2013年01月05日

レコゲー2013 1月 携帯ゲーム機編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
携帯ゲーム機も据え置き機同様月半ばまで出てこないので、からっからの状況です。しかも3DSに関しては1月に1本も出ないというすごい事態になっています(汗)。任天堂ハードがここまで出ないのはずいぶん久しくないですよ。まぁ、3DSに関してはドラクエⅦが待ってますから、それなりに盛り上がれるのでしょうけど、注目作が1本しかない(据え置き機と同じ発売なので、そちらで紹介済)PS Vitaとか大丈夫なんでしょうか(ニヤニヤ)?


というわけで、携帯ゲーム機は実質PSPの紹介です。まただよね、これ(苦笑)。
ほとんどギャルゲーばかりなので、据え置き機と同じでダイジェスト的紹介にしますわ。


①「グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-
2011年にPCで発売された同作品の移植版。グリザイアとは、フランス語のグリザイユ(灰色という意味の芸術用語でもある)から来ているそうな。「化物語」シリーズの渡辺昭夫さんと「智代アフター」のフミオさんがイラストを担当しています。
PSPに移植されるにあたり、その2名の新規書き下ろしイラストが追加。またCGなどをスクリーンショット機能を利用してPSPの壁紙に利用することも可能になっています。さらにメモリースティックにフルインストールも可能になり、2枚組でも1枚のディスクで快適にプレイすることが可能になっています。
2011年の作品の中ではかなり注目された作品なので、未プレイの人や年齢制限でプレイできなかった人(ただし、CERO:D区分)にオススメです。

②「黄昏のシンセミア PORTABLE
2010年にPCで発売された同作品の移植版。2010年の萌えゲーアワードで金賞を受賞した作品でもあります。
PSP移植にあたり、PC版制作スタッフによるシナリオ修正や新規イベントCGの追加などが施されています。
こちらも人気作品なので、未プレイの人や年齢制限でプレイできなかった人(ただし、CERO:C区分)にオススメです。

③「恋愛0キロメートル Portable
2011年にPCで発売された同作品の移植版。4兄弟の中にいる主人公が、5姉妹のいる家の子供になった(いわゆる子供交換)という異色作品でもあります。
PSP移植にあたり、新規ヒロイン(5姉妹以外のヒロイン)追加とサブヒロインのメインヒロイン昇格、PC版スタッフによるシナリオとCGの修正と追加、新規オープニング曲と新規挿入歌の追加が決まっています。

④「機装猟兵ガンハウンドEX
2009年にPCで発売された同作品の移植版。PCでは珍しい2Dの横スクロールアクションゲームとして発売されていました。
石油に代わる新たな資源の争奪を巡る争いを描いたものになっており、1990年代に発売された横スクロールアクションゲームを意識したものになっています。
PSPで味わえるレトロゲームの匂いを感じ取れる人にはオススメかもしれません。

⑤「TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC
2011年にPCで発売された乙女ゲーの一つ。9人のキャラのうち各3キャラが3バージョンで登場しているのですが、今回はSUPER MINT DISCが登場します。
前回の作品をプレイした人には、基本的な内容は同じなので、じっくり楽しめるかもしれません。なお、追加要素も同じです。


携帯ゲーム機編 結論
基本的にPSPが元気に見える月。それ以外のハードは全くと言っていいほど音沙汰がないんじゃないかと思えるほど。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月27日

ソニーの総力を結集して、PSPの後継機が作られることに

かねてから出る出ると言われていたPSPの後継機が遂にベールを脱ぎました。
既にリークされていた情報通り、タッチパネル・NTTドコモの通信網(3G)を利用したデータ通信が利用可能になっています
で、その次世代PSPの名前はNGP(Next Generation Portable)恐らく仮の名前になるとは思いますけれども、次世代の携帯ゲーム機をそのまま打ち出しています


それでは、詳細を見ていきましょう。


液晶は5インチのタッチパネル有機EL液晶を搭載したことで、PSPの4倍の解像度を持つことができるようになったとのこと。タッチパネルではあるものの、ニンテンドーDS(以下DS)のようにタッチペンを使わなくても反応しやすいようになっているようです。そのため、指でタッチする(触る)、叩くという基本動作以外にも摘まむ・弾くといったトリッキーな操作も可能になっているとのこと。このことからかなりDSを意識したものになっています。また先述の通り解像度の高い画面を搭載することで、叩いた時の波紋やパチンコのしなり具合もきれいに再現されているようです。

さらにPS3のコントローラー(DUAL SHOCK)と同じく3軸のジャイロ・3軸の加速度を合わせた6軸検出のセンサーと3軸の電子コンパスセンサー、そしてソニーの携帯ゲーム機では初になる左右両方にアナログスティックが搭載されています。
もしかすると、PS3のコントローラー代わりに利用可能になることを想定して制作されている可能性があります。
例えば、マージャンゲームをやる際には、手牌をNGPの画面に表示させ、捨てる牌をタッチすると、テレビ画面に捨てられる牌が表示される・・・というふうになるでしょう。これがあれば、仲間うちで簡単なパーティーゲームが楽しめるようにもなるのではないかと。もちろんオンラインゲームとの連携や画面を上手く調整できればNGPのみでも可能です。
なお、ボタン配置はこれまでと同じでボタンも6つ

本体そのものの形はこれまでと同じ上下をカットした円形(スーパー・オーバル・デザイン)。PSPと違うのは、本体背面に凹みがあり、手のグリップ感を感じやすくなっています

そして、リア部分にはカメラが搭載されています(画素数は不明)。恐らく顔を取り込み、アバターとして楽しめるゲームを楽しめるのかもしれません。

通信機能は、これまでのアドホック(ワイヤレス通信)・インフラストラクチャー(無線LAN通信)の他に3Gを介した通信も用意されました。インフラストラクチャーと3Gでは、最新ゲームの情報を入手できる「LiveArea(ライブエリア)」や近所で遊んでいるユーザーの情報を知ることのできる「Near(ニア)」が利用できます。もちろんウェブ・メッセージ(メール)・PSストアの利用も可能です。


なお、Android端末利用者にも朗報があり、同機種であれば、PSなどの作品をダウンロードできる「PlayStation Suite(プレイステーション・スイート)」が利用できるとのことだそうです。


PSP・PS3では発売の停滞に陥った時期が長引いたことを反省してか、かなり積極的な攻めを見せています。特にPSの立ち上げ以来になるグループ間のコラボが実現しているのは大きいですね。
ゲームに関する部分はSCEが担い、ケータイ通信に関する部分はソニーエリクソンが担うという互いの長所を上手く引き出せたのではないかなと思います。
そして大きく水を開けられたDSを徹底的に研究していますね。DSは3D機能に特化させていますけど、NGPに関しては2Dに特化し、最高の映像が出せるようになっているなと感じています。

気になるのは価格と発売時期ですけれども、どちらも未発表。発売時期は年末になるとのことだそうですが、恐らく2012年までかかるんじゃないかと思います価格も3万弱とにらんでいます。


ともあれ、今年のゲームショウ最大の目玉が今年の初めに出てくるとは誰も予想してなかったでしょうね・・・。先の話ですけど、ゲームショウのある9月が待ち遠しいです。  
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)TrackBack(0)