その中の一つ、ゲームソフトの配信。現在ファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイ、+追加パックでニンテンドウ64・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ(セガのハード)のソフトが配信されています。その中の一つ、スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineで大きな出来事が起こったのです。
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineで配信されている「スーパーフォーメーションサッカー」が、3/28の午前10時をもって配信終了になると発表されました。今まで各ハードのNintendo Switch Onlineでは配信終了となる作品は無かっただけに、この作品の配信終了は驚きをもって迎えられました。
配信終了になる詳細な理由は語られていないものの、考えられる理由の一つに権利関係のこじれがあったのではないかという点です。
この作品は、ヒューマンという会社から発売されました。しかし、ヒューマンが事実上倒産した後は、スパイクに権利が移り、そのスパイクもチュンソフトに吸収合併され、現在のスパイク・チュンソフトになります。今回、そこからまた別の会社に移る可能性があるのかもしれません。
今回のようにならないために、買い切り制度の復活を望む声もあります。実際、Nintendo Switch Onlineの前、Wii・Wii U・ニンテンドーDS・ニンテンドー3DSでは、バーチャルコンソールというものがありました。これは、各ハードから発売されていたソフトを有料で買い取ることのできる制度で、ここで買い取った作品は、半永久的にプレイ可能となっていました。Nitendo Switch Onlineの場合は、作品をチョイスしてプレイする格好になっているので、今回の事態になると、もうユーザーで遊びたいと思ってもプレイできなくなってしまいます。
なお、どうしてもこの作品を遊びたい場合、2017年に発売されたニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録されているので、そちらでプレイすることになりますが、既に販売終了になっていると思うので、遊ぶにも大変なはずです。できることならもっと簡単に遊べる救済措置が欲しいところですけど、様々な要因が絡んでいると思われるので、かなり難しいでしょうね・・・。

