今回、春の新機種ともいえるラインナップがちょこちょこ出てきているので、今回ここでまとめて紹介していこうかと思います。各キャリア特徴的なものを搭載していると思うので、そのあたりを上手くピックアップできればと。
今回はドコモの機種紹介。
ドコモに関しては、ドコモが取得したマルチメディア放送(モバキャス)の「NOTTV」に対応した機種が登場したということでしょうか。
「NOTTV」とは、ドコモが主導して取得した電波を利用したマルチメディア放送で、スマートフォンでのみ対応するとされています。平たく言えば、地上デジタル放送のデータ放送とニコニコ動画的な要素を足して2で割ったものと見ていますが、正直電波余りともいえる状況で、どこまで訴求できるのかというのと、有料という媒体でどこまで食い込めるか、さらに、この過程で敗れたau(mediaFLO方式というアメリカのクアルコム社が提示したもの)が乗るのかというのが最大の懸念材料でしょう。持って3年と私自身は思っていますが・・・。
閑話休題、それでは新機種を見ていきましょう。
①AQUOS PHONE SH-06D
4.5インチのNewモバイルASV液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。ドコモが展開しているNEXTシリーズの一つ。OSはAndroid2.3。
IPX5/7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を搭載している他、ドコモが主体となって進めているマルチメディア放送「NOTTV」の視聴が可能になっている。
なお、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボモデルも発売予定になっている。
個人的感想
全体的にマットな仕上がりになっており、大人向けな機種になっている。ワンセグやNOTTVなどを見やすくするためか、節電機能や大型モニターを搭載しているので、映像を見る機会の多い人にはオススメの機種かもしれない。
②MEDIAS TAB N-06D
7インチのWXGA TFT液晶を搭載したストレートタイプのタブレット端末。ドコモが展開しているドコモタブレットシリーズの一つ。OSはAndroid2.3(将来的にAndroid4.0への移行予定)。今回の機種はNECから発売される。
IPX5/7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を搭載している他、ドコモが主体となって進めているマルチメディア放送「NOTTV」の視聴が可能になっている。その他、ドコモの次世代高速通信Xiにも対応している。
個人的感想
従来のタブレット端末と違う点は、通話ができる点とおサイフケータイに対応している点。
通話機能があることで、少々使いにくいものの、ハンズフリーにして使えば問題ないし、何よりSkype・LINEといった通話を導入しないで手軽に話せるのがいい。おサイフケータイが付いていれば、移動中に買い物をする時に便利ではあると思う。
大きいケータイと捉えると割り切れるのではないかなとも。
③GALAXY Note SC-05D
韓国サムスン電子から発売されるストレートタイプのスマートフォン。ドコモが展開しているNEXTシリーズの一つ。OSはAndroid2.3(将来的にAndroid4.0への移行予定)。
5.3インチのHD Super AMOLED液晶を搭載しており、そこに手書きでメモを書くことやイラストが描くことを可能にする付属のスライタスペンが用意されている。その他、ドコモの次世代高速通信Xiにも対応している。
個人的感想
一番目を見張るのが大きさと思われる。スマートフォンとしては大きすぎるものの、タブレット端末にしては小型という位置付け。ともすれば中途半端ともいえるが、薄さが9.7mmと扱いやすいふうに設定されているので、先述のような違和感を持つ人は少ないと考えられる。
海外メーカーながらワンセグに対応しているものの、現在ドコモが力を入れようとしている「NOTTV」に対応していないのは、吉と出るのか凶と出るのか・・・。
次回はソフトバンクの機種紹介です。