こちらは、いわゆるなろう系の作品で、転生モノとも言われる作品ですね。あらすじを読むとわかるんですが、トラックに轢かれて亡くなるというお約束(苦笑)。その手の作品は、内容もあまり面白くないというふうになりかねないのですが、さていかに。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、現世で事故に遭い死んでしまった若者。その際、天使と主人公が名付けた人物から剣と魔法の世界を案内される。その案内を二つ返事で受け入れたものの、前世での忙しい生活から、他人の来ないところでスローライフを過ごしたいことを述べ、天使から水属性の魔法と結界の張られた土地に建てられた家、その中には数ヶ月分の食料と転生先の世界の初級編の知識書を与えらえれる。
転生先で、彼が出せる唯一の魔法である水魔法を徐々に高度で強力なものに仕上げていく。そのインスピレーションの高さで、彼は強力な魔法使いに成長していくのだが・・・。
というふう。
初回は、転生先でスローライフ・・・とはいかないので、魔法の技術を磨いて、自身の活動範囲と食料調達を図っていくという流れなんですけれども、普通のなろう系なら、ちょちょいのちょい的な感覚で強くなっていき、1話の終わる頃には、世界の強者を伸すくらいの実力を持っているケースがほとんどなんですね。しかし、この作品は、ちゃんと苦労を重ね、敗北を知り、接戦で生き延びていくことで、実力を付けていき、打開力を身に付けていくんですよ。ゆえに、魔法も水魔法だけでも十分にアレンジが利いていて、強力な魔法に仕上がっていくんです。それらを駆使して戦い抜いて成長する・・・まるでRPGに出てくる勇者などのキャラのような感じになっているので、見ていて親近感が沸くんです。すごく人間臭く、そして心から応援したくなる。昨今のなろう系では、なかなかいませんぜ、こんなできた人(苦笑)。
今後は、漂流してきた人間が、彼にとってのエポックメイキングになっていくのでしょうけど、同時に自分の住む世界から出て、新たな世界に向かうきっかけにもなっていくのでしょう。この過程がどう描かれるのかも楽しみです。
唯一気掛かりなのは、「ハイカグラ」を延期させた制作会社が絡んでいる点くらい。それ以外は、ほぼ文句ないデキですわ。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。