こちらは、寿がきや食品の「Sugakiya チキンパイタン味」。寿がきや食品設立60周年記念商品で、インドネシアにある寿がきや食品であるインドネシアスガキヤで販売しているものを日本向けにアレンジしたものです。
早い話が、いつものスガキヤラーメンのスープなんですけど、インドネシアはイスラム教が主な宗教であるため、豚肉関連のものが使えません。<使ったら、味の素の二の舞だぞ。
そのため、メインのだしは鶏になっており、そこに鯖や煮干しといったいつもの味を乗せていくという作りになっているようです。
ということで、味はスガキヤラーメンのあの味に非常に近い。ただ、チキンパイタンということなので、鶏の風味が強いんですね。豚だった事実も初めて知ったんですけど、豚の味ってあんまりしないのよね・・・。それだけ魚である鯖や煮干しの風味が強く設定されているんだなと改めて思わされました。
麺に関してはノンフライになっていました。恐らくインドネシアではノンフライでの販売なんでしょう。ここは普通の麺でもいいかなと思いました。つるっとし過ぎて、ちょっと浮いた感じな仕上がりなんですね。美味しいんだけど、何かコレジャナイ感(苦笑)。
具は鶏肉のチャーシューにあたるものが、いい味だった。鶏の味わいが凝縮されていて、美味いのよ。そこにキャベツときくらげの食感が非常によく、特にキャベツはフリーズドライの影響で甘味が増しておりました。
色々と改良する面はあるのでしょうけど、これを一般販売しても十分通用しますね。オススメです。