夏の新機種、今回は楽天モバイルです。
プラチナバンド取得に視野が入った楽天モバイルですけど、それに合わせてなのか、新料金プランを展開することになりました。それが「最強プラン」という名前で、結構挑発的なのですよ(ニヤニヤ)。
こちらは、普段は2980円(税別)/月なのですが、使っていない月ならば、3GB以上20GBまでの条件で1980円(税別)/月、3GBまでの条件で980円(税別)/月に値下げされるようになっています。かなり使い勝手のいいプランですけど、それだけではないようで。
データ通信に関しては、高速無制限で利用可能となっており、それが楽天モバイルのエリアだけでなくローミングで利用しているKDDI(つまりau)のエリアでも対応している点がポイントになります。一応楽天モバイルとしてのエリアは人口カバー率99%になったようですけど、まだまだ繋がりにくいエリアが多いので、これがきちんと履行されるのであれば、十分心強いものになります(なお、海外では毎月2GB分が無料になる)。
通話に関しては、楽天モバイルお得意のRakuten Link利用で通話料無料を実現しています。
なお、契約時の事務手数料が無料、楽天モバイルが貯まりやすいのも特徴になっています。特に後者は楽天経済圏の中にいる人には、した方がいいとも言えるでしょう。
では、新機種の紹介です。
①Xperia 10 Ⅴ(XQ-DC44)
6.1インチフルHD+有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 13。
4800万画素CMOSの広角、800万画素CMOSの超広角・望遠のメインカメラと800万画素CMOSのインカメラ、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能などを搭載している。
個人的感想
こちらの機種は、ミドルレンジながらもXperia 1 Ⅴ SO-51Dで搭載した「ピクセルビニング」を備えている。一部の機能はミドルレンジ以上のものを持っているので、安価になってくるとお得感が増すかもしれない。
②Galaxy S23(SM-S911C)
韓国のサムスン電子から発売される6.1インチフルHD+ 有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 13。
5000万画素CMOSの広角、1200万画素CMOSの超広角、1000万画素CMOSの望遠のメインカメラ、1000万画素のインカメラ、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能、置くだけ充電Qiを搭載している。
個人的感想
今回のGalaxyもそつがない機種になっている。ただ逆に言えば、没個性な機種になっているので、ハイスペックなのに特徴が無いとも。ただ、安価になってきたら最強の機種になってくると思うので、様子見しながら買う機会を伺うことになるかもしれない。
③OPPO Reno9 A(CPH2523)
中国のメーカーであるOPPO(欧珀)から発売される6.4インチフルHD+ 有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはColorOS 13。
4800万画素CMOSの広角・800万画素CMOSの超広角・200万画素CMOSのマクロのメインカメラ、1600万画素CMOSのインカメラ、IPX8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。
個人的感想
この機種は、以前発売していたOPPO Reno7 Aのマイナーチェンジバージョンと言っても差し支えない。しかし、急速充電機能だけでなくバッテリーケア充電機能を備えてるだけでなく、おサイフケータイにも対応しているので、長持ちを意識している・使い勝手はいいのは変わっていない。中国メーカーに抵抗が無い人なら、安価モデルの一つとして視野に入れてもいいのではないのだろうか。
④AQUOS wish3
5.7インチHD+ TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 13。
1300万画素CMOSのメインカメラ、500万画素CMOSのインカメラ、IPX5/7相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能、MIL-STD-810G(ないしはH)相当の耐衝撃機能、かんたんモード、ジュニアモードなどを搭載している。
個人的感想
この機種は、ロースペックモデルになっているものの、使い勝手はミドルレンジクラスになっていると思う。何より一番は、かんたんモードとジュニアモードを搭載している点。京セラやFCNT(旧富士通モバイル事業)が国内のスマホ市場から撤退(FCNTは民事再生法に陥っている)ため、ほぼ唯一の国内メーカーでの取り扱いになるので、使い勝手のいいこの機種から様々なケータイに触れてほしいもの。あとは今機種もサステナブル(プラスチックのリサイクル)製品になっているのがポイント。
次回はワイモバイルの機種紹介です。