2014年10月27日

秋の新機種2014 au編 前編

秋の新機種、今回からauの機種紹介です。
今回は機種紹介はないだろうと思っていたら、今日いきなり発表を行いまして、全部で6機種となりました。そしてこの発表の際に新機能・新サービスも発表されました。


まず、auでもVoLTEを始めるという点でしょうか。
現状対応機種は2機種のみで、他機種でのアップデート対応や他キャリアとの対応は現状なしとなっています。この2機種に関しては国内では3Gが使えないというふうになります。
また既に他キャリアが行っている通話音質の向上・呼び出し時間の短縮・音声通信とデータ通信の同時使用だけでなく、相手との画面の共有(写真だけでなく、地図なども共有)ができるシンクコール、最大30人まで同時通話が可能なボイスパーティーが追加されています。この新機能があるため、他キャリアでの使用は不可となっているのでしょうね。
なお、VoLTEにはカケホとデジラという現行のプランとLTEプランという旧プランで対応可能ということです。

そして、今年5月からサービスを開始した「au WALLET」にクレジットカード機能(Visa)が付加された「au WALLET クレジットカード」のサービスを開始します。auユーザーであれば年会費・発行手数料は無料となっています。
ポイントは「au WALLET」とは異なり、200円で2ポイント付加されます。もちろん公共料金やケータイの支払いにも対応しています。

さらに通信面ではWiMAX2+のキャリアアグリゲーションに対応となっており、下り最大200Mbpsとなりました。ただ、同時に既存のWiMAXにおいて、これまで下り最大40Mbpsだったところが下り最大13.3Mbpsに変更となるので注意が必要です(施行は2015年春より)


それでは新機種の紹介です。まずはスマホ国内機種の紹介です。


①Xperia Z3 SOL26
5.2インチフルHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ベースとなっている機種は海外モデルのXperia Z3OSはAndroid4.4
2070万画素のCMOSカメラはISO12800に対応しており、光の少ない場所でもくっきりと撮影ができるようになっている。またARの3Dオブジェクションを利用して動画や静止画を加工できるようになったり、多方面の撮影を1画面に表示できるようにもなっている。またPS4のゲームを遊べる「PSリモートプレイ」にも対応している。

個人的感想
この機種、基本的な機能はドコモとソフトバンクから出している同社製のものと同じ。ゆえに、キャリアで選べばいいというふうになるのかもしれない。それでも今回出る機種の中では高品質の機種になるので、高い性能が欲しいという人にはオススメ。なお、VoLTEは対応していないので注意。この機能が欲しい場合はドコモの機種を選択するしか現状ない。


②URBANO V01
5インチフルHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。
VoLTEに対応したことに伴い、スマートソニックレシーバーもVoLTEでの聴取の際、最適になるようチューニングされている

個人的感想
この機種に関しては、基本的には今年の春に紹介されたURBANO L03と同じ。そのため、防水・防塵・耐衝撃といった面での強さは同じと言ってもよい。大きな違いがあるのはVoLTEとカラーリングのみなので、VoLTEが不要な場合は、前機種でも十分だと思われ。


次回は海外メーカーの機種紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月17日

春の新機種2014 ドコモ編①

今回からドコモの新機種紹介です。


ドコモも今回発表が多かったですね。


まずは、LTEの高速通信を利用したVoLTE。
正式名称はVoice over LTEというもので、LTEの高速通信を音声通話に応用したもの通話の際の発着信が短くなったり、音声の質が安定するだけでなく向上するメリットがあります。また通話中にLTEの通信を利用したり、QVGAサイズのテレビ電話(ビデオコール)を掛けることも可能です。

2番目は、任天堂との共同開発で作られたテザリング「かんたんテザリング for ニンテンドー 3DS」
対象は任天堂の本体(ニンテンドー3DS・ニンテンドー3DS LL)だけですが、簡単操作であっという間に接続可能になるというものです。設定後はテザリングのON/OFFだけで設定可能なので、ドコモを持っている人は是非とも検討してはいかがでしょう。

3番目は、新サービスdマガジンと既存のサービスであるdアニメストアのハイコーデック化
前者は月額400円(税別)で70種類以上の雑誌が読み放題になるというもので、主にKADOKAWAの雑誌になるようです。中には「週刊アスキー」・「週刊ファミ通」といった他でも配信サービスを行っていながらも、読み放題に入ってない雑誌も対象になっているので、これらの雑誌を電子書籍で読んでいる人は、これを機に様々な雑誌が読めるこのサービスに乗り換えるのもいいでしょうね。
後者は最新式の映像符号化方式であるH.265(HEVC)のデコーダー機能を搭載したことで映像のハイデフ化を図っています。またこれを機に容量の圧縮を図っているので、ダウンロードの時間も短縮されています。最初は50作品のみですが、今後最新アニメもハイデフ化で配信される可能性が出てくることでしょう。


では、新機種の紹介です。今回は唯一の海外モデルの紹介です。


①GALAXY S5 SC-04F
韓国のメーカーであるLGエレクトロニクスが製作した5.1インチフルHD有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。海外モデルのGALAXY S5がベースで、OSはAndroid4.4。
IPX5/7相当の防水機能とIP5X相当の防塵機能、逆光や薄暗いところでも撮影しやすいHDRを搭載した1600万画素のCMOSカメラを内蔵している。その他、電池残量が少ない時に最小限の消費量で機体を維持する「ウルトラ省電力モード」や緊急時に省電力仕様になるだけでなくブザーが鳴ったり位置情報をSMSで送信してくれる「緊急時長持ちモード」を搭載している。

個人的感想
こちらの機種は、ベースが同じゆえもあるが、auから発売しているGALAXY S5 SCL23と同じものではあるものの、ドコモオリジナルカラーが用意されている。その色がピンクなので、女性層の開拓も担っていると思われる。
その他ワンセグやFeliCa・NFC、赤外線通信など日本向けユーザーが欲しい機能が搭載されており、日本市場を本気で狙っていることが窺い知れる。安くなって販売されると思うので、コスパもいいと思われ。オススメ。


次回は国産モデルの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)