2024年10月03日

秋の新アニメ2024 その3 Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

秋の新アニメ2024、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルである「Re:ゼロから始める異世界生活」の第3期「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」です。
今期は全8話と短い放送になりながらも、第1話(通算では第51話)は劇場で先行公開されることとなりました。「ダンジョン飯」でも行われた、この方式。「ダンジョン飯」で上手く行ったから、味を占めたかな・・・とか嫌な言い方をしてしまいますけど、元々この作品は実力もあるし、皆早くみたいだろうから、こうなったんだと思っています。


あらすじは続きモノなので無し。聖域の開放から1年経ち、1枚の招待状が来たことで、物語が大きく動き出すところから始まります。


さて、先程も書いた通り、劇場公開版を90分流すという方式を採ったのですけど、すごくよくできた作品になっていました。
放送内でバッキバキに伏線が張られており、どうしても3期までやると散在しがちなキャラ紹介や特徴をわかりやすく見せていましたね。

伏線に関して言えば、例えば、歌姫が歌っている途中で、主人公が茶々を入れたことで、街の人の怒りを買い、フルボッコにされるのですが、その時に「1年ぶりに死の覚悟をした」というセリフを吐くんです。もちろん、主人公の特殊能力「死に戻り」を意識させるだけでなく、終盤のあのシーンへのフラグになってるんですよねぇ。
そして、魔女教の話が出てきた時点で、大きなフラグだったんだなと、終盤のあのシーンで、やはり思わされるわけです。全てが集約されて、あのシーンになるのなら、かなり完成度の高い見せ方です。

キャラに関しての紹介も、個別にキャラの時間を作って、こんなこと喋ってたんだとか、こんな態度取ってたよね・・・とかがよくわかったシーンがいくつもありました。あとは今回見せた新しい魅力的なシーンも印象的でしたね。浴衣は反則だろう(ニヤニヤ)。

終盤のあのシーンは、皆魅了されてしまって、正常な判断ができなくなっているんですね・・・。一番おかしいと言いそうな主人公が何も言わない時点で、おかしいと思ってたら案の定だもの。この知らないうちにやって来る狂気という見せ方も相変わらず上手いですわ。


普段、シリーズものに関しては、あまり高い評価を下さない私でも、今回のデキのよさを見てしまうと、高く評価しないといけないと思ってしまいますわい。次回以降のハードルは上がりますけど、過去のデキも知っているので、大丈夫でしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年07月19日

夏の新アニメ2024 その28 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

夏の新アニメ2024、最後になるであろう28回目は、KADOKAWAのレーベルであるMF文庫Jで刊行されているライトノベルが原作の「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」です。
こちらは、原作が終了しており、全9巻からなっています。ということは、もしかすると1クールで全てを語れるかもしれないし、分割2クールとかでやるかもしれない。いずれにしても原作の幅が決まっているのは、やりやすいことこの上ないですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


地上の覇権を狙う五種族(人類・悪魔族・蛮神族・聖霊族・幻獣族)の大戦が人類の勝利で終わった世界で、主人公は人類の庇護を目的とした部署に勤めていた

しかしある時、彼の目の前で、その世界が上書きされてしまい、対戦が終わらない中で人類が敗北し、他種族が支配する世界になっており、しかも主人公のことを人類は誰も知らなかった
そんな中で、彼は神秘的な少女と出会うのだが・・・。



というふう。


世界観としては現代的な部分と近未来的なファンタジーチックな部分が合わさったものになっていて、よくある世界なんですけど、それがディストピア的な世界観に一変するんですよね・・・。同時に主人公を取り巻く環境も変わっており、主人公の同期は、2年後には一般人になる、恐らく徴兵制度でやって来た仲間で、幼馴染みと思われる女性が、幹部候補生になっても主人公と共に過ごす可能性が高いというふうだったのが、仲間は立派な傭兵になり、幼馴染みは司令官の立ち位置で、しかも男装しているという変わりよう。そして、平和な世界だったのが、悪魔はびこる世界になってしまったというふうにもなっています。

ちなみに、冒頭は結構インパクトのあるシーンでしたね。エンディングに繋がるシーンにもなるんですけど、天使と悪魔の格好をないまぜにした謎の女性で、これが世界を変えるかもしれないという女性にもなるんだろうなぁ。そして、主人公は、預言者の剣を見付けたことで、もしかすると、預言者になってしまうんじゃないのとかいうオチも見えた(爆)。上書きされた世界は、もしかすると預言者の出てくるシーンに繋がって、主人公のいた世界は、主人公がいなくなった未来の世界になる可能性もはらんでるんだろうなぁ・・・。


色々書きましたけど、修正して元の世界に戻るのか、平和にはできるけど元の世界に戻らずに進んでいくかで、物語の評価が分かれるかもしれないですね・・・。戻らなくとも主人公が幸せなら、それでいいと思いますけど、いかがでしょうか。ただ、話の筋は面白かったです。今後期待して見ていきます。


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2024年07月17日

夏の新アニメ2024 その23 恋は双子で割り切れない

夏の新アニメ2024、23回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫で刊行されているライトノベルが原作の「恋は双子で割り切れない」です。
この作品もCMで割とやっていたように思うので、ご存じの方も多いのではないかと。双子(二卵性双生児)の女の子が一人の男の子を巡って色々想いを寄せる話だったと思いますが、実際今回初めて見るので、楽しみですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は博識だけど運動はからっきしな男の子。彼の家の隣に双子の姉妹が引っ越してきたことで、彼と双子の姉妹の奇妙な関係が始まった。
姉の方は、運動神経抜群で活発な子。一方で妹の方は、勉強はできるけど、ひねくれものでどこか近寄りがたい子。しかし、どちらも彼のことは出会った頃から好きだった。その想いを何年も募らせていた。


中学3年のある時、その状況に焦燥感を抱いた姉が、堪え切れなくなり、彼にお試しと称して告白することに。その話を聞いた妹は、姉に祝福を送ったものの、本音は先を越されてしまったために、その想いを引っ込めようとさえ思ったほどの衝撃だった。ところが、1年を経とうとした時、姉は彼に別れ話を切り出してしまう不可解な行動に納得がいかないのは、彼だけでなく妹ももたげてくることに。以降複雑な関係ともこじれた関係とも言えぬ何とも言えない状況に陥る。



というふう。


初回は、双子の主人公への想いと距離感を表していたんですけど、そのコントラストが見事に出ていましたね。Aパートはアクティブで主人公へも積極的だったものの、Aパート最後のあたりで何故か冷めてしまうドライな部分が見えて、そりゃ主人公動揺するわなぁ・・・と思いましたね。悪く言えば、弄(もてあそ)んでいるようにも(苦笑)。
Bパートは妹の主人公へ募る思いが結構あるんだなと匂わせる部分が出ていたにもかかわらず、お姉ちゃんの方がお似合いなんだと思って、自身の主人公への想いをバッサリと切ってしまうんですね。もちろん、バッサリと切ったのは表向きそうすればするほど、心の中のモヤモヤが残ってフラストレーションのようになってるんじゃないかと思えてならないようにも。言動ははっきりしているのに、主人公への想いは真逆なので、余計に目立ちます(笑)。


今後は、元カレになる主人公にどういった距離感で姉は迫っていくのか、付かず離れずになるのか、ヨリを戻そうとするのか。一方で妹は、自身の想いに嘘を付かずに爆発させることができるのか。あるいは、その思いをウソだと思って蓋をし続けるのか彼女達の性格と主人公の選択がポイントになってくるのかなと思うと、これ結構こじれるんじゃないのか(ニヤニヤ)。主人公が、某作品に出てくるクズ主人公にならないことを切に願わん(ギャハ)。


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2024年07月16日

夏の新アニメ2024 その22 キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SeasonⅡ

夏の新アニメ2024、22回目はKADOKAWAのレーベルである富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベルが原作の「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」の第2期になります。
第1期は2020年の秋とコロナ禍での放送だったんですね。あの時は結構面白い作品だなと思ったんですけど、徐々にメッキが剥がれた感じに終わっていったように思っています。序盤は面白かったんだけどね・・・。ゆえに2期の放送が決まっても、すごく楽しみというふうでもないんですよ。むしろ、4年も待つことになったけど、大丈夫かいとさえ思っています。


あらすじは続きモノなので無し。帝国と皇庁の二大大国で渦巻く野望と陰謀を阻止し、その戦いの後で得た休暇を楽しむところから始まります。


4年も経っているのに、いきなり前触れも無しに展開されて、少々焦る(汗)というのも、BS以外で今回放送されているところでは、春アニメの時期に再放送が組まれていたんですね。だから導入が無くともイケると判断したんでしょうけど、正直4年も経ってたら、忘れていない方が不思議ですよ(苦笑)。
ということもあって、終始置いてけぼりになってしまい、楽しむとか作品の評価どころじゃないですわ・・・。もう一度見ようかと思いましたけど、話そのものも重ったるい部分が散見されたので、ここまで悪くなるのかとさえ思ったほどです。もう少し視聴者を大事にしてほしいなぁ・・・。


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2024年07月15日

夏の新アニメ2024 その19 VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

夏の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトの「ハーメルン」とKADOKAWAの運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルであるファンタジア文庫で連載している「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」です。
この作品も、元々は投稿小説から来ているんですね。てっきりライトノベル原作だと思っていましたよ。あと、この作品は、かなり前からCMで流れていたことでも知られており、泥酔VTuberの印象が強過ぎる(爆)。演じている佐倉綾音さんの本性じゃないかと心配になってくるほど(ギャハ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は清楚系お嬢様キャラというVTuberとして活躍しているものの、再生数に伸び悩んでおり、他の同期と離されている・収益化も叶わない状況だった。


ある日の配信終了後、切り忘れていたことを知らずに、酒を煽り、他の動画配信サイトを閲覧しながら下ネタ発言を連発。そして、そのまま寝てしまって朝まで配信されてしまい、事務所からの連絡で初めて気付いた時には時既に遅く、トレンド入りするまでに至っていた

しかし、事務所の人間は、むしろ好意的に受け取っており、実際にSNSを見ても批判的な意見は無いわけではないものの、概ね好意的に受け止められていたし、彼女自身の清楚系お嬢様キャラという位置付けには無理(ギャップ)があるとさえ思っていたので、今回の件は渡りに船だったのだ。
事務所的にも問題無いと判断されたこともあり、以降彼女は開き直って、酒を煽りながらありのままの姿を見せるという配信方針に切り替えていくことになる。



というふう。


あのCMを見てしまっているので、全く違和感がない(爆)。というより、CMの収録も切り忘れていた(という設定だった)んかい(汗)!


ということで、主人公自身のVTuberとしての今後を考えていた中で起こった事故だったので、自分自身を見つめ直すいい機会になったように感じられるシーンがいくつか見られました。それに同期の仲間も先輩もいい人達ばかりで、かなり恵まれているんじゃないのとか思えてうらやましいとも。普通は、少々ギスギスした部分が垣間見られるものなのにね・・・。
まぁ、はっちゃけたシーンがこの作品のポイントでもあるので、その点では彼女はとても清楚系お嬢様キャラでないわな(ニヤニヤ)。素の状態も恐らくこんなふうだと思うので、今後は素の状態で出てくることが多くなるんだろうな。というより、あのVTuber的な格好が普段着なんかいとツッコみたくなったのは、ワイだけではないはず(苦笑)。

ただ、気になるのは1話で全てをさらけ出してしまったのではないかという点まだまだネタはありそうですけど、インパクトという時点でこの回を越えるものは少ないと思われるので、出オチ感を出さないようにしていかないと、そのうち飽きられるんじゃないかと思っています。そのあたりが気掛かりですね。


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2024年07月13日

夏の新アニメ2024 その17 魔導具師ダリヤはうつむかない

夏の新アニメ2024、17回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックスで連載中の「魔導具師ダリヤはうつむかない」です。
恐らく、なろう系の作品だよね・・・で終わっているところ、作画を頼んでいる外注が中国の会社だったんですけど、その中国の会社がさらに外注で北朝鮮の会社に頼んでいたことが発覚し、それが北朝鮮の制裁逃れの一環になっているのではないかと言われて、一気に注目が集まってしまいましたね。結果的に、その部分は国内のスタジオで作り直すことになったとのことですけど、これが作品のクオリティや製作スケジュールに影響を与えないかと言われていますそれを払しょくできるのか、そこが今回のポイントになってしまったのは、この作品に関わる人達には、不本意なのかなと思うと、そこは残念でなりません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、会社の仕事で徹夜続きになり、雑然とした仕事場の中で最期を迎えた元OL。
やりたいことをやれなかった中で、彼女は魔法のある世界、中でも魔道具と呼ばれる魔石を動力源にして様々な効果を発揮する道具を作る家の娘に転生した。
優しい父の下で、彼女は魔道具師の才能を開花させていくのだが・・・。



というふう。


初回は、原作とは違い、彼女の幼少期を描いたものになっていました(原作は、彼女の婚約破棄の時点から描かれている)まだ幼い彼女ながら、ドライヤーのような魔道具を作り出したいと悪戦苦闘すると、家を燃やしかねない事態に陥ってしまったので、結果的にお父さんと一緒に徹夜して作り出すというふうになるという過程を描いていました。確かに、その頃から彼女は才能はあるんだなと思わせる反面、まだまだ回路の設計等では父親に敵わないのだなと見受けられる点も部分もありましたね。
Bパートの途中あたりから、大きくなった娘と父親とのシーンになり、料理が上手くなった主人公が、深酒をして帰ってきた父親を労わるあたり、何かしらのフラグなんじゃないかと思えてなりません(汗)。


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2024年07月04日

夏の新アニメ2024 その2 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

夏の新アニメ2024、2回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルになる角川スニーカー文庫で刊行されている「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」です。
この作品は、KADOKAWAのCM作品で時々流れていたので、知っている人も多いんじゃないのかなと。本来は春アニメとして放送される予定だったものの、諸事情で今期に延期となった作品でもあります。(遠回しな表現でしたが)クオリティアップのためということですけど、題材がロシア語ということもあり、昨今の事情で企画が進みにくくなったのではないかと邪推されてもいましたね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


学園の美姫と称されるロシア人と日本人のハーフであるヒロインは、今日も先輩からの告白を無慈悲に木っ端みじんとしてしまうほどのクール女子だが、ある男の子の前では、一瞬その姿勢が緩んでしまう

その男の子は、授業中に居眠りし、休み時間には使用禁止のはずのスマホでソシャゲをプレイする自堕落な子だった。
それでも、彼の前では、日本語で注意した後にロシア語で二言三言ボソッと言うのだ。実は、彼女は主人公のことを何かと気に掛けており、その際にデレた言葉を発していたのだ。ところが、彼は何とロシア語を十二分に理解できる人間だった(もちろん、彼女はそのことを知らない)。だから彼女の本音は彼にダダ洩れだったのだが、そのことは知らぬふりして、今日も自堕落な姿で接するのだった。



というふう。


初回は、彼女の潔癖的なところ・クールなところがにじみ出ているのですけど、主人公に対しては、その姿を見せながらも、どこか好意的というのか、気になる男子という姿勢をロシア語で取り繕うとしている少しかわいいけど少し素直じゃないなと思える姿が印象的でしたね。それに対して、普段の学園生活は自堕落でロースペックっぽい主人公ですけど、実はロシア語のリスニングはネイティブレベル(回想によれば、会話もかなりネイティブらしい)と実は結構できる子なんじゃないかというふうな部分を匂わせていて、素性はわからないけど、すごそうだという部分を垣間見せていました
そんなギクシャクとも言える関係の中で、少しだけ距離感が縮まったかなと思ったのは、例のシーン(笑)。主人公にソックスを脱がさせちゃダメだよ(ギャハ)。で、その中で得た報酬がスカートの中の閲覧ですか(爆)。代償は大きかったけど、何か2人の距離感が縮まったかなと感じさせるエピソードとなりました。

ちなみに、毎回エンディング曲が変わるそうですけど、初回が♪学園天国じゃねーか!今時の子は、フィンガー5が歌ってた曲で、小泉今日子さんや香取慎吾さんがカバーした曲なんだよって言ってわかるのかしら(汗)?でも、1番の歌詞の内容が、無茶苦茶作中の内容に合ってるのがすごいなぁと。今後、懐かしのポップス・歌謡曲とかJ-POPの中からセレクトされていくのでしょうか。個人的には、こちらも楽しみです。


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2024年04月17日

春の新アニメ2024 その23 魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~(第2クール)

春の新アニメ2024、23回目は小説投稿サイトの「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルである電撃文庫で展開されている「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」の続編「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ Ⅱ」の第2クールです。
第1クールは2023年1月に放送されていたのですが、新型コロナウイルスの影響に伴って同年7月に仕切り直しとなりました。この作品がコロナの影響を受けた最終盤あたりになるのかなと。今後コロナで延期という事態は、そう起こらないのかなと思っていますが、旬を逃したという意味では痛かったですね。正直盛り上がりに欠けていましたし・・・。よく第2クールまでやれる展開に持ってこれたと思います。


あらすじは続きモノなので無し。魔王となった主人公が強い魔族育成のために心血を注ぐところから始まります。


いきなり過去の話に飛んでしまうので、一瞬「?」となったんですけど、本題は魔王になった主人公がそのままの姿ではまずいので、少年の姿になって魔王学院に潜入する格好になりました。まるで水戸黄門のようだといえば、わかりやすいのかな。
相変わらず反乱分子の動きは活発で、魔族の国の先行きはまだまだ不安定なようですけど、来るべき敵との決戦に備え、色々と動くのだろうとは思うのですが、いかんせん話の分かりにくい部分もあるので、そこを何とかしてほしいかな・・・。


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2024年04月16日

春の新アニメ2024 その21 声優ラジオのウラオモテ

春の新アニメ2024、21回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫から刊行されているライトノベルが原作の「声優ラジオのウラオモテ」です。
キービジュアルを見る限りだと、普段は高校生の2人がアイドル声優になって共演するというもののように見えますね。ただ『ラジオ』と言っているので、メインの活動はラジオパーソナリティとしてしゃべる姿なんでしょうな。いわゆるアニラジの中を見ていくということで、個人的には楽しみにしている作品でもあります。そういえば、昔ラジオ番組をクリエイトするゲームがあったなぁ・・・。<マリの気ままなおしゃべり~。
・・・思い出したよ、「フリートークスタジオ~マリの気ままなおしゃべり~」だね(汗)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


偶然にも同じ高校・同じクラスメイトの2人で届けられるラジオ番組の仲良いパーソナリティが彼女達の表の顔。しかし裏の顔は、バリバリのギャルと地味で根暗な女子というふうで、しかも仲が非常に悪かった

この裏表の激しい彼女達がラジオ番組をやっていけるのか。危うい状況のままラジオ番組は収録される。



というふう。


初回は、ラジオ番組が立ち上がる前の状況で、その時まだ2人が共に声優であることを知らない中で、地味子側がギャル側の友人への態度を巡ってトラブってしまい、その後どこかで見たラジオ局(爆)で打ち合わせを行う際に、トラブった地味子がやって来て、お互いの真実を知るという流れ。しかも彼女達の番組は別の企画が流れたので急遽作られた突貫工事的な番組だったんですね。何でプロデューサーがこの2人が同じ高校なのかを知っていたのかわからないんだが(ニヤニヤ)。
ちなみに、どこかで見たラジオ局は、浜松町に移転したあのラジオ局ですね(ニヤニヤ)。<文●放送・●化放送・JOQR~。

・・・正直想像していたものと違った(爆)。双方仲の悪い中で、公開収録をやらせようとするとか鬼畜ですか(汗)。これだけ共演NGになってもおかしくない流れになってくると、この番組案も没になってもおかしくないんだけどね・・・。強行してでもやるってことになったのは、番組に穴が開きかねないレベルのよほどの窮地だったんだと推察されます。


一応ライバルとしての認識はあるものの、一触即発の危機は相変わらずの状況で、今後そのあたりは大丈夫なのか気になるのですけど、私の思っていたのとちょっと違うんだよね・・・。


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2024年04月15日

春の新アニメ2024 その20 デート・ア・ライブⅤ

春の新アニメ2024、20回目はKADOKAWAのレーベルの一つ、富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベルが原作の「デート・ア・ライブ」の4期目になる「デート・ア・ライブⅣ」です。
この作品も息の長いシリーズになりました。1期が2013年、2期が2014年、3期が2019年、4期が2022年と続き、劇場版が2015年に公開されています。しかし、製作会社が何度も変わっていました。ただ、今期は前期と同じ製作会社になるとのことなので、作画の面では不安視しなくてもいいかなと思うのですが、これいかに。
物語そのものは、佳境に入ってきたのかなと思っておりますが、まだまだ波乱も含まれているようで・・・。
あらすじは続きモノなので無し。世界有数の企業が精霊の力に狙いを定め、その邪魔者となる主人公を排しようとするところから始まります。
まぁ、5期までなると、振り返ることもない(苦笑)。2年開いてしまっているので、個人的には少しあらすじを持たせても・・・というのは甘えですか、そうですか。
そんなふうなので、話の中身が入ってこない(汗)。主人公の中にあった悶々としたもの正体がわかって、過去の記憶から探っていく格好になるようですね。
作品そのものは面白いと思いますし、これから決戦に向けて盛り上がってくると思うので、作品のファンの方には、楽しみで仕方ないでしょうね。私自身も楽しみなんですけど、イマイチ飲み込めていない・・・。
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2024年04月14日

春の新アニメ2024 その19 この素晴らしい世界に祝福を!3

春の新アニメ2024、19回目はKADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」が原作で、2016年・2017年にアニメ化された同作品の続編である「この素晴らしい世界に祝福を!3」です。
2作目から7年開いたんですね。その間に劇場版やスピンオフが公開されて、3作目への期待値は高まっていると思われます。私もやっと来たかと楽しみでなりません。


あらすじは続きモノなので無し。紅魔の里で魔物討伐を果たしたものの、精神的に病んでしまった主人公が突然出家すると言い出すところから始まります。


相変わらずコイツらおかしい(爆)。特に主人公は精神面でかなりやられてしまっているようで、奇行が相次ぐものの、仲間からは意に介されず、むしろ思春期特有の病だと軽んじられているほど。それでも出家すると言ってきかないので、しぶしぶ皆が出家先について行くと、人の形をした魔物に諭されるような格好となり、結果的に出家は止めるのですけど、彼の人間不信は募っているようにも・・・(苦笑)。そんな折に、とある国から手紙が来て一同驚愕するというのが、1話目の流れ。

見ているだけで、コイツらの人となりがわかってしまうのが怖い(苦笑)。2期・劇場版・スピンオフまで見ているからそう思えるのかいなぁ・・・。話のテンポもよく、急展開流れでもちゃんとついて来られるから、話の作りは素晴らしいのね。作画はよろしくないと言われることが多いのですけど、あの作画でいいんです。変にしっかりしたものになっていたら、この作品は成り立たないんじゃないかと(ニヤニヤ)。


今まで見たことのない人にもフラッシュバック的なあらすじを見せてはくれているものの、やはりこの作品もしっかり見た方がいい部類。ただ、気を張らずにリラックス・・・いや頭の中を空っぽにして見てほしいです(ギャハ)。


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2024年04月13日

春の新アニメ2024 その17 Unnamed Memory

春の新アニメ2024、17回目は元々個人サイトの中で掲載され、そこから投稿小説サイトの「小説家になろう」へ移行し、さらにKADOKAWAの電撃の新文芸で商業化された「Unnamed Memory」です。
個人サイトで執筆を始めたのは、2008年とのことなので、商業化に至るまで約10年(初巻の刊行が2019年)掛かっています。そこから今回のアニメ化に至るまで約5年なので、結構長い時間掛って進んでいったんだなと。楽しみにしている方も多いんじゃないのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


絶大な力を持つ5人の魔女が、人間にとって畏怖される存在だった頃の話。


ある大国の皇太子が、自身に掛かっている呪いを解くために、荒野に立つ塔の最上階を目指していた。そこには、人間にとって畏怖される存在の魔女の一人が住んでいた。
様々な難解な事項を突破し、出会えた彼女に自身に付く「子孫を残せない呪い」を解いてもらうために、自身の妻になってもらうことを提案するのだが・・・。



というふう。


初回は、かなりゆったりとした展開だったものの、主人公の提案した事象を魔女が断るという異例・・・いや、見ず知らずの人間に結婚してくれなんて言われたら、嫌だわな(ニヤニヤ)。結果的には、契約を結ぶという格好で、結婚までには至っていないのですけど、実質それに近いわな(苦笑)。そこまでの過程が静かなため、あっという間に契約成立みたいな感じになってしまったのが少々残念かなと。でも、話としては悪くないので、今後どういうふうに2人の関係が縮まっていくのかが楽しみですね。


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2024年04月12日

春の新アニメ2024 その15 じいさんばあさん若返る

春の新アニメ2024、15回目は元はTwitter(現X)やPixivで連載し、後にニコニコ漫画やKADOKAWAの月刊マンガ雑誌であるコミックアルナで連載されている 「じいさんばあさん若返る」です。
この作品は過去にアニメ化される前にCMをやっていたことがありましたね。その時もままインパクトがあったんですけど、今回アニメ化されるにあたって、期待している作品の一つとして見ていこうと思います。
ちなみに、昔話にある「桃太郎」、桃太郎は桃から生まれた子供というのが一般的ですけど、おじいさんとおばあさんが若返って盛りを起こしてできた子供という話もあるそうで(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


青森でりんご農家を営む老夫婦は、周りからおしどり夫婦と呼ばれるほど仲の良い間柄だった。
ある日、りんご台風でポッキリ折れ、修復されたリンゴの木に金色の実がなっていたそれを2人で頂いたところ、なぜか2人共若返っていたのだ。それこそ2人の若い頃、イケメンと美人に。
おじいさんとおばあさんの変わった姿に皆ビックリする中、2人はいつもと変わらない生活を送るのだった。



というふう。


なかなかコメディタッチで描かれていたので、2人が若返ってもギャグのようになって面白い。2人の関係が老夫婦時代から変わらないどころかさらに強化されているようなので、おじいさんに嫉妬するおばあさんの姿が何ともかわいい(笑)。さらに2人の変わった姿に興味津々な孫と何か間違いが起こるのではないかと不安(と少々の期待(爆))な義理の娘、そして困惑する息子の関係もなかなか面白い。それでいて、深刻な高齢化社会を端的に描いており、その面でも単純なコメディ作品ではないと思いますね。


個人的には、今後ダークホースになりそうな予感。元老夫婦がどんなトラブル(笑)を引き起こすのか楽しみではあります。


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春の新アニメ2024 その14 無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜(第2クール)

春の新アニメ2024、14回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の第2期「無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜」の第2クールです。
今回は第2期の第2クールになるのですけど、実質的にはもう第4期のクラスになってくるんですね。いよいよ青年期のヤマ場に当たる部分が放送されるとあって、ファンの方々には待ってましたと思っている人も多いのではないのでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。紆余曲折を経て、幼馴染みとの婚約を果たした主人公が、結婚するために新居を探すところから始まります。


今回は夢のマイホーム探しということなので、出てくる人間は限られています。メインは主人公とその友人(先輩と弟子)。前期の最後で幼馴染みとの婚約を決めたのはいいのですが、今住んでいる世界の結婚の作法を知らなかったので、友人に相談したところ、まずは家だろうということで、家探しになったんですね。
この家探しは、3人の友情関係がよくわかるし、特に自動人形を見付けて目を輝かせている弟子の力強さが印象的な回にもなりました。私が何とかしたいと言って主体的に動く姿を見られるだなんて、かなり人間として成長しているなと。
この回は一部の人間だけ大きな動きがあっただけで、特に何かしら気になるものは無かった、実に平凡な平和的な回でしたね。今までがあまりに激しい展開だっただけに、何か今回は落ち着いて見られるのかなと思っています。

あとは、通算で4期になるこの作品、新規視聴者はなかなか話が掴めないと思うので、気になる方は、過去の作品をご覧下さい・・・と言うしかないのか(汗)。


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2024年04月08日

春の新アニメ2024 その8 魔法科高校の劣等生(第3シーズン)

春の新アニメ2024、8回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルである電撃文庫から出ている「魔法科高校の劣等生」の第3シーズンです。
第1期が2014年、第2期が2020年、そして第3期が2024年と、かなり間の開いている作品ではあるものの、息の長い作品とも言えます。しかも、第3期の行われる2024年はテレビアニメ10周年にあたる年にもなるんですね。気合いの入り方が違ってくると思いますが、はてさて。


あらすじは続きモノなので無し。入学してから波乱続きの1年を何とか乗り越え、2年生になった主人公とその妹は、新しい学科に転籍するところから始まります。


相変わらず、主人公とその妹には、波乱が待ち受けているようで・・・。特に主人公には、ライバルになる家系の人間や卒業していった先輩の妹達が現れて、また何かしらの事態を巻き起こしそう。そして後者は、主人公に食って掛かる妹と主人公の妹をお姉様と呼ぶ百合的な展開大好きそうな妹がいて、見ていて飽きないな(ニヤニヤ)。
また主人公のいる学園以外のサイドも何かしらの動きがあるようで、魔法反対派の勢力を取り締まる人達と前期の終盤に起こったテロ事件の首謀者達が出てきましたね。こちらが3期のキーマンになりそうです。確実に主人公達にも絡んでくるでしょうから、今後の展開が気になります。

ただ、こちらも3期まで至っているので、前期・前々期を見ていないと話が成立しないようにも。また話の間隔が開いているので、忘れている人もいるんじゃないかと。そこら辺の埋め合わせが欲しいですけど、30分の中でそれを割くのは難しいか・・・。仕方ないとはいえ。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2024年04月05日

春の新アニメ2024 その4 神は遊戯に飢えている。

春の新アニメ2024、4回目はKADOKAWAの投稿小説サイトである「カクヨム」で連載され、後に同じKADOKAWAのレーベルであるMF文庫Jで連載されている「神は遊戯に飢えている。」です。
この作品の作者、過去にも「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」がテレビアニメ化されていて、好評だったようです。今回は、いかがなものでしょうかねぇ?ちなみに、「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は7月に第2シーズンが放送予定です。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


暇を持て余した神々が作った思考の頭脳ゲームは、「神々の遊び」と呼ばれ、それに10勝した者は莫大な祝福を得ることができるという。しかし、いまだに完全攻略は誰も達成していない。というのも、神々は気まぐれ・理不尽・理解不能だから・・・。

ある日、氷河に閉じ込められた元神様が目を覚ました。彼女は、一番遊戯の上手い人を連れて来てくれと告げる。そこで、ゲームをこよなく愛する少年を連れてくることに。彼は今まで「神々の遊び」に3勝無敗となっており、史上最強のルーキーと呼ばれていた


元神と最強のルーキーのコンビの戦いが今、始まる。



というふう。


・・・と書いたんですけど、初回を見た限りでは、何だかよくわからん作品だった(爆)。ワイのオツムがよろしくないからなのか、ゲーム内容が全く頭に入らない。何やってるのか置いてけぼりになった中で主人公と元神様のトークが混ざるものだから、まぁ面白くない(苦笑)。何で神様半分キレているんかいねぇとか思っておりまして・・・。もう1回見ないとダメ(汗)?
これを見て思ったのが、「ライアー・ライアー」を見せられているような感覚に陥ったところなんですよね。何やっているのかわからないゲームにワーキャー言ってるつまらない展開を思い出したんですわ。うむ、これはク●アニメだ!<もう1回見てから言って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 20:32Comments(0)

2024年04月04日

春の新アニメ2024 その3 狼と香辛料 merchant meets the wise wolf

春の新アニメ2024、3回目はKADOKAWAのレーベルである電撃文庫で連載している「狼と香辛料」が原作の「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」です。
タイトルから見て、『商人は賢いオオカミと出会う』とあるので、主人公とヒロインの出会いを描いた物となるわけですね。
ご存じの方も多いと思いますが、2008年にテレビアニメ化されています。2期放送された2008年版は好評だったようです。今回放送されるバージョンは、いわゆる3期になるのではなく、1期と2期のリファインになるというふうらしいです。ただ、キャストは1期と2期と同じなので、過去作を見た人も安心して見られるかもしれません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、街から街へ一頭の馬を相棒にして渡り歩く若い行商人。

ある日、小さな村に立ち寄った際、馬車の荷台にあった麦から耳と尻尾のある女性が現れた自らを賢狼と名乗った彼女は、故郷の村に帰りたい願望を彼に打ち明け、彼も彼女の願望を聞き入れ、共に旅をするのだった。



というふう。


第1話開始時のビジュアルを見て、おやっと思った方は、この作品のかなりのフリークではなかろうかと。そうですよ、ヒロインの娘キター(爆)!いきなりヒロインの娘が出てくるなんて、もしやこの作品、娘も出てくるのでは・・・と思ったんですけど、あまりに小さいなぁ(ニヤニヤ)。たぶん、ヒロインが主人公に出会った頃の話(いわゆる馴れ初め)を昔話風に話していくスタイルで進んでいくんでしょうね。最終回で、「という話じゃよ」で〆ると(ニヤニヤ)。それならそれで面白いかな。

話としては、リファインになっているので、既に知っている人には、思い出しながら見る格好になるのでしょうか。作画に関しては悪くないと思います。ヒロインの天真爛漫さがよく出ていましたよ。今回はどこまで語られるかわかりませんが、1話で結構細かい話をしてくれていたので、1クールだと序盤の数巻レベルまでになるんじゃないかなと。それか一気にやることになったらなったで、ジェットコースター的展開で、それもそれでわからないよなぁ・・・。


話としては、主人公の堅実さとヒロインの天真爛漫さと世界観のディティールがよくわかるものになっていました。先程も書きましたけど、どこまで見せるか、どう見せるかに掛かってくるでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2024年01月14日

冬の新アニメ2024 その21 愚かな天使は悪魔と踊る

冬の新アニメ2024、21回目はKADOKAWAの月刊マンガ雑誌である電撃マオウで連載中の「愚かな天使は悪魔と踊る」です。
タイトルから察するに天使と悪魔の絡む作品で、キービジュアルで見る限りは、美男美女の2人が絡む学園モノのようにも思えます。まぁ、単純にそれで終わるような作品じゃないことは明々白々なんでしょうけど(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、人間の高校生になって天界からの攻勢に抗うための要員をスカウトするために人間界にやって来た悪魔。彼は、クラスメイトの女子が魔界を救えるのではないかと思い、アプローチを掛けることに。
あることをきっかけに主人公の正体がバレるのものの、バレた相手が悪かった。何とアプローチを掛けていた彼女は、敵対していた天使だったのだ。

彼女は、彼を浄化せずに自分の配下に置くことにした。主人公は魔界に帰れなくなってしまったものの、命だけは助かった。そして2人は、それぞれの目的のために落とし(勢力の引き込み)合いを繰り広げることになる。


というふう。


初回は、ボーイミーツガールのラブコメっぽい展開になっておりますけど、そんな雰囲気はBパートの途中まで。その後は彼女の本性、サドっ気満載のヤバい人だってことがわかってしまいました(ニヤニヤ)。ホントに天使なのか疑わしいくらいに(ギャハ)。
個人的には、サブキャラが面白そうな作品になりそうですね。実に個性的なサブキャラが多く、メインである2人を食ってしまいかねない雰囲気さえある(苦笑)。サブキャラがきれいに絡めば、コメディ作品としては合格なんでしょうけど、2人の落とし合いだけが発展してしまうと、埋没しないかなと心配にはなりますね。できればサブキャラを生かした作品になってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 21:04Comments(0)

2024年01月13日

冬の新アニメ2024 その20 外科医エリーゼ

冬の新アニメ2024、20回目は韓国のウェブ小説配信サイトであるカカオページ連載されていた「外科医エリーゼ」です。日本では、ピッコマとKADOKAWAでコミカライズされて展開されているようです。
昨今は外国産の作品がチラホラと出てきました。どちらかというと中華アニメの方が多かったんですけど、韓国原作の作品がアニメ化されるふうにもなってきています日本で作られたアニメですけど、韓国人の方が書かれたシナリオの上で展開するので、ローカライズの面で上手くできるかに掛かってくると思います。実際に韓国産と思しきマンガを読んだことがありますけど、日本を舞台にしているのかなと思ったら、食事風景が韓国のようだったので、もしやと思ったら、韓国産のマンガではないかとわかったわけです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


優秀な外科医として名を馳せた主人公の女性は、実は前世では悪女皇后として名を馳せていたあまりにも傍若無人な振る舞いにより、庶民の手により火刑に処されていたのだ。

そして迎えた2度目の人生。日本人外科医として一人でも多くの人達を救おうと奔走していた。しかし、ドイツへの外科手術への手伝いに向かう途中に飛行機事故に遭い、志半ばにして命を落としてしまう


1度目の人生の後悔と償い、そして1度目の家族に会いたいと願ったからなのか、3度目の人生は、1度目に生きた悪女皇后の人生に戻って来る15歳の彼女は、家族と再会できたことを噛みしめて、これまでの人生を悔い改めようと決意する。



というふう。


初回は、2度目の人生がメインに描かれていましたね。1度目の人生の部分は、さらりと描かれていた(2度目の人生で、両親がいない状況下だったので、その対比の面もある)だけ。3度目の人生は、これからなので家族との再会まででしたね。
ただ、2度目の人生の中でなぜ一部シーンを重複させてまで進めたのかが疑問2度目の人生の初っ端から飛行機事故まで一気見させるふうの方が、視聴者にとってわかりやすかったんじゃないかなぁ。行ったり来たりの展開は、逆に視聴者にはわかりにくいふうにさせてしまっていたのではとも。そうすれば、余った時間で、彼女が家族や使用人達に対して贖罪する面、タイトルに沿った償いの部分を強調できたのではないかと思います。赤尾さんには珍しい、ちょっとしたミスを犯した作り方でしたなぁ・・・。


ただ、今後は3度目の人生の話だけになるので、話としては分かりやすくなるでしょう。外科医の知識をどう振る舞うのか、見どころになってくるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 21:28Comments(0)

冬の新アニメ2024 その19 悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜

冬の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるカドカワBOOKSで連載中の「悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜」です。
こちらも悪役令嬢モノになる作品ですね。その中でも、これまたよくある乙女ゲームの世界に転生するという話になります。悪く言えばありきたりですけど、果たしてその部分をどう打破するのか。そのあたりが気になります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ある乙女ゲームの中に出てくる悪役令嬢に転生してしまう。その悪役令嬢は、彼女がプレーしていたゲームの中ではラスボスを倒した後に登場する裏ボスという位置付け(しかもレベルがカンストしていても勝つのに難儀するキャラ)だった。
その事情を知っていることから、彼女はゲームのストーリーに干渉しないように、できる限り関わらないでおこうと思っていたものの、結果的に自身のレベルをカンストさせてしまうそのことが入学した学園で露呈してしまい・・・。



というふう。


作品が始まったはいいものの、何か主人公とは違うキャラが登場するふうだなぁ・・・と思って、しばらく見進めていくと、どうもAパートとBパートの一部は、主人公がプレーしている乙女ゲームの世界観の説明に割いていたというふうでしたね。長い時間、しかも説明無しで進められいたのは、インパクトはあるけど少々不親切よね・・・。ただ、作品の内容を知る上では非常にいいとは思うので、もう少しやり方があったんじゃないかなとも。
そこで出てくる黒髪のキャラが、主人公の転生先になるキャラで、裏ボスと恐れられる人なんですね(苦笑)。そこの部分は、割とあっさりしていたものの、深く説明しなくてもわかる仕組みにはなっていたと思います。そこはゲームの世界観を十分に周知した結果だと思います。


今後は、魔王と疑われた主人公が、そのあたりをどう払拭するのか。そしてゲームの史実に向かわないためにどう立ち向かうのかが描かれていくのでしょうけど、現状は過去のこの手の作品に似た展開になっているのかなと。導入部分のインパクトで何とか差別化できているのかなといったふうなので、出オチにならないことを祈ります


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 20:40Comments(0)