レコゲー2017 12月 据え置き機編①

12月、年末商戦の時期になりました。今年もあと1ヶ月経てば終わりになってしまうんですね。
そんな年末商戦は、まぁまぁという感じになりそう。それほど多くは無いものの、ラインナップ的に悪くはないので、11月以前の商品と組み合わせれば、いい売り上げになるのではないのでしょうか。


では、注目作の紹介です。今回も最初はマルチ展開の紹介から。


最初は、「リディー&スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～」（PS4・Nintendo Switch・PS Vita）（★）。
アトリエシリーズ20作品目になる記念作で、3ハードでの同時発売になります。これはかなり珍しいのでは。
アトリエシリーズの日常感と不思議な絵の世界の非日常感を織り交ぜたものになっています。なお、主人公はシリーズ初の姉妹のようです。
今作は新要素がいくつか登場します。
一つ目は、「活性化アイテム」の登場。直感的なパズル要素に加えると、思ってもみなかった結果になるようです。
二つ目は、「コンビネーションバトル」&「バトルミックス」。
前者は、2人1組で最大6人の戦闘が行え、前衛が攻撃するのに対し、後衛は回復などのサポートを行うようになります。後衛は自動で進められるので、コンボが決まりやすくなるという利点も。
後者は、採取した材料を戦闘中に即席で調合するというもので、出来上がったアイテムを利用して戦闘を大きく変えることもできます。
なお、今作では「ソフィーのアトリエ」・「フィリスのアトリエ」のキャラも登場し、主人公を助けてくれるそうです。どのような形で登場するのかも楽しみですね。

もう一つは、「L.A.ノワール」（PS4・Nintendo Switch・XBOX ONE）。
2011年にPS3・XBOX 360・PCで発売した同作品の移植版。1940年代のロサンゼルスを舞台にしたハードボイルドアドベンチャーではあるものの、アクション要素が極めて強い作品でもあります。
というのも、ロックスター・ゲームスが絡んでるだけあって何でもアリで、殴る蹴る撃つの行動もアリなのです。
共通要素としては、追加ダウンロードコンテンツも全て収録される点。そして、PS4版・XBOX ONE版はハイデフと4D映像（後者はPS4 ProとXBOX ONE Xのみ）に加え解像度が720pから1080pに変更され、Nintendo Switch版は、タッチスクリーンでの操作が可能になっただけでなく、ジャイロ機能・ジェスチャー操作・HD振動に対応したJoy-Conモード、新しいカメラアングルが追加されています。
とにかくリアリティのある作品。さらにきれいになったグラフィックなので、より臨場感があふれることでしょう。


次回は各ハードの注目作の紹介です。


  

レコゲー2011 7月 据え置き機編①

7月になりました。いつもだと学生は夏休みに入るということで多彩なラインナップが待っているところですが、コンシューマーに関しては、今年は似たようなジャンルとベスト版ばかりのラインナップ。いくら据え置き機の立ち位置がおかしくなっているとはいえ、ここまでとは・・・。
据え置き機には据え置き機のよさがあると思っていますが、その据え置き機のよさでさえ携帯ゲーム機に奪われてしまったんでしょうか？コンシューマーのラインナップを見るにつけ残念な思いです。


では、見ていきましょう。
今回は定番どころと海外からの移植版というのがポイントでしょうか。


定番どころといえば、まずは「実況パワフルプロ野球2011」（PS3・PSP（★））。
人気野球ゲームの最新作。今回は、PS3版はマイライフモードが追加、PSP版は選手固有の顔グラフィック表示が追加（どちらも以前はどちらかにしか搭載されていなかった）されています。それ以外はほぼ共通の作りになっています。なお、PS3とPSP双方の版でデータ交換ができるようになっています。一部は前作・前々作のパワプロシリーズと「実況パワフルプロ野球ポータブル」・「プロ野球スピリッツ2011」からデータを交換することもできます。

もう一つは、みんなのリズム天国。
2006年・2008年に携帯ゲーム機であるゲームボーイアドバンスやDSで登場した作品。また、セガから2007年にアーケードにも移植されています。内容は音楽に合わせてボタンを押すというシンプルなものです。
今作はWii発売に合わせて新作が50本追加されています。また2人同時プレイで楽しめるようになっています。
1人でも2人でも楽しめる作品に仕上がっていますし、2人プレイの場合は相性度測定ができるとのこと。カップルで楽しむにもオススメですね。


そして海外版からの移植という点では、この2本。

1本目は「EARTH DEFENSE FORCE:INSECT ARMAGEDDON 」（PS3・XBOX360）。
日本では「THE 地球防衛軍」として発売されたもので、同作品のスピンオフとして登場します。アメリカでは7/5に先行販売。その2日後に日本語版である今作が登場します。
モードはキャンペーンモードとキャンペーンモードクリア後に別バージョンが楽しめるキャンペーン・リミックスモード、夢幻に出てくる敵と戦闘するサバイバルモード、最大6人対戦が可能なマルチプレイモードになっています。
アメリカのゲーム会社が開発しているので、かなりの高難易度作品になるのではないかと思われます。

2本目は「L.A.ノワール」（PS3・XBOX360）。
「グラン・セフト・オート」シリーズでおなじみのロックスターゲームズが開発した最新作です（日本ではTake-Two Interactiveから発売）。
1947年のロサンゼルスが舞台の作品で、その街で起こっている一連の殺人事件の謎をロサンゼルス市警の警官となって追いかけていくものになっています。GTAと同様アメリカの闇社会やアングラを的確に描いた作品になっています。また当時の有名曲がBGM代わりで聞けるというのもGTAから引き継いだ特徴でもあります。
ある一定のジャンルを築き上げたGTA系アクションベンチャー、今作は久しぶりの現代を舞台にした作品なので、期待している人も多いのではないかと思います。


次回はPC作品の紹介予定。