2012年04月14日

春の新アニメ2012 その4 夏色キセキ

春の新アニメ2012、4回目はオリジナル作品である「夏色キセキ」です。
オリジナル作品でありながら、近年のオリジナル作品の人気とキャスト・主題歌がsphere(スフィア)である点や静岡県下田市を舞台にする作品であることが公開前から明示されていたこともあり、前評判が結構高かった作品です。ちなみに、ローソンが協力していることもあってか、タイアップも既に決まっています


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


静岡県下田市にいる4人の少女。
普段は何気ない日常を送る彼女達だが、ある時運命のいたずらとも言える出来事に巻き込まれる。水越紗季が東京の学校に転校するというのだ。
理不尽ともいえるその出来事に対してなのか、彼女達に舞い降りたひと夏の奇跡を描いたのが、この物語である。



というふう。


いわゆる日常系の青春群像劇を描きたいと思うんですけど、妙に変な感じでファンタジーが入り込んでしまっているために、その部分だけが浮いてしまっているように思えるんですよねぇ。ともすれば荒唐無稽なことやってるというのか。まぁ、正直4人組でのど自慢大会で優勝できますようにというお願いが叶ったレベルで留めておいたほうがよかったんじゃないのと思えるのですが、それ以上のものが無いとインパクトが無いというのも事実ですし・・・。でも、大空に舞うのは大げさすぎるだろう(苦笑)。


これは口の悪い人が見たら、「sphereを出したいだけの作品」と揶揄されてもおかしくないな。このままリアリティを強調するかファンタジーを強調するかをどっちつかずでやってしまったら、そう言われそうですね。
それに加え、自治体とのタイアップが放送前から積極的に行っているというのも、フリーク達の反感を買っているようですし。「輪廻のラグランジェ」でもこの方式でかなり叩かれてましたからね。あの作品はそれなりに面白かったので何とかいけたんですけど、面白くもないタイアップがキツすぎるとかだと目も当てられない・・・


放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)TrackBack(0)

2012年01月20日

冬の新アニメ2012 その10 キルミーベイベー

冬の新アニメ、恐らく最後になる10回目は、カヅホさんが描くまんがタイムきらら原作の4コママンガ「キルミーベイベー」です。
同誌面上では、「けいおん!」が出る前は、奇抜な設定がウケて、「ひだまりスケッチ」と並ぶ上位を占めるマンガとして知られていました。そのため、いつアニメ化されるかで話題になったことがあります
そして、既に関東では放送が始まっているのですが、この放送を見た箱根駅伝で山登り区間を走って有名になった東洋大学の柏原竜二君(ガチのアニメフリークかつ花澤香奈さんのファンとしてアニメフリークの間では有名(爆))ツイッター上で、「オープニング曲に洗脳されそう(かなり曲解(爆))」というほど評価をあげている作品でもあります。一体どうなんでしょうねぇ。


あらすじこう(以下PCではイタリック体で表記)


ごく普通に高校に通っているソーニャ。実は職業は殺し屋。なのに、クラスメイトの折戸やすなは、他と戯れることは苦手な彼女に、友達と称し、いつもちょっかいを掛け、半殺しにされている始末。それなのに、懲りずにちょっかいを続けるやすなはおバカなのかもしれない(笑)。

そんなソーニャとやすなの危険なまでのボケとツッコミに、ソーニャの同僚で忍者の呉識あぎりが絡んでカオスな毎日が繰り広げられるのであった。



というふう。


実は、今期の中で一番期待していた作品でしたが、それなりに面白かったですね。インパクトはなく、かつ小出し小出しに攻めてくるネタの応酬はカウンターパンチはないものの、ジャブが徐々にボディーに効いてくる感じでよかったんじゃないかと思います
で、例のガチのアニメフリークなあの方(笑)がオススメのオープニングですが、まぁヒップホップと考えればいいんですかね?ヒップホップの体裁はなっていたと思うので、悪くはないのですが、個人的にはエンディングの方が曲としての中毒性ではなく、映像の中毒性の高さで好きです。曲の中毒性は確かにオープニングは最強なんでしょうけど。


このノリで行けるのであれば、中毒性の高い作品になるのは間違いないと思っています。


TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【起】盤TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【起】盤



TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【承】盤TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【承】盤



TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【転】盤TVアニメ「キルミーベイベー」オープニング/エンディングテーマ キルミーのベイベー!/ふたりのきもちのほんとのひみつ 【転】盤



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2012年01月08日

冬の新アニメ2012 その2 戦姫絶唱シンフォギア

2012年冬の新アニメ、2回目は今年初めてのオリジナル作品「戦姫絶唱シンフォギア」です。
『ライブ(音楽)とアニメの融合』と聞くと、真っ先にマクロスシリーズを思い浮かべるわけですけど、そのあたりをどう乗り越えるのかの一点に絞られるでしょうね。
そういえば、この作品はキャストがすごくて、「名探偵コナン」の江戸川コナン役でひときわ有名になり、TWO-MIXのボーカルでもある高山みなみさんと「NARUTO」や魔法少女リリカルなのはシリーズなどで出演している水樹奈々さんが共演ことでも話題になりましたなぁ。確かにアーティストとしてもヒットを飛ばしていることを考えれば、すごい布陣で挑むとしか思えんわい、パッと見(爆)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


今より少し未来の世界の日本。人類は突如現れるノイズと呼ばれる認定特異災害に悩まされる生活を送っていた。
通常兵器が全く通じないノイズに対抗できるのは、歌。しかもシンフォギアシステムという特殊な能力を持った少女達でしか通用しないのだった。
その能力を持つツインユニットのツヴァイウィング、天羽奏と風鳴翼がその役を担っていたが、ある時、天羽奏がノイズとの戦闘中に死んでしまう。その一部始終を見ていた立花響は、生死の境をさまよいながらも、かろうじて生き延びれた。

後に響は奏の通う私立リディアン音楽院高等科に通うことになる。しかし、このことが彼女の運命を大きく変えることは知る由もなかった



というふう。


初回を見た感想として、やはり気になったのがライブやっぱりマクロスシリーズの影響がぬぐい去れないなと。
イメージ的には「マクロス7」が最も近いのかなと思います。「マクロス7」に出てくるファイヤーボンバーが好戦的になったような感じ(要は歌う人と戦う人がマクロスシリーズでは完全分離しているのに対し、この作品では完全に一致している)熱気バサラが見たら怒り狂いそうですな(爆)。

アクションシーンに関してはすごく派手で、激しいです。時々必殺技の名前が挿入されるのですが、まるでグラフィティ(落書き)を見ているようなふうで、芸術的とも言えます。この作品で最も見どころなのはそこなんでしょうけど、やっぱりマクロスシリーズを見てしまうと、それと比較したくなる(苦笑)。
あとは美味しそうな血の色してるわ(爆)。まるでワインのような赤色してるんですが、何か言われないようにするため(ニヤニヤ)?

歌に関しては文句なし。これは非常にいい。歌だけならすごくヒットしてもいい要素があるなと。特にテクノっぽい曲調を水樹さんが歌うのは斬新過ぎやしないか。ああ、ますます演歌歌手の夢が(以下略)

個人的には、フォルテ型の傷跡とかすごくわかりやすいフラグ立てやがって・・・とか思いましたね(笑)。


作品としては面白くなりそうな要素は多いものの、どうしても「マクロス」という大きな作品の影を乗り越えられるかで善し悪しが決まってくるでしょうね。個人的には頑張ってほしい作品。

なお、「続きを読む」の中に書いた放送局と放送時間でわかるかと思いますが、ニコニコアニメチャンネルで放送されるので、どういうツッコミが来るのかが楽しみです(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月21日

秋の新アニメ2011 その10 僕は友達が少ない

秋の新アニメ2011、最後になるのは、ライトノベルが原作の作品「僕は友達が少ない」です。
前評判はかなり高く、アニメ化が決まった際、読売新聞と朝日新聞でアニメ化決定と絡めたPR広告が打たれたほどです。うちのおかんでさえ見たというその広告、「僕は友達がない」とかいうタイトルで覚えておりましたが、軽く聞き流してあげました(笑)。大人ですね、オイラ(ギャハ)。


そんなことは置いておいて(苦笑)、あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。


聖クロニカ学園高等部2年生の羽瀬川小鷹は、転校初日に間違って乗ったバスがきっかけで大遅刻。その際、そのヤンキー風の外見と(急いで来たことでなってしまった)荒々しい息づかいで先生に対応してしまったため、クラスメイトから『初日に女子講師を襲った』隣の席の女子に教科書を借りる際にも、『女子を泣かせて教科書を奪い取った』などと根も葉もない噂でクラスから浮いてしまっていた

その日から1ヶ月後、小鷹は同じクラスメイトの三日月夜空の不可思議な行動を目撃することになる。何と誰もいないクラスで一人喋りをしていたのだ。夜空いわく『エア友達』とのおしゃべりを興ずる彼女も、小鷹同様友達のいない人だったのだ。

そこで、夜空は友人を作るために、新しい部活動である隣人部を立ち上げることになる。そこには大変個性的な・・・ともすれば『残念』な人達が集うのであった。



というふう。


第1話にしては非常にわかりやすい説明回で、初見の人でも十分にこの作品の趣旨が理解できるものになっていると思います。既に知っている人にはかったるい側面を持っているものの、私のような初見者には十分楽しい回だったように思えますね。
各キャラの個性や性格も十分にわかるようなものになっており、これも作品の理解を深められていいかと。

これから隣人部の面々が集い、色々な方向に転がっていくのでしょうが、今のようにわかりやすさを押し出した展開でいけば十分に面白くなると思います


放送時間などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月24日

夏の新アニメ2011 その9 まよチキ!

夏の新アニメ、恐らく最後になるのが、メディアファクトリーのライトノベル分野MF文庫Jで連載されている作品が原作の「まよチキ!」です。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


坂町近次郎は浪嵐学園に通う高校2年生。見た目は普通の男子だが、女性に触れられてしまうと最悪の場合鼻血を出して失神してしまうという極度の女性恐怖症持ち。そのため、糸くずを取ってもらうにも男の手を煩わせるため、一部からは男好きなのではないかと疑われてしまう。

この学園には、涼月奏という学園の理事長の一人娘も通っている。学校のヒロイン的な存在でもある彼女は執事の近衛スバルと共に通っている。スバルも美男子としてもてはやされるくらい人気の生徒だ。
しかしスバルは見た目は普通の男子だが、実は女の子。いわく、近衛家は代々男子が涼月家の執事を任されるのだが、今の近衛家からは女子のスバルしか生まれなかったが、スバル自身が奏の守護を申し出たため、3年間浪嵐学園で女だとバレずに通うことを条件に一緒に通わせることとなった


ところが、ひょんなことがきっかけで、近次郎はスバルを女だということを知ってしまう
スバルの逆鱗に触れた近次郎は、記憶消去の名目でフルボッコの憂き目に遭うところだったが、奏の機転で最悪の事態は回避された・・・かに見えた。奏は近次郎を軟禁状態にし、本性(ドS)を表わしてこう提案してきたのだ。スバルの秘密を厳守させることと引き換えに、近次郎の女性恐怖症の『治療』に当たろうという『共犯関係』の協定を。

自身の命を顧みると、渋々受け入れざるを得なかった近次郎。しかし本当の恐怖は、スバルが近次郎の家で同居することで幕を開けるのだった・・・。



というふう。


話の途中で突飛な展開で進んでいく作品ですが、見ててダレないようにしているのはよかったですね。話をスピーディーにしているのが原因だと思うのですけど、それでいて話の趣旨をしっかり理解できるように組み立てられているので、次回以降も期待の持てる作りになっています。
個人的には見ていきたい作品だと思います。


※放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月21日

冬の新アニメ2011 その9 夢喰いメリー

冬の新アニメ、恐らく最後になるのは「まんがタイムきららフォワード」で連載中の作品である「夢喰いメリー」です。
原作全く未見なわけですが、どうなんでしょう。


あらすじはこう(以下PCはイタリック体で表示)。
藤原夢路は他人の夢を覗き見ることのできる少年手で輪っかを作り片目で凝視すると、他人の見る夢のイメージが色になって現れ、大まかにその夢の内容を知ることができるのだという。ただ的中率はさっぱり(ただし悪夢は必ず当てることができる)

そんな夢路はいつも悪夢にさいなまれる。二足歩行するネコが彼を追い立てる夢だ。しかも「今度は親分を連れてくる」というメッセージを残して・・・。


ある日、夢路は不思議な少女に出会うことになる。彼女は「夢幻(ユメ)」から「現実(うつつ)」に迷い込んだメリーだった。
メリーを助けた後、夢路は突然「現実」から「夢幻」に引きずり込まれる。夢の通り、例のネコが親分(仮面の男)を連れてきたのだ。夢路の身体が乗っ取られようとせんとしたその時、現れたのはメリーだった。


果たしてメリーとは一体に何者なのか。仮面の男の目的は。謎はまだ尽きないまま夢路は夢幻の世界を抜け出たのだった・・・。



というふう。
未見作品ということで、どうなるのかなと少し期待してましたが、まぁかったるい(爆)。
作品のヤマが来ていないからなのか、ただ淡々と進んでいくだけというちょっと悲しい展開になってしまっています。絵のクオリティは悪くないんですけどねぇ・・・。
最近のTBSアニメはいいのが揃っているだけあって、この作品には粗が目立って仕方がないですね。


放送時間などの詳細は「続きを読む」でご確認下さい。

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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月14日

冬の新アニメ2011 その6 魔法少女まどか☆マギカ

冬の新アニメ、6回目はシャフト制作のオリジナル作品になる「魔法少女まどか☆マギカ」です。
この作品は、制作はシャフト(「化物語」・「ひだまりスケッチ」など)、キャラクターデザイン(原案)は蒼樹うめさん(「ひだまりスケッチ」)、音楽は梶浦由記さん(「.hack」シリーズ・「機動戦士ガンダムSEED」シリーズなど。See-Sawの一人)が関わっているとあって、一部から前評判は高かったものと推測しています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。


何でもない日常を過ごす毎日の鹿目(かなめ)まどか。しかし滅びゆく世界の夢を見た時から同じように見える日常が変わったように彼女は感じていた
夢の中にいた少女と同じ姿をした暁美(あけみ)ほむら、奇怪な生き物が跋扈(ばっこ)する不思議な世界。そして魔法少女と謎の生き物。彼らは、契約することで魔法少女にする代わりに一つだけ願いを叶えてあげるという。
魔法少女になったまどかが望むものとは一体・・・。



というふう。


かくいう私もこの作品はとても期待していました。しかしながら、正直言ってその期待に応えるものではありませんでした。1回だけの評定なので何とも言いにくいところもありますが、淡々としていていまいち面白味に欠けてしまう部分があるからです。

それでも希望を持てる部分もあります相反する言葉で言えば、同じシャフトの中でも傑作の一つだと思う「ef -a tale of memories.」を見た時に感じた期待感(衝撃)に似ていますね。
今回の作品で言えば、見た目はとても明るくライトな感じに見えるのにもかかわらず、トーンは暗くともすればスプラッタ的な雰囲気を醸し出さんとしているところとか。蒼樹さんのイラストでシリアスなモノを見るのが初めて故の衝動もあります。
この作品、転がり方によってはものすごく面白くなりそうですけど、今のままで行くと大きく期待外れに終わりかねないなとも思います。
ちなみに、音楽に関しては非常にクオリティが高いです。さすがと言うべきなんでしょうね。


放送時間の詳細は「続きを読む」でご確認下さい。

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Posted by alexey_calvanov at 00:54Comments(0)TrackBack(0)