2020年04月15日

春の新アニメ2020 その13 天晴爛漫!

春の新アニメ2020、13回目はオリジナル作品の「天晴爛漫(あっぱれらんまん)!」です。
オリジナル作品で全く情報がない中で、唯一の拠りどころがP.A.WORKSだからという点だけ。ただねぇ、最近のP.A.WORKSは・・・と思ったところで、言うのを今は止めておきましょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


19世紀末、もうすぐ20世紀がやって来る前の時代。天才ではあるが、社交性を全く持っていない主人公は商家の次男坊で、父親から放蕩息子のように見られていた

ある時、事件を起こして牢に入れられるも、すぐに抜け出し、家の蔵で発明に勤しむ。そのことで主人公に危機が訪れることを知らされたもう一人の主人公は、師範代になるほど剣の腕前が達者彼をキテレツな発明家のお目付け役にしたのだ。
そして、キテレツな発明家を救うため、彼を手引きするものの、キテレツな蒸気船を無計画で動かしたことで生命の危機に陥れるまで漂流するハメになり、偶然救ってくれたアメリカの蒸気船に引っ張られ、ロサンゼルスに流れ着くのであった。


というふう。


実は、この後色々あって、自動車レースに挑むわけなんですが、そのあたりの経緯は第1話では語られませんでした冒頭にレースのスタートシーンだけ出てきたんですよね。
ただ、主人公のキテレツ発明家は共感できないなぁ・・・。ただ己の身を投げ出して無茶するだけの無鉄砲なヤツなんだよね。1人だけでやるなら迷惑掛けないからいいけど、お目付け役を巻き込んでるからね。ただの酷いヤツで終わっちゃってるよ。さらに、話も平坦でわかりにくい、というのか見ていて飽きるというのが正しいのかな。


破天荒なのがいいのだろうけど、破天荒が過ぎて嫌味になってしまっている感があります。最近のP.A.WORKSは、このあたりが上手くコントロールできていないんだよなぁ。絵はきれいだけど、中身が伴ってない。そんな感じがします。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年10月16日

秋の新アニメ2018 その9 色づく世界の明日から

秋の新アニメ2018、9回目はP.A.WORKSが手掛けるオリジナル作品の「色づく世界の明日から」です。
P.A.WORKSの作品は、正直当たりハズレが多く、ここ最近はハズレの部類が多い気がするんですね(あくまで個人の感想ですが)。ただ、今回は青春群像劇として期待が持てる気がするのよね。ちょっとだけ期待している作品です。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼い頃に色覚を失った女子高生。色覚を失ったことがきっかけで魔法使いの一族ながら魔法が嫌いな少女になっていた。


祭の日の夜、彼女はおばあちゃんから時魔法を掛けられ、60年前のおばあちゃんに会うように言われる。飛ばされた先は、ある人の家で、図らずもそこに『不法侵入』してしまう格好になる。
行く当てを失った彼女は自分の家に行こうとした時、偶然にも同じ高校の生徒に出会うことになる(同時に彼女の『不法侵入』の写真を撮っていたのだが)。

無事に家に着いた時、おばあちゃんはそこにいなかったものの、主人公から見てひいひいおばあちゃんになる女性に引き取られ、おばあちゃんの母親や父親と共に面倒を見てもらうことになる。そして探し物を見付けるため街を歩いていたら・・・。



というふう。


初回は、結構地味ながらところどころインパクトがありましたね。(魔法の効果とはいえ)いきなり不法侵入なんてできんわい(ニヤニヤ)。あと主人公は結構ダークだよね。色覚を失ってある意味自暴自棄になっているのかな。モノクロの世界の中で生きる彼女を一筋の光になるであろう、ある人物の絵が彼女を変えてくれるきっかけになるんかねぇ。そう思うと、今後彼女が出会った人達が、いいふうに作用してくれるんでしょう。。そして、これがおばあちゃんの運命も変えることになるのでしょう。


作品の持って行き方次第では面白くなりそうです。とりあえず今回のP.A.WORKSは安心して見られそう(苦笑)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2017年04月12日

春の新アニメ2017 その5 サクラクエスト

春の新アニメ2017、5回目はP.A.WORKSが送るオリジナルアニメの「サクラクエスト」です。
いわゆる「お仕事シリーズ」として組み込まれたもので、今回で第3弾になります(過去の作品は、「花咲くいろは」と「SHIROBAKO」)今回は結構クセのある話のようで・・・。一体どうなることやら。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、短大生で就職活動真っ盛り。しかしことごとく入社試験に落ちてしまい、成す術なし。もはや最後の1社だけになってしまった(最終的には落ちるのだが)。


そこに掛かってきた電話は、過去バイトでお世話になったモデル事務所。何でも間野山という田舎町に行って、そこの観光協会のお仕事として、観光大使になってほしいとのこと。
1日のことだろうと思って、これは渡りに船だと思った主人公は、引き受けて実際に向かったのだが、クライアントからは名前違い(既に故人だった)で帰れと言われてしまうものの、最終的にミニ独立国「チュパカブラ王国」の国王に就任したのだった。ところが、この仕事1年住み込みだったのだ。


帰ろうと思っていたものの、周囲の説得に心が折れ、渋々ながら受け入れることになるのだが・・・。



というふう。


第1話にして、結構ジェットコースターな展開になっていましたけど、いつものP.A.らしいといえばらしいね(ニヤニヤ)。ドタバタさせておきながら、ちゃーんと主要人物の紹介をこなしていく。物語の背景も丁寧に描かれているので、何をするのかがわかりやすいです。
ちなみに、今回はミニ独立国のある間野山を盛り上げるというミッションなんですが、シャッター通り商店街を盛り上げるのは相当苦労しますよ。しかも今回のミッションに快く思っていない人達もいるようですし・・・。その人達をどう説得するのかも課題になるんでしょうね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年04月08日

春の新アニメ2016 その5 クロムクロ

春の新アニメ2016、5回目はP.A.WORKSが手掛けるオリジナルアニメ「クロムクロ」です。
この作品はP.A.WORKS15周年記念作品として製作され、同社初のロボットアニメのようです。前評価もそれなりに高く、私自身も少し期待しておりました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


黒部ダム建設時に発見された謎の遺物「アーティファクト」。その研究を行うために、同所に国連主導の研究所が置かれた。そこには主人公の母親も勤めていた。


ある日、三者面談にやって来た母が携帯電話を忘れてしまう。それを届けるために、母の勤める研究所に向かうことになった。無事に携帯電話は渡せれたものの、時をほぼ同じくして研究所をはじめとして富山県のあちこちに謎の飛行物体が落下ロボットに変形して襲い掛かってきた。
そして、それに呼応するかのように、「アーティファクト」の中から全裸の男が現れる。彼は刀を手に主人公へ襲い掛かってきたロボットを成敗するのだった。



というふう。


作品としてはテンポがよく、主人公の性格とかはよくわかったものの、事の詳細があまり見えてこなかったのが残念突如襲い掛かってきたロボットの正体はわからないまま終わってしまったし、何より全裸の男は何者ぞ・・・と思いながら終わってしまったので、そのあたりは消化不良に。でも、仕方ないわな(汗)。


この作品に関しては、ロボットの戦闘シーンが軸になってくると思うので、そのあたりまでは大きく評価できないでしょうね。ちなみに、第1話を見ている限りは、「スターウォーズ」に出てくるロボット兵のようなモーションだった気が(苦笑)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)

2016年01月14日

冬の新アニメ2016 その9 ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

冬の新アニメ2016、9回目はKADOKAWAのレーベル角川書店で刊行されている小説が原作の「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」です。
前回の「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」同様、ライトノベルではない小説が原作になりました。作者自身はミステリー作家として大成している方でもあり、今回のこのシリーズもその色がメインになっています。しかしながら、青春群像劇や恋愛モノといった要素も多分に含まれており、様々なジャンル向けに薦められる作品のようです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


中学まではバレーボールで青春を謳歌していた主人公。しかし、毎日バレー部での活動漬けになったことに嫌気が差し、あることで吹奏楽の演奏を見たことで、高校に入学したら華麗で乙女なキュートガールになるべく吹奏楽を始めようと決意。実際、祖母から買ってもらったフルートを片手に、吹奏楽部に入部するのだった。
ところが、そこには憧れを抱くことになる顧問の先生と主人公の幼馴染みがいたのだった。しかも吹奏楽部は廃部寸前。かつ様々な難題が吹奏楽部に舞い込み、波乱の予感



というふう。


この作品は、P.A.WORKSの作品にしては珍しく淡々と事が運ばれていったなと思った矢先の終盤、幼馴染からの衝撃の告白に皆驚かれたことでしょう(汗)。いやぁ、そんなオチ誰も期待してなかった(苦笑)。というより、全てそれが持って行ってしまったよ。一体何ごとなのかはここでは書かないでおきますが、すごかったですわ。

でも、そのあたりの話は、物語のメインにはならずに、あくまで吹奏楽部に起こる難題を主人公と幼馴染みが解決するという流れになっていくものと思います。そうだとすると、奇をてらうよりも、盛り上がりのある展開を描いてほしいと思います。ちょっと初回にしては力不足のように感じましたわ。去年手掛けた「SHIROBAKO」があまりにもよかっただけに、少々心配です。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2013年07月10日

夏の新アニメ2013 その7 有頂天家族

夏の新アニメ、6回目は森見登美彦さんの小説が原作の「有頂天家族」です。キャラデザインに「さよなら絶望先生」などを手掛けた久米田康治さんが原案を出し、アニメ制作は「True Tears」・「TARITARI」などを手掛けたP.A.WORKSが、制作(ロケーション)協力で京都府・京都市・KBS京都が関わっていることから、この作品にかなり期待を掛けているのではないかと思っています。
ちなみに、この作品はNHK-FMの「青春アドベンチャー」という番組でラジオドラマとして放送されており、その時のキャストの中には天野静雄さんや多田木亮佑さんといった名古屋では非常に有名な役者さんが出演していました(彼らが出演しているということから、このラジオドラマはNHK名古屋で制作されたのではないかと推測)


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


下鴨神社・糺(ただす)の森に住む狸の一族である下鴨家。父親は鍋にされてしまったのだが、その理由は定かではない。ただ、その中でも三男矢三郎は、普段は人間の姿に化け、天狗の赤玉先生の下に行ってはちょっかいを掛けたり、人間でありながら赤玉先生が心酔してしまったがために天狗としての術などを教えられた弁天に振り回されるなど、「面白きことは良きことなり」を身上としていたので、それなりに楽しく暮らしていた。

そんな中で、矢三郎は父の死の真相やライバルとの争いに巻き込まれていく



というふう。


まだ1回目ということもあって、まだ真相がわかるというふうではないですね。ともすれば少々とっつきにくいところもあるんじゃないかと思って見ておりました。もう少しキャラの説明があれば・・・とも思ったんですけど、まぁあれくらいでも十分説明したんだと思っているのでしょう。
個人的には少々説明不足で、作品の魅力があまり伝わってこないのが残念ですけれども、京都の景色(ロケーション)はものすごくきれいで見どころたっぷりです。これは観光で回ってみたいと思うわ(笑)。


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)