今日のこの試合は、急遽NHK-BS1で中継されることになったので、熊本県以外の人達も(私も含めて)見ていたことでしょう。
試合を見て思ったのは、思った以上に熊本のサポーターが駆け付けていたことでしょう。地元から来たのか、関東圏に住む熊本県出身者なのかは映像を見るだけではわからないのですが、大勢の人達に来てもらって、熊本の選手達も心強かったのではないのでしょうか。
試合は、熊本が終始頑張ってはいたものの、長い間試合がなかったブランクは大きく、後半徐々にほころびが見えてしまった感がありました。
後半11(56)分と後半29(74)分にどちらも町田也真人選手にやられてしまいましたね。特に2点目はキーパーのキックミスというのか、町田選手がよく見ていたというのか、飛び込んでがら空きになったゴールを一気に攻め込んだ格好になりました。少し熊本が不用意になってしまったかなと思った反面、実戦から遠ざかっていたことによって生じた結果なのかなとも思いましたね。
それでも、熊本は90分よく戦っていました。最後まで闘争心を切らさずに諦めないで全力でプレーしていました。今日の試合はそれが結びつかない残念な結果になってしまいましたけれども、熊本は元気であるということは十分に伝わってきました。
今日を迎えたこの一歩が、熊本の復興の一歩に結び付いてくれればと思っております。
次の熊本の試合は、柏レイソルが提供してくれた日立柏サッカー場で水戸ホーリーホックとの一戦になります。こちらも、熊本県以外の熊本サポーターが駆け付けてくれることでしょう。
いまだ本拠地のうまかな・よかなスタジアムが使えない状況なので、今後ホームに関しては、今回のように他の競技場を借りて行うのか、開催日をずらして行うのかわかりません。それでも熊本の選手達は、その状況にめげずに勝利のために戦ってほしいものです。

