日本だけでなく世界のWindowsユーザーに付きまとったこの問題、ユーザー数が多いだけに世界中でクレームが起こっていたのでしょう。遂にマイクロソフトが重い腰を上げました。
マイクロソフトは、更新内容を改めると発表し、次回のWindows Updateからユーザー側から簡単に拒否できるように、更新の際に拒否ボタンを加えると発表しました。次回のWindows Updateからは、「更新」・「後日」・「拒否」の3種類のボタンがウィンドウの右下に出ることになるでしょう。
しかし、遅きに失したとも言えるふうですね。あれだけ言われていたのにもかかわらず、自分達の利益のためにそれを行わなかったのですから。これこそトップシェアになった企業のおごりなのではないのかなと。大きい企業ほどより謙虚に、よりユーザー目線で物事に取り組まなければならないのにねぇ・・・。
ちなみに、これだけマイクロソフトがしつこくアップデートしてほしい理由は、ただ一つ。先述した自分達の利益、つまりWindows 10に統一されることで、各OSで更新プログラムが違うことで生じる時間や手間をできる限り減らしたいというものなのだそうな。まぁわかるけれども、多数のユーザーが利用している、ユーザーごとに事情や要望が違うのだから、そこは加味してほしいよねぇ・・・。これも先程書きましたけれども、謙虚さとユーザー目線が欲しいところですわ。

