夏の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今回も悪い作品のうち、2つはすぐに決まりました。それに対して、もう1つだけが悩みに悩んだ末で・・・というふうになったので、このあたりは好みなのかなとも思っております。早速見ていきましょう。
今期のワーストは、ダントツで「チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~」でしょう。
話の内容にヤマが無いばかりか、登場人物の詳細な紹介がいまだに無い。主人公でさえ何者なのかを多く語られないまま、ただただ作ったものが飛ぶように売れるというおかしな世界が繰り広げられる有様。作中で主人公の作ったポーションは美味と称していますけど、私が思うには、この作品は美味ところか不美味、つまり不味く、それこそ同じく作中で出てくるゲロマズポーションなんじゃないかと思わされましたよ。とにかく作中に出てくる人や作品内の世界がおかし過ぎる。ひどいわ・・・。
2番目は、「魔法科高校の優等生」。
作品を知らない人なら普通に見られるのでしょうけど、知ってる人からすれば、「魔法科高校の劣等生」の主人公が見た視線を同作品の妹がほぼそのまま見ている感があるので、視点を変えた意味をあまり成していないんです。結局同じ内容をトレースしているだけのようにも見えまして、凝ってたのは1話のみというのが現状。作画が悪いという意見もありますけど、作品構成が悪いから作画が悪く見えるんじゃないかと思っております。
3番目は、「SCARLET NEXUS」。
話が早く飛び過ぎてしまって、内容を深く噛みしめられないまま進んでしまっている印象。あれよあれよと進んでしまっているので、わけがわからなくなっております。登場人物の多さもそれに拍車を掛けている感じがします。似たような構成である「探偵はもう、死んでいる。」も結構ヤバいレベルですが、登場人物の少なさで何とか治まってる感があります。