今日、日本18歳以下代表はアメリカ18歳以下代表と甲子園球場で対戦しました。折からの激しい雨の中の決戦となり、投手戦になるのではと言われていました。
しかし、コンディションの悪さが日本代表にとっては仇になったようで、3回表に取られた2点は守備のミスと運の悪さが絡み合ったものになってしまいました。悪送球は仕方ないとは言え、追い付けたはずのフライが、水び出しのグラウンドで足を取られて追い付けなかったというのは、何ともかわいそうというのかついていないというのか・・・。
中盤~終盤にはアメリカ代表を追いつめた・・・と思ったものの、間一髪(ここ一番)というところで、日本代表のミスとアメリカの持つ幸運が逆転の流れをさえぎってしまいました。特に5回裏のオコエ瑠偉君の走塁ミス(たぶんに相手投手のプラット君のボークだと思うのだが・・・)、6回裏の篠原涼君の走塁ミス(これも紙一重なんだけど、1点を大事にしたかったなら、敢えてこらえた方がよかったのでは・・・)が大きく重くのしかかってきました。
試合は結局2-1で惜敗。アメリカ代表は大会3連覇を果たしました。
うーん、先程挙げた2つのミスが無ければ、日本代表とアメリカ代表は同点のまま延長にまでは持ち込めたのではないかと思うと、無念だなぁと。
しかしながら、よくやったのも事実。決勝まで無敗で勝ち進んできたことは十分に誇りを持っていいことだと思います。個々の選手がいい悪いではなく、チーム一丸となって難局を打開しようとするのが高校野球のキモなので、今回それができていたのは、今後の日本18歳以下の選手達は、必ず再び決勝に上がって、いつか優勝を掴めると思います。
そのためにも、来年以降はキャプテンとなって率いるであろう清宮幸太郎君の成長が大きなポイントになると思います。ますますのチームプレーに徹することと、ここ一番で決める力の双方を養って、かつ上手く切り替えられる選手になれば、将来プロでも大活躍できると思います。
ともあれ、準優勝おめでとう。この日降った雨と同じくらい大粒の悔し涙は、きっといつか大きな糧になると信じております。