オリジナル作品で全く情報がない中で、唯一の拠りどころがP.A.WORKSだからという点だけ。ただねぇ、最近のP.A.WORKSは・・・と思ったところで、言うのを今は止めておきましょう。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
19世紀末、もうすぐ20世紀がやって来る前の時代。天才ではあるが、社交性を全く持っていない主人公は商家の次男坊で、父親から放蕩息子のように見られていた。
ある時、事件を起こして牢に入れられるも、すぐに抜け出し、家の蔵で発明に勤しむ。そのことで主人公に危機が訪れることを知らされたもう一人の主人公は、師範代になるほど剣の腕前が達者。彼をキテレツな発明家のお目付け役にしたのだ。
そして、キテレツな発明家を救うため、彼を手引きするものの、キテレツな蒸気船を無計画で動かしたことで生命の危機に陥れるまで漂流するハメになり、偶然救ってくれたアメリカの蒸気船に引っ張られ、ロサンゼルスに流れ着くのであった。
というふう。
実は、この後色々あって、自動車レースに挑むわけなんですが、そのあたりの経緯は第1話では語られませんでした。冒頭にレースのスタートシーンだけ出てきたんですよね。
ただ、主人公のキテレツ発明家は共感できないなぁ・・・。ただ己の身を投げ出して無茶するだけの無鉄砲なヤツなんだよね。1人だけでやるなら迷惑掛けないからいいけど、お目付け役を巻き込んでるからね。ただの酷いヤツで終わっちゃってるよ。さらに、話も平坦でわかりにくい、というのか見ていて飽きるというのが正しいのかな。
破天荒なのがいいのだろうけど、破天荒が過ぎて嫌味になってしまっている感があります。最近のP.A.WORKSは、このあたりが上手くコントロールできていないんだよなぁ。絵はきれいだけど、中身が伴ってない。そんな感じがします。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

