2014年07月17日

夏の新機種2014 ワイモバイル編 前編

6月にイーモバイル(イーアクセス)とウィルコムが合併してできたイーアクセスが、7月にワイモバイルに社名変更し、いよいよ8/1よりサービス開始となります。
企業合併後もケータイ・PHS双方の事業を行っていくということだそうで、こういった形態の業務は、NTTドコモ以来(後にドコモのPHS事業は休止)になりますね。


ワイモバイルは、Yahoo!との連携を軸に行う携帯事業者で、誰もが低額で安心して使えるをモットーに普及を図って行くとのことだそうです。それゆえに、メインターゲットはスマホを利用していないユーザーになるとのことで、当然ながらPHSが大活躍する素地はあるとも言えるわけです。

料金プランは、ケータイ・PHS共通でS(2980円/月)・M(3980円/月)・L(5980円/月)の3タイプで、Sタイプの場合は、通話の場合は10分以内なら300回/月まで、通信の場合は4Gで1GB/月利用可能になるということです。しかも、この3プランで付与される定額分は通話・通信共通というふうになっています。簡単に言ってしまえば、一昔前の料金プランのようなものですね。
なお、もっと通話をしたいという場合は、いずれのプランに1000円/月を加えるだけで通話料が定額になる「スーパーだれとでも定額」というオプションも用意されています。

もう一つは、Yahoo!との連携
無料でYahoo! JAPAN IDとのひも付けができ、プラスで「Y!mobile メール」・30GBまで利用可能な「Yahoo!ボックス」・「Yahoo!ウォレット」が利用できるようになっています。また、ワイモバイルのスマホからYahoo! JAPANのトップページないしは同アプリにログインすると契約プランに応じたマイルが貯まるパケットマイレージサービスも行われます。このマイルは翌月にパケット通信量に『換金』でき、最大は無制限となっています。また、このログインでは、「パケくじ」というサービスも受けられ、連続5日ログインした場合にはボーナスで最大200マイルもらえるということも行われる予定です。


では、新機種の紹介です。普段ならば春の新機種としての紹介になりますが、8月にサービスを開始するという便宜上、夏の新機種というふうで紹介しています。今回は旧イーモバイルにあたる機種の紹介です。


①STREAM S 302HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるストレートタイプのスマートフォン。4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ベースとなっている機種は同社の海外モデルAscend P6でOSはAndroid4.4。
厚さ8.6mmの薄型モデルになっている。

個人的感想
基本的に、このモデルは薄さがメインになっているだけという印象。機能面では正直あまり期待は持てないので、スマホを初めて使う人用の機種になりそう。


②DIGNO T 302KC
4.5インチQHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL-STD-810G(MIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV)に相当する対衝撃機能を搭載している。

個人的感想
この機種には、はっきり聞こえるようにするためにディスプレイ全体が振動して通話音声を伝える「スマートソニックレシーバー」を搭載しているので、中高年にもターゲットを絞れそう。また5色の多色展開も行っているので、男性・女性どちらにもウケがよさそうでもある。


③Pocket WiFi 303HW
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるモバイルWi-Fiルータ。2.4インチのカラー液晶を搭載している。
専用のAndroidないしはiOSアプリを利用すれば、ワンセグ・フルセグでの視聴が可能になっている。

個人的感想
この機種はソフトバンクから販売されるPocket WiFi 304HWと同じもの。ゆえに、今使っているケータイで選ぶという形になるのかもしれない。


次回は旧ウィルコムが展開していたPHSの機種紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)