2015年05月25日

夏の新機種2015 au編③

夏の新機種au編、最後はタブレット端末とAndroidにOSの変わったガラケーの紹介です。


⑦Xperia Z4 Tablet SOT31
10.1ワイドQXGA TFT液晶を搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはAndroid5.0。
世界最薄・最軽量を達成(薄さ約6.1mm・重さはグローバルモデルで約393g)している。それでいてIPX5/8相当の防水、IP6X相当の防塵機能を搭載している。それでいて下り最大225Mbpsのキャリアアグリケーション・下り最大220MbpsのWiMAX 2+にも対応している。

個人的感想
この機種はドコモ版と比べて、通信規格では3G(日本国内)とVoLTEに非対応となっているのが大きな違い。その代わりキャリアアグリケーションやWiMAX2 +に対応しているので、非対応になっている部分のフォローはできるのではないかと思う。
なお、この機種に関しては、付属のアンテナなしでワンセグ・フルセグが見られるようになっている


⑧Qua tab 01(KYT31)
8インチのUXGA TFT液晶を搭載したストレートタイプのタブレット端末。OSはAndroid5.1。
IPX5/7相当の防水・IP5X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
この機種は他のタブレット端末にはあまり見られないポップなカラーリング(定番色の白以外にピンクとネイビーの計3色)が施されている。しかしながら、キャリアアグリケーション非対応、WiMAX 2+も下り最大110Mbpsなので、超高速通信を求めている場合には、肩透かしを食らうかも。複数端末を使うユーザーの満足度を上げるための機種としては、あまりにも貧弱すぎないかなと。


⑨AQUOS K SHF32
3.4インチQHD TFT液晶を搭載した折りたたみ式のケータイ。OSはAndroid4.4。
通話品質の高いVoLTEに対応し、タッチクルーザーEX・LINEにも対応している。

個人的感想
この機種は既に発売しているAQUOS K SHF31とほぼ同じなものの、VoLTEに対応しているのが大きな違い。ただし、これに伴い、CDMA2000(3G)に対応できなくなってしまうことになるので、通話エリアには要注意。


次回はソフトバンクの新機種紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月23日

夏の新機種2015 au編①

夏の新機種、今回からしばらくはauの新機種紹介になります。
今回のauで特徴的なのは、料金プランの大幅な変更でしょうか。Android対応のガラケーが登場したということもあって、既にガラケー向けの料金プランは対応は成されていたのですが、今回の新機種登場に併せて大幅な変更となりました。
Android対応のガラケーに対しては3種類のプランにダブル定額とLTE NET(eメール・ウェブサービス)のオプションが付くというふうになります。また電話カケ放題プランも登場し、オプションとして6種類のデータ定額プランおよびダブル定額が利用できるようになっています
それに伴ってということなのか、今まで使っていた料金プラン・オプションの廃止も行われることとなり、プランシリーズ・4G LTEスマートフォンと4G LTEケータイ向けの電話カケ放題プラン・auケータイおよび3Gスマートフォン向けのダブル定額とパケット定額シリーズ・WINシングルシリーズ・年割・指定割などが8月24日から9月1日の間に廃止となります。現状申し込んでいるユーザーは解約・MNPおよび現行プランの適用される機種変更などで契約が終了するまで利用可能とのことなので、とりあえずすぐに変えて下さいということはなさそうです。


それでは新機種の紹介です。今回は国内モデルの紹介です。なお、夏モデルとして紹介されたサムスン電子の機種は、冬の新機種 隠し玉として紹介しております。


①Xperia Z4 SOV31
5.2インチフルHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.0。モデルとなっている機種は海外モデルのXperia Z4。
アウトカメラが2070万画素・インカメラが510万画素(それぞれCMOS)が搭載し、VoLTE・WiMAX 2+とのキャリアアグリケーションだけでなくMIMO(Wi-Fiを複数束ねたもの)にも対応している。

個人的感想
この機種はドコモから販売しているXperia Z4 SO-03Gと基本的には同じau版の最大の特徴として、VoLTE対応になったことだろうかと。それ以外にもWiMAX 2+やMIMOに対応しているので、早いネットを使いたい人にはこの機種がオススメだろう。
惜しむらくは、今回もソニー機種特有の『テレビ見るためには専用のアンテナが必要』問題が解消されていない点。この点が解消されれば、使い勝手は格段によくなるのになぁ・・・。


②AQUOS SERIE SHV32
5インチフルHD IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.0。
VoLTE・WiMAX 2+とのキャリアアグリケーションに対応しているだけでなく、リコーのGR開発チームが手掛けた画質改善認証プログラムに対応したカメラを搭載している。

個人的感想
この機種に関しては、EDGEST(3辺狭額縁)・IGZO・エモパー以外はそれほど目立った機種になっていないのが残念なところ。よくも悪くも平均的な機種になってしまっているものの、前述のように光る部分がまだあるのは救いか。


③URBANO V02(KYV34ないしは35)
京セラより発売される5インチHD IPS液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.1。
IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵に加え、MIL-STD-810G相当の耐衝撃性を備えている。それ以外にもスマートソニックレシーバーとVoLTEに対応している。

個人的感想
この機種はTORQUEの看板だった対衝撃機能にも対応しているので、無骨なデザインになりがちなTORQUEが苦手な人にも勧めやすい。またこの機種の特徴でもある使いやすさにこだわった部分も残してあるので、シニア層にも勧めやすい。さらに、インカメラが500万画素というのも特徴的なので、インカメラ機能を使いたい人にも勧めやすい。


④TORQUE G02(KYV34ないしは35)
京セラより発売される4.7インチHD IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.1。
IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵に加え、MIL-STD-810G相当の耐衝撃性を備えている。それ以外にもVoLTEとQi(置くだけ充電)に対応している。

個人的感想
この機種は、それまでできなかった海中でのカメラ撮影が可能になった。そのため、どのような状況下にも対応できるようにグローブをはめた状態でもタッチパネルが反応するような機敏さを持たせている。その他機能面ではURBANO V02とほぼ同じではあるものの、様々なシーンで活用した人はこの機種がオススメ。


次回もauの新機種紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)TrackBack(0)

2015年01月30日

冬の新機種2015 au編 前編

普段ならば秋から冬にかけて新機種を発表するというパターンをケータイ各社は行ってきておりますが、今回auに関しては秋と冬の2回に分けて行われることとなりました
今回の新機種発表の中では、au長年の伝統である学割を実施する(ただし、これまでの学割とは少々違い、「カケホとデジラ」のプランに加入の場合は月額データ定額料を1500円割引に、「LTEプラン」の場合月額基本料を3年間無料にするというもの。対象者は新規契約ないしはMNP(ナンバーポータビリティ)を実施した学生ないしは25歳以下(開始当初は学生のみ)とMNPを実施したその家族)以外大きな発表はなく、敢えて言うならUQ WiMAXのWiMAX 2+を2つ束ねるキャリアアグリゲーションを実施することで下り最大220Mbpsを実現できるようになったということでしょうか。その対応機種がUQコミュニケーションズと共に発売されます。


ところでUQといえば、MVNO(仮想移動体通信事業者)でUQ Mobileを立ち上げました。詳細を紹介するか否かはまだ思案中・・・。ディズニーモバイルのような例もあるし、他のMVNOの取り扱いをどうしようかと悩む面もあり、すぐに紹介と行かないのが残念なところです。


では、新機種の紹介です。今回は定番(?)のスマホ2機種の紹介です。


①INFOBAR A03(KYV33)
4.5インチワイドフルHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.4。INFOBARシリーズとしては6代目で、製作メーカーは京セラ再び国内メーカーに開発が戻っている
アルミ製ボディにIPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵が施されている。通信は4G LTEとWiMAX 2+、そして高品質な音質となるVoLTEに対応している。

個人的感想
この機種、デザインケータイでありながら、卓上ホルダをサービスで付けたり高品質な音質のVoLTE、キャリアアグリゲーションやWiMAX 2+にも対応しているので、ある意味実用的になっている。カラーリングに関しても伝統色であるNISHIKIGOI(赤)以外にもクールな色合いのPOOL(青)など4色を揃え、男女双方にアピールできるよう展開されている。


②AQUOS SERIE mini SHV31
4.5インチフルHD IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndorid4.4。
縦124mm・横63mm・厚さ9.9(最厚10.1)mmのコンパクトなボディに、4G LTEとWiMAX 2+の通信機能に加えVoLTE・キャリアアグリゲーションにも対応している。またエモパーも搭載されており、スケジュールや天気予報といった実用的な情報からあいさつや雑談に至るまで様々に音声やテキストで対応してくれるようになっている。

個人的感想
この機種は通信機能も充実し、エモパーのように硬軟どちらにも対応できる『秘書』のような存在も付いている。またIPX5/7相当の防水やFeliCa・NFC、赤外線通信、ワンセグといったエンタメ機能も搭載しているものの、フルセグには対応していないのは残念なところ。これだけ揃っているのだから、なおのこと浮いて見えてしまう。


次回は、変わり種スマホの紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2013年10月12日

秋・冬の新機種2013 au編 前編

秋・冬の新機種を紹介する前に、お詫びから。
以前、『1~3月発売の機種を春モデル、4~6月発売の機種を夏モデル、7~9月発売の機種を秋モデル、10~12月発売の機種を冬モデルという位置付けに変更していく予定』としていましたが、これまで通り『4~6月発売の機種を春モデル、7~9月発売の機種を夏モデル、10月~12月発売の機種を秋モデル、翌年の1~3月発売の機種を冬モデルというサイクル』に戻します。申し訳ありません。やはりこちらの方が自然でやりやすいと思います。


では、秋・冬の新機種紹介、今回からはau編です。ここでは同じKDDIの傘下に入っているUQコミュニケーションズ(以下UQ)の話題にも触れていきます。


au自身の特徴は、800MHzのプラチナバンドを備えたLTE基地局設置数NO.1という点これはiPhoneシリーズのことを踏まえてのことなのでしょうけど、4~5月に発生し、6月に発表された通信障害と人口カバー率の虚偽の後だけに、この発表が本当にその通りなのかということをきちんと精査してほしいものです。

そしてここで目立ったのが、UQの新サービス「WiMAX 2+」に関して。
既に9/30にUQ単独で発表され、10/31サービス開始ということなどもわかっていたのですが、今回WiMAX2+を搭載したモデルを販売するということで、改めて紹介していました
今回発表されたWiMAX 2+とは、下り最大110Mbps(将来的には最大220Mbpsまで高速化の予定)・上り最大10Mbpsを誇るものになっており、WiMAX 2+に関しては契約開始から25ヶ月に関しては通信量上限なし(それ以降は7GB/月の制限を付加する予定)となっています。
それでいて、WiMAXとの併用が可能なだけでなく、auの4G LTEとの併用も可能になっています(4G LTE併用の場合は1055円/月が後述する基本料にプラスされる)。料金(基本料)に関しては、3880円/月(25ヶ月契約の場合)の「UQ Flat ツープラス」のみになっています。
なお、WiMAX 2+からはSIMカード方式になるので、いわゆる機種変更(機器追加オプション)などは無くなるということです(簡単に言うと、3G以降の機種が行っている契約変更(買い増し)方式になって行くものと推察)
これにより、SIM対応機器ならいくつでも機種を利用できるものの、WiMAX内蔵型機種の場合はその恩恵にあずかれないため、強制的な変更を伴うことになります。また複数年契約を強いられることになり、長期契約を嫌う人には苦しいものになりそうです。
ただ、普段からauを使用しているユーザーには、「auスマートバリュー mine」というセット契約(auスマートフォンで「LTEフラット」・「ISフラット」・「プランF(IS)シンプル」のいずれかに加入し、かつ新発売されるWi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14で「WiMAX 2+ フラット for DATA」を、同一名義で2年契約もしくは4年契約するもの)で780円/月(2年契約)~980円/月(4年契約)割引されるというものもあるので、一気に普及が進む可能性もあります。


では、ここから新機種の紹介です。今回は国産メーカーの機種紹介です。


①Xperia Z1 SOL23
5インチのフルHDを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。海外でも展開されている「Xperia Z1」がベースになっている。
2070万画素のCMOSカメラを搭載し、充実した撮影機能も備えている。またauの機種では初めてフルセグに対応している(既に搭載されているワンセグ同様、付属アンテナケーブルが必要)
なお、卓上ホルダが同梱されている他、IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵機能を搭載する。

個人的感想
カメラ機能に関してはかなり充実しており、高性能レンズGレンズやソニーのCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、そして同社の独自の画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を使用することで、よりきれいな映像が撮影でき、撮影シーンを自動で判別してくれる「プレミアムおまかせオート」も組み合わせれば、自身の撮影能力よりもきれいな写真も気軽に撮ることができるので、カメラ機能を堪能したい人にオススメ。
またフルセグ機能も搭載されているので、家にいない時でもきれいな画像でテレビ番組を楽しむことができるものの、録画できないのは残念なところ


②AQUOS PHONE SERIE SHL23
4.8インチのフルHD・IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
1630万画素のCMOSカメラ、3000mAhの大型バッテリー、IPX5/7相当の防水機能・IP5X相当の防塵機能、フルセグだけでなく、端末を握っただけで様々な操作(画面オフ→ロック画面への変更・着信音のボリュームダウン・バイブ機能のオンなど)ができる「グリップマジック」を備えている

個人的感想
液晶の大きさやカメラ機能はソニーの機種には劣るものの、機種としてのバランスは素晴らしいものになっている。
フルセグに関しては視聴だけでなく録画も可能で、卓上ホルダが同梱されるだけでなく正規品のACアダプタとの併用で最大60分で1日分以上の充電が可能になっている。
ちなみに、握っただけで様々な操作ができ、異常な画面回転を抑えられる「グリップマジック」はなかなか素晴らしいと思われ。


③ARROWS Z FJL22
5インチのフルHD・RAM搭載TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。ARROWS Zになってからauでは第3弾になる。
IPX5/8相当の防水機能、卓上ホルダと純正のACアダプタとの併用で10分で充電できる急速充電機能の他、指紋認証機能、Wi-Fi・3G・LTEの3つの周波数帯を同時接続できるマルチコネクション機能を搭載している。

個人的感想
この機種に関しては、急速充電とマルチコネクションが光っているどちらも忙しい人にオススメしたい機種だし、繋がりにこだわる人であれば、特に後者は重要になってくると思われる。

④DIGNO M KYL22
5インチのフルHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵機能、60分で約8割が珠で充電できる急速充電機能、スライドスクリーン機能を搭載している。

個人的感想
この機種に搭載されている片手が塞がっていてももう一方の片手で画面全体を下げることのできる機能は忙しい時にはぴったりの機能だと思う。これ以外にもキーボードサイズの調整など使いやすさを十二分に引き出している。それ以外は平均的とも。


次回はauの海外モデルなどの紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)TrackBack(0)