秋の新機種、今回からNTTドコモの機種紹介になります。ドコモに関しては大きなトピックがいくつもありました。
まずはドコモが展開する機種シリーズの大幅変更。
これまでは、一般的なケータイで展開された4シリーズ(STYLE・PRIME・SMART・PRO)をメインに、らくらくホン・キッズケータイといったその他一般的なケータイ、スマートフォン・タブレットはPROシリーズではなく「ドコモスマートフォン」として扱われていました。
それが今回から大幅な見直しが図られ、スマートフォンがメインになりました。
スマートフォンはXi(クロッシィ)対応の機種はNEXTシリーズ、それ以外のスマートフォンはwithシリーズ、タブレット端末は「ドコモタブレット」(ソニーエリクソン製のタブレットは「Sony Tablet」として独自展開)として分割されることになり、逆にそれまで4シリーズ展開されていた一般的なケータイはSTYLEシリーズに統合されることになりました。そこにらくらくホン・キッズケータイが加わる形になります。
続いて、NEXTシリーズのメインになるXiに関しては新プランが設けられることになりました。
基本料金が1560円/月の「タイプXi」とそれが2年契約で半額(780円/月)になる「タイプXiにねん」がそれで、どちらも国内通話は21円/30秒、パケット通信料は63円/1KB、SMS通信料は3.15円/1通になります。
また「Xiパケ・ホーダイ フラット」・「Xiパケ・ホーダイ ダブル」も開始され、フラットは5985円/月、ダブルは2100円/月~6510円/月になっています(ただし、2012年4月30日まで1575円割引が適用(ダブルの2100円は割引対象外))。
なお、現在はパケット通信過剰利用時の速度制限は行われていないものの、2012年10月1日以降は月に通信量が7Gバイトを超えると、下り/上り共に最大128kbpsに制限されることになります。しかしながら、7Gバイト超過後に2Gバイトごとに2625円追加料金を払えば、速度制限は解除されるとのことだそうです。
最後は、iモードをスマートフォンでも事実上展開するという点。
11月中旬より、スマートフォン版iモードともいえる「dメニュー」を開始するとのこと。iモードのコンテンツをAndroidで落としこんだものを提供していくとのことだそうです。また、動画・電子書籍などを販売する「dマーケット」も同時に展開することになりました。
対象はNEXT・with・ドコモタブレットシリーズ。ただし、一部機種には制限があるとのこと。
次回は機種の紹介になります。今回は30機種ほど発表しているのですが、今回は今年中に発売する24機種とドコモのデータ通信を利用するPlayStation Vitaに触れていく予定です。