2014年05月17日

東京と東北へ2014⑩

地下鉄に乗って、勾当台公園駅で再び下車。定禅寺通りを西に西に歩いて行きました。バスもあるんですけど、路線と時間がわからなかったのであきらめた(泣)。


SHL23_0211歩くこと約10分。定禅寺通りの端っこ、丁度西公園の隅にあるのが静態保存された蒸気機関車。C60だそうだ。
かつて山陽本線や東北本線・常磐線を走った経緯のある汽車だそうで、1968年の東北本線電化に伴いその役目を終え、翌年ここに保存されたのだそうな。



SHL23_0213その蒸気機関車の丁度反対側に定禅寺通りの端の部分があるのは先述の通り。
作中の光のページェントが行われているそうですが、ここじゃなく青葉通りだということらしい。ただ、青葉通りは一部が地下鉄東西線の建設で切られてたはず。うーむ。



SHL23_0214そんな思いを抱きつつ、西公園から北東に歩いて5分ほど。餃子の天ぱりにやって来ました。
こちらは菊間夏夜のバイト先として登場しています。とはいっても、デビュー前にバイトしていただけのことで、最後はケンカ別れ的に辞めているという何とも複雑な経緯をたどっております(苦笑)。
それでも、温かく迎え入れてくれているここは何とも素晴らしい。「ガールズ&パンツァー」でぶっ壊された旅館みたいな歓迎ぶりだったな。



SHL23_0216作中のロケーションと同じように撮れる数少ない場所でもあります。
ここの再現度はほぼ完璧。道路交通法に触れる可能性があるため看板を縦に向けてないだけですな。さぁ、再現ごっこやってみよう!<迷惑になるから止めなさい!



店内は非常に小ぢんまりとしており、この店内の再現度も高いです。席数は10席ほどか。
なお、ここの店は女性1人で切り盛りしておりました(店主のおやじみたいな人はいなかったし、夏夜のようなバイトの子もいなかった)。日曜夕方なのにご苦労様でした。既に先客がいたので、なおのことお忙しかったことでしょう。


SHL23_0217ここでは作中の主人公が食べていたものと同じと思しき久留米ラーメンを頂きました。この他味噌など幾種類かのラーメンがあります。
ちなみに、餃子も一緒に頼んでましたが、撮り忘れた(笑)。



味はシンプルな豚骨ラーメン。写真の片隅にちらっと写ってますが、付け合わせの高菜や紅しょうがをお好みで乗せて調整しましょう。なお、替え玉は行っておりません、あしからず。


SHL23_0218ところで、定禅寺通りにはコスモ石油のガソリンスタンドがあります。
後に夏夜のバイト先になったところではと思ったのですが、どうもここではなく、仙台駅東口・東八番丁辺りのコスモ石油らしい



SHL23_0219仙台最後は、東北随一の歓楽街である国分町。作中の主人公である松田耕平がスカウトするために歩いたのもここですね。
その中にあるのが、う~にゃ~でおなじみ(笑)、岡本未夕のバイト先であるメイド喫茶のモデルになったアイドル居酒屋LUViAがあります。光っちゃってる看板がそのアイドル居酒屋LUViAへの入口。階段で下に降りていくパターンなんですね。
中には作中と同じステージがあるそうです。



その後は、「サウナ&カプセル キュア国分町」で一休み。ここで初めてロウリュサウナを味わいました。
従業員の方が必死になって扇ぐ扇ぐ。タオルをブンブン汗だくになって回し、うちわで扇がれるだけ扇がれましたよ(笑)。でも気持ちいいですね。暑いんですけど、心地いい。クセになりそうですな(ニヤニヤ)。


午後10時くらいまでそこに休みがてら滞在し、少々肌寒い仙台の夜ながらも数時間、バス停のある仙台駅東口、ヨドバシカメラのあるところからさらに南にある薄暗いところで待っておりました。最初ほとんど人がいないからここで大丈夫かしらと思ったよ。


午前0時すぎ、東京・新宿行きのバスに乗り、そこから数ヶ所のサービスエリアでの休憩を経て、東京・新宿に。ここから名古屋に向かいます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月11日

東京と東北へ2014③

翌日。チェックアウトギリギリまでいたので、時刻はもう午前11時近く。しかし、これから深夜0時過ぎまで仙台にいることになるので、約半日歩き回るわけですよ。そう思えば、この時間でもまだ早いくらいだ・・・そう思いつつ最初の目的地へ。

今回の巡礼で役に立ったのが、聖地巡礼アプリ。これはスマホで調べながら目的地に向かえるという優れモノです。GPS機能付地図も用意されているので、迷うことはほとんどないでしょう。電池の食いさえ気にならなければ、十二分に使える代物です。行かれる際にはインストールしておくことをオススメします。しかし、時代の流れというものよのぉ・・・。


SHL23_0161さて、ホテルから歩いて10分弱。最初の目的地、勾当台(こうとうだい)公園でございます。仙台市民の憩いの場となっております。

こちらは、劇場版の舞台として登場したライブステージのモデルになったところです。♪7 Girls WarのプロモVでも登場したので、ご存知の方も多いかと。<ああ、あのWUGのメンツがパン(もがもがもが)。
・・・口が裂けても、それを言うてはならん(汗)!ならんぞ!

ちなみに、勾当台公園の筋向いには仙台三越というさくら野百貨店と並ぶ仙台の2大百貨店があるのですが、そこで丁度北海道物産展をやっており、行きたくて行きたくてうずうずしてたね(ギャハ)。



SHL23_0244そんな後ろ髪に引かれる思いをしながら、地下鉄に乗って、勾当台公園駅からは北隣(泉中央方面の次)の駅である北四番丁駅へ向かうことに。
今回、地下鉄を乗る時にお世話になったのが、一日乗車券
地下鉄しか乗れないものですが、基本的にバス移動をするよりも時間が読めるのと、隣の駅ながらもちょこちょこ降りることが多いので、重宝するのではないのでしょうか。
もちろん、バスのみの一日乗車券もありますが、後述することになる循環バス「るーぷる仙台」では利用できないので、個人的には地下鉄の一日乗車券だけで十分だと思います。



SHL23_0179ところで、作中では、Suicaと思しきICカードを改札口でタッチして通り抜ける姿が描かれていましたけれども、実はまだ仙台市交通局ではICカードは発券されていないのです(ただしJRならば、JR東日本のSuicaは利用できるので、制作者の設定ミスなのではと推測)。
しかしながら、2014年12月から南北線よりICカードicsca(イクスカ)が利用できるとのこと。
将来的にはバス(市営バスだけでなく民間の宮城交通も含む)・JRにも利用可能となっております(他の地域との相互利用が可能かは不明)



SHL23_0182既にicsca対応可能な改札口も設置されております。



SHL23_0162そして、仙台市交通局もう一つのトピックは、東西線開業
1970年代から計画されていたものの、紆余曲折を経て2005年より建設開始。しかしながら、難工事や東日本大震災での被災もあり遅れに遅れ、計画された全線が開通するのは2015年(ただし2013年には貫通完了)にまでになりました。
開通すれば、山間部になる仙台市西部や狭い道が多い仙台市東部のアクセスが飛躍的に向上し、仙台城址や八木山運動公園などへも行きやすくなると言われています。



SHL23_0177さて、その南北線に乗って次の駅になる北四番丁駅を降り、歩いて数分。「Wake Up, Girls!」のメイン舞台になるところに到着しました。
ホントに色々なところがあるわ(笑)。



SHL23_0163最初は、熊谷屋という和菓子屋
ここは、メンバーの一人である林田藍里の実家として使われていました。
この日は日曜日ということもあって、休業していました。残念。
店が開いていれば、ここで作品に関連した商品が買えたのですけど・・・。



SHL23_0172そこから歩いてすぐ、店のある方の反対側に、こちらも作中で登場した薬屋が。



SHL23_0164そして、さらに少し歩いたところ、熊谷屋のそばに、WUGの事務所になるグリーンリーヴス・・・正確には学習塾があります。
作中のまんまですな(ニヤニヤ)。他の店も含め、このあたりはホント丁寧なロケーションが行われているわい。
そう考えると、藍里の家は事務所から結構近いのね、実際は。



SHL23_0165その反対側には、布団屋があります。この場所もロケーション通り。



SHL23_0167で、さらにそのそばには、仙台フォーラムという映画館があります。
正確には映画館をメインにした複合商業施設と言うべき場所なのかしら。映画館としてはミニシネマというのが適切なのかもしれません。
作中では近所として描かれていますけれども、実際は近所どころかお隣さんという位置付けです(苦笑)。



SHL23_0168仙台フォーラムは、往年の作品のワンカットが貼られていて、ちょっとしたノスタルジックに浸れます。
「ローマの休日」なんか貼ってあるなんて、ちょっと粋ですなぁ。



実は、仙台フォーラムの中には、もう一つ紹介したい場所があるのですが、そこに関しては次回大きく割きます(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)TrackBack(0)

2014年01月11日

冬の新アニメ2014 その6 Wake Up, Girls!

冬の新アニメ、6回目はオリジナル作品になる「Wake Up, Girls!」です。この作品は、山本寛さんが監督を務め、メインキャストのWake Up, Girls!の7人はavex entertainment(プロデュースは子会社のDIVE Ⅱ ENTERTAINMENTが行う)と81プロデュースとの共同オーディションで選出されています。この選出された7人をモデルにキャラが描かれ、仙台市を中心にロケを行って製作されたというふうです。

また関東圏のテレビ東京と愛知県のテレビ愛知の第1回放送当日である1/10から劇場版「Wake Up, Girls!七人のアイドル」が公開されています。この作品は結成に至る過程を描いたもので、こちらも少し触れていきたいと思います。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。劇場版のあらすじも第1話を見る関係上一緒に記載しておきます。


2013年7月、所属タレントがいなくなったグリーンリーヴス・エンタテインメントで、社長の丹下と後にWake Up, Girls!のマネージャーになる松田は焦燥感に浸っていた。この状況を何とかするためにも、丹下はアイドルグループ結成に動くことになる。


必死のスカウト活動とオーディションを経て、6人のメンバーが集まった。しかし、核がないという丹下は、核になるメンバーを探すよう松田に命じる。しかしながらあてもないため途方に暮れることに。その時公園で出会ったのが人気絶頂のアイドルI-1クラブに所属していた元アイドル島田真夢だった。
過去の経緯もあり、Wake Up, Girls!に参加することを拒んでいた真夢だったが、松田の説得と同級生でWake Up, Girls!のメンバーになった林田藍里がする活動報告や一緒に行った先で行われる彼女達のダンスレッスンを見て、心を動かされることになる。


何とかデビューまでの道筋は決まるものの、とにかく泣かず飛ばずで苦戦続き。彼女達のデビュー曲もなかなかできずにいたが、何とか丹下に懇意のあったTwinkleに頼むことで曲もでき、インディーズデビューすることが決まった直前に、丹下が突如蒸発してしまう
突然の蒸発に困惑する松田とメンバー一同。今後の活動も見えてこない中、学生ライブの飛び入り参加と自身の過去のライブDVDを見て感銘を受けた島田の加入が決まることになる。


無事にクリスマスに行われた飛び入りイベントも終わり、新しい年を迎えた中、松田は今後の活動方針について頭を悩ませることになる。そこに新しいクライアントが現れるのだが・・・。



というふう。


この作品、正直劇場版を見る見ないで大きく違ってくるなと感じています一応劇場版を見なくても、大まかな流れを示してくれてはいるのですが、やはり詳細を知っていると第1話の流れがよくわかりますし、彼女達とマネージャーの苦労がよくわかります(苦笑)。

第1話そのものは極めて平坦というのか、ヤマのない作品になってしまっていますが、それでも彼女達の個性というのはかぎ分けられる作りにはなっています。その証左として事務所でクライアントを迎える際にメンバーが楽天的なのと懐疑的な人達と分かれて座っているというはっきりとよくわかるよう演出されていて、キャラ掴みはOKというふうにも感じ取れます。

しかし、この作品はとてもグイグイと引き込まれる素晴らしい作品になると確信しています。というのも、劇場版あってのこのアニメ・・・という部分が強いからです。
先述の通り、Wake Up, Girls!の結成までの課程を描いた作品なのですが、そこで各メンバー(特に真夢の心の動きをフィーチャーしたもの)の個性や性格が色濃く出ており、かつ事務所の2人の動向もよく現れています。そこで丹下演じる日高さん、あなたのアイドル時代の黒歴史(笑)に触れているかのような演技でしたなぁ(ニヤニヤ)。さもわかっているかのような(以下略)。


正直、期待以上の作品になっています。ヤマカン(山本寛さん)だからと二の足を踏んでいる人、見とけ(爆)。で、劇場版を見られるのなら絶対見ておけ。没入感が違うぞ。


放送局・放送時間などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)