2016年05月15日

熊本復興への第一歩に

今日、J2のロアッソ熊本が5試合ぶりにJリーグに復帰しました。今日の対戦相手はジェフユナイテッド千葉・市原で、アウェイでの試合(フクダ電子アリーナ)になりました。


今日のこの試合は、急遽NHK-BS1で中継されることになったので、熊本県以外の人達も(私も含めて)見ていたことでしょう。
試合を見て思ったのは、思った以上に熊本のサポーターが駆け付けていたことでしょう。地元から来たのか、関東圏に住む熊本県出身者なのかは映像を見るだけではわからないのですが、大勢の人達に来てもらって、熊本の選手達も心強かったのではないのでしょうか。


試合は、熊本が終始頑張ってはいたものの、長い間試合がなかったブランクは大きく、後半徐々にほころびが見えてしまった感がありました。
後半11(56)分と後半29(74)分にどちらも町田也真人選手にやられてしまいましたね。特に2点目はキーパーのキックミスというのか、町田選手がよく見ていたというのか、飛び込んでがら空きになったゴールを一気に攻め込んだ格好になりました。少し熊本が不用意になってしまったかなと思った反面、実戦から遠ざかっていたことによって生じた結果なのかなとも思いましたね。
それでも、熊本は90分よく戦っていました最後まで闘争心を切らさずに諦めないで全力でプレーしていました。今日の試合はそれが結びつかない残念な結果になってしまいましたけれども、熊本は元気であるということは十分に伝わってきました
今日を迎えたこの一歩が、熊本の復興の一歩に結び付いてくれればと思っております。


次の熊本の試合は、柏レイソルが提供してくれた日立柏サッカー場で水戸ホーリーホックとの一戦になります。こちらも、熊本県以外の熊本サポーターが駆け付けてくれることでしょう
いまだ本拠地のうまかな・よかなスタジアムが使えない状況なので、今後ホームに関しては、今回のように他の競技場を借りて行うのか、開催日をずらして行うのかわかりません。それでも熊本の選手達は、その状況にめげずに勝利のために戦ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月28日

故人の情報も「詳しくはウェブで」

今日放送していたNHK-BS1の「ワールドWaveトゥナイト」での話。

アメリカのとあるところでは、亡くなった人のお墓にQRコードを埋め込んで、それを携帯電話等で読み取らせると、故人の生前の一生(バイオグラフィ)や写真等を閲覧できるようになるとのことらしい。
実は、QRコードを埋め込む前も、限られた情報しか載せられない墓石の限界を感じ、ビデオなどを取り付けて見せられるようにもしていたのだそうな。しかしながら、現実的ではない(劣化の問題や電気代などがかさんでしまうんでしょうね)ということであまり一般的ではなかったそうです。
それ以外にも、人工知能を利用して、生前の人のデータを蓄積させ、しゃべらせるようにしたり、胸像型の人体模型を生前の人そっくりに作って、それをしゃべらせる、要はロボット化するということまでやっているケースもあります。さながらSFアニメやドラマを見ているかのようですね。


見てて思ったのは、すごいの一言だけでなく、人間の自己顕示欲は留まることを知らない、(生前のものとはいえ)死してなお残るものなのだなと感じましたね。それだけ「私を見て」という某アニメのキャラみたいな人は意外に多いのかもしれないなと思えてなりません、少なくともアメリカでは(苦笑)。


しかし、日本の墓石にQRコードが埋め込まれていたら、ちょっと引いてしまいますね。
まだお経が流れるとかのサービスならわからなくもないですが、生前の記録が入ってるのは日本人の感性にはあまり合っていないような・・・。


で、ふと思い出したのが、ファミ通で連載されている投稿コーナー「ファミ通町内会」で、「俺の墓」とかいうコーナーがあったかと思うんですけど、その中で、「詳しくはウェブで」とか書かれてて、アドレスかQRコードか何かが墓石の側面にあるというネタがありまして。少なくとも日本ではネタ的な扱いだろうと思ってたら、真剣にアメリカはやっていた・・・カルチャーセンスというのかギャップというのか、違うんだねぇ(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)TrackBack(0)

2011年12月12日

今週の世界のドキュメンタリーは見ておくべき

毎週月曜日から木曜日までの4日間、NHK-BS1で放送されている「BS世界のドキュメンタリー」。今週・来週の8日間にわたって、今年で20年になる旧ソ連の崩壊をテーマにした特集を組むそうです。

今日12/12(月)は、青春期にペレストロイカ(旧ソ連が行った変革運動の総称。指導部の刷新やグラスノスチ(情報公開)を主に行っていたが、チェルノブイリ事故以降行き詰まりを見せたとされる)からソ連崩壊を迎えた世代が、その後の急激な変化に揉まれた世界を経て成功ないしは失敗していった中、ソ連崩壊をどう思っているのかを描いた「わたしのペレストロイカ」
12/13(火)は、旧ソ連の構成国キルギスを舞台に、カナダの企業と地元との関係を通して、何でも国任せで動いていて、そこから抜け出せないキルギス情勢と独裁体制の崩壊からの混沌期を描く「キルギス 遠き民主社会」
12/14(水)は、旧ソ連の構成国グルジアを舞台に、若き大統領サーカシビリがヨーロッパの一員となるべく翻弄するものの、過激な行動を取れば取るほど、ロシアとの関係が悪化し、遂には領土(および民族)問題にまで発展するまでに至った過程を描いた「グルジア 大統領の賭け ~欧州の一員となるために~」
12/15(木)は、地方紙を立ち上げた夫婦が、ロシア国内に残る『言論統制』に翻弄されながらも地域に愛される新聞を作っていく姿を描いた「われらの新聞 ~ロシア ある地方紙の葛藤~」
12/19~12/22は、ロシア大統領を8年、首相を4年務めたウラジミール・プーチン首相の12年を描いた「プーチンの野望」を4回にわたってお送りしていきます。


この「BS世界のドキュメンタリー」は海外のテレビ局が制作したドキュメンタリーで、日本からの視点ではなかなか見られない作品が多く、秀作揃いでもあります。特にイギリスBBCやフランスの放送局、アメリカの3大ネットワーク以外のテレビ局が手掛けるドキュメンタリーは非常にデキのいい作品が多いですよ。


現代史が好きな方、世界のドキュメンタリーがどういうふうに作られているかを見てみたい方は一度見ておくことをオススメします。


放送時間は「続きを読む」を参照。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)