2024年01月14日

冬の新アニメ2024 その22 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

冬の新アニメ2024、22回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載され、後にTOブックスで書籍化された「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」です。
タイトルからは、正直どんな作品かが想像できないですね。テイマーで追放モノというのは、過去にあったので、それに沿うことになるのでしょうけど、今回は女性が主人公のようなので、そのあたりで銅色が付けられるのかも気掛かりになります


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、魔物を手名付ける能力を持った少女。ただし、星なしという最弱クラスである。
神から授けられたスキルと星(強さ)の多さで決まる世界の中で、彼女は忌み子とされ、幼い時に村から捨てられてしまい、以降村はずれのゴミ捨て場を根城にかろうじて生活をしている有様だった。


8歳になったある日、村長から追われる身になってしまった。彼女を亡き者にしようとしているらしい。捕まることを恐れた彼女は、村を出て旅に出ることに。女性である痕跡を消して、わかりにくくなるために名を変え男装までして旅を続けると、1匹のスライムが彼女の仲間になって・・・。



というふう。


初回は、彼女の不遇っぷりがやたらと強調されていたように思いました。唯一の味方が村の中で暮らしていたものの、彼女が亡くなったことで彼女の追放劇(半ば処刑劇)が本格化するというふうなんでしょうね。ただ、事実だけを伝えるストレートニュース的な展開なので、やや淡々としているかなと。異世界の転生者らしいという情報も公式サイトから得ないとわからないほど淡々としていたので、もう少し伝え方に派手さがあればなぁ・・・と。髪を切って男性化するとか最重要情報は、ちゃんと伝えられているのに・・・。


今後は、一気にテイマーとしての能力を開花させていくのでしょうけど、事実を淡々と伝えるばかりでなく、少々エフェクトを利かせてもいいのよと思ってもいます。作品内容は、そんなに悪くないのでなおのこと。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:48Comments(0)

2023年10月14日

秋の新アニメ2023 その22 ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜

秋の新アニメ2023、22回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にTOブックスで書籍化されている「ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜」です。
いわゆる転生モノというのが、タイトルからも読み取れるのですけど、断頭台という物騒な言葉が飛び交っているので、始まりはかなり酷いことになっているんだろうなと推測もできます。そこに逆転ですから、過去の経験がモノをいう格好になるんでしょうね。ここまでタイトルから推察できるのも珍しい(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は帝国の皇女で、国中からわがまま姫として知られた存在だった。


ある日、帝国の財政状況が窮したことをきっかけに革命が勃発。その原因として主人公が突き上げられ、国民によって処刑されることが決まる。哀れ断頭台の露に散ったかと思った彼女の人生は、なぜか8年前、12歳の時に逆戻りするところから再開されるのだった。
血染めの日記に書かれていたことが、『前世』の事実だったことを思い出し、二度と同じ惨劇に見舞われないようにするため、帝国の立て直しを決意するのだが・・・。



というふう。


初回は、主人公のわがままっぷりよりも主人公の傍若無人さが目立った回でしたね。下敷きになったのは、世界史の人ならよく知っているフランス革命なんですけど、この主人公もパンが無ければ・・・というあのセリフをもじったことを発している(なお、主人公のモデルにもなっているであろうマリー・アントワネットが例のセリフを述べたという事実は不明瞭で、述べていない可能性が高いらしい)。そんな傍若無人な振る舞いの中でも、彼女を慕ってくれたメイドの話を取っ掛かりにして、彼女が帝国の立て直しを図る決意を示していたのですから、これからメイドとの二人三脚でやっていくのかなと思わせましたね。


よくある話ではあったものの、丁寧に話を進めていた印象ですね。シリアス系なAパートに対し、コミカルな展開も多かったBパートといい意味で落差を付けて、重みを減らしたのも好印象。今後はテンプレ展開をちら付かせなかったら、十分に面白くなるでしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 20:39Comments(0)

2023年07月14日

夏の新アニメ2023 その18 おかしな転生

夏の新アニメ2023、18回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で配信され、後にTOブックスで書籍化されている「おかしな転生」です。
実は、この作品当初は視聴が無理なのではないかと思っていたのですけど、地元での放送が決まったので、何とか見られるようになりました。個人的には気になる作品ではあるのですけど、なろう系なんだよねぇ・・・(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、世界一のケーキを作るのが夢だったパティシエ。ある日、世界大会で調理中に起こった事故で死んでしまう。その時、神にもう一度チャンスを与えるという言葉と共に、異世界に転生する。

転生先は、苦労の末開墾した辺境を領地とする貧乏貴族の息子。しかし、お菓子作りの能力がそのまま残ったことによって、領地の跡取りとしての能力に活かされることとなり、彼はお菓子の国造りの一歩になる(と思う)聖別(成人)の儀式を果たすことになるのだが・・・。

というふう。


初回は、盗賊団が来るかもしれないということで、主人公を成人にして参謀的役割に据えようという主人公の父親に仕える部下の提案で王都に向かうというところでしたけれども、ここまでの流れがなろう系のようなチート能力を嫌味にさせず、自身が苦労して知恵を上手く使っている部分が感じられて、非常によかったですね。ただ、主人公の父親はいい領主になることも息子に思っているのに対し、主人公はお菓子作りに夢中で、その知識を出しているだけというふうなので、齟齬が起こっているんですよね(ニヤニヤ)。そのギャップが逆に面白味になっているのかなと。

今後は、砂糖や果物が貴重なので、自作や代替品作りも兼ねて作物の多角栽培を始めることで、夢の実現を果たそうとするのでしょうけど、どうも腹黒かったりヤバい連中が跋扈している雰囲気なので、理想を作り上げるために現実(血を見る戦いや姑息とも言える手段)を呑み込まなければいけない状況にも陥るのでしょうね・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)

2022年04月17日

春の新アニメ2022 その23 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(第3期)

春の新アニメ2022、23回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で展開され、後にティー・オーエンタテインメントの書籍レーベルであるTOブックスで刊行されている小説が原作の「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」の第3期です。
いよいよこの物語も第3期に突入。本作りの夢も製本という作業ができるようになったことで、大きく実現しているのかなと思いますけど、ここからさらに普及させるために色々と難関が待ち構えているようです。


あらすじは続きモノなので無し。孤児院の子供達と聖典絵本作りを始めることになった主人公。そこから更なる本作りの発展を目指すところから始まります。


どうしても続きモノの作品の弱点、作中の登場人物の細かい紹介がないがしろになってしまうんですよね・・・。もう見て知っているものという前提で動いているので、第3期から見始めた人(実は、関西圏ではABCテレビ(朝日放送テレビ)から読売テレビに変わっているので、この事態が起こりやすくなっている)には少々厳しい。いい作品だからこそ、第1期・第2期の振り返りまで見るとなると、相当気になっている人だけだろうなぁ・・・。


なので、第2期までしっかり見た人ならわかるだろうという前提で話すと、この作品の登場人物は、『躍起』がキーワードになるのかなと。
本作りに躍起になっている人もいれば、神殿の人間(権力者)に取り込もうと躍起になっている人もいる。はたまた商才を磨こうと躍起になっている人もいれば、隙あらば商売のタネにしようと躍起になっている人もいる。そして、貴族達は主人公の存在を疎ましく思い、彼女の排除に躍起になっている。そのため主人公は、自身のために家族を犠牲にしまいと躍起になるのだ。本作りと家族のために躍起になるとは、幼子なのに大変よのぅ・・・と思わされるのでありました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2020年04月15日

春の新アニメ2020 その12 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(第2期)

春の新アニメ2020、12回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で展開され、後にティー・オーエンタテインメントの書籍レーベルであるTOブックスで刊行されている小説が原作の「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」の第2期です。
前期は主人公のへこたれなさとわかりやすい展開で見ていて面白かったし、子供も大人も楽しめそうな作品に仕上がっていました。今期もそんなふうに仕上がってくれるのでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。念願の巫女になった主人公が、神殿内で迎える様々なトラブルに迎え撃つところから始まります。


主人公は巫女になっても相変わらず忙しいし、商才も発揮できて、これまでと変わらないのじゃないかと思えるほど。前期の流れは、初っ端のわずかな時間で振り返っているので、それなりにわかった(初見殺しにはなっていない)かなと。
ただ、一言言いたいのは、あれだけ〆られたのに、まだ主人公のことを金づるとしか見てないんかい神殿長さんよぉ!ホントに主人公の暴走で死んでしまった方がよかったんじゃないかと思えるほどで、仕返しとばかりに使えない側使いを差し向けたのだから性質が悪い

前期は子供と一緒に見てもいいような教養深い作品だったと思うのですが、今期はどちらかというと陰謀渦巻く大人のドラマ的な展開になるんじゃないかと思っています。ただ、そんなに極端ではないと思うので、これまで通り子供と一緒に見られる作品だと思いたいです(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2019年10月17日

秋の新アニメ2019 その14 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~

秋の新アニメ2019、14回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で展開され、後にティー・オーエンタテインメントの書籍レーベルであるTOブックスで刊行されている小説が原作の「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」です。
・・・えらく長いタイトルだな(苦笑)。元々「本好きの下剋上」だけだったそうですけど、アニメ化に際し、サブタイトルだった部分もメインに据えられたようです。また、この作品はBSではWOWOWとBS11での放送になるので、有料でWOWOWに加入している人は、早く見られるようです(しかも1週早いそうな)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、前世では、いわゆる本の虫で、大学卒業後は念願の図書館の職員として就職することも決まっていた。ところが、事故で死んでしまい、転生を余儀なくされる

転生した先は兵士の娘で、父母と姉のいるごく普通の家族だった。しかし、転生された世界には平民にまで本が行き渡っておらず、本というものは大層高価な物だった。
その事実に愕然し、打ちひしがれる主人公は、ある秘策を思いつくのだが・・・。



というふう。


初回は、主人公の身と人となりが丁寧に描かれていましたある場所で神官が彼女の記憶をたどるという方式なので、しばらくは過去の話になるのでしょうけど、これもまた視聴者が入りやすくする要素になっているようです。


で、主人公は前世の記憶を一切合財持っていて、異世界のレベルを自分の住んでいた中世の時代くらいのものだと見定められるほど、10歳くらいの少女としては知識豊富と言えるものに。聡明ではあるのだけれども、病弱というふうなのは、お母さんにおぶさって移動というところでもわかります。本人は意に介さないというのか、そんな病弱じゃないのにと思っているようですが・・・。

まだ他の人物との相関関係がわかっていないので何とも言えないですけど、家族との関係は悪くなく、街の人との関係は、今まで外出していなさそうなので、これからのようです。静かな流れですし、まだ本は読んでいない(苦笑)ので、今後どうなるのか楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)