2013年06月16日

蚊の毒で起こったおかしな話

先日放送していたNHKの「NEWS WEB」での話。


この番組でやっている「つぶやきビッグデータ」のコーナーの中で、「蚊の毒は50゚Cのお湯を掛けると分解され、かゆくなくなる」というツイートが拡散されたという話題を取り上げておりました。何でこういう噂が出てくるのかいぶかしがっていた人も多いと思います。暑くなったので、蚊が沸いてきたところも多いからなのかな・・・とか色々考えていましたけど、何なんでしょうねぇ。ただそれ以前に、やけどするって(汗)。

で、この件に関しては、さすがNHKとも言えるでしょう、専門家に伺ったそうです。その専門家の解説によると、全く効果がないとのこと。つまりはガセだったんですね。しかし、こんなことも言っておりました。
いわく、「ただ、蚊のかゆみは熱さに比べて感じにくくなる」とのこと。ということは、毒を消すという点では全くのガセながら、熱さで紛らわすことでかゆみを消せるというにはあながち間違っていないようです。

しかし、その専門家はこうも言ってます。「熱さ以外にも、冷たさや痛みを加えることでも同様の効果を得られる」とのこと。熱いの意味ないじゃん(ギャハ)!
確かに冷たいものなら、やけどすることはないし、凍傷になるほど酷い冷たさに陥ることもそうはないはず。それに暑い時期なので、涼むという意味でも一石二鳥だと思いますね。冷却スプレーを蚊に食われたところにシュッと掛ければ、しばらくはかゆみを抑えられるのかもしれないですね。それにかゆみ止めを塗るのがスッとするのも、冷たさでかゆみを抑えられるという点で考えると納得のいく原理なんですね。


そういえば、蚊に食われたところを×の印を入れればかゆくなくなるという都市伝説もありましたね。あれも結局ガセだったみたいですけど、この原理から考えれば、あながち嘘ではなかったんじゃないかなと。


まだまだメカニズムが解明されたわけではないでしょうから、今後調べてみたら色々わかってくるかもしれませんね。それをきっかけにかゆみが取れる事態になってくれば、ノーベル賞とまではいかないまでも、画期的な治療法が確立されるのかもしれませんね。


「NEWS WEB」の放送時間は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:48Comments(0)TrackBack(0)