されている「ニートくノ一となぜか同棲はじめました」です。紙媒体ではKADOKAWAと連携しているようです。
こちらもCMでよく流れていた作品ですね。コミカルな展開を見せていたので、ほぼ間違いなくギャグかコメディ当たりのジャンルでしょう(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく平凡なサラリーマンではあるが、先祖は妖魔に対抗してきた武家。しかしながら、自身にはその能力はないため、妖魔に狙われやすい体質だけが残ってしまった


ある日、工事現場を通りかかった際、妖魔の仕業で鉄骨の下敷きにならんとしていた時、一人の少女に助けられる彼女は次期頭領候補と目されるほど腕の立つくノ一だったが、その実は家でぐうたら三昧をしたいと思っているニートだった。



というふう。


実際、くノ一であるヒロインは、かなり腕の立つ人で、1話の中で2度妖魔と戦うのですが、瞬殺しているんですね。<15分しかないからじゃないの(ニヤニヤ)?
・・・そこは言わない(汗)。

で、この回はヒロインにやや重点を置かれているようで、先程書いたようにくノ一としての腕が立つ部分と普段の自堕落な生活をものの見事なくらいなコントラストを出して、キャラの立ち位置をわかりやすくしているんですね。ジャージ・メガネ・ゲーム三昧でぐうたらって、もうステロタイプ(モノラル視点)で描かれた自堕落生活やんけ!
えー、なぜこのような生活を送る人間を私はニートと言わないかというと、ニートは自堕落な生活をしていながら働かない(就労しない)人間を指すんですね。彼女は、主人公を警護するというお仕事は全うしている(あまりやりたくはないが(苦笑))ので、ニートではないんです。ぶっちゃけヒモという表現が正しいのかねぇ・・・。ただ、ヒモもニートに類似した意味の言葉ですから、これも違うのかなぁ・・・。

なお、主人公に関しては、ネガティブ思考と料理上手な部分が特徴で、実はゲームも上手いので、彼女はプライドをズタズタにされているというオチで1話が終わったような気がします(苦笑)。


と、このようにテンポがよく面白いんですけど、赤字の指摘通り、15分なんですよね。正直この作品は30分で見たい作品で、前後半の2話構成で見せてほしいとも。この作品なら、イケると確信してます。この面白さを維持できれば。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2024年10月23日

秋の新アニメ2024 その21 魔王2099

秋の新アニメ2024、21回目はKADOKAWAの富士見ファンタジア文庫で連載されているライトノベルが原作の「魔王2099」です。
キービジュアルから見ると、魔王が近未来の世界で何かをやっていくように感じられますけど、あくまで平和そうな近未来の世界なので、混沌とさせてどうこうとかじゃないのかなと。さぁ、どう出るのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、かつて魔王と呼ばれた存在で、勇者との戦いに敗れたものの、転生魔法により500年後の世界で復活を遂げた

再び力による支配を目論んでいたところ、部下の一人から意外なものを見せられる。街は大きく変わり、近代的な建物が建ち、昼夜関係なく明るくなっていたのだ。そして、もう一人のかつての部下に裏切られ、打ちのめされてしまう



というふう。


初回は、近未来の新宿が描かれていましたけど、かなりサイバーパンクな感じになっていたので、こりゃ魔王は面食らっただろうなぁと(苦笑)。その後、魔王のそばに就く部下・裏切り者の部下とその秘書から現代の世界の説明があったんですけど、どうも裏切り者の部下が、これだけ近代化を施したようで、何かしらの目的がある様子。今後、そのあたりが明らかになっていくんでしょうね。
そして、仲間になっていくであろうハッキングの名人が、今後の魔王の右腕として活躍しそうです。ひょうひょうとしているけど、腕は確かなようですな。


ちょっと登場人物と説明部分が多かった気もしないでもないけど、この世界観を掴んでおかないと、わかりくくなるから、必要な回だったとも。話としては面白そうですから、今後も注視していきたいと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2024年10月21日

秋の新アニメ2024 その19 やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

秋の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAの角川ビーンズ文庫で刊行されている「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」です。
こちらは、タイトルから見て、一度詰んでしまった人生をやり直すというパターンの作品のようです。この手の作品も増えていますね。この手の作品は、どうオリジナリティを出すかが課題になるでしょうなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、16歳ながらも数々の功績を上げていた騎士でもあった女子。しかし、何の咎もないにもかかわらず、婚約者の王太子に死刑を命じられる。理由は、王太子とその妹との禁断の恋を見てしまったがため。彼女は、その禁断の恋を隠すために王太子に利用されていただけだったのだ。


最後の抵抗とばかりに、脱獄を図るものの、結果的に処刑される。あの時、王太子と求婚しなければ・・・と最期に思いながら、目覚めたのは、何と6年前、王太子に求婚された日の夜だった。彼女は、王太子の求婚を断るために、そばにいた男と求婚をしたをウソを付くのだが、その相手は、前世で暴虐の限りを尽くした隣国の皇帝だった・・・。



というふう。


初回は、主人公と王太子、そして隣国の皇帝の関係が中心になって描かれていました。ただ、少しだけ前世のパートを引っ張り過ぎていなかったかなと思っています。それでも、Aパート丸々使って・・・というふうならば、妥当ではあるのでしょうけど、やっぱり間延びしてたかなぁ。
じゃあ、面白くないのかというと、そうではなく、暴虐の限りを尽くしているはずの隣国の皇帝が、実はかなりひょうきんな人なんじゃないかと思わせる部分を見せていたんですね。もちろん、暴虐の限りを尽くす部分も垣間見えていましたけど、どちらかというとコミカルでかわいい人間だったように感じ取れました。恐らく、一緒にいた竜神のせい・・・だと思いたい(ニヤニヤ)。


今後は、当初のイメージとは全く逆な主人公と隣国の皇帝との関係が、本当に婚約者の関係になっていくのかがポイントになるでしょう。まだまだ前途多難な部分も見えている(自国の動向も気になるし、彼の国の内情も気になる)ので、どう一緒に乗り越えていくのか楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2024年10月10日

秋の新アニメ2024 その8 ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ

秋の新アニメ2024、8回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫から刊行されているライトノベルが原作の「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の第2期です。
剣と魔法ではなく、銃とナイフの現代的な世界を舞台に繰り広げられるオンラインゲームを描いたものですが、「ソードアート・オンライン」とは違い、殺伐とした雰囲気はあまり無く、ヒリヒリとしたものはあるものの、概ね後味は爽やかな仕上がりになっている作品でしたね。違う作者さんが描いたものなので、そう感じるのでしょうけど、ちゃんと世界観は維持しているのだから、すごいと思いますよ。


あらすじは続きモノなので無し。第3回のサバイバル戦が開催されることが決まり、過去に戦った仲間と共に出場を決めるところから始まります。


今回は、なかなかコメディタッチな描かれ方をしているように思いました(ニヤニヤ)。あまり登場人物の詳細な紹介が無かったのは残念ですけど、人となりはわかるかなというレベルでは描かれていたので、過去に作品を見た人なら何とかなるのかなと。
初回、いきなり銃撃シーンで始まるので、度肝は抜かれたものの、まぁこの作品らしいよね・・・と思いつつ、主人公へのイジリがそれか、と苦笑いしてしまいましたよ。今期も彼女は哀れな展開にならないといいのだがと思ってなりません(爆)。そして、主人公の仲間の一人で、リアルでは人気歌手のあの子は、相変わらず人でなし(爆)。この凸凹感がいいんですよ(ニヤニヤ)。

今後、冒頭にあった銃撃シーンから、かなり狙われている状況になるんだろうと。まぁ、優勝候補ともてはやされているチーム、しかも前回の2位と3位が合同するとなれば、注目度は上がってしまうでしょうから、狙われやすくもなるんでしょう。そこを何とか切り抜け、特別ルールと称す謎の展開をどう乗り越えるのかが楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2024年10月09日

秋の新アニメ2024 その7 歴史に残る悪女になるぞ

秋の新アニメ2024、7回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載され、後にKADOKAWAのビーズログ文庫で連載している「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」が原作の「歴史に残る悪女になるぞ」です。
いわゆる悪役令嬢モノと言われる、なろう系の一大要素の一つですね。最近は、この手の作品も増えてきて、どうやって他にないオリジナリティを発揮するかを見せるのに躍起になっているとも。今作もそうなるんじゃないかと思うのですが、はてさて。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ある乙女ゲームに出てくる悪役令嬢が好きな女性。ヒロインよりも物怖じしない、言いたいことをはっきりと言う彼女の姿を自分の理想の姿と思うようになった。

すると、ある日彼女は、そのゲームの世界の悪役令嬢に転生したのだった。子供時代の彼女に転生した主人公は、早速理想の悪女になるために、行動を開始するのだが・・・。



というふう。


初回は、転生した主人公のアクティブな部分は垣間見えたし、ヒーロー候補や国の内情も垣間見えたものの、30分に詰め込むには、あまりに情報量が多いんじゃないのかなと。ともすれば、贅沢かもしれないけど、2話くらいに分けてやってもいい中身だったとも思えてなりません。こうしないと1クールを進められないのなら、仕方ないものの、もったいないよねぇ・・・。


次回以降も詰め込みで行かれると話が見えにくくなるし、逆に余りある展開だと、何で初回だけ詰め込んだんだという疑問も出かねない。そこら辺を気を付けて見ていこうと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)

2024年10月03日

秋の新アニメ2024 その3 Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

秋の新アニメ2024、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルである「Re:ゼロから始める異世界生活」の第3期「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」です。
今期は全8話と短い放送になりながらも、第1話(通算では第51話)は劇場で先行公開されることとなりました。「ダンジョン飯」でも行われた、この方式。「ダンジョン飯」で上手く行ったから、味を占めたかな・・・とか嫌な言い方をしてしまいますけど、元々この作品は実力もあるし、皆早くみたいだろうから、こうなったんだと思っています。


あらすじは続きモノなので無し。聖域の開放から1年経ち、1枚の招待状が来たことで、物語が大きく動き出すところから始まります。


さて、先程も書いた通り、劇場公開版を90分流すという方式を採ったのですけど、すごくよくできた作品になっていました。
放送内でバッキバキに伏線が張られており、どうしても3期までやると散在しがちなキャラ紹介や特徴をわかりやすく見せていましたね。

伏線に関して言えば、例えば、歌姫が歌っている途中で、主人公が茶々を入れたことで、街の人の怒りを買い、フルボッコにされるのですが、その時に「1年ぶりに死の覚悟をした」というセリフを吐くんです。もちろん、主人公の特殊能力「死に戻り」を意識させるだけでなく、終盤のあのシーンへのフラグになってるんですよねぇ。
そして、魔女教の話が出てきた時点で、大きなフラグだったんだなと、終盤のあのシーンで、やはり思わされるわけです。全てが集約されて、あのシーンになるのなら、かなり完成度の高い見せ方です。

キャラに関しての紹介も、個別にキャラの時間を作って、こんなこと喋ってたんだとか、こんな態度取ってたよね・・・とかがよくわかったシーンがいくつもありました。あとは今回見せた新しい魅力的なシーンも印象的でしたね。浴衣は反則だろう(ニヤニヤ)。

終盤のあのシーンは、皆魅了されてしまって、正常な判断ができなくなっているんですね・・・。一番おかしいと言いそうな主人公が何も言わない時点で、おかしいと思ってたら案の定だもの。この知らないうちにやって来る狂気という見せ方も相変わらず上手いですわ。


普段、シリーズものに関しては、あまり高い評価を下さない私でも、今回のデキのよさを見てしまうと、高く評価しないといけないと思ってしまいますわい。次回以降のハードルは上がりますけど、過去のデキも知っているので、大丈夫でしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2024年07月19日

夏の新アニメ2024 その28 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

夏の新アニメ2024、最後になるであろう28回目は、KADOKAWAのレーベルであるMF文庫Jで刊行されているライトノベルが原作の「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」です。
こちらは、原作が終了しており、全9巻からなっています。ということは、もしかすると1クールで全てを語れるかもしれないし、分割2クールとかでやるかもしれない。いずれにしても原作の幅が決まっているのは、やりやすいことこの上ないですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


地上の覇権を狙う五種族(人類・悪魔族・蛮神族・聖霊族・幻獣族)の大戦が人類の勝利で終わった世界で、主人公は人類の庇護を目的とした部署に勤めていた

しかしある時、彼の目の前で、その世界が上書きされてしまい、対戦が終わらない中で人類が敗北し、他種族が支配する世界になっており、しかも主人公のことを人類は誰も知らなかった
そんな中で、彼は神秘的な少女と出会うのだが・・・。



というふう。


世界観としては現代的な部分と近未来的なファンタジーチックな部分が合わさったものになっていて、よくある世界なんですけど、それがディストピア的な世界観に一変するんですよね・・・。同時に主人公を取り巻く環境も変わっており、主人公の同期は、2年後には一般人になる、恐らく徴兵制度でやって来た仲間で、幼馴染みと思われる女性が、幹部候補生になっても主人公と共に過ごす可能性が高いというふうだったのが、仲間は立派な傭兵になり、幼馴染みは司令官の立ち位置で、しかも男装しているという変わりよう。そして、平和な世界だったのが、悪魔はびこる世界になってしまったというふうにもなっています。

ちなみに、冒頭は結構インパクトのあるシーンでしたね。エンディングに繋がるシーンにもなるんですけど、天使と悪魔の格好をないまぜにした謎の女性で、これが世界を変えるかもしれないという女性にもなるんだろうなぁ。そして、主人公は、預言者の剣を見付けたことで、もしかすると、預言者になってしまうんじゃないのとかいうオチも見えた(爆)。上書きされた世界は、もしかすると預言者の出てくるシーンに繋がって、主人公のいた世界は、主人公がいなくなった未来の世界になる可能性もはらんでるんだろうなぁ・・・。


色々書きましたけど、修正して元の世界に戻るのか、平和にはできるけど元の世界に戻らずに進んでいくかで、物語の評価が分かれるかもしれないですね・・・。戻らなくとも主人公が幸せなら、それでいいと思いますけど、いかがでしょうか。ただ、話の筋は面白かったです。今後期待して見ていきます。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2024年07月17日

夏の新アニメ2024 その23 恋は双子で割り切れない

夏の新アニメ2024、23回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫で刊行されているライトノベルが原作の「恋は双子で割り切れない」です。
この作品もCMで割とやっていたように思うので、ご存じの方も多いのではないかと。双子(二卵性双生児)の女の子が一人の男の子を巡って色々想いを寄せる話だったと思いますが、実際今回初めて見るので、楽しみですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は博識だけど運動はからっきしな男の子。彼の家の隣に双子の姉妹が引っ越してきたことで、彼と双子の姉妹の奇妙な関係が始まった。
姉の方は、運動神経抜群で活発な子。一方で妹の方は、勉強はできるけど、ひねくれものでどこか近寄りがたい子。しかし、どちらも彼のことは出会った頃から好きだった。その想いを何年も募らせていた。


中学3年のある時、その状況に焦燥感を抱いた姉が、堪え切れなくなり、彼にお試しと称して告白することに。その話を聞いた妹は、姉に祝福を送ったものの、本音は先を越されてしまったために、その想いを引っ込めようとさえ思ったほどの衝撃だった。ところが、1年を経とうとした時、姉は彼に別れ話を切り出してしまう不可解な行動に納得がいかないのは、彼だけでなく妹ももたげてくることに。以降複雑な関係ともこじれた関係とも言えぬ何とも言えない状況に陥る。



というふう。


初回は、双子の主人公への想いと距離感を表していたんですけど、そのコントラストが見事に出ていましたね。Aパートはアクティブで主人公へも積極的だったものの、Aパート最後のあたりで何故か冷めてしまうドライな部分が見えて、そりゃ主人公動揺するわなぁ・・・と思いましたね。悪く言えば、弄(もてあそ)んでいるようにも(苦笑)。
Bパートは妹の主人公へ募る思いが結構あるんだなと匂わせる部分が出ていたにもかかわらず、お姉ちゃんの方がお似合いなんだと思って、自身の主人公への想いをバッサリと切ってしまうんですね。もちろん、バッサリと切ったのは表向きそうすればするほど、心の中のモヤモヤが残ってフラストレーションのようになってるんじゃないかと思えてならないようにも。言動ははっきりしているのに、主人公への想いは真逆なので、余計に目立ちます(笑)。


今後は、元カレになる主人公にどういった距離感で姉は迫っていくのか、付かず離れずになるのか、ヨリを戻そうとするのか。一方で妹は、自身の想いに嘘を付かずに爆発させることができるのか。あるいは、その思いをウソだと思って蓋をし続けるのか彼女達の性格と主人公の選択がポイントになってくるのかなと思うと、これ結構こじれるんじゃないのか(ニヤニヤ)。主人公が、某作品に出てくるクズ主人公にならないことを切に願わん(ギャハ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)

2024年07月16日

夏の新アニメ2024 その22 キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SeasonⅡ

夏の新アニメ2024、22回目はKADOKAWAのレーベルである富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベルが原作の「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」の第2期になります。
第1期は2020年の秋とコロナ禍での放送だったんですね。あの時は結構面白い作品だなと思ったんですけど、徐々にメッキが剥がれた感じに終わっていったように思っています。序盤は面白かったんだけどね・・・。ゆえに2期の放送が決まっても、すごく楽しみというふうでもないんですよ。むしろ、4年も待つことになったけど、大丈夫かいとさえ思っています。


あらすじは続きモノなので無し。帝国と皇庁の二大大国で渦巻く野望と陰謀を阻止し、その戦いの後で得た休暇を楽しむところから始まります。


4年も経っているのに、いきなり前触れも無しに展開されて、少々焦る(汗)というのも、BS以外で今回放送されているところでは、春アニメの時期に再放送が組まれていたんですね。だから導入が無くともイケると判断したんでしょうけど、正直4年も経ってたら、忘れていない方が不思議ですよ(苦笑)。
ということもあって、終始置いてけぼりになってしまい、楽しむとか作品の評価どころじゃないですわ・・・。もう一度見ようかと思いましたけど、話そのものも重ったるい部分が散見されたので、ここまで悪くなるのかとさえ思ったほどです。もう少し視聴者を大事にしてほしいなぁ・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2024年07月15日

夏の新アニメ2024 その19 VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

夏の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトの「ハーメルン」とKADOKAWAの運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルであるファンタジア文庫で連載している「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」です。
この作品も、元々は投稿小説から来ているんですね。てっきりライトノベル原作だと思っていましたよ。あと、この作品は、かなり前からCMで流れていたことでも知られており、泥酔VTuberの印象が強過ぎる(爆)。演じている佐倉綾音さんの本性じゃないかと心配になってくるほど(ギャハ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は清楚系お嬢様キャラというVTuberとして活躍しているものの、再生数に伸び悩んでおり、他の同期と離されている・収益化も叶わない状況だった。


ある日の配信終了後、切り忘れていたことを知らずに、酒を煽り、他の動画配信サイトを閲覧しながら下ネタ発言を連発。そして、そのまま寝てしまって朝まで配信されてしまい、事務所からの連絡で初めて気付いた時には時既に遅く、トレンド入りするまでに至っていた

しかし、事務所の人間は、むしろ好意的に受け取っており、実際にSNSを見ても批判的な意見は無いわけではないものの、概ね好意的に受け止められていたし、彼女自身の清楚系お嬢様キャラという位置付けには無理(ギャップ)があるとさえ思っていたので、今回の件は渡りに船だったのだ。
事務所的にも問題無いと判断されたこともあり、以降彼女は開き直って、酒を煽りながらありのままの姿を見せるという配信方針に切り替えていくことになる。



というふう。


あのCMを見てしまっているので、全く違和感がない(爆)。というより、CMの収録も切り忘れていた(という設定だった)んかい(汗)!


ということで、主人公自身のVTuberとしての今後を考えていた中で起こった事故だったので、自分自身を見つめ直すいい機会になったように感じられるシーンがいくつか見られました。それに同期の仲間も先輩もいい人達ばかりで、かなり恵まれているんじゃないのとか思えてうらやましいとも。普通は、少々ギスギスした部分が垣間見られるものなのにね・・・。
まぁ、はっちゃけたシーンがこの作品のポイントでもあるので、その点では彼女はとても清楚系お嬢様キャラでないわな(ニヤニヤ)。素の状態も恐らくこんなふうだと思うので、今後は素の状態で出てくることが多くなるんだろうな。というより、あのVTuber的な格好が普段着なんかいとツッコみたくなったのは、ワイだけではないはず(苦笑)。

ただ、気になるのは1話で全てをさらけ出してしまったのではないかという点まだまだネタはありそうですけど、インパクトという時点でこの回を越えるものは少ないと思われるので、出オチ感を出さないようにしていかないと、そのうち飽きられるんじゃないかと思っています。そのあたりが気掛かりですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 21:30Comments(0)

2024年07月13日

夏の新アニメ2024 その17 魔導具師ダリヤはうつむかない

夏の新アニメ2024、17回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックスで連載中の「魔導具師ダリヤはうつむかない」です。
恐らく、なろう系の作品だよね・・・で終わっているところ、作画を頼んでいる外注が中国の会社だったんですけど、その中国の会社がさらに外注で北朝鮮の会社に頼んでいたことが発覚し、それが北朝鮮の制裁逃れの一環になっているのではないかと言われて、一気に注目が集まってしまいましたね。結果的に、その部分は国内のスタジオで作り直すことになったとのことですけど、これが作品のクオリティや製作スケジュールに影響を与えないかと言われていますそれを払しょくできるのか、そこが今回のポイントになってしまったのは、この作品に関わる人達には、不本意なのかなと思うと、そこは残念でなりません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、会社の仕事で徹夜続きになり、雑然とした仕事場の中で最期を迎えた元OL。
やりたいことをやれなかった中で、彼女は魔法のある世界、中でも魔道具と呼ばれる魔石を動力源にして様々な効果を発揮する道具を作る家の娘に転生した。
優しい父の下で、彼女は魔道具師の才能を開花させていくのだが・・・。



というふう。


初回は、原作とは違い、彼女の幼少期を描いたものになっていました(原作は、彼女の婚約破棄の時点から描かれている)まだ幼い彼女ながら、ドライヤーのような魔道具を作り出したいと悪戦苦闘すると、家を燃やしかねない事態に陥ってしまったので、結果的にお父さんと一緒に徹夜して作り出すというふうになるという過程を描いていました。確かに、その頃から彼女は才能はあるんだなと思わせる反面、まだまだ回路の設計等では父親に敵わないのだなと見受けられる点も部分もありましたね。
Bパートの途中あたりから、大きくなった娘と父親とのシーンになり、料理が上手くなった主人公が、深酒をして帰ってきた父親を労わるあたり、何かしらのフラグなんじゃないかと思えてなりません(汗)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)