2012年09月08日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く②

ISW11F_20120901_104844いよいよバスで高速道路の中に。
暑いからということで、本来の折り返しポイントを越え、数百m先まで行って下さいました。
写真は降りてすぐのところ。当然ながら何もない(笑)。
まだできたてホヤホヤということで、コンクリート(アスファルト)が新しく、まだ少々粘つくような感覚があります。もちろん照り返しがあって暑いものの、時折吹く風が心地よかったですね。

今回のルートは、片側1車線の暫定開通という形での開通となっており、中央分離帯がない代わりに追い越し禁止車線上にポールみたいなものが置かれます。ちなみに、そのポールのようなものは結構柔らかい。やはり事故になった時に折れたのが飛んだら怖いわな。
この後、必要な標識等々を建てて完成となるわけです。



ISW11F_20120901_105207こちらは排水溝。
高速道路は、傾斜とうねりを付けて建てないといけないのだそうな。というのも、傾斜を付けることで、高速道路内に水がたまるのを防ぎ、事故が起こる可能性を減らすため。写真のような排水溝に水が流れ込み、その先にある穴から排水されるという仕組みなっているそうだ。
もちろん、ふたのない排水路(凹のみの溝)もあり、この場合は、写真の排水溝に流れる仕組みになっています。
ちなみに、大垣西インターには巨大な貯水池があり、大雨が降った際、この池に溜まって徐々に排水させる仕組みになっているのだそうだ。というのも、周囲は水田しかないところ、つまり天然の貯水池の中に人工物が建ってしまったため、水の逃げ場が周囲の水田や川に向かってしまうことになり、住宅街に影響を及ぼしかねない事態に陥るため。かなり考えられて作られていることがわかります。

高速道路にうねりを付けないといけないのは、真っすぐな道だと居眠り運転を起こす可能性が高くなるため。そのため単調にならないように変化を付けているわけです。


どちらも昔はあまり考慮されないでいたのが、最近の建設の際には配慮されるようになったものらしい。そのため、第二東名と言われた新東名もこういった配慮がされているのだそうで。



ISW11F_20120901_111544大垣西インターまであと2kmスポット看板。
実はこのあたりは下に新幹線が走っているあたり。もっと言うと、新幹線の走っている周辺は今回のウォーキングでも行っては行かないとのことだったらしい。このkmスポットあたりまでが限界だったとのこと。
新幹線のあたりだけは管轄がJR東海に委ねられいるためで、下手にそのあたりに近寄ると新幹線特例法で捕まりかねません。もちろん、新幹線の路線や車両に向かって物を投げる、人が侵入するのはご法度なのは言うまでもありません。



そんなこんなで1時間ほどウォーキングと周辺の説明を聞いた後、再びバスに乗り、関ヶ原町にある麗守都(レスト)関ヶ原に。


ISW11F_20120901_124530こちらがお昼に出たもの。
下にあるこんにゃくはとても美味しかったし、右上のおこわもよかったんですが、実はこの時体調を崩しそれどころではなかった・・・(泣)。
何かあってここに訪れたら、ここで絶対食べようと誓うのだった。
今回珍しく薬を持って行って正解だったと思ったね。



その後、バスは再び大垣市内に向かうのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月07日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く①

9/1、かねてから行きたかったツアーにいよいよ行くことになった。
そのツアーとは、『完成前の高速道路を歩くツアー』(正式な名前は「東海環状・岐阜新スポバスツアー」)。とはいっても、それ以外にも近隣の観光名所を回るというオプション付なのだが。


このツアーを知ったのは、さかのぼること数ヶ月前の新聞の夕刊。テレビ欄の下に載っていた観光案内に思わずくぎ付けになって早速申し込んでしまったのである。

この観光ツアーを組んだのは、NEXCO中日本(中日本高速道路)の観光事業部。まさに高速道路を管理運営する会社だから出来る代物でもあるわけだ。


さて当日、朝9時の10分前までに名古屋駅西口に着いていなければならないのだが、どこにツアー関係者がいるのかわからない(苦笑)。何とかNEXCOの旗を持った随行員を見つけて事なきを得たが、あそこまでわかりにくいとは・・・。
今回のツアー参加者は31人(プラス随行員2人)。40人ほどで満員になるバスで行ったのだから、まぁまぁの人数。以前乗った五箇山号バスツアーより人は多く、かつ年齢層は高め。意外におじいちゃんやおばあちゃんが多かったのが印象的私くらいの歳は若い部類に(汗)。土曜だったのに土曜だったのに。

今回のスケジュールは、名古屋駅を出発した後、羽島パーキングエリアの休憩を経て、大垣インターを降り、建設の最終段階に入った大垣西インターへ向かい、その後関ヶ原町にある麗守都(レスト)関ヶ原で昼食後、大垣市内にある「奥の細道むすびの地記念館」と岐阜市内にある「長良川うかいミュージアム」を経て、再び名古屋駅に戻るという日帰りツアー


ISW11F_20120901_100250天気のいい中、建設中の東海環状自動車道(通称MAGロード)を望む。しかし、この天気が一気に暗転するとは・・・(謎)。


ところで、今回完成予定のルートは、初の西回り路線これまで東回り路線は完成してした(まだ一部暫定2車線の区間もあるため、完全完成ではない)のですが、肝心の西回りが政権交代や高速道路無料化絡みで紆余曲折を経て、近年何とか国(国土交通省)から全線建設許可が下りたわけです。
完成は9/15、大垣西インター~養老ジャンクションの約6kmとなります。

なお、写真は新幹線の上を通る高速。余談ですが、新幹線が高速の上を通るのはかなりレアケースという随行員の話を聞いて思わず膝ポン(笑)。



ISW11F_20120901_101318大垣西インターにいた散水車。
何で散水車がいたのかというと、9/15に完成が迫っているため、車の土や汚れを持ちこむのはよろしくないため。まぁ、引き渡すならきれいな方がいいですわね。そういったわけでタイヤの泥や汚れを落としてから上ることになったわけですよ。



ISW11F_20120901_103946こちらは料金所。
上下1車線はETC、もう1車線は一般というふうになっています。
別のアングルで撮ったのはウィキに載せる予定(ニヤニヤ)。



ISW11F_20120901_103902もう一生撮れないだろう、一般道との接続部分。
もちろん次回紹介予定の高速部分だって二度と撮れません高速道路自体歩くことは道路交通法でダメですからね(緊急時除く)。



ISW11F_20120901_103059こちらは、料金所の駐在所と人の入るスペースとを繋ぐ連絡通路。
急な階段になっていて、細い通路になっています。



ISW11F_20120901_103012その細い通路。まだ作業員が工事をしていました。
細い通路にケーブルが張り巡らさられていて、ますます狭い(苦笑)。



ここでは現場関係者の人が合流し、東海環状自動車道の概要や料金所・インター・ジャンクションに関する説明を受けました。NEXCOが主催する橋コンテストの話も聞きましたよ。


いよいよ、説明の後は、バスに乗って、少し高速内を走った後、高速道路内のウォーキングとなったのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)