U-NEXTは、元々はUSENのコンテンツ(GyaO NEXT)として開始された動画配信サービスで、2007年に開始。現在の名前に変わったのは2009年で、2010年にUSENから独立しました。2020年には、2015年からソフトバンクが運営していたアニメ放題をもらい受け、ヤマダ電機と共に携帯電話事業であるY.U-mobileを運営したりと多角化を果たしてもいます。
特徴としては、様々なジャンルを見られることで知られ、特にグラビアやアダルト系のサービスも配信していることでも知られています。
Paraviは、TBS・テレビ東京・WOWOWの合同動画配信サービスとして2018年に配信開始。こちらは、地上波やBSでの見逃し配信をメインに提供していました。
今回の合併で、U-NEXTが存続会社になります。まぁ、さもありなんと思います。
というのも、Paraviのサービスそのものが中途半端な印象が強く、同じような配信を行っているTVerが強過ぎるんですよね。Paraviの場合は、有料でいつまでも見られるくらいしか特徴が無く、コンテンツも乏しいので、割高感が否めないんですよ。それなら、1週間しか見られなくとも配信数が多い・しかも無料なTVerの方が有益ですよね。
そして、今回の合併劇で、他の配信サービスにも波及するのかなというのが焦点になるでしょう。現状あまりにも配信サービスが多いので、そろそろ淘汰の時期に差し掛かってきているのではないかと思っています。コンテンツの乏しいところや割高感を感じる配信サービスは、いずれ切られるか撤退になってしまうかもしれないですね。個人的には、dアニメストアのような、専門性の高い配信サービスが、その憂き目に遭わないか心配ですね。例えば、DMM.TVなんて、明らかにdアニメストアを意識した価格体系ですし・・・。

