2024年10月03日

秋の新アニメ2024 その3 Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

秋の新アニメ2024、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルである「Re:ゼロから始める異世界生活」の第3期「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」です。
今期は全8話と短い放送になりながらも、第1話(通算では第51話)は劇場で先行公開されることとなりました。「ダンジョン飯」でも行われた、この方式。「ダンジョン飯」で上手く行ったから、味を占めたかな・・・とか嫌な言い方をしてしまいますけど、元々この作品は実力もあるし、皆早くみたいだろうから、こうなったんだと思っています。


あらすじは続きモノなので無し。聖域の開放から1年経ち、1枚の招待状が来たことで、物語が大きく動き出すところから始まります。


さて、先程も書いた通り、劇場公開版を90分流すという方式を採ったのですけど、すごくよくできた作品になっていました。
放送内でバッキバキに伏線が張られており、どうしても3期までやると散在しがちなキャラ紹介や特徴をわかりやすく見せていましたね。

伏線に関して言えば、例えば、歌姫が歌っている途中で、主人公が茶々を入れたことで、街の人の怒りを買い、フルボッコにされるのですが、その時に「1年ぶりに死の覚悟をした」というセリフを吐くんです。もちろん、主人公の特殊能力「死に戻り」を意識させるだけでなく、終盤のあのシーンへのフラグになってるんですよねぇ。
そして、魔女教の話が出てきた時点で、大きなフラグだったんだなと、終盤のあのシーンで、やはり思わされるわけです。全てが集約されて、あのシーンになるのなら、かなり完成度の高い見せ方です。

キャラに関しての紹介も、個別にキャラの時間を作って、こんなこと喋ってたんだとか、こんな態度取ってたよね・・・とかがよくわかったシーンがいくつもありました。あとは今回見せた新しい魅力的なシーンも印象的でしたね。浴衣は反則だろう(ニヤニヤ)。

終盤のあのシーンは、皆魅了されてしまって、正常な判断ができなくなっているんですね・・・。一番おかしいと言いそうな主人公が何も言わない時点で、おかしいと思ってたら案の定だもの。この知らないうちにやって来る狂気という見せ方も相変わらず上手いですわ。


普段、シリーズものに関しては、あまり高い評価を下さない私でも、今回のデキのよさを見てしまうと、高く評価しないといけないと思ってしまいますわい。次回以降のハードルは上がりますけど、過去のデキも知っているので、大丈夫でしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2020年07月09日

夏の新アニメ2020 その3 Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

夏の新アニメ2020、3回目は、ネット小説投稿サイト「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAの子会社メディアファクトリーのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルである「Re:ゼロから始める異世界生活」の第2期「Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season」です。
1期の放送は2016年だったんですね・・・。4年経った間に、OVA(劇場版)をやったり、コラボ的なスピンオフ(「異世界かるてっと」2作品)、そして新編集版も放送されました。
いよいよ待望の2期・・・と思ったら、新型コロナウイルスの影響で7月まで延期になりました。本当に待たされたと思った方もいらっしゃることでしょう。ちなみに、今回は分割2クールとのことなので、後半は来年になるらしい・・・。また半年待たされるのか(汗)。


あらすじは続きモノなので無し。空中に浮かぶ白鯨と魔女教の使者を倒したところから始まります。


白鯨と魔女教の使者「怠惰」を倒して安心したと思ったら、別の魔女教の使者がやって来てさあ大変奮闘はするものの、結果的に仲間の1人は記憶を失ってしまい、もう1人は名前も消されてしまったことでこん睡状態に陥るという状況になってしまうという、主人公にとっては結構酷な展開になってしまいます。この作品そのものが絶望至らしめるばかりの展開が多いために、もう1期から見ている人はどうってことない感覚になってますけれども、ここから初めて見た人には結構ショックでしょうね。そして、この作品のキーワードでもある「死に戻り」を試みたものの、全く変わらなかったため、仲間を救えなかった絶望感から終盤はもうおかしくなり始めている(りんごの皮むき用のペティナイフで自分を一刺ししかねない雰囲気を醸し出してるのよ(汗))んですよね・・・。幸いヒロインが理解力のある人なので、主人公のメンタルは何とか首の皮一枚繋がった状況になったわけです。


1期を見ている人は、おさらい感覚で見ているのかなと。主人公の立ち位置・特徴が結構よくわかる回でもありました。2期で初めてという人も、ある程度はわかったんじゃないかなと思うのですが、できれば1話からしっかり見てもらいたいと思っております。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


Re:ゼロから始める異世界生活 新編集版 Blu-ray BOX
Re:ゼロから始める異世界生活 新編集版 Blu-ray BOX



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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2020年01月20日

冬の新アニメ2020 その16 異世界かるてっと2

冬の新アニメ2020、16回目はKADOKAWAが制作に関わっているアニメ「オーバーロード」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始める異世界生活」がクロスオーバーした「異世界かるてっと」の続編になる「異世界かるてっと2」です。
今期は「盾の勇者の成り上がり」の3人がゲスト出演という形で登場するとのこと。どんな形で参加するのか気になりますね。


あらすじは続きものなので無し。クラスになじんできた2組の面々に、突如転校生がやって来るところから始まります。


いきなり「盾の勇者の成り上がり」の主人公である尚文がガラッと戸を開けて参上するかと思ったら、彼は隣のクラス(1組)の生徒という驚愕の事実が発覚(ちなみに、2組の転校生は「この素晴らしい世界に祝福を!」に出てくるちょむすけというネコ)。そして飼育小屋にフィーロが突如現れ、ラフタリアは尚文を探し出す15分の作品の割に急展開すぎるなぁと思うものの、このノリが、この作品には丁度いいのかも。
基本的には前期と同じテンポ。前期見ていて面白いと思った人なら、今期も十分付いていけるでしょう。なお、まだ見たことないという人は、動画配信がなされている(dアニメストア・ビデオパス・ビデオ放題・ネットフリックスなど)ので、見てから・・・というふうでもいいでしょう。幸い続きで見られるようになっていますし。


もっと「盾の勇者の成り上がり」のキャラが絡んでくれればいいのですが、彼らは1組なので本当に『ゲスト』になるのかなぁ・・・。でも面白いので、今後に期待です。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年04月18日

春の新アニメ2019 その12 異世界かるてっと

春の新アニメ2019、12回目はKADOKAWAが制作に関わっているアニメ「オーバーロード」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始める異世界生活」がクロスオーバーした「異世界かるてっと」です。
これら4作品の中で、一部作品は劇場版の公開が決まっていたり、2期の話が出ていたりと人気と話題を持っているわけです。ある意味それらの宣伝アニメなんじゃと勘繰りたくなりますが、いかに(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


4作品の主人公とその仲間達は、ある時謎のスイッチが手元に現れ、ひょんなことからそれを押してしまう。すると空間が歪んで転移する。転移した先は、何と学園。ともすれば、昔いた現実世界のそれと同じように見えるものの・・・。

果たして、彼らがこの異世界にある学園に飛ばされた目的とは一体?



というふう。


騒がしいというのか何というのか(爆)、最初からドタバタコメディを存分に発揮して、15分だというのに倍の時間を見ているかのようにお腹いっぱいになりました(苦笑)。作品を知っていれば、各キャラの特徴がわかるので、いつも通りだなとか思ったりするものの、見たことのない作品のキャラが混じっていると、キャラの多さもあって、わかりにくいふうになるのかなとも。


人を選ぶというのはもちろんのこと、作品を見知っている人向けの作品になっているのかなとも思います。ゆえに評価の難しい作品でもあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2016年04月10日

春の新アニメ2016 その7 Re:ゼロから始める異世界生活

春の新アニメ2016、7回目はKADOKAWAの子会社メディアファクトリーのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルが原作の「Re:ゼロから始める異世界生活」です。
この作品も元々はネット小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれたものだそうです。見た感じでいくと、そこまでシリアスなのかいなと思っておりましたが、いかに。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はコンビニで買い物をしていた帰り、突如異世界に召喚されることになる。路頭に迷った主人公に容赦なく襲い掛かるチンピラ。そこに1人の少女が救ってくれることになる。すっかり意気投合し、彼女の探し物探しに協力するものの、謎の女性に殺されてしまう

しかし、主人公は再び召喚当初の状況に戻ってしまう。わけがわからない中でも、直前まで味わった経験を糧に殺された場所に戻り、何とかしようとしたものの、結局再び謎の女性に殺され、元の木阿弥状態に・・・。


そこで彼は思う。俺には死んでもその時までの記憶が残っているのではないかと。



というふう。


この作品は、いわゆるタイムリープと称する特性を持った人物が繰り広げる物語で、有名なところだと「時をかける少女」・「魔法少女まどか☆マギカ」がありますね。もっとも、「涼宮ハルヒの憂鬱」の中の「エンドレスエイト」のように、クドくやると視聴者から猛烈な批判を浴びるため、あまりやり過ぎるのも考えものなんですがねぇ。

さて、この作品はというと、物語の核になるであろう2人のヒロインと謎の女性が登場しているのですが、それぞれ個性的でわかりやすい性格をしていますわ(笑)。また初回1時間スペシャルということで、丁寧に作品が進められていると思います。主人公に備えられたタイムリープの特性と発動するための条件とかは特に。
ただ、なぜ主人公が召喚対象になったのかとか主人公自身が見てきた事情を話さないのかとか解せないところもあり、その点はもう少し描いてほしかったなとも。このあたりは先々わかるんでしょうけど、1時間あるならそのあたりも・・・と贅沢を言いたくなるわけで。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)