SNK自身は2001年の旧SNK倒産後は、SNKプレイモアとして復活し、後に現在の名称に替わりました。過去のゲーム資産を活かしながら、新しい事業を展開するという流れになっていますね。パチスロ事業やNEOGEO Xとしてライセンス提供するというのが、その代表例でしょうか(共に後に撤退)。
そんなSNKが、アリカとIP(知的財産)のリヴァンプ(再生・復活)を図っていくようです。
アリカは長年ゲーム開発に携わってきた会社で、「ストリートファイターEX」・「テトリス ザ・グランドマスター」・「テトリス99」などを担当しています。自社で展開することは少ないものの、開発力が高いことに定評はあります。
SNKは200以上のブランドコンテンツを所有しているとのことですが、今回利用できるのは、格闘ゲーム以外のコンテンツ。格闘ゲームは本丸という位置付けなので、なかなか『手放さない』ようです。となると、「メタルスラッグ」のようなアクションゲームになるのかなと。そうなると旨味が少ないんじゃないかという意見もあります。上手く使えば儲けられそうだけど、かなり神経を使いそうですね・・・。
この連携は、SNKにとって有利なのか、アリカにとって有利なのか、それとも双方Win-Winなのか共倒れになるのか。今後の展開に注視したいところです。

